【腰痛 ぎっくり腰 改善】 反らすだけ体操
腰の痛みを軽減するための運動。
それは、簡単なものでした。
ぎっくり腰の応急対策も紹介。
イラストで図解しますよ。
「きょうの健康」、「~ トコトン! 腰痛大解決 ~ 腰痛を体操で改善!」より。
放送日 :2019 年 8 月 27 日 (アンコール放送) 。

□ 腰が痛い時の対策

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

慢性腰痛に効果的な、「腰痛改善体操」について。
教えてくれたのは、東京大学医学部附属病院 22世紀医療センターの 松平浩(まつだいら こう) 特任教授だ。
注意点)
鋭い痛み、ピリッとした痛みがある場合、患部に炎症が起きている可能性があります。
安静にし、病院を受診しましょう。
基本は病院で、専門家に診てもらうこと。
検査で原因を特定した方が、安心です。
長年の腰痛持ちで、急性ではないけれど、もたもたしがち。
しかも、猫背気味。
そんな人に、おススメな体操から。
腰痛持ちだから、あまり腰を動かしたくない。
それは理解できますが、そればかりだと、凝り固まってしまいます。
たまには動かし、ほぐさないと。
<たった3秒! これだけ腰痛体操>
(1) 足を、肩幅よりやや広めに、開きましょう。
つま先は、まっすぐです。
(2) 両手を腰に、当てます。
ベルトぐらいの位置に、手を下に向けて当てましょう。
(ベルトの位置に、手の平の根元が当たる感じ)
(3) 反らすというよりは、ヒジを内側に寄せながら、前に骨盤を押し込む感じ。
この時、ヒザは曲げずに、しっかり伸ばしたまま、行うこと。
(4) 胸は開いたまま。
目線は、30度。
アゴは上げずに、水平。
息を吐きながら、3秒、行う。
(5) 回数ですが、予防の場合は、3秒を 1~2回。
できれば、毎日行いましょう。
(6) すでに腰痛がある場合は、3秒を 10回。
これも、できれば毎日やるのが望ましい。

この体操で、腰まわりの筋肉の、血流の改善が、期待できる。
また、背骨のバランスを調整することにも、つながります。
注意点)
体操をしている時、お尻から太もも、足首などに、痛みや痺れが生じた場合は、運動を中止してください。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症により、神経が圧迫されているケースがあります。
上の体操で、手を下に向けるのが難しい人。
小指どうしがくっつかない人は、次のを準備体操として行ってください。
<肘肩ぐるぐる体操>
(1) 足を、肩幅よりやや広めに開きます。
(2) 手を肩に、軽く置きます。
(3) そのまま、ヒジの先で 円を描くように、腕を後ろに回しましょう。
(4) 身体の様子を感じながら、ヒジで描く円を、徐々に大きくしていきます。
(5) 肩甲骨が動いて、ゴリっと、いってませんか?
(6) おへそから 5センチ 下にある「丹田(たんでん)」を意識して行ってください。
(7) 呼吸は止めないで、ほぐれたなと思うところまで、(5~10回)行いましょう。

動かしにくいということは、凝り固まっているということ。
ふだん、あまり動かしませんもんね。
これを先に行っておくと、「これだけ体操」が、やりやすくなります。
肩甲骨まわりが 凝っている人、気持ちよくありませんか?
続いてのポイントは、これ。
<腰以外の関節を、やわらかく! バランスも調整>
身体の歪みを調整するため、腰以外も動かしましょうというわけ。
他の部位がスムーズに動くようになれば、腰の負担が減ります。
また、(普段の生活で偏りがちな)左右のバランスを取り戻すことも、大事だ。
まずは、左右のバランスを調整する体操から。
<寝ころび腕回し>
(1) 左側を下にして、横向きに寝ます。
(2) 上側になる 右ひざを、前に落としましょう。
この時、足が浮かないように、左手で 右足を押さえる。
(3) 顔と右胸は、天井に向ける。
(4) その状態で、右手を伸ばし、力を抜きましょう。
ダラ~ンとする感じ。
重力に任せて、ストレッチする。
(5) 次に、右腕を反時計回りに、ゆっくり大きく、5~10回、まわしましょう。
(自分から見た場合は、時計回り)
この時、可能なら、指先を目で追ってください。
ヒザはできるだけ、浮かないようにすること。
(6) 反対側も、同じように行いましょう。
(7) 入浴後に行うとよいとのこと。

だいたい、左右のバランスが違っている人が多いので、やりやすい側と、やりにくい側が、出てきます。
行いにくい方の腕を、多めに回してくださいね。
次からは、股関節の可動域を広げる体操です。
<太もも裏伸ばし>
(1) 安定したイスを、使用してください。
(2) イスに浅めに座り、骨盤を立てて、背筋を伸ばし、胸を張る。
(3) 指は、太ももの付け根に、軽く置く。
(4) 左足を前に出します。
この時、足首は直角にする。
ヒザは、曲げないこと。
(5) 胸を張ったまま、前に倒れてみましょう。
この時、指が、(お腹に)はさまれるようにしてください。
(6) ハムストリングスという、太ももの裏の筋肉が、伸ばされます。
伸ばされた位置で、ゆっくり、10秒、数えましょう。
(7) 反対側も、同じように行う。
(8) 左右で、きつい側の脚だけ、30秒を 1回、できれば毎日、行いましょう。

<太もも付け根伸ばし>
(1) 左ひざを、つきます。
ヒザが痛い場合は、クッションやタオルを、敷いてください。
(2) 右足を前に出します。
後ろ側に足首は、立てずに、伸ばすこと。
(3) ふらつく場合は、頑丈なイスを傍に置いて、手をついて行うとよい。
(4) その状態で、骨盤を前に押し込む。
これで、腸腰筋が伸ばされます。
(5) 反対側も、同様に行ってください。
(6) きつい側の脚だけ、10秒から30秒を、毎日1回、行うとよい。

両方行ってもいいのですが、不得意な方を、重点的に行ってください。
□ ぎっくり腰

最後は、ぎっくり腰になった時のために、覚えておきたい裏技。
ぎっくり腰になった時というのは、椎間板の中にある「髄核(ずいかく)」が、後ろにズレてしまっているような状態。
この「後ろにズレたもの」を、自分で戻そうという、試みになります。
この方法は、ニュージーランドの理学療法士である、ロビン・マッケンジーさんが考案した体操を、モディファイしたものらしい。
注意点)
お尻から太ももにかけて、痛みや痺れが出た場合は、運動を中止してください。
<自分でできる ぎっくり腰対策>
(1) 高めの枕を用意します。
(2) まずは、腹ばいになって、深呼吸。
気を落ち着かせます。
(3) 次に、ヒジを立てる。
ちょうど、スフィンクスのようなポーズ。
(4) 反った時、腰の痛みが つらい場合は、元に戻る。
お尻や太ももだと、神経の痛み。
腰の痛みは、改善の兆候らしい。
(5) 元に戻って 10秒くらいで 腰の痛みが引けば、この体操を続けてもよい。
痛みが引かない場合は、中止してください。
(6) 大丈夫なようであれば、5~10秒 反らすのを、10回。
(7) ぎっくり腰だけでなく、慢性腰痛への効果も、期待できる。

これらは、あくまで改善への試みです。
痛みが強い場合、痛みが引かない場合など、心配な時は、お医者さんを受診しましょう。
あと、痛い時は無理しないこと。
安静にして、炎症が収まるのを待つのが大事です。
若い時など、なまじっか 動けてしまうので、ついつい あれこれしてしまう。
それで悪化させてしまうこともあります。
ピリッとした痛み、鋭い痛み、痺れなどがある場合は特に、安静にしましょうね。

バナナマンの「せっかくグルメ!!」という番組が好きなんですが、昨年末からだろうか、なかなか放送しなくなった。
90分か、2時間枠に、なったのだろうか? 違う番組ばかり。
なので、BSの再放送を見て、寂しさを紛らわせていた。
が、ついに、今週日曜に放送するようだ。
前回の放送から、約2か月ぶりか。
前は大きな豚丼とかあったけど、今回は何が出る?
しかも、特集の一つが神戸だというので、楽しみ倍増。
宮崎のチキン南蛮も、好きなんだな~。
タルタルソースの魔力よ…。
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