【性格 typeⅢ】 成功を追う人 【04】
いろんな性格の具体例。
第3回は、成功を願い 追い求める人です。
その方法を知っている人とも言える。

□ 成功できる人

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

性格タイプから、「成功を追う人」について。
え~、昔から、成功者って言われる人たちがいますな。
「立身出世」なんて言葉が使われました。
丁稚奉公から始まって、大企業の社長さんになったとかね。
松下グループ(パナソニック)の創業者、松下幸之助も丁稚でした。
世界のホンダの 本田宗一郎も、そうです。
三菱グループの岩崎弥太郎は、大河ドラマ「龍馬伝」でその姿が描かれましたかね。(丁稚ではありませんでしたが、決して恵まれた境遇ではなかったようです)
ドラマだと、「どてらいやつ(どてらい男)」つーのもありました。
昔の成功者は、スケールがデカいのと同時に、なんや 泥臭いところもあったようですな。
で、今の人はというと、スマートなイメージがあります。
シャツなんかパリッとしててね。ええ車に乗ってたりして。
(ラフな Tシャツってパターンもありますけど)
タワマンとかに住んでるんですかね。
世の中が多様化し、することもようさんあって、いろんな分野で若い成功者が出てて、ようけ紹介されとりますな。
女性で起業し、成功している人も ようけおります。手芸もあれば 土建業もあって、分野が多彩です。
さて、成功者はどんな人かというと、たぶん、成功する方法を知っとるんじゃないかと思います。
そのへんを、性格を軸に、見ていきましょうか。
(もちろん、成功者がみんな、この性格ってわけじゃ ないですけどね)
(悪い意味じゃなくて、いい意味で、変わった人だっているでしょうし)
<TypeⅢ 10の傾向>
(1) 自分には能力があると思う。
(2) 達成する瞬間が好きだ。
(3) 何事も、効率を優先する。
(4) 常に目標がある。
(5)決断力、行動力、ともにあると思う 。
(6) 目標に向かうための努力は苦にならない。
(7) 実績は大事だ。
(8) 仕事のために生活を犠牲にするのは、しょうがないと思う。
(9) 社会的地位など、人の目を気にする方だ。
(10) 失敗なんて考えたこともない。(同時に、考えたくもない)

自信のある人が多いようですね。
成功を積み重ねるから、自信が育つ。
そもそも 成功できるくらいだから、能力があって、自然と自信を持つ。
能力、成功体験、自信。これらがいいように、グルグル回っているのかも しれまへん。
羨ましい話ですね。
あと、今の成功者は、セルフプロデュース能力が高そうです。
自分が持っている能力を きちんを把握して、それを効果的に使える。
他者にも、それを示せる。
自分の「使い方」をよう知っとります。
自分を魅力的に見せる方法も知ってるので、関西弁でいうところの「シュッと」しとります。
なんや、スマート。
自信を持っとりますが、それが当たり前だと思っているので、自信過剰になることも少ない。
(見る方の心の持ちようで、自信過剰だと思われることはあるかもしれませんが)
こんな理想的な人でさえ、問題が無いわけではないというのが、全部の性格に共通するところですな。
<TypeⅢ 素敵なところ>
(1) 成功する方法を知っている。
(2) 努力家であり、勉強家であり、勤勉家である。
(3) 行動力もある。
(4) チームプレーも得意。
(5) 自他を鼓舞することができる。
<TypeⅢ 困ったところ>
(1) ワーカホリックなところがある。
(2) セーブするのが苦手。
(3) 失敗や挫折を恐れる。
(4) 価値が無いことは耐えられない。
(5) どこかで成功者を演じている。
成功を追うので、働き過ぎになる傾向がある。
それも過ぎると、家庭や健康が犠牲になることも。
一つの方向にまっしぐらに走ることは大事なことですが、一方だけに走れば 他方から離れるもんです。
人の心も同じ。
自分の身体も同じ。
また、世の中というのは、「不変」ではありません。
状況も変われば、ものの価値も変わるし、様々なものが変化していきます。
つまり、それまでは成功できた方法が、ある日突然、通用しなくなることもあるようですよ。
なまじっか成功体験があると、これまでの方法を手放せないこともあるでしょう。
その時には立ち止まるのですが、やっと振り返って、手にしたものと失くしたものに 気づくかもしれません。
それは一見、悲しいことだけど、必要なことなのかもしれませんね。
こういうのも、どの性格にも通じることなんですが…。
□ 与太話
学生の頃、長渕剛が好きで、寝る時とか、カセットテープを聞きながら寝たもんです。
当時はまだ、フォークシンガーだったころ。(いや、ちょっと変わってきた頃かもしれんけど)
「HEAVY GAUGE(ヘビー・ゲイジ)」というアルバムの最後に、「僕のギターにはいつもHeavy Gauge」という曲があります。
その一節に「手にしたものと 失くしたものが いつも うしろめたさを連れてくる」というのがあるんです。
この頃には成功して 手にしたものも多いと思うのですが、それと同時に、ぽっかりと欠けた何かを感じたのかもしれません。
「うしろめたさ」というとマイナスのイメージがありますが、うしろめたさが無いのも怖いですね。
ほどほどの うしろめたさがあるのが、人間なのだと思います。
ちなみに、ヘビー・ゲージとは、一番太い弦のこと。
それだけに、独特の音が出るようです。
人間もまあ、何かしらの音を出すんやと思います。
[ 11月27日に思うこと ]
朝の太陽、昼の太陽、夕方の太陽、夜の太陽。
すべて、太陽。
でも、受け手にとっては、別の太陽。
ある時は、ありがたくて、ほしいもの。
またある時は、ありがたくないもの、避けたいもの。
あるいは、気にも留めないもの。
ある時には、見えないもの。
それは不変。
でも、影響は変わる。
春の太陽、夏の太陽、秋の太陽、冬の太陽。
あっちの太陽は同じ。
こっちの太陽は…。
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