「巨大血栓とノックアウト型脳梗塞/ためしてガッテン」
2週お休みで、3週ぶりのガッテンかな。
今日のテーマは、かかると怖い病気。
いきなり問題です。
サッカー元日本代表監督のオシムさんが、かかった病気は?
そう、脳梗塞ですね。
脳の血管に、血の塊である血栓がつまり、血流が途絶えてしまう病気です。
では、もうひとつ、問題。
脳梗塞が重傷だと、血栓の大きさはどれくらいになると思います?
答えを見た街の人たちは、みな一様に驚いていました。
どんな大きさだったんだろう?
そして、ノックアウト型脳梗塞って、何だ?
8月24日放送の「ためしてガッテン」より、「脳血管が突然詰まる!あなたを狙う巨大血栓」からのメモ書きです。

□ ノックアウト型脳梗塞
・ふつう、脳梗塞というと、血管に小さな塊が詰まるイメージ。
・でも、脳梗塞が重症の場合、血栓は巨大なものに。

・右の図、あれ1個が、巨大な血栓です。
・こうなるのが、“ノックアウト型脳梗塞”。
・ふつうの脳梗塞の画像を見ると、脳の一部が壊死しているのが分かります。
・これがノックアウト型の画像だと、脳の半分くらいが真っ黒に映っていました。
・そして、ノックアウト型脳梗塞(心原性脳梗塞)だと、死亡率が高いそう。
・また、一命を取り留めたとしても、脳のダメージが大きく、長期間のリハビリが必要になる確率が高い。
□ 血栓を溶かす、tPA
・“tPA”という、血栓を溶かす薬があります。
・数年前から、脳梗塞の治療で、頻繁に使われるようになった。
・都内の病院に、ある脳梗塞の救急患者が搬送されてきました。
・意識はありますが、右足がうまく動かない。
・半身麻痺の兆候です。
・そして治療中、突然、意識を失った。
・脳の状態を見てみると、脳の太い血管に、血栓があるのが分かりました。
・このままでは、脳細胞が壊死を起こしてしまう危険がある。
・そこでお医者さんが使ったのが、tPA。
・するとわずか数分後には、右足に力が戻り、動かせるようになりました。
・さらに、しっかりと受け答えできるようになった。
・この患者さんは、1週間後には、問題なく歩けるようにまで回復。
・順調にリハビリを続け、2週間後には、無事、退院しました。
・この患者さんを救った tPA は、発症後 3時間以内に使うことが決められています。
・血栓で血流が途絶えてしまうと、その先の脳細胞は、壊死をはじめてしまう。
・でも、tPA で素早く血栓を溶かせば、血流が回復し、壊死しかかった細胞も、よみがえるんですね。
・ところが、発症から3時間以内でも、tPA が使われない場合があるそう。
・tPA で溶かすことが難しいくらい血栓が大きなケースがある。
・これが、ノックアウト型脳梗塞。
・こうなると、血栓が溶かせず、脳に大きなダメージが残ってしまいます。
・時間的には、間に合っていたのに。
・はじめの患者さんの場合は、脳の血管の、先の方に血栓ができたタイプ。
・2番目の患者さんの場合は、末端に行く前、上流の方に巨大な血栓ができていた。

・大きな血栓が脳の入り口付近にできると、これを仮に溶かしても、小さくなって先に進んでも、また詰まってしまう。
・tPA で溶かして先に進んでも、また詰まるから、使えないんです。
・でも、この血栓、どこでできるんだろう?
□ 血栓のできる場所
・血管の先にできるような血栓の場合は、こうして作られる。
・まず、動脈硬化などで、血管の中に傷ができる。
・この傷を塞ごうとして、血小板が集まってくる。
・この時、赤血球などが絡み合ったものがかたまり、血栓ができる。
・そしてある程度大きくなったものが、血流によって流され、やがて脳にたどり着きます。
・では、入口につまる大きな血栓は、どこでできるんだろう?
・それは、心臓。
・心臓で大きな塊ができて、それがやがて、何かの拍子に飛び出します。
・それが脳の血管にたどり着いて、たいへんなことになるんですね。
・血栓ができやすい状態、というのが、あるそう。
・不整脈の一種に、心房細動という状態がある。
・では、どうして、不整脈で血栓ができるのか?
・血流にのって、体中の血管を巡っているのは、“フィブリン君”。
・フィブリンは血液を凝固させる作用を持つ たんぱく質で、傷口を塞いで、止血してくれます。
・でも、心臓の動きがおかしくなると、くっつきだしました。
・不整脈などで、血液がよどむようになると、フィブリン君は固まりやすくなります。
・どんどん固まって、繊維状になるんですね。
・でも、この状態になっても、すぐに巨大血栓になるわけではありません。
・血液中を巡るうちに溶けて、また、バラバラになる。
・巨大血栓になるのは、別の性質を持った、変身フェブリン君。
・固まりやすく、また、溶けにくい性質を持っている。
・ここに不整脈の条件が加わって、悪いフェブリン君がどんどんくっついて、ついには巨大な血栓ができてしまうのです。
・では、悪いフェブリンに変身してしまう体の条件とは、いったい何なんだろう?
・不整脈と共に、もうひとつ条件があるといいます。
・それは、動脈硬化。
・動脈硬化で傷ついた血管を修復しようと、フェブリン君は頑張る。
・頑張りすぎて、パニック状態になるそうなのです。
・動脈硬化+不整脈(心房細動)で、巨大血栓ができやすくなるんですね。
□ 脳梗塞予防の薬
・専門家の先生が、血栓の薬について、教えてくれました。
・tPA ですが、これは血液を溶かす作用を持つ薬なので、重症の脳梗塞だと、出血の可能性が高まるだけになるので、使えない。
・普段から飲んでおけばフィブリン君が固まらなくなる予防薬に、“ワルファリン”があります。
・なんでも、ワルファリンを使うことで、脳梗塞の危険性が、6割くらい抑制できるそう。
・でも、ワルファリンを飲むべき患者さんの、50%くらいの人しか飲んでいないらしい。
・血栓が小さい場合は、血小板の機能を抑制する抗血小板薬を使います。
・どうも、この薬とワルファリンが、混同して使われているようなのです。
・本来、ワルファリンが使われるべき患者さんが、抗血小板薬だけを飲んでいる場合がある。
・また、場合によっては、どちらも飲んでいないケースも。
・ワルファリンは抗凝固薬といって、フィブリンを抑える薬。
・この薬は非常にいい薬なんですが、使いにくいという側面があります。
・作用に個人差があって、1錠ですむ人もいれば、10錠も飲まなければならない人もいる。
・また、納豆や青汁、クロレラなど、ビタミンK を含む食材が食べられません。
・ビタミンK の成分が、ワルファリンの効果を、強く打ち消してしまいます。
・そんな中、今年3月に、新薬が登場しました。
・その名は、“ダビガトラン”。
・この薬は、ワルファリンの使いづらさを払しょくするような作用を持っている。
・まず、安全域が広いでの、効果の個人差が少なく、コントロールしやすい。
・また、食品の影響を、ほとんど受けません。
・ただし、新しい薬なので、以下のような注意点が。
・次の人は、使用に注意が必要。
・70歳以上
・中等度の腎機能障害
・胃潰瘍など消化管出血の既往
・また、重度の腎機能障害の人は、使用できません。
・ともかく、必ず専門医に相談してくださいね。
・抗凝固薬を飲むべき条件は、以下の通り。
・まず、心房細動がある。
・それプラス、心不全、高血圧、75歳以上、糖尿病、脳卒中、一過性脳虚血発作を起こしたことがある、こういう方の場合は、脳梗塞になる危険が高いので、これらの薬を積極的に使うそうです。
・ただし、70歳以上の方は、使用にあたって注意が必要。
・必ず、専門医に相談してください。
□ 動脈硬化予防
・心房細動を防ぐのは、なかなか難しい。
・ならばということで、動脈硬化を防ぐ方法を、ガッテンが調べてくれました。
・まずは、40代から60代の男性に集まってもらって、動脈硬化になりやすいのかどうか、検査してもらう。
・その方法は、まず腕の血管を、5分間締め付けます。
・それから、一気にゆるめる。
・すると、締め付けられた血管が元に戻ろうとして、どんどん広がります。
・その度合いを、見るんですね。
・安静時と、締め付け後の、広がりを比べる。
・血管が広がるのは、内側の細胞から NO(一酸化窒素)がたくさん出ている証拠。
・これなら、血圧が安定し、動脈硬化になりにくい。
・逆に、NOが 少ないと、血管が硬く、血圧も高くなりがちです。
・動脈硬化を起こしやすくなる。
・結果は、10人中4人が、×でした。
・でも、このままでは終わりません。
・この4人の方に、血管のやわらかさを取り戻す方法を試してもらった。
・ヒントは、血流を流れやすくすること。
・血管を広がりやすくするNO(一酸化窒素)は、血流がはやいと、たくさん出る。
・というわけで、血流を早くするために、“ガッテン流のスロージョギング”を実施してもらいました。
・歩くくらいのスピードで、ゆっくりと走ってもらいます。
・鼻歌を歌えるくらいの楽さで、2週間、続けてもらった。
・目安は、1日30分。10分を3回にしても、OK。
・2週間後の結果では、4人中3人が、正常値に回復しました。
・ただ、おひとりだけ、下がった人がいた。
・この方はもともと動脈硬化が進み気味だったのと、すごく頑張り屋さんで、運動のし過ぎでストレスになったのではないかと思われます。
・血管を広げるための運動は、ほどほど楽な、有酸素運動がいいようです。
・怖い血栓ですが、いい薬が出てきたようです。
・そして、有酸素運動でも、予防できる。
![NHK ためしてガッテン 2011年 08月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61%2BzUXbdiZL._SX200_.jpg)

□
怖い脳梗塞や血栓ですが、やはり生活習慣が大事なのかな。
適度な食事と、適度な運動。
慢性的な暴飲暴食を控え、続けられる強度の運動をする。
これを習慣づけるのが、大事みたい。
こういうのはなかなか取り組めなかったりしますが、放っておくと大病につながり、取り組まざるを得なくなったりするので、その前に習慣づけた方がよさそう。
取り組めないほどの状態になっても、困るしね。
続けられる程度の楽な、ほどほど正しい食生活と、運動を!

今日のテーマは、かかると怖い病気。
いきなり問題です。
サッカー元日本代表監督のオシムさんが、かかった病気は?
そう、脳梗塞ですね。
脳の血管に、血の塊である血栓がつまり、血流が途絶えてしまう病気です。
では、もうひとつ、問題。
脳梗塞が重傷だと、血栓の大きさはどれくらいになると思います?
答えを見た街の人たちは、みな一様に驚いていました。
どんな大きさだったんだろう?
そして、ノックアウト型脳梗塞って、何だ?
8月24日放送の「ためしてガッテン」より、「脳血管が突然詰まる!あなたを狙う巨大血栓」からのメモ書きです。

□ ノックアウト型脳梗塞
・ふつう、脳梗塞というと、血管に小さな塊が詰まるイメージ。
・でも、脳梗塞が重症の場合、血栓は巨大なものに。

・右の図、あれ1個が、巨大な血栓です。
・こうなるのが、“ノックアウト型脳梗塞”。
・ふつうの脳梗塞の画像を見ると、脳の一部が壊死しているのが分かります。
・これがノックアウト型の画像だと、脳の半分くらいが真っ黒に映っていました。
・そして、ノックアウト型脳梗塞(心原性脳梗塞)だと、死亡率が高いそう。
・また、一命を取り留めたとしても、脳のダメージが大きく、長期間のリハビリが必要になる確率が高い。
□ 血栓を溶かす、tPA
・“tPA”という、血栓を溶かす薬があります。
・数年前から、脳梗塞の治療で、頻繁に使われるようになった。
・都内の病院に、ある脳梗塞の救急患者が搬送されてきました。
・意識はありますが、右足がうまく動かない。
・半身麻痺の兆候です。
・そして治療中、突然、意識を失った。
・脳の状態を見てみると、脳の太い血管に、血栓があるのが分かりました。
・このままでは、脳細胞が壊死を起こしてしまう危険がある。
・そこでお医者さんが使ったのが、tPA。
・するとわずか数分後には、右足に力が戻り、動かせるようになりました。
・さらに、しっかりと受け答えできるようになった。
・この患者さんは、1週間後には、問題なく歩けるようにまで回復。
・順調にリハビリを続け、2週間後には、無事、退院しました。
・この患者さんを救った tPA は、発症後 3時間以内に使うことが決められています。
・血栓で血流が途絶えてしまうと、その先の脳細胞は、壊死をはじめてしまう。
・でも、tPA で素早く血栓を溶かせば、血流が回復し、壊死しかかった細胞も、よみがえるんですね。
・ところが、発症から3時間以内でも、tPA が使われない場合があるそう。
・tPA で溶かすことが難しいくらい血栓が大きなケースがある。
・これが、ノックアウト型脳梗塞。
・こうなると、血栓が溶かせず、脳に大きなダメージが残ってしまいます。
・時間的には、間に合っていたのに。
・はじめの患者さんの場合は、脳の血管の、先の方に血栓ができたタイプ。
・2番目の患者さんの場合は、末端に行く前、上流の方に巨大な血栓ができていた。

・大きな血栓が脳の入り口付近にできると、これを仮に溶かしても、小さくなって先に進んでも、また詰まってしまう。
・tPA で溶かして先に進んでも、また詰まるから、使えないんです。
・でも、この血栓、どこでできるんだろう?
□ 血栓のできる場所
・血管の先にできるような血栓の場合は、こうして作られる。
・まず、動脈硬化などで、血管の中に傷ができる。
・この傷を塞ごうとして、血小板が集まってくる。
・この時、赤血球などが絡み合ったものがかたまり、血栓ができる。
・そしてある程度大きくなったものが、血流によって流され、やがて脳にたどり着きます。
・では、入口につまる大きな血栓は、どこでできるんだろう?
・それは、心臓。
・心臓で大きな塊ができて、それがやがて、何かの拍子に飛び出します。
・それが脳の血管にたどり着いて、たいへんなことになるんですね。
・血栓ができやすい状態、というのが、あるそう。
・不整脈の一種に、心房細動という状態がある。
・では、どうして、不整脈で血栓ができるのか?
・血流にのって、体中の血管を巡っているのは、“フィブリン君”。
・フィブリンは血液を凝固させる作用を持つ たんぱく質で、傷口を塞いで、止血してくれます。
・でも、心臓の動きがおかしくなると、くっつきだしました。
・不整脈などで、血液がよどむようになると、フィブリン君は固まりやすくなります。
・どんどん固まって、繊維状になるんですね。
・でも、この状態になっても、すぐに巨大血栓になるわけではありません。
・血液中を巡るうちに溶けて、また、バラバラになる。
・巨大血栓になるのは、別の性質を持った、変身フェブリン君。
・固まりやすく、また、溶けにくい性質を持っている。
・ここに不整脈の条件が加わって、悪いフェブリン君がどんどんくっついて、ついには巨大な血栓ができてしまうのです。
・では、悪いフェブリンに変身してしまう体の条件とは、いったい何なんだろう?
・不整脈と共に、もうひとつ条件があるといいます。
・それは、動脈硬化。
・動脈硬化で傷ついた血管を修復しようと、フェブリン君は頑張る。
・頑張りすぎて、パニック状態になるそうなのです。
・動脈硬化+不整脈(心房細動)で、巨大血栓ができやすくなるんですね。
□ 脳梗塞予防の薬
・専門家の先生が、血栓の薬について、教えてくれました。
・tPA ですが、これは血液を溶かす作用を持つ薬なので、重症の脳梗塞だと、出血の可能性が高まるだけになるので、使えない。
・普段から飲んでおけばフィブリン君が固まらなくなる予防薬に、“ワルファリン”があります。
・なんでも、ワルファリンを使うことで、脳梗塞の危険性が、6割くらい抑制できるそう。
・でも、ワルファリンを飲むべき患者さんの、50%くらいの人しか飲んでいないらしい。
・血栓が小さい場合は、血小板の機能を抑制する抗血小板薬を使います。
・どうも、この薬とワルファリンが、混同して使われているようなのです。
・本来、ワルファリンが使われるべき患者さんが、抗血小板薬だけを飲んでいる場合がある。
・また、場合によっては、どちらも飲んでいないケースも。
・ワルファリンは抗凝固薬といって、フィブリンを抑える薬。
・この薬は非常にいい薬なんですが、使いにくいという側面があります。
・作用に個人差があって、1錠ですむ人もいれば、10錠も飲まなければならない人もいる。
・また、納豆や青汁、クロレラなど、ビタミンK を含む食材が食べられません。
・ビタミンK の成分が、ワルファリンの効果を、強く打ち消してしまいます。
・そんな中、今年3月に、新薬が登場しました。
・その名は、“ダビガトラン”。
・この薬は、ワルファリンの使いづらさを払しょくするような作用を持っている。
・まず、安全域が広いでの、効果の個人差が少なく、コントロールしやすい。
・また、食品の影響を、ほとんど受けません。
・ただし、新しい薬なので、以下のような注意点が。
・次の人は、使用に注意が必要。
・70歳以上
・中等度の腎機能障害
・胃潰瘍など消化管出血の既往
・また、重度の腎機能障害の人は、使用できません。
・ともかく、必ず専門医に相談してくださいね。
・抗凝固薬を飲むべき条件は、以下の通り。
・まず、心房細動がある。
・それプラス、心不全、高血圧、75歳以上、糖尿病、脳卒中、一過性脳虚血発作を起こしたことがある、こういう方の場合は、脳梗塞になる危険が高いので、これらの薬を積極的に使うそうです。
・ただし、70歳以上の方は、使用にあたって注意が必要。
・必ず、専門医に相談してください。
□ 動脈硬化予防
・心房細動を防ぐのは、なかなか難しい。
・ならばということで、動脈硬化を防ぐ方法を、ガッテンが調べてくれました。
・まずは、40代から60代の男性に集まってもらって、動脈硬化になりやすいのかどうか、検査してもらう。
・その方法は、まず腕の血管を、5分間締め付けます。
・それから、一気にゆるめる。
・すると、締め付けられた血管が元に戻ろうとして、どんどん広がります。
・その度合いを、見るんですね。
・安静時と、締め付け後の、広がりを比べる。
・血管が広がるのは、内側の細胞から NO(一酸化窒素)がたくさん出ている証拠。
・これなら、血圧が安定し、動脈硬化になりにくい。
・逆に、NOが 少ないと、血管が硬く、血圧も高くなりがちです。
・動脈硬化を起こしやすくなる。
・結果は、10人中4人が、×でした。
・でも、このままでは終わりません。
・この4人の方に、血管のやわらかさを取り戻す方法を試してもらった。
・ヒントは、血流を流れやすくすること。
・血管を広がりやすくするNO(一酸化窒素)は、血流がはやいと、たくさん出る。
・というわけで、血流を早くするために、“ガッテン流のスロージョギング”を実施してもらいました。
・歩くくらいのスピードで、ゆっくりと走ってもらいます。
・鼻歌を歌えるくらいの楽さで、2週間、続けてもらった。
・目安は、1日30分。10分を3回にしても、OK。
・2週間後の結果では、4人中3人が、正常値に回復しました。
・ただ、おひとりだけ、下がった人がいた。
・この方はもともと動脈硬化が進み気味だったのと、すごく頑張り屋さんで、運動のし過ぎでストレスになったのではないかと思われます。
・血管を広げるための運動は、ほどほど楽な、有酸素運動がいいようです。
・怖い血栓ですが、いい薬が出てきたようです。
・そして、有酸素運動でも、予防できる。
![NHK ためしてガッテン 2011年 08月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61%2BzUXbdiZL._SX200_.jpg)

□
怖い脳梗塞や血栓ですが、やはり生活習慣が大事なのかな。
適度な食事と、適度な運動。
慢性的な暴飲暴食を控え、続けられる強度の運動をする。
これを習慣づけるのが、大事みたい。
こういうのはなかなか取り組めなかったりしますが、放っておくと大病につながり、取り組まざるを得なくなったりするので、その前に習慣づけた方がよさそう。
取り組めないほどの状態になっても、困るしね。
続けられる程度の楽な、ほどほど正しい食生活と、運動を!

- 関連記事
-
-
「青じその保存方法、香り出すにはハサミで切る/ためしてガッテン」 2011/09/07
-
「高血圧や認知症にも? もみ出し&マッサージ/ためしてガッテン」 2011/08/31
-
「巨大血栓とノックアウト型脳梗塞/ためしてガッテン」 2011/08/24
-
「骨盤ダイエットの効果検証/ためしてガッテン」 2011/08/03
-
「フタで時短 蒸気で料理/ためしてガッテン」 2011/07/27
-
<スポンサードリンク>


