【爪の病気】 がんのサイン メラノーマ/健康カプセル! ゲンキの時間




「つめ」に現れるという病気のサインについて、紹介します。


・スプーンネイルの原因は?

・爪の横線は、根元を見ると…。

・足の爪が白く濁って分厚くなる場合は、白癬菌が入り込んでいるかも。

・「陥入爪」予防のための正しい切り方。


・皮膚がん「悪性黒色腫」のサイン。

・指の爪に、黒っぽい縦線が!



ドクネット:慶應義塾大学 医学部 皮膚科 齋藤昌孝 専任講師。

ゲスト:森尾由美。

ゲンキスチューデント:春香クリスティーン。

ゲンキリサーチャー:ペナルティ ヒデ。



2018年1月14日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 進行すれば命とり? ~ 爪に現れる病気のサイン」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 爪の病気 がんのサイン メラノーマ




爪外来


エノキ
さあ、今回のテーマは何でしょうか?

ササミ
「爪の病気」についてです。




実は、健康と密接に関係しているという、爪。

専門家の先生は言いました。

「爪にも様々な病気が起こりますし、身体の不調や病気のサインが現れることもあります」

「さらに、ある症状を放置していると、命に関わることもあります」


さて、爪に現れるサインとは、どんなものなんでしょう?





番組出演者はというと…。

三宅裕司さんは、爪の縦線が昔より多くなったような気がしているのだそう。

渡辺満里奈さんは、ネイルをしてない時、「二枚爪」になるのを気にしている。

何か、むけちゃうのだとか。

(二枚爪:爪の表面が薄くはがれた状態。層が2枚に、さかむけした状態)


春香クリスティーンさんは、足の小指の爪が欠けるらしい。

森尾由美さんは 巻き爪で、歩くと痛むとのこと。






まずは、恒例の基礎クイズから。


Q)スプーンネイルの原因として考えられるのは、次の内どれでしょう?

 A:高脂血症。

 B:鉄欠乏性貧血。

 C:糖尿病。



スプーンネイル










答えは、「B:鉄欠乏性貧血」

鉄欠乏性貧血になると、爪が薄く もろくなるため、スプーン状に変形する(反る)ことがある。

他にも、甲状腺の病気が原因となるケースが。

また、健康な人でも、仕事で指先に強く力を入れるなど、慢性的に力が加わると、反ることがあるそうです。






今回、注目するのは、「爪外来」。

向かったのは、東京都は新宿区にある慶應大学病院だ。

医学部 皮膚科の専任講師、齋藤昌孝 先生に、教えていただきます。


日本では、爪の専門外来は、それほど多くはないのだそう。

ただし、爪の病気で悩んでいる患者さんは多い。

この病院でも、1日に訪れる患者さんは、約40名。

(受診する場合、原則として、他の医療機関からの紹介状が必要となります)




今回は、爪のトラブルに悩む 3人のゲンキチャレンジャーが参加。

特別に、爪外来を体験させてもらうことになりました。



44歳女性、Aさん。

親指の爪に横線が入っていて、ボコボコしていると悩んでいます。

冬になると、ひどい山になるのだそう。


爪にできる横線や縦線、これはいったい、何なのでしょうか?


齋藤先生の解説。

「実は、縦の線はですね、誰にでも見られる爪の線で、これは病気ではありません」

「一般的には、年齢と共に目立ってくるようになると、言われております」


爪の縦線は、問題なし。

年齢と共に目立つ シワのようなもの。



では、横線は?

「横線ができる原因は、いろいろあるんですけれども、日常生活に問題がある場合がございます」


Aさんの爪をよく見ると、爪の根元の皮膚が、赤く腫れていました。

手が荒れていて、湿疹ができている。


爪の横線


実は、これ(根元の手荒れ・湿疹)が影響しているらしい。


そもそも爪は、髪の毛と同様に、「ケラチン」という たんぱく質で構成されています。

これは、爪の根元にある「爪母(そうぼ)」という場所で作られるのだそうな。

爪の表面は、爪母を覆っている皮膚の状態に 大きく影響されます。

健康な状態では、表面が滑らかな爪が伸びてくる。

しかし、爪の根元に手荒れや湿疹があると、溝のような横線ができやすくなるのです。


爪の根元


なので、爪の根元の皮膚の状態を良くすれば、爪はきれいになるのだそう。

水仕事の後は、手のスキンケアをこまめに行い、手荒れを改善してください。

湿疹ができている場合は、塗り薬で治療を。





続いては、57歳男性 Bさん。

足の親指の爪が 白く濁って厚くなっているのが、お悩みです。

ちなみに、痛みは特になし。


爪が白く濁って厚い


先生が、白く濁った部分を少し切って、顕微鏡で検査してくれました。

すると、糸のようなものが見えましたよ。


実はこれ、「白癬菌(はくせんきん)」

そう、爪が白濁(はくだく)した原因は、「爪白癬(つめはくせん)」だったのです。


これは、日本人の10人に1人が かかっていると言われている病気。

そのきっかけとして多いのは、水虫だという。

足にできる水虫を放置することで、菌が皮膚を伝って、爪の中に侵入。

発症してしまうのでした。



爪白癬を放っておくと、爪の広範囲に 白癬菌が侵入していきます。

すると、爪全体が白く濁ってくる。

重症化すると、爪全体が真っ白になって、かつ、爪が分厚くなります。

なので、靴に当たって、足が痛くなることも。


重症化した爪白癬


当然、治療は 初期の段階で行った方が治りやすい。



爪白癬は、家族など身近な人に、うつしてしまう可能性があります。

その感染源として 特に注意すべきなのが、「バスマット」

湿気が多く、白癬菌が増殖する絶好の場所のため、細心の注意が必要です。


バスマットは、できるだけ供用を避けるとともに、できるだけ頻繁に洗った方が良い。

清潔な状態を保つようにしましょう。


また、冬は、ブーツや厚手の靴下を履くことが多いですよね。

なので、蒸れて、菌が増殖しがちです。

足は、毎日、きちんと洗ってください。





<爪がある意味>


手の爪は、小さなものをつかむなど、細かい作業をするのに、大切なものなんです。

また、足の爪は、体重を支えてバランスを取るのに、大切。


指先の骨は、途中までしかないため、それより先に加わる力は、爪が支えてくれてるんです。

手の爪が無いと、指先に力が入りにくくなり、小さなものをつかむことが難しくなります。

また、爪があることで、指先の動きや感覚が鋭くなり、小さなものも つかむことができるのだ。


足の爪は、自身の体重を安定して支えるとともに、つま先に力を入れて歩いたり、運動する際にも 重要な役割を果たします。


爪って、なくてはならないものなんですね。




陥入爪と爪の切り方


ササミ
最後のゲンキチャレンジャーは、46歳男性 Cさん。

足の指の爪を切りたいのですが、切り過ぎると、皮膚に食い込んで、痛くなってしまう。

横の部分が、巻きこんでいる感じです。


足の爪が皮膚に食い込む


齋藤先生によれば、「陥入爪(かんにゅうそう)」という状態になりかけているらしい。


陥入爪とは、爪の角が皮膚に刺さり、痛みや炎症を引き起こした状態のこと。

特に、体重がかかりやすい 足の親指に、生じる。


主な原因は、「深爪」だという。

Cさんも、短く切り過ぎていたようです。

深爪になっていると、爪の角が皮膚の中に埋没した状態になるため、歩く度に食い込んで、傷つけやすくなってしまうのだ。



陥入爪が重症化すると、まわりの皮膚が赤く腫れて、さらに、「肉芽(にくげ)」と呼ばれるお肉が飛び出してきてしまうことも。


重症化した陥入爪






齋藤先生が、正しい爪の切り方を教えてくれました。



<陥入爪を防ぐ 正しい爪の切り方>


(1) 爪の真ん中部分を、平らに切ります。

爪の角は、十分に伸びるまで切らない。

(2) 角は、3ミリぐらい伸びたところで、切るとよい。

角を残して、四角い形にしましょう。



足の爪の切り方





街でも、こんな悩みを持つ人たちが。


・足の爪が切りにくくなった。

・年と共に、手が足まで届かない。

・切ろうとするんだけど、目が見えづらい。


年を取ると、いろいろな理由から、足の爪が切りづらくなるようですね。



解決策を求めて向かったのは、東京都は中央区にある「爪切り屋 足楽」

開業から、およそ10年。

これまで多くの方の足と爪のトラブルを解決してきた、駆け込み寺だという。


店主 伴野真希さんのお話。

「ご高齢者など、爪で悩む方のお声をいただきまして、私共、フットケアの専門の資格を持つ者たちが集まり、事業化を始めたお店です」


スタッフは、フットケアの専門校「アカデミー・オブ・トータルセラピー」で、ドイツでは国家資格となっているポドロギー(フットケア)を受講し、認定を受けた人たちなのだ。


爪切り屋 足楽


こちらのお店は、自分でうまく爪を切れない人も利用するらしい。

高齢の方だけでなく、妊婦さんや関節炎を患った方など、老若男女が訪れるそうです。



爪きりの悩みを解決してくれる場所は、他にもある。

厚い爪だったり、硬い爪だったり、病気になってしまった爪を、病院でも 切ってくれるそうなのだ。

そう、実は皮膚科でも、保険診療の中で、爪を切ってくれるんです。

特に、爪の病気を患っている方は、医師に任せた方が良いのだそう。




ドクネット


ササミ
引き続き、慶應義塾大学 医学部 皮膚科 専任講師の 齋藤昌孝 先生に、教えていただきます。



<二枚爪>


「二枚爪の主な原因は、爪の乾燥によるものなんですね」

「例えば、水仕事を多くされる方や、ネイルの除光液を頻繁に使用される方なんかは、爪から脂質や水分が失われて、それで、めくれたり、剥(は)がれたりして、二枚爪という状態になります」


対策としては、「爪の保湿ケアが重要」。

特に冬場は乾燥するので、塗り薬を使用して、爪の乾燥を防ぐことが大切です。





<巻き爪と陥入爪>


「かなり巻き爪があっても、特に日常生活でトラブルなく過ごしている方も たくさんいらっしゃいますが、やはり その状態で爪や指が圧迫されますと、食い込んで痛みを生じるということも、ありますし…」

「そういった意味では、巻き爪のある方は、陥入爪の予備軍と言ってもいいかもしれません」


もし、巻き爪が痛みの原因となっている場合は、ワイヤーなどで矯正する方法もあります。


ワイヤーによる巻き爪の矯正


気になる方は、医療機関を受診してください。
 



皮膚がんのサイン?


ササミ
最後は、命の危険がある爪のサインについて。



42歳の女性、Dさん。

ある日、爪を切ろうとしたところ、「あれ?」と思いました。

左手の人差し指を見ると、爪に細くて薄い縦線があったのです。

気にするほどではないかと、病院などは受診せずに放置した、Dさん。


3か月後、爪の縦線は以前よりも太く、濃くなっていました。

さすがに不安になったDさんは、病院に行くことを決意。

その時には、黒っぽい縦線がくっきり現れていたといいます。


命の危険がある爪のサイン


この方の病名は、「悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)」、あるいは「メラノーマ」と呼ばれる、皮膚がんの一種。


爪を作る爪母の中で、皮膚の色に関係する「メラノサイト」という細胞が がん化し、増殖。

その影響を受けると、爪の成長と共に、黒っぽい縦線が徐々に現れてくるのだそう。


メラノーマ


もちろん、ぶつけたりして、爪の下に小さく出血し、それが黒く見えることもあります。

いわゆる、血豆のような状態ですね。

メラノーマの場合は、1ミリぐらいの厚さでも、転移するのだそう。


初期には 痛みなどの自覚症状が無いため、放置しがちだそうです。

しかし、メラノーマは、悪性度が非常に高いのが特徴。

黒っぽい縦線がしばらく消えないようであれば、病院で診察を受けた方がよいとのこと。


Dさんは非常に初期の段階だったため、指の切断は免れました。

しかし、それでも、爪全体とまわりの皮膚を切除し、そこに皮膚を植皮(しょくひ)したそうです。


自己判断は、命とり!

気になる方は、病院を受診しましょう!



齋藤先生の解説。

「メラノーマは、最も悪性度の高いがんの1つ」

「小児には稀ですけれども、年齢に関係なく発症するため、若いからといって安心はできません」

「基本的にはですね、手術によって、がん細胞をすべて切除してしまう」

「もし、リンパ節、あるいは、内臓に転移しているような場合には、抗がん剤などによる治療も必要になります」






最後に、先生からのアドバイスが。

「爪の病気は、今回取り上げた以外にも、実はたくさんあります」

「爪の病気は 非常に専門性の高い領域ですので、医師の正しい診断のもと、適切な治療を受けることが非常に重要だと思います」





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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 スキンケア 皮膚科


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