【きくち体操】 菊池和子先生の ながら冷え対策
年を取ってからも、自分の足で歩くことを目標とする、簡単な体操。
その中から、冷え性対策になる運動を、紹介します。

□ 冷え予防になる体操

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

「きくち体操」についてです。
大人気のカリスマ体操教師、菊池和子さん。
巷では、「奇跡の体操」と呼ばれているらしい。
書店で見かけたという人も、少なくないかもしれませんね。
菊池先生は、現在 84歳。
にもかかわらず、きびきび、シャキシャキ、動いておられます。
ももは高く上がるし、柔軟だって、スムーズにこなす。
「死ぬまで自分の足で歩く」がモットーの、きくち体操。
寝たきりや車椅子での生活にならないよう、自分で自分を鍛えていきます。
それは、どんなものなのでしょうか?
コツは、普段の生活では使わない部位を、動かすこと。
それで、衰えを防ぐのだ。
(逆に、使わないと、その部分から サビてしまう)
今回は、その中から、冷えに効くものを、ピックアップ。
紹介していきますよ~。
<冷え対策(1)>
「足首回し」
(1) 片足を、ヒザの上に乗せます。
(2) 手の指と足の指を、しっかりと握手する。
(足の指の間に、手の指を しっかり入れる)
(3) 1回転に 8秒かけて、10回繰り返しましょう。

足首を回すことで、「ふくらはぎ」や「ヒザ」の血行がよくなるので、冷え性予防になる。
朝起きた時にやるのが、おススメ。
時間がない人は、入浴後、テレビを見ながらでも、できます。
<冷え対策(2)>
「指回し」
(1) 両腕を、肩の高さまで、上げます。
(2) そのまま、親指だけを、4回まわしましょう。
(3) 反対方向にも、4回まわす。
(4) 人差し指、中指、薬指、小指も、同様に行う。

これで 毛細血管が刺激され、血流が促進される。
回してると、つりそうになる指、ありませんか?
あったら、それだけ普段、動かしてないということです。
最初は、動かしにくい指も、あるかもしれません。
でも、続けているうちに、動きますよ。
<冷え対策(3)>
「手の平ずらし」
(1) 両手を肩の高さに上げ、手の平を押し付けあうようにして、しっかり握ります。
(2) 指 1本1本に力を入れたまま、手の平を、10回(前後に こすり合わせるようにして)ずらしましょう。

指の付け根を刺激することで、血行が促進され、冷えが改善される。
<冷え改善(4)>
「小指合わせ」
(1) ヒジをまっすぐ伸ばしたまま、両腕を前に出して、手の平を上に向けた状態で、両の小指を合わせる。
(2) そこから、今度は 腕を内側にねじって、小指を合わせます。
(3) これを、10回 繰り返しましょう。
小指同士がしっかり触れ合っているかが、ポイントになります。

冷え改善だけでなく、血行不良による「肩こり」にも、効果的。
冷えで凝り固まった腕と肩の「血行」が、促進されます。
普段、あまり使わない、腕の部位ではないでしょうか?
けっこう、筋肉にきませんか?
鍛えてる人でも、二の腕にくるかもしれない。
<冷え対策(5)>
「ひじ合わせ」
(1) ヒジを直角に曲げた状態で、肩の高さまで、腕を上げます。
(2) そのまま、ヒジを、胸の前で合わせる。
(3) また開いて、また合わせてと、この動きを、10回。

この動きで、肩甲骨周りの筋肉が、ほぐれます。
これも、肩こり改善になる。
普段、動かしていない人、きつくないですか?
□ イスを使って

今度は、イスを使う体操です。
<冷え対策(6)>
「つま先トントン体操」
(1) イスに座ります。
その際、背中と 背もたれの間に、こぶし 1個分 あけて、座る。
(2) モモを上げて、つま先で 床を叩きましょう。
(3) 左右に開くパターン。これを、3回。
(4) 前後に開くパターン。これも、3回。

モモの筋肉を動かすことで、凝り固まった下半身を、活性化させる。
足の冷えがある人に、おススメ。
足だけでなく、腹筋にも きませんか?
余裕がある人は、こんな体操も。
(1) ももを上げて、両足をまっすぐ伸ばす。
目安は、5回。

最初は、片足から始めても、OKです。
こんな、やり方もある。
(1) 両足をそろえて、モモを上げ、足先で叩く。
(2) また、モモを上げて、今度は かかとで叩く。
(3) つま先とかかと、交互に床を叩いていきます。

叩くといっても、軽く床にタッチする感じで。
□ 寝起きにする体操

今度は、寝起きにやってほしい体操です。
<冷え対策(7)>
「背伸び体操」
(1) 仰向けになって、手の先から 足の先まで、全身に力を入れて、伸ばしたまま、5秒キープ。
(2) 5秒たったら、全身の力を、一気に抜く。

緊張から、一気に脱力することで、血行が良くなります。
<冷え対策(8)>
「寝ながら足首回し」
(1) 仰向けになった状態で、つま先を伸ばす。
(2) そこから、ゆっくりと足首を起こし、外側に、グルっと回す。

下半身の血行を促進します。
動かすのは足首から つま先ですが、腰、お腹、骨盤周りなど、他の部分も使ってる気がしませんか?
キツイと思ったら、それだけお得。
だって、改善する可能性が、あるってことだから。
続けることで、今までより、よくなるってこと。
□ ペアで

今度は、2人1組で、やる方法です。
<冷え対策(9)>
「手の平タッチ」
(1) 2人1組で向かい合い、肩の高さで、手の平を合わせます。
(2) そのまま、合わせた手の平を、外側に回転させ、指先を下に向ける。

肩の高さをキープし、手の平はピッタリつけること。
腕の内側と外側、両方を活性化。
上半身の冷えを解消します。
□ 息を上げる体操

最後は、ちょっとハードな運動だ。
心拍数を上げたり、息を上げたい人に、おススメ。
(1) 両手両足をついて、軽くジャンプ。
(2) そして、軽く着地する。
(3) 前後にジャンプしたり、横にジャンプしたり。


普段、動かしてない部位の、運動。
いいですね。

ゆっくり、継続して動かして、健康をキープしましょう!

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