【運動神経】 くねくね体操で身体が動く/ガッテン


簡単な体操で、身体が動くようになる。

大人は、転ばなくなる。

その秘密は、運動神経にありました。

サビついていたのは、筋肉ではなく、神経だったのです。


<3つのくねくね体操>

 ・くの字。

 ・Sの字。

 ・がにがに体操。



解説と指導:徳島大学 荒木秀夫 教授。

ガッテンボーイ:池田倫太朗(筋肉マン、神経マン)。



2017年8月30日放送の「ガッテン」より、「カラダ若返りSP! 1週間で動ける体が復活」からのメモ書きです。




ためしてガッテン カラダ若返りSP 運動神経




子どもたちに変化が!





エノキ
さあ、今回のテーマは何でしょうか?

ササミ
「身体が動くようになる方法」です。

カギは、「運動神経」にありました。

簡単な体操で、復活するようですよ。




まずは、チェックから。

最近、こんなことありませんか?


 ・全然、身体が動かない。

 ・なぜか、ズッコケる。(つまずく)


年齢が進むにつれ、身体のキレがなくなってませんか?

昔のように、身体が動かない。



というわけで、今回紹介するのは、これ。

若かった頃の キレのある身体を取り戻す方法!

しかも、たったの1週間で! なのだ。



 ・転ばない。

 ・ふらつかない。

 ・足の筋力アップ。

 ・とにかく動ける。


若かった頃のような「動ける身体」が手に入る。

その方法とは?




今、全国の学校で、子どもたちが、こんなことをしているらしい。


立った状態で、上体をクネクネ、ユラユラ、フラフラ。


上体をゆらゆら


なんでも、全国の幼稚園から高校まで、導入される学校が増えているのだとか。

例えば、福岡県の嘉穂小学校、嘉穂保育所。

北海道の羅臼小学校でも。


実は、この動きが、大人まで救ってくれるんです。


さあ、この体操は、子どもたちの運動能力を、どう変えたのでしょうか?


ニュースでも、度々、報道されますよね。

今、子どもたちの運動能力の低下が、全国的な問題になっている。


この問題を解決すべく、今、各地で進められている、画期的な方法があるのだという。


今回訪ねたのは、東京都の西新宿小学校。

ある方法を3年前に始めてから、ぐんぐん記録が伸びたといいます。


笑顔で、子どもたちは言いました。

「全然、違った!」

「力を入れなくても、たくさん跳べる」

「身体が軽くなった気がする」

小学4年生にして、三重跳びができる子までいるぞ。


その方法こそが、例のクネクネ体操なのです。


クネクネ体操


ただひたすら、身体をクネクネさせるだけ。

そして、足上げ体操も。


たったこれだけで、すごく運動ができるようになったのだ。


学校の先生によると、以前は、動きが硬い子が多かったのだそう。

それが、自然とスムーズな動きができるようになってきた。


それぞれの運動でも、目に見える成果が。

( )内は、全国平均です。


 反復横跳び [敏捷性]

  男子:41.1回(39.5回)

  女子:40.1回(38.1回)


 立ち幅跳び [跳躍力]

  男子:158.3cm(144.5cm)

  女子:166.8cm(136.7cm)


 長座体前屈 [柔軟性]

  男子:33.9cm(31.5cm)

  女子:37.9cm(34.9cm)


すべて、全国平均以上に!

特に、敏捷性と跳躍力が伸びたらしい。


でも、あんなゆったりした体操で、なぜ?

子どもたちの「あの動き」は、身体のどこに効くのでしょうか?


大人たちがやると、転ばなくなるらしいぞ。




大人にも効果が!


ササミ
この運動、中高年にも効果があるのか、検証します。


まず行うのは、「2ステップテスト」

「筋力」「バランス能力」「柔軟性」を評価して、転倒や寝たきりの危険度をはかる検査です。

できるだけ大きく2歩あるいて、歩幅が身長の1.3倍未満の人は、転倒の危険度が高い。

要注意です。


2ステップテスト


参加していただいたのは、日頃運動していないという 7名のみなさん。

埼玉医科大学 講師の 新井智之 先生に、協力してもらいました。


2ステップテストの結果、危険ゾーンの人がけっこういました。


でも、ここからが本番です。

あのクネクネ&足上げ体操を、1週間、やってもらうことに。

好きな時、好きなだけ、楽しみながら、続けてもらいます。


1週間後、身体の変化を確認。


バランスチェックでは、動きが軽やかになってるぞ。

敏捷性チェックでも、動きにキレがある。


さあ、2ステップテストでは、どうだろう?


 Aさん:172cm → 213cm 。

 Bさん:162cm → 230cm 。

 Cさん:192cm → 245cm 。

 Dさん:222cm → 256cm 。

 Eさん:268cm → 286cm 。

 Fさん:227cm → 258cm 。

 Gさん:213cm → 239cm 。


転倒の危険度が高かった人たちが、たった1週間で、大幅に上昇したんです。

全員が、危険ゾーンから脱出しました。




でも、どうして、よくなったんだろう?




運動神経


ここでスタジオに、新キャラ登場!

その名も、「筋肉マン」。


でも、今日の主役は、筋肉じゃないのだ。


そこで、二段変身を発動!

現れたのは、「神経マン」だ。


そう、今日の主役は、「神経」なんですね。

何が良くなるのかといえば、神経が良くなるんです。

あの動きは、神経に作用する体操だったというわけ。



今回の主役は、「運動神経(Motor Newron)」


運動する時、筋肉は意識するかもしれませんが、神経はあまり意識しませんよね。

でも、体中のすべての筋肉は、この運動神経のおかげで、動くことができるんです。


私たちが身体を動かす時、まず脳が電気信号を発します。

神経が信号を伝える速さは、驚きの、秒速100m!

その終点は、筋肉だ。

神経が脳からの指令を素早く伝えることで、はじめて筋肉は、正確に動くことができるんです。

例えるなら、脳は発電所。

そして、運動神経は、その電気を筋肉まで通電させることが仕事なんですね。

すべての運動は、神経がどれだけきちんと通電するかで決まるのだ。



この運動神経の働きが、いかに運動や筋力の発揮に大切か、とっても不思議な実験をした人がいます。

オハイオ大学 筋骨格・神経学研究所の ブライアン・クラーク教授。

神経の力で運動パフォーマンスを高める研究をしています。


クラーク教授は言いました。

「筋肉は、神経の操り人形にすぎません」

「身体能力を決めるのは、神経なんです」


3年前、クラーク教授は、ある実験をして、世界を驚かせました。


被験者には、1か月間、手首を完全に固定して、動かせない状態で、生活してもらいます。

29人の被験者を集め、1か月間、手首をギプスで固定した。


1か月後、固定していた手首の筋力を測定すると、筋力は「22」から「12」へと、半分近くも減少。

動かさないわけですから、当然、そうなりますよね。


不思議なのは、ここからです。

別のグループの人たちに、同じく1か月間、手首を固定してもらいました。

違うのは、その間、「あること」をしてもらったということ。


すると、1か月後、筋力の低下は「16」までだったんです。

筋力の低下を、防げたのだ。


この「あること」こそ、神経の特性を最大限に利用した方法なのでした。



その「あること」とは、「イメージすること」


目を閉じている被験者に、クラーク教授は言いました。

「まったく力を入れずに、頭の中で、筋肉トレーニングを想像しよう」


なんと、これだけで、筋力の低下が抑えられたんです。

週5日、1日11分、筋トレを想像しました。


神経にとって、何よりも大切なのは、普段から電気を通しておくことなんですね。

逆に、運動神経に通電していないと、身体はどんどん動かなくなる


うまく動けなくなるのは、筋肉が落ちたからだと思いがちですが、実は、運動神経に通電してないことが、問題だったんですね。



冒頭で紹介した、クネクネ体操。

実はこの時、脳からは、身体を動かす信号が大量に出ていたんです。

すると、胴体を中心とした多くの運動神経は、たくさん通電されて活性化。

筋トレのような大変さはなくても、神経にとっては、十分な効果が見込めるんです。


逆に、通電してないと、神経の数は減ってしまうのだとか。


下の図は、足の甲のあたりの運動神経の数を調べて研究です。


図:運動神経の数


加齢とともに、生きている運動神経の数は、減るんですね。

そして、神経が減ることは、筋肉が減ることの大きな原因になるのだとか。


もう一度、図を見てください。

左の方に、赤い点がありますよね。

この赤い点は、運動神経の数をかなり維持しています。

これが意味するところは、「運動神経をしっかり刺激していると、減少を防ぐことができる」ということ。




ササミ
運動神経を刺激すれば、動ける身体が手に入る!

エノキ
ガッテン! ガッテン!




クネクネ体操 実践編


ササミ
さあ、例のクネクネ体操ですが、どれくらい運動神経に効いてるんでしょう?



運動機能と神経の働きを長年研究しているのが、この方。

東京大学 身体運動科学の 中澤公孝 教授です。



 [実験]


まず、大学院生に、あの体操を10分間、行ってもらいます。

クネクネ体操と、足上げ体操。

その後、脳を様々な磁気で刺激した時の、運動神経の反応の変化を、調べました。


すると、こんなことが分かったんです。

体操をした後では、神経の活性度の指標が、アップしていたのだ。


中澤先生の解説。

「この運動をやって、神経の脳からの伝導がよくなっている」





さあ、お待ちかね。

クネクネ体操を、教えてもらいましょう。


考案者である 徳島大学の 荒木秀夫 教授の登場だ。

荒木先生は、長年、運動と神経の関係を研究してるんです。

その結晶こそ、クネクネ体操なんですね。


荒木先生は、子どもたちの身体作りのため、全国の小学校や幼稚園に出向いて、この体操を指導してきたんですよ。

その結果、2013年からは、東京都が、幼稚園、小学校、中学校、高校に、導入を開始したのだとか。

学校の先生たちに向けた講習会まで、開かれています。


しかも今、中高年を対象とした運動教室でも、大注目!

老いも若きも、運動神経を呼び覚まそうとしているのだ。




年齢が進むにつれ、身体をあまり動かさなくなりますよね。

胴体を動かさず、手だけ伸ばして、用を済まそうとしたりして。


でも、胴体の運動を刺激しなくなると、身体の動きが硬くなってしまうんです。

あの体操は、それを解消するものなのだ。

休眠状態になった胴体の神経を、起こしてやるってわけ。


クネクネ体操は、日頃 刺激していない体幹の運動神経を目覚めさせるもの。



さあ、体操を見ていきましょう。




<神経を刺激する くねくね体操>


注意)体力に自信のない人は、転倒のおそれがあるので、無理をしないでください。

また、痛みが出た場合は、中止してください。




 [くの字体操]


「く」の字を描くように、ゆっくり曲げる。

頭を固定して、腰を左右に動かします。



くの字体操




 [Sの字体操]


肩と腰を、左右に平行移動させます。

「S」の字を描くかっこう。

肩を先に動かして、腰が後から追いかけます。



Sの字体操




 [がにがに体操]


注意)動きが激しくなるので、絶対に無理はしないでください。


両手を軽く上げた状態で、その場で、跳ねましょう。

そこからヒザを上げます。

ヒザとヒジがくっつくようなイメージ。



がにがに体操






神経びんびん体操


ササミ
最後は、おさらいです。

ポイントを、確認しましょう。




<動ける身体を手に入れよう!>

<神経びんびん体操>



[くの字体操]



ひらがなの「く」の字を、全身で描くかっこう。

腰を左右に動かし、頭は動かさないのが、ポイントです。



くの字体操




[Sの字体操]


肩と腰を、左右に平行移動させます。

ポイントは、肩を先に動かし、腰が後から追いかけるように動かすこと。



Sの字体操




[がにがに体操]


小刻みにジャンプした状態から、足を上げて、ヒザをヒジにつけるように行う。



がにがに体操



それぞれ、1日10回程度、毎日でなくて時々でOKです。


日頃やらない動きですから、最初から無理はしないでくださいね。





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次回は、これ。

日本人 1000万人が持つという、胆石。

激しい痛みがない人もいる?

「油断大敵! 保有者数 1000万人 胆石の真実」。




[関係する記事]

 → 「転倒防止&肩こり解消 ふりふりストレッチ」

 → 「効果的なウォーキング 病気を予防できる歩数は?」




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tag : ためしてガッテン エクササイズ


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