【いびき対策】 舌の筋トレと寝返りストレッチ
いびきの原因は、口の中にあった。
改善するためには、口呼吸をやめること、舌を鍛えること。
そして、寝姿勢にもポイントが。
(FC2ブロガーも出演してたぞい)
以下、BS-テレ東 「なないろ日和!」より、「~ あなたは大丈夫? いびきの原因・治し方 ~ 自宅でできる簡単対策」からのメモ書きです。
放送日 :2019 年 8 月 22 日 。

□ いびきの原因

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

「いびき」について。
意外と、自分では分からない。
でも、身近な人は知っている。
けっこう、困っていることも。
それが、「いびき」。
「かく人」と「聞く人」で、認識に差があることもある。
「かく人」→「そんなにでかいかな?」
「聞く人」→「大きいわよ」
寝る部屋を別にしました。
そんなケースだって、ありそうだ。
中には、自分のいびきに気づき、起きちゃう人だっている。
うつらうつら、半覚醒の時に、聞こえちゃう。
健康に大きく関係するものは、いろいろあります。
ストレス、栄養、運動不足、などなど。
そして、「睡眠」も、重要な一つだ。
いびきは、この睡眠に、大きく関係してきます。
だから、放っておけない。
いびきの原因について、専門家が教えてくれました。
銀座コレージュ耳鼻咽喉科、都筑俊寛(つづく としひろ)院長。
<いびきって、何の音なの?>
いびきは、「口蓋垂(こうがいすい)」という部分が振動数する音。
口蓋垂(いわゆる、のどちんこ)とその周りの振動が、いびきの原因なんです。
例えば、窓が全開の場合、風が強くても、音は あまり しません。
けれど、窓が少し開いた状態だと、ガラスが振動して、ガタガタと 音がする。
口の中で、それと似たような現象が起きているのだ。
口蓋垂が 加齢や肥満で 落ち込むと、気道が狭くなるため、空気の流れが速くなり、口蓋垂周辺の振動音も、大きくなってしまうのです。

気道が狭くなっている → いびきをかく。
じゃあ、なんで、気道が狭くなるの?
<気道が狭くなる原因>
・ 口蓋垂が大きい。
・ 肥満。
・ 老化。
・ 飲酒。
・ 疲労。
・ ストレス。
さらに、いびきは、ただ うるさいだけでは、ありません。
<いびきの身体への悪影響>
・ 睡眠不足。
・ 高血圧。
・ 糖尿病。
・ 肥満。
これらに、なりやすい。
というのも、いびきをかいているということは、身体がちゃんと休めていない ということなのだ。
じゃあ、どんな対策があるんだろう?
都筑先生の病院では、「レーザー治療」を行っています。
10分くらいの、日帰りの手術。
口蓋垂と周辺を、切り取る。
気道を広くして、いびきをなくすのだ。
→ いびき治療 | 銀座コレージュ耳鼻咽喉科 (外部サイト)
□ いびき解消グッズ

お次は、市販のグッズを紹介。
「口呼吸の人は、いびきをかきやすい」
ということで、口呼吸を防止することが、いびき対策の近道になる。
冬とか、こんなことありませんか?
鼻がつまる → 口呼吸になる → いびきをかく。
これを何とかしようってわけ。
<グッズ(1)>
よくあるのが、口に貼るテープ。
「ナイトミン 鼻呼吸テープ」(小林製薬)

寝る時に貼り、口を閉じるようにして、鼻呼吸を促す。
布絆創膏(ニチバンなど)で代用している人も、いるかもしれません。
起きた時、ノドがいがらかったり、いつも ノドが乾いていたり。
そんな人におススメ。
剥がしやすいよう、粘着剤が工夫されています。
<グッズ(2)>
また、マスクタイプのもある。
「快眠鼻呼吸マスク」(アルファックス)

口をマスクで覆い、鼻だけ出す格好に。
あごを支えることで、口が開きにくくなるので、だんだんと鼻呼吸になる。
<グッズ(3)>
鼻孔を拡張するタイプも、あるぞ。
「BIKUU(ビクー)」(Nemulia)

リング状のものを、鼻に入れます。
これで鼻の穴が広がり、鼻呼吸がしやすくなるのだ。
<グッズ(4)>
テープを貼って、鼻孔を広げるタイプ。
いわゆる、鼻孔拡張テープですね。
「ブリーズライト」(グラクソ・スミスクライン)

鼻の通りを、よくする。
一時期、よくCMが流れてましたね。
でも、根本的、慢性的に 鼻が詰まっている人は、耳鼻科を受診した方がいいと思います。
いろんな原因が考えられますからね。
□ 舌の体操

他の対策として、「舌を鍛える」というのがあるそうな。
舌の筋肉を鍛えることで、舌根沈下を防ぐというわけ。

しかも、FC2ブロガーが教えてくれたぞ。
フリーナレーターの、篠原さなえさんだ。
ナレーターや声優など 声のプロや、それを目指している人たちへ、レッスンや指導を行っています。
→ ナレーターになろう♪(FC2ブログ)
舌も、筋肉の塊。
そして、筋肉は、(年をとっても)鍛えられる。
舌は、3つの「外舌筋」と4つの「内舌筋」の、7つからなります。
そして、一番大事な力が、「上げて」「狭める」なのだそう。
まずは、準備運動から。
<唇を狭める運動>
(1) 舌全体を 上あごにつけ、先端は 上の歯の裏に つける。
(2) その状態で、唇に キュッと 力を入れて、口の横幅を 鼻の幅まで 狭める。
この時、唇を突き出さないようにすること。
(3) 口は開けないで 閉じたまま、下唇だけを狭める意識で。

さて、お待ちかね。
舌そのものを、グッと上げる練習です。
<ストロー吸い運動>
(1) 市販のストローを 半分に切ったものを、使います。
(2) ストローを口の中に入れて、舌の上に置く。
上の歯の、歯茎の境目。そこより 5mm くらい後ろに、ストローの先端が いくように入れる。
(3) 唇を狭めて、舌でストローを包み込むように、固定しましょう。
(4) 出ているストローの先を、指の腹で ふさぎます。
(5) 舌の力で、ストローの空気を吸い取る。

あごの下あたり、効いてませんか?
この体操(舌の筋トレ)を行うことで、舌のたるみを改善し、気道を確保する。
また、あごや首の周りがスッキリするという、効果もあるのだそうな。
□ 寝姿勢

舌も大切ですが、寝る時の姿勢も関係します。
上を向いて寝ると、どうしても、口蓋垂が垂れてしまうのだ。
また、舌根も落ちやすい。

なので、横向けで寝ると、比較的、いびきをかきにくい。
あくまで、「比較的」ですが。
横向きに寝るための、ストレッチが紹介されました。
教えてくれたのは、整体師の 斎藤公康さん。
姿勢改善のプロだ。
斎藤さんは、日本成人病予防協会が主催する、「健康管理士」の資格を持ってるんだって。
今、注目を浴びているのが、「寝返り整体」。
理想は、立っている時の姿勢と、寝ている時の姿勢が、同じであることです。
けれど、日常生活や各人のクセで、姿勢は歪みがち。
夜までには、それが蓄積します。
そんな 日中 歪んでしまった姿勢を、寝ている時に 正してくれるのが、「寝返り」なんですね。
健康な人だと、大人の場合、一晩に 約30~40回、寝返りをうつそうな。
子どもなら、70~80回。
でも、寝返りが 十分に できてない人が、意外と多いんです。
それも、大人に。
寝返りをうたない → 日中の歪みが整わない。
寝返りをうたず 仰向けで寝る → いびきの原因に。
そこで、寝返りをうちやすくなる ストレッチを、紹介してもらいました。
カギになるのは、「背骨の S字カーブ」。
特に、首のカーブが、大切なんだって。
<2つの 寝る前ストレッチ>
<うつ伏せ 首ストレッチ>
(1) うつ伏せの状態で、アゴを枕の上にのせます。
(2) この状態で、顔を、左右にゆっくり、倒してください。
(これにより、首のカーブを作る)
(3) 寝る前に、30~40回が目安です。

次のステップは、これ。
<疑似寝返りストレッチ>
(1) 枕や、バスタオルを巻いたものを、腰の下に敷きます。
(2) 仰向けで、ヒザを立て、左右に倒す。
(3) 疑似的に寝返りを行うことで、寝返りを潜在意識に刷り込むという試み。
これも、寝る前に、30~40回 行うとよい。

ついでに、寝る時の状態で行って、枕の高さが合っているか、チェックしてもよさそうですね。
寝返りも、練習、練習!
<余談>
テレビを見ていたら、浮気をやらかした俳優さんが、それをイジられながら、「曲のサビでちょうど涙を流すことにチャレンジする」という企画をやっていた。
で、さっそく歌ったのだけれど、これがなかなかいい感じ。
歌がうまいというより、感じが出ている。
VTRを見ている出演者も、ほめていた。
これを見たら、女性も惚れてしまうのではないか。
モテるんではないか。
あ!
浮気の原因になり得るかも!
〇〇、アウト~~!
(と、妻に言われたらしい)
[関係する記事]
→ 【玄関マット枕の作り方】 高さの目安
→ 「いびきアゴ&闘魂ストレッチ」
→ 【睡眠の悩み解消】 質を良くする枕やお風呂
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