【300回記念(3)】 酢ピーナッツで高血圧予防/健康カプセル! ゲンキの時間
スペシャルなドクターが教えてくれる健康法。
3人目は、高血圧予防について。
簡単に作れる「酢ピーナッツ」に効果があるといいます。
薄皮ごと酢に漬け込むことがコツ。
酢酸とポリフェノールが、血管を拡張し、血圧を下げてくれる。
ドクネット:東京女子医科大学 東医療センター 内科 渡辺尚彦 教授。
2018年3月25日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 祝300回! ~ 名医が教える健康法SP」からのメモ書き。
その3/4です。

□ 高血圧予防になる酢ピーナッツ

ドクネット、3人目のスペシャルなドクターは、この方。
東京女子医科大学 東医療センター 内科の 渡辺尚彦 教授です。
高血圧治療のスペシャリストだ。
渡辺先生にはこれまで、血圧を下げるのに効果的な「ふくらはぎパンパン法」や「押すだけで効果を発揮するツボ」を、教えてもらいました。
今回教えてもらえるスペシャルな健康法とは?
「ピーナッツを薄皮ごと酢に漬けた酢ピーナッツです」と、渡辺先生は言う。
つまり、ピーナッツの酢漬けですね。
「酢」に含まれる酢酸には、血管を拡張し、血圧を下げてくれる働きがあるのだ。
また、ピーナッツの「薄皮」に含まれるポリフェノールにも、同様の働きが。
つまり、酢酸と薄皮、ダブルのパワーで、高血圧予防になるってわけ。
そして、酢とピーナッツを合わせると、相乗効果も生まれるのだそう。
渡辺先生の解説。
「ピーナッツの油の中に、オレイン酸が含まれております」
「このオレイン酸には、悪玉(LDL)コレステロールを下げる働きがあります」
「というわけで、動脈硬化を予防する働きがあります」
「しかも、酢に漬けることで、オレイン酸を効率よく吸収することができます」
酢に含まれる酢酸には、油の成分を細かく分解する作用があるんですね。
したがって、コレステロールを下げてくれるオレイン酸の吸収率が、格段にアップ!
実際、渡辺先生の患者さんが 酢ピーナッツを毎日20粒摂取したところ、悪玉(LDL)コレステロールの値が、4週間で、「170」から「156」まで下がったのだそう。

そのままでもよし、料理に使ってもよしの、酢ピーナッツ。
1日に10~20粒が目安だそうです。
<酢ピーナッツの作り方>
材料:
薄皮付きピーナッツ:200g
酢:300ml
(1) 煮沸消毒した保存容器に、薄皮付きのピーナッツを入れます。
そこに、ピーナッツにかぶるぐらいの酢を注ぐ。
(2) これを冷蔵庫で保存すると、5日ほどで食べ頃に。
(酢は、砂糖や塩が入った調味酢は避けてください)

ポイントは、ピーナッツの薄皮を取らないこと。
ポリフェノールがたっぷりと含まれています。
<酢ピーナッツを使ったゴボウと水菜のサラダ>
ドレッシングの材料:
刻んだ酢ピーナッツ:30粒
麺つゆ(4倍濃縮):大さじ1/2
マヨネーズ:大さじ2
砂糖:小さじ1/2

酢ピーナッツで、高血圧予防を!

最後は、腎臓再生について!
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