【新しいカタモミ】 脂肪つまみ
筋肉を揉む「肩もみ」は、もう古い!
新しいコツは、脂肪を揉むことなのだ。

□ コツは皮膚をつまむだけ

お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに、肩もみしたことあります?

あります、あります。懐かしいな~。

その時、どこを揉みましたか?

そりゃ、肩や首の筋肉ですけど。

その常識、最近、変わってきてるんだって。

え? どういうこと?

最近注目されているのが、脂肪をつまんで揉むことなんです。
肩こりというと、筋肉が凝っていると思いますよね。
でも、必ずしも そうではなくて、原因が他にあることが分かってきました。
それが「ファシア」。
詳細はあとで説明しますが、このファシアをほぐすことで、肩こりが改善するんです。
肩こりがある人は、その部分の脂肪を、指でつまんでみてください。
筋肉ではなくて、その上の、脂肪です。
つかみづらくないですか?
あるいは、痛くないですか?
腕など、凝っていない部分だと、痛みなく つかめますよね。
痛くなったり、つかみづらいということは、ここに問題があるということ。
ほぐさねばならなかったのは、筋肉ではなく、筋肉と脂肪のつながり(ファシア)だったんです。
× : 筋肉が硬い
〇 : 筋肉と脂肪の間に、動きが悪い箇所がある
<ファシアほぐし>
<肩こりに 脂肪つまみ>
(1) 首を 前後・左右に倒し、痛い所・つっぱる所がないか チェック。
(2) 症状のある箇所のファシアを、ほぐしていきます。
まず、その場所の皮膚を、指でつまむ。
つまむのは、筋肉ではなくて、脂肪です。
指で 脂肪をつまんで、左右に動かす。
脂肪をつまんで、ゆらゆら。
(3) 痛気持ちいいくらいの強さで、つまんで、ゆらゆらさせましょう。
(4) すると、痛みを感じる場所が変わってくるので、それを追いかけるように、つまむ場所を移動します。
(5) 痛すぎて無理とか、そもそも つかめないとか。
そういう時は、あまり痛くない場所や、つまめる場所から、ほぐしてください。
そうすればやがて、ほぐせる範囲が広がってきます。
(6) つまんで揺らすのを、数十秒。
移動しながら続けて、合計 1分ほどでよいとのと。
痛みやハリを感じている時だけでいい。
(7) 動きがスムーズになってきたら、ゆっくり肩や首を回すなどして、ほぐしてみてください。

脂肪と筋肉をつなぐファシアを、ほぐす。
それによって、筋肉の動きがよくなるのだ。

はあ~。
やってみたんですが、首から背中にかけて、温かくなってきました。
どうも、僧帽筋のあたりが、凝っていたようです。

私は、お風呂に入っている時と、風呂上がりに、やってます。
注意)
捻挫や打撲、ヘルニアなどがある人は、逆効果になることがあります。
ピリッとした痛みがある場合は、炎症が起きている可能性があります。ほぐすのをやめて、かかりつけ医に相談してください。
症状が悪化した場合も、同じです。
<肩ほぐし体操>
(1) 両肘を、肩より少し上げます。
(2) 5秒かけて、両肘をゆっくり、後ろに引きましょう。
(3) 肩甲骨を 内側によせるイメージで、回す。
(4) これを、3回から5回。
朝と夜、1セットずつ。

案外 動かすことがないのが、肩甲骨まわりの筋肉。
意識して動かすよう、習慣化しましょう。
ポカポカしてきたら、しめたものです。

ファシアのメカニズムについては、また後日。
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