【肩こり】 北原雅樹先生 【意外な原因】
長引く肩こりにも、様々なタイプが。
・ 可動域が狭い(腕が上がらない)。
・ ヒジ(腕橈骨筋)も痛む。
・ 腹筋が弱い。
・ 股関節が硬い。
・ いびき、睡眠時無呼吸症候群。
・ 首が回らない。
最後は、放置すると危険な肩こりについても。
番組名 : 健康カプセル! ゲンキの時間
テーマ : 肩こりの意外な原因/危険な肩こり
放送日 : 2022年01月16日(日曜日)
解説 : 横浜市立大学附属病院 総合医療センター 麻酔科 ペインクリニック 北原雅樹 先生

□ いろんなタイプの肩こり

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

「肩こり」について。
肩こりに悩んでる日本人は、多そうですね。
特に寒い時期は、そうかもしれません。
当然、凝るのは肩なんですが、原因は別の部位にある場合も。
特に、長引くタイプの肩こりには、それが多いのだという。
その発見法と、タイプ別の改善法を紹介します。
まずは、前編から。
Q : 腕があまり上がらないのですが…
肩の可動域が、狭いタイプ。
健康な人は、まっすぐ腕が上がります。
しかし、このタイプの人は、あまり上がりません。

このタイプの原因は、肩。
ノーマルなタイプです。
デスクワークなどで同じ姿勢でいる時間が長いと、肩周りの筋肉が緊張。
僧帽筋や肩甲挙筋などが こわばって、硬くなってしまうんです。
筋肉が硬くなると、血管を圧迫します。
すると、血行が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなるのだ。
<可動域が狭いタイプの対策>
・ マッサージ。
・ ハリ、鍼灸。
・ 湿布。
番組に登場した人は、北原先生のマッサージを受けたことで、腕が上がるようになりました。

この人は肩でしたが、それ以外に原因がある場合も…。
Q : パソコン作業していると、肩が痛くなります。
肩以外にも、北原先生が右腕を押すと、すごく痛がりました。
実は、「ヒジ」が原因だったのです。
パソコンを打ち込む姿勢というのは、不自然な状態。
それを長時間続けると、負担が溜まる。
パソコンで長時間 データを打ち込む → 指が疲労 → 指とつながる「腕橈骨筋(わんとうこつきん)」も疲労 → ヒジのコリになる → 腕の付け根も疲労 → 肩も疲労。

まわりまわって、肩こりになってたというわけ。
痛む場所とは違う部位にあって、痛みを引き起こす引き金になっている場所を、「トリガーポイント」と呼びます。
今回はそれが、「腕橈骨筋」だった。
パソコン作業を長時間行う人は、ここがコリやすいのだ。
<ヒジに溜まったコリの改善法>
ヒジの外側を軽く押して、いた気持ちいい(痛いと気持ちいいの中間)場所が、コリのポイントです。
そこを10秒ほど、じっくりと押す。
目安は、1日に 2回程度。

こうすることで、血行が良くなり、疲労物質が溜まりにくくなります。
結果、ヒジから肩にかけての疲労が軽減する。
Q : 普段 運動をしないのですが…
この人は、腹筋を 1回も できませんでした。
運動不足で腹筋が弱いことが、肩こりの原因になってたんです。
腹筋が弱い → 背筋に負担がかかる。
また、腹筋が弱いことで、上半身が前方に倒れ、猫背の姿勢に。
僧帽筋などが前に引っ張られ、首や肩の負担が増加してました。
<腹筋が原因の肩こり対策>
・ お腹周りの筋トレ。
・ お腹周りを伸ばすストレッチをする。

このタイプは、女性に多いそうです。
後編では、「股関節」「いびき」「首」が原因の肩こり。
そして、放置しておくと危険な肩こりを紹介します。
後半 → 【放置すると怖い?】 股関節と首のストレッチ 【肩こり】
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