【腸に良い野菜】 ヤーコン&ねじれ腸対策/ゲンキの時間
腸の調子を改善する、3つのポイントについて紹介します。
(1) 善玉菌を増やす、オリゴ糖たっぷりの野菜とは?
(2) 最新エクササイズと、ねじれ腸改善体操。
(3) 乳酸菌たっぷりの食べ物。
「健康カプセル! ゲンキの時間」特別編、「~ 便秘の原因は ねじれ腸!? ~ 腸内環境の乱れは万病の元」筧利夫スペシャル。
放送日 :2020 年 2 月 9 日 。

□ 飲んでよし 食べてよしの 腸活野菜

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

「腸の健康」についてです。
<腸に良い野菜は?>
それは、「ヤーコン」。

見た感じは、サツマイモに似てますね。
イモとレンコンの中間にも見える。
ヤーコンとは、アンデス地方原産の、キク科の根菜のこと。ミネラルやポリフェノールが、豊富なんですよ。
この ヤーマンは、善玉菌を増やし、腸内フローラを改善する働きが、期待されています。
腸内フローラとは、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)、腸内細菌の集まりのことです。
この腸内細菌のバランスが、長寿に関係するのだ。
悪玉菌が増えると、有害物質を生成し、身体の様々な不調を生み出してしまう。
<腸内環境セルフチェック>
(1) お腹が張る。
(2) オナラが臭い。
(3) 便が少しずつ、複数回出る。
(4) 便が緩い。
2つ以上当てはまると、腸内環境が悪化している可能性があります。
便秘の人も、要注意。
腸に溜まった便が原因で、悪玉菌が増えているかも。
その点、ヤーコンは、食物繊維が豊富。
しかも、便のかさを増す「不溶性」と、便を柔らかくする「水溶性」が、バランスよく含まれているんです。
だから、便秘改善効果が期待できるってわけ。
しかも、このヤーコン、ジュースにして飲むこともできるのだ。

見た目は 罰ゲームですが、飲むと、甘い。
甘味の正体は、「オリゴ糖」。
このオリゴ糖が、善玉菌を増やしてくれるんです。
オリゴ糖は、胃や小腸で 消化・吸収されにくいという特徴がある。
そのため、大腸に届きやすく、善玉菌のエサになって、腸内フローラのバランスを整えてくれるのだ。
ヤーコンは、きんぴらやサラダ、酢漬けにしても、おいしくいただけます。
このヤーコンに似た食材としては、ゴボウがある。
□ 最新エクササイズと ねじれ腸対策

続いては、運動です。
東京都は中央区にある、「Burnes Style 銀座」。
照明を落とした、ホットな空間で、サンドバッグを叩いている人たちが。
ここは、暗闇の中で キックボクシングを行う、日本初の 腸活トレーニングジムなのだ。
(普段は、女性専用とのこと)
トレーナーさんの言葉や、光とレーザーで、テンションもマックスだ。

でも、どの辺が、腸に効くのでしょうか?
例えば、「ワン・ツー」は、お腹に力を入れて、腰をひねりながら打つ。
「ニーキック」は、思い切り腰をひねりながら、ヒザを高く上げて、蹴る。
これら腰をひねる動きは、腸にトラブルがある人には、効果的。
特に、「ねじれ腸」のある人には、むいている。
<ねじれ腸って何?>
教科書や CM に出てくる、よくある腸のカタチ。
実は、みんながみんな あのカタチではなくて、腸がねじれてしまっている人もいるのだ。

なんと、日本人の8割は、腸のカタチが不安定で、ねじれやすいのだとか。
腸が ねじれていれば、当然、便が詰まりやすくなってしまう。
つまり、便秘の原因は、ねじれ腸かもしれないのだ。
(みんな、そうだというわけでは、ありませんが)
話を戻すと、パンチやキックなど、キックボクシングの「腰をひねる動き」は、腸のねじれを緩めてくれるんですね。
さらに、暗い中で声を出して、身体を動かすことは、ストレス解消にもなります。
ストレスも便秘の原因になるので、この点でも意味があるのだ。
<家庭でできる ねじれ腸対策は?>
簡単な体操があります。
<腸ほどきマッサージ>
(1) 腕の力を抜いて、上半身を左右に、20回ひねる。
(2) 次に、仰向けになって、ヒザを立てます。
恥骨から おへそに向けて、下から上へ、持ち上げるイメージで、下腹部を 1分間 押す。
(3) 押す強さは、お腹が少し へこむ程度。
これを朝晩、1回ずつ行う。

腰に疾患や痛みがある人は、かかりつけ医に相談の上、行ってください。
妊娠中の人や、お腹に疾患がある人も、同じです。
このマッサージを行い、便が通りにくい箇所に刺激を与えることで、腸のねじれが緩み、便が出やすくなる。
□ 伝統食で腸活

最後は、直接、善玉菌を食べちゃえ! という試み。
東京都は中央区にある、「豊年萬福」というお店。
ここで、全国の発酵食品を使った料理を、出していただきました。

「発酵食品」とは、乳酸菌など 微生物の力で発酵させた食品のこと。
漬物やヨーグルトに含まれる「乳酸菌」や「ビフィズス菌」などは、腸で善玉菌として働いてくれます。
また、「納豆菌」などは、善玉菌のエサとなる。
この両方を摂ると、より 腸内環境が整うってわけだ。
<発酵食品の賢い摂り方>
ヨーグルトを毎日食べるなら、小さいカップがおススメ。
製品によって異なりますが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、酸素に弱いんです。
なので、開封後 すぐ食べきれる 小さいカップの方がよい。
また、同じ納豆でも、「ひきわり」の方が 納豆菌が多い。
ひきわりは 大豆を砕いている分、表面積が大きいので、納豆菌が多く付着するのだとか。
腸を健康にして、長寿を目指しましょう!

今は知らないけど、昔の小学校には、廊下に掲示板があって、「保健だより」なるものが貼られていた。
健康の話題が、小学生にも分かるように、書かれていたように思う。
その中で印象深いのが、「健康なウ〇チ」の画像である。
といっても、本物を載せるわけがない。
当然、模型です。
バナナのような形をした、健康なウ〇チ(の模型)。
小学生男子が反応しないわけがない。
しばらくの間、話題の的になったのでした。
今でも保健だよりは、あるのだろうか?
あと、科学の話題かなんかで、スターウォーズが掲載されていることもあったな。
確か、帝国の逆襲で、カラー写真だった。
かっこよかったなあ。
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