「歯の健康、唾液の中和力と無痛治療/カラダのキモチ」
何かと気になる、歯の健康。
どうして虫歯になるのだろう?
どうして虫歯になりやすい人がいるの?
痛くない治療は、ないものか?
3月6日放送の「カラダのキモチ」より、「聞かぬは一生の損?! 歯医者さんが語る! 歯の全て」からのメモ書きです。

□ 歯のいろいろ
・歯は、人間の体の中で、一番硬い。
・歯のエナメル質は、ダイヤモンド、ルビー、エメラルドに次いで、硬い。
・鉄やプラチナ、金より、硬い。
・歯科検診の時使われる「C」という言葉(C2とかC3とか)は、「カリエス」のこと。
・ドイツ語で虫歯を表す、Caries。
・虫歯の原因は、ミュータンス菌。
・ミュータンス菌は糖分を食べて、酸を出す。
・その酸がエナメル質の隙間(小柱)から入り込み、内部から溶かしてしまう。
・虫歯とは、酸によって歯が溶けること。
【質問】炭酸飲料で、歯は溶けるの?
・溶ける。
・酸性・アルカリ性の強さは、pH で表されます。
・中性が 7 で、酸性では数字が小さくなり、アルカリ性では大きくなる。
・つまり、pH1 が酸性が強い状態。
・歯を溶かすのは、pH5.5 以下。
・炭酸飲料は、pH2.2~3.4 で、歯を溶かしやすい。
・酸味のある飲み物や果物、酢なども、歯を溶かしやすい。
・逆に、溶かさないのは、日本茶、コーヒー、牛乳、水。
・でも、炭酸を飲んでも歯が溶けないのは、なぜ?
・答えは、唾液(だえき)が守ってくれるから。
・唾液が歯を守る力は、水の10倍。
【質問】唾液が守ってくれるのは分かったけど、それでも虫歯になるのは、なぜ?
【質問】どうして、虫歯になりやすい人と、なりにくい人が、いるの?
・唾液には、酸性のものを中性に戻す力がある。
・その中和力に、個人差があるから。
・一定時間内に、pH5.8以上になる人は、中和力が強い。
・4.8~5.7の人は、普通。
・pH4.8未満の人は、中和力が弱い。
・中和力が弱いと、虫歯になりやすいというわけ。
・ただし、中和力が強くても、歯の磨き方が悪いと、虫歯になる。
・磨き残しが、虫歯につながる。
【質問】唾液の出をよくする方法は?
・ストレスを解消したり、軽減する工夫をする。
・ガムを定期的に噛むなどして、意図的に出す。
・ただし、寝ている間は、唾液は出ない。
・また、間食すると酸性になる時間が長くなるので、注意。
・だから、寝る前には歯を磨く。
・間食は、できれば控える。
【質問】キシリトールって、歯にいいの?
・キシリトールの甘さは、白樺の樹液などから作られる糖アルコール。
・甘い味はするけど、砂糖とは違う。
・よって、細菌のエサにならず、酸性にならない。
【質問】神経を抜いても、大丈夫?
・できれば、抜かない方がいい。
・というのは、神経がないと、虫歯の進行に気が付きにくいから。
・でも、痛みをなくすために、仕方なく抜いている。
【質問】無痛の虫歯治療が、あるの?
・通常は、虫歯部分を大きく削り、金属やセメントで埋める。
・そんな中、最近では、「レーザー治療」がある。
・これは少しずつ削るため、患部以外を削らなくて済み、痛みも少ない。
・「カリソルブ」といって、薬液で虫歯だけを溶かす方法も。
・「ヒールオゾン」という方法もあります。
・オゾンを患部に当て、虫歯を殺菌する方法。
・初期の虫歯だと、削ることなく治療できる。
・ただし、自由診療のため、保険がきかない。

→ 「カラダのキモチ 最終回と目次」
□
何度か取り上げましたが、唾液って、歯の健康には欠かせないんですね。
あとは、歯をきちんと磨くことと、定期検診かな。
半年に一度は検診に行って、歯石を取るとともに、口腔内の状態をチェックしてもらう。
ああ、小さい時に、徹底しておけばよかった。
どうして虫歯になるのだろう?
どうして虫歯になりやすい人がいるの?
痛くない治療は、ないものか?
3月6日放送の「カラダのキモチ」より、「聞かぬは一生の損?! 歯医者さんが語る! 歯の全て」からのメモ書きです。

□ 歯のいろいろ
・歯は、人間の体の中で、一番硬い。
・歯のエナメル質は、ダイヤモンド、ルビー、エメラルドに次いで、硬い。
・鉄やプラチナ、金より、硬い。
・歯科検診の時使われる「C」という言葉(C2とかC3とか)は、「カリエス」のこと。
・ドイツ語で虫歯を表す、Caries。
・虫歯の原因は、ミュータンス菌。
・ミュータンス菌は糖分を食べて、酸を出す。
・その酸がエナメル質の隙間(小柱)から入り込み、内部から溶かしてしまう。
・虫歯とは、酸によって歯が溶けること。
【質問】炭酸飲料で、歯は溶けるの?
・溶ける。
・酸性・アルカリ性の強さは、pH で表されます。
・中性が 7 で、酸性では数字が小さくなり、アルカリ性では大きくなる。
・つまり、pH1 が酸性が強い状態。
・歯を溶かすのは、pH5.5 以下。
・炭酸飲料は、pH2.2~3.4 で、歯を溶かしやすい。
・酸味のある飲み物や果物、酢なども、歯を溶かしやすい。
・逆に、溶かさないのは、日本茶、コーヒー、牛乳、水。
・でも、炭酸を飲んでも歯が溶けないのは、なぜ?
・答えは、唾液(だえき)が守ってくれるから。
・唾液が歯を守る力は、水の10倍。
【質問】唾液が守ってくれるのは分かったけど、それでも虫歯になるのは、なぜ?
【質問】どうして、虫歯になりやすい人と、なりにくい人が、いるの?
・唾液には、酸性のものを中性に戻す力がある。
・その中和力に、個人差があるから。
・一定時間内に、pH5.8以上になる人は、中和力が強い。
・4.8~5.7の人は、普通。
・pH4.8未満の人は、中和力が弱い。
・中和力が弱いと、虫歯になりやすいというわけ。
・ただし、中和力が強くても、歯の磨き方が悪いと、虫歯になる。
・磨き残しが、虫歯につながる。
【質問】唾液の出をよくする方法は?
・ストレスを解消したり、軽減する工夫をする。
・ガムを定期的に噛むなどして、意図的に出す。
・ただし、寝ている間は、唾液は出ない。
・また、間食すると酸性になる時間が長くなるので、注意。
・だから、寝る前には歯を磨く。
・間食は、できれば控える。
【質問】キシリトールって、歯にいいの?
・キシリトールの甘さは、白樺の樹液などから作られる糖アルコール。
・甘い味はするけど、砂糖とは違う。
・よって、細菌のエサにならず、酸性にならない。
【質問】神経を抜いても、大丈夫?
・できれば、抜かない方がいい。
・というのは、神経がないと、虫歯の進行に気が付きにくいから。
・でも、痛みをなくすために、仕方なく抜いている。
【質問】無痛の虫歯治療が、あるの?
・通常は、虫歯部分を大きく削り、金属やセメントで埋める。
・そんな中、最近では、「レーザー治療」がある。
・これは少しずつ削るため、患部以外を削らなくて済み、痛みも少ない。
・「カリソルブ」といって、薬液で虫歯だけを溶かす方法も。
・「ヒールオゾン」という方法もあります。
・オゾンを患部に当て、虫歯を殺菌する方法。
・初期の虫歯だと、削ることなく治療できる。
・ただし、自由診療のため、保険がきかない。

→ 「カラダのキモチ 最終回と目次」
□
何度か取り上げましたが、唾液って、歯の健康には欠かせないんですね。
あとは、歯をきちんと磨くことと、定期検診かな。
半年に一度は検診に行って、歯石を取るとともに、口腔内の状態をチェックしてもらう。
ああ、小さい時に、徹底しておけばよかった。
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