【下がり鎖骨】 改善体操&ハイドロリリース/ゲンキの時間


ストレートネックに代わる、首コリ・肩コリの原因、それが下がり鎖骨。

猫背など、姿勢の悪さが原因だという。

ひどくなると神経が圧迫され、「胸郭出口症候群」になる可能性も。


肩甲骨は大丈夫? ガチガチ度チェック。

上がらなかった肩が、「ボート漕ぎ体操」で改善します。

班目先生のツボ押しも、即効性あり。


薬液を注射して筋肉をほぐす、「ハイドロリリース」の効果とは?



ドクネット:国際医療福祉大学 三田病院 整形外科部長 脊椎脊髄センター長 石井賢。

 東京医科大学病院 整形外科 遠藤健司 講師。

 小山整形外科内科クリニック 帝京大学 医療技術学部 スポーツ医療学科 笹原潤 講師。

ゲンキスチューデント:IMALU。

ゲンキリサーチャー:X-GUN(西尾季隆&さがね正裕)。



2017年6月11日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 首こり・肩こりの新原因! ~ 下がり鎖骨って何?」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 下がり鎖骨とハイドロリリース




下がり鎖骨とは?


ササミ
首コリや肩コリに悩む人、多いですよね。

その原因の一つとされているのが、「ストレートネック」です。

首の骨の湾曲がなくなり、まっすぐになってしまうことで、肩まわりの筋肉が こってしまう。

それがこれまで、常識とされてきました。


でも、専門家からは、こんな言葉が。

「ストレートネックはですね、長い間、病気の一つと考えられてきましたけど、実は、首コリ・肩コリの原因とは、ならないんですね」


そこで今、注目されているのが、「下がり鎖骨」なんです。

いったい、首や肩のコリと、どんな関係があるのでしょうか?





まずは恒例の、基礎クイズから。


Q)次のうち、どちらの姿勢が肩がこりやすいでしょうか?


首・肩こり 基礎クイズ









答えは、後ほど出てきます。






X-GUNとゲンキチャレンジャーが向かったのは、東京都は新宿区にある、東京医科大学病院。

整形外科の 遠藤健司 講師は、コリに悩む多くの人を診察してきたスペシャリストなのだ。


さっそく、診てもらうことになりました。


首の後ろから背中にかけて こっているというゲンキチャレンジャーでしたが、遠藤先生は、指で鎖骨のあたりを押しましたよ。

先生は、肩コリを診る時、鎖骨のバランスを診るのだそう。


ゲンキチャレンジャーのAさんは、鎖骨がやや低下し、下がり鎖骨のような状態になっているようです。

そこで、レントゲン撮影してみることに。


正常な方では、鎖骨がV字の形をしています。

でも、Aさんは、平らになっていました。


下がり鎖骨


鎖骨が水平化しているのが、下がり鎖骨。


こうなると、鎖骨が下がっている分、なで肩になっていて、首を支える筋肉が、引っ張られているような状態になるので、肩コリが起こりやすい土台になるのだそう。


V字だった鎖骨が下がってくると、首を支えている筋肉が引っ張られ、緊張した状態に。

そして、硬くなった筋肉は、血管を圧迫。

血行不良を起こし、疲労物質が蓄積し、コリを発生してしまうのです。



Bさんも、下がり鎖骨でした。


西尾さんは、若干下がっているものの、かろうじてV字を保っていた。

西尾さんの場合、コリの主な原因は、運動不足など、他の原因が考えられるのだそう。




でも、なぜ、下がり鎖骨になるんでしょうか?



その原因の一つが、ある生活習慣だという。


休憩中の西尾さんとゲンキチャレンジャーをウォッチングすると、それが見えてきました。

電車などでよく見る光景ですが、スマホなどをいじっていて、背骨が丸くなっている。

骨盤から頭まで、放物線状になっています。

また、ほとんど動かない。


姿勢の問題


ポイント(1) 猫背・うつむき姿勢の習慣化。

ポイント(2) 姿勢を変えない。




背中を丸めた姿勢は、肩が内側に入りやすい。

すると、肩甲骨は外側に開き、前方に倒れてしまいます。

その際、連動した鎖骨も下に引っ張られ、下がり鎖骨になってしまうのだ。





番組冒頭のクイズですが、首・肩コリになりやすい姿勢は、「A:脚を組む」

脚を組むと、骨盤が傾くため、肩まわりの筋肉が緊張します。

結果、肩コリを引き起こすことに。

一方、腕を組むのは、鎖骨が上がるため、肩まわりの筋肉が ゆるむそうです。




たかが肩コリと、侮れません。

下がり鎖骨を放置すると、大変なことになる可能性が。


鎖骨が下がることで、鎖骨と肋骨の間が、狭くなるんですね。

すると、間を通っている神経などが、圧迫されてしまうんです。


それが、肩コリがひどくなった状態。

「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」という。


胸郭出口とは、鎖骨と第一肋骨に囲まれた隙間のこと。

ここには、神経や脳に血液を送る太い血管などが通っているんです。

下がり鎖骨を放置しておくと、胸郭出口が狭くなり、神経や血管を圧迫。

炎症を引き起こしてしまう。


胸郭出口症候群


その症状は多岐にわたり、「腕のしびれ」「頭痛」「冷え」「めまい」「むくみ」。

さらには、「歩行障害」や「うつ」に進行するケースもあるという。



診察の際、遠藤先生が押していたのは、鎖骨に圧迫された神経の通り道。

もし、炎症があれば、押すだけで、痛みやしびれを感じるのだそう。






<検証:姿勢とこりの関係>


悪い姿勢で下がった鎖骨や肩甲骨は、どれほど コリを誘発するのでしょうか?


一方は正しい姿勢で、もう一方は悪い姿勢(スマートフォンをいじりながら)で。

それぞれ、筋肉の緊張度合いを測定し、比較します。

測定点は、首と肩甲骨をつなぐ筋肉に沿って、3か所。


結果は、こうなりました。

(数値が高いほど、筋肉は緊張しています)


開始時:

[正しい姿勢] 27、33、47。

[悪い姿勢] 54、53、40。


15分後:

[正しい姿勢] 23、19、25。

[悪い姿勢] 47、56、49。


正しい姿勢の方は、数値が下がってますね。

良い姿勢を続けたことで、かえって楽になったようです。


一方、悪い方では、肩甲骨に近い2か所で、数値が上がっていました。

下を向いた姿勢は、肩甲骨に近い部分の方が、筋肉の緊張が強くなるようです。




首コリ・肩コリと密接に関わる、「肩甲骨」。

どれほどやわらかく、動かせますか?


ガチガチだとしたら、下がり鎖骨になっているかも。




<肩甲骨 ガチガチ度チェック>


(1) 壁の前に立ち、かかと、お尻、肩、後頭部を、壁にくっつけます。

(2) 壁に沿うようにして、横から、ゆっくり腕を上げてください。

(3) 60度以上 上がれば、OK。

45~60度だと、ややガチガチ。

45度未満は、ガチガチです。



肩甲骨 ガチガチ度チェック



西尾さんとゲンキチャレンジャーが、さっそくチェックしました。


 西尾さん:約40度 → ガチガチ。

 Aさん:約55度 → ややガチガチ。

 Bさん:約30度 → ガチガチ。


みなさん、肩甲骨まわりの筋肉が硬いようです。



と、遠藤先生が、魔法の体操を教えてくれましたよ。


なんと、たった1分で、大きな変化が出たのでした。




コリ改善体操


ササミ
さあ、さっそく教えてもらいましょう。



<遠藤先生直伝! ボート漕ぎ体操>


(1) ボートを漕ぐように、腕を前から後ろに回します。

この時、呼吸を止めないように注意する。

(2) 肩甲骨を意識しながら、ゆっくりと回してください。

ポイントは、肩甲骨を寄せながら、ヒジを肩の上まで上げること。

(3) 10回1セットで、1日2セットが目安。



遠藤先生直伝! ボート漕ぎ体操


(痛みを感じる場合は、無理をしないでください)





ストレッチや体操が長続きしない人には、こんな方法も。


<班目先生監修 マル秘 即効こり改善法>


(1) 力を抜いて、手のひらを正面に向けます。

(2) 次に、反対側の手で、力こぶの延長線上の、胸と腕の間にあるコリコリした部分を、探る。

(3) 見つけたら、親指の腹で、やさしくほぐしてください。



班目先生監修 マル秘 即効こり改善法


1回の効果は短いですが、即効性があるそうです。

コリを感じやすい人は、習慣化するとよいとのこと。


(痛みを感じる場合は、無理をしないでくださいね)




ドクネット


国際医療福祉大学 三田病院 整形外科部長 脊椎脊髄センター長の 石井賢 先生に、教えていただきます。


肩甲骨は、関節でつながっていない骨なんですね。

15以上の筋肉によって、支えられています。

ですから、肩甲骨や鎖骨が下がると、周りの筋肉が引っ張られ、緊張し、筋肉が硬くなって、痛みやコリに つながるんです。


ボート漕ぎのような肩甲骨を意識した動きは、周りの筋肉をほぐすために、重要。




昔は、首コリとストレートネックが関係あると、言われていたそう。

現在は、腰に疾患を抱えている人に、ストレートネックが多いことが分かってきた。


ストレートネックだと診断されたことのあるIMALUさんですが、過去に二度、腰を悪くした経験が。
 



ハイドロリリース


ササミ
最後に紹介するのは、画期的なコリ改善法。


栃木県小山市の、小山整形外科内科クリニック。

帝京大学 医療技術学部 スポーツ医療学科の 笹原潤 講師に、教えていただきます。


その方法とは、「ハイドロリリース」


ハイドロリリースというのは、痛みの原因になっている神経や筋膜のまわりに、生理食塩水などの薬液を注入することによって、結合組織を解離して、痛みを取る治療法のこと。


コリの原因の一つとして考えられる筋膜や神経の周囲に、生理食塩水などを含む薬液を注射。

くっついてしまった組織を引き離すことで、痛みを和らげるのだ。

もともとスポーツ選手のケアなどに用いられていた技術が、コリの治療に応用できることが判明。

近年、注目されています。



この時、治療に来ていた患者さんは、66歳の男性。

首周辺の筋肉がこり固まって、腕が上がらず、ブラシを使わなければ背中も洗えないほどだという。

肩甲骨ガチガチ度チェックを行ったところ、水平まで上げるのがやっとという状態でした。


まずは、エコーで、筋肉の様子を確認。

白い筋のように見える「筋肉の境目」に、薬液を注入します。

すると、注入された薬液が広がり、くっついていた筋肉が、ほぐれていった。


ハイドロリリース


治療は、1分ほどでした。

患者さんは、「前より軽くなったような気がする」と。

肩甲骨ガチガチ度チェックでも、腕が上がるようになりました。



笹原先生のお話。

「ハイドロリリースをすると、即時性のある治療法なので、すぐ痛みが楽になると。動きもよくなるっていうのが、実感できると思います」

「ただ、この治療をすることで、それが根本的な解決になるわけではありません」

「日頃のパソコン作業だとか、ストレスをかけ続ければ、また痛くなってきますので、常日頃から、ストレッチをしたり、いい姿勢でいることを心がけていくっていうことが、大事だと思っています」




この治療は、全国のクリニックや病院で、実施されているそう。

(医療機関によって、治療の名称が異なります)

ただ、保険がきく場合と、きかない場合がある。

保険適用かどうかを確認の上、受診してください。





本当は怖い肩こり(祥伝社新書)



肩甲骨はがしストレッチ -首、肩、腰の痛み、体の不調が消える! -






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 → 「斑目先生の首コリほぐし&チェック方法」

 → 【巻き肩】 改善法は 腕プラ体操

 → 【新ストレッチ法】 ゆらゆら コロコロ ぐ~るぐる




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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 肩こり


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