【ひざ痛】予防トレーニング&軟骨再生シート/ゲンキの時間


<ひざ痛予備軍を脱出>


座りっぱなしも原因になる、変形性膝関節症。

そんな時は、テニスボールをコロコロさせて予防を!


筋力不足で、歩き方が、がに股に。

これには、ベルトを使ったトレーニングを!


筋肉のアンバランスも、原因に。

ゴムバンドを使う方法で、進行を遅らせることができる。


ホルモンが関係?

「アディポカイン」と「マイオカイン」。


細胞シートを使った、軟骨再生の取り組み。



ドクネット:慶応義塾大学 医学部 スポーツ医学総合センター 松本秀男 教授。

 医学療法士 今井覚志。

ゲンキスチューデント:岡井千聖(℃-ute)。

ゲスト:武田修宏。

ゲンキリサーチャー:深沢邦之。



2016年10月30日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「簡単原因別! ひざ痛改善法」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 ひざ痛改善法




座りっぱなしでも…


ササミ
日本一 平均寿命が長い、長野県。

県民の健康を支える人間ドックに、今年、大きな変化が。


長野県は佐久市にある、佐久総合病院。

この病院に取り入れられたのが、日本初となる「歩行姿勢検診」なのだ。

これは、歩いている時の姿勢を、最新の技術で分析するというもの。

ヒザなど、関節への負荷を視覚化し、自分に合った歩き方の指導をしてもらえるのだとか。


佐久総合病院 理学療法科の 市川彰 技師長のお話。

「長野県は、平均寿命は男女とも全国1位と言われています」

「しかし、健康寿命となりますと、残念ながら、今、1位じゃなく、というのが、長野県が抱えている大きな課題なんです」

(健康寿命とは、健康に生活を送れる期間)



ひざ痛などの関節疾患は、脳卒中や認知症と並んで、健康寿命を左右する 重大な疾患なんです。




<ひざ痛予備軍チェック>

 ・長時間歩くと痛い。

 ・イスから立ち上がる時に痛い。

 ・階段を降りる時に痛い。


1つでも当てはまると、ひざ痛予備軍の可能性が。



こうした予備軍を含む、潜在的な ひざ痛の患者数は、推定 3000万人。

他人事ではない病気なのです。



スタジオのみなさんは、どうでしょう?


満里奈さんは、「ひざ痛ね、若干、あるような…」と。

階段を降りる時などに、ちょっと感じることがある。

三宅裕司さんは、正座がうまくできないのだとか。

岡井ちゃんは、まだ22歳。ひざ痛はありません。


そして、本日のゲストが登場。

武田修宏さんです。

岡井ちゃんのお父さんは、49歳。武田さんと同い年。

お母さんは満里奈さんと同い年だから、まるで、家族がそろったみたいだ。





まずは、恒例の基礎クイズから。

Q)次の3つのうち、ヒザに最も負担がかかるのは、どれ?

 A:階段を降りる時。

 B:片脚立ち。

 C:座っている時。











答えは、「A:階段を降りる時」

階段を降りる時の負荷は、体重の約5倍なんです。





ゲンキリサーチャーの深沢さんが、一般の会社を訪問。

ひざ痛予備軍がいないか、調査します。


向かったのは、神奈川県横浜市の 横浜シーサイドライン。

横浜市の海岸沿いを走る、新交通システムを運営している会社です。


もちろん、専門家も同行。

慶応義塾大学病院 リハビリテーション科 スポーツ医学総合センターの医学療法士、今井覚志さんだ。



まずは、モニターを監視する司令区へ。

この部屋から、シーサイドラインの全駅を監視しています。

24時間勤務で、座りっぱなし。

そこに、ヒザの不調を訴える人が。

階段で歩くと、ヒザの外側が痛いという。


今井さんの診断では、「変形性膝関節症」の初期になっていく可能性があると。


階段の昇り降りでヒザが痛いというのは、ひざ痛で悩む人の中で最も多い「変形性膝関節症」の兆候なんです。


通常、ひざ関節の表面は、軟骨に覆われており、衝撃を和らげたり、関節の動きを滑らかにしてくれています。

ところが、この軟骨がすり減ると、むき出しになった骨同士がぶつかり合って、強い痛みが生じる。

これが、変形性膝関節症。


変形性膝関節症



この方の ひざ痛ポイントは、勤務姿勢にありました。

それは、「ヒザを動かさない」こと。

実は、座りっぱなしで ヒザを動かさないことも、ひざ痛を招く原因になるのです。


ひざ関節は、薄い膜で包まれていて、その中は、「関節液」という潤滑油のような役目をする液体で満たされている。

ヒザが曲がったまま動かないと、関節液が循環できなくなり、酸素や栄養が行き渡らなくなって、炎症が起きてしまうのだ。

長時間の運転や、飛行機などで長時間座りっぱなしだと、ヒザが痛くなるのも、同じ理由だと考えられます。

また、キッチンなどで立ちっぱなしの状態も、ヒザの関節が動いていないので、要注意。




そんな時は、テニスボールで、ひざ痛予防を!


<ボールコロコロ作戦!>

イスに座った状態で、テニスボールを床に置き、足の裏でボールを転がす。

左右交互に、30分に1回行うように心がけましょう。



テニスボールでひざ痛予防


これで、ヒザが適度に動き、関節液の循環がよくなります。


オフィスワークなどで座りっぱなしの方、ぜひ、お試しを!




筋力不足で…


ササミ
オフィスフロアにも、ヒザに痛みがあるという人が。

長く歩くと、ヒザの裏が痛くなるという。


実はこの方、ウォーキングを 1日に 8000~1万歩もしている。

今井先生に歩き方をチェックしてもらったところ、原因が分かりました。


少し、がに股なようです。

足を開いて歩いている感じ。


歩き方が、がに股


今井先生の見立ては、こう。

「ヒザ周りの筋肉が、弱いかもしれない」

原因は、筋力不足でした。


あれ?

でも、毎日、あんなに歩いているのに?


今井先生が指摘したのは、脚の外側にある「外転筋(がいてんきん)」の弱さ。


実は、歩くという動作では、最大筋力の10%以下しか使わないのだそう。

どんなに歩いても、筋トレにはならないようです。


もちろん、ウォーキング自体は、身体や健康によいもの。

しかし、ヒザを守る筋肉は、鍛えられないんです。




<メカニズム>


外転筋の力が弱いと、身体がバランスを崩しやすく、ヒザが左右にぶれてしまう。

そのため、足を開いて安定させる姿勢が身についたようですね。

がに股歩きは、ひざ関節の内側に負担がかかり、軟骨が削れてしまうのだ。


 ・電車の中で、ふらつきやすい人。

 ・靴の外側がすり減っている人。


このような人は、外転筋が弱いサインかもしれません。



そんな時は、ベルトを使ったトレーニングを!


<ひらけ! ひざ>

足を少し開き、ベルトでヒザを縛る。

足を左右に広げるように力を入れ、その状態で、10秒キープ。

10回1セットで、1日3セットを目安にしましょう。



ひらけ! ひざ


これで、外側の筋肉が鍛えられ、ヒザに負荷がかかりにくくなる。



脚の筋肉を鍛えることは、実は、男性より女性の方が、重要なんです。

変形性膝関節症のリスクが高いのは、女性。


慶応義塾大学 医学部 スポーツ医学総合センターの 松本秀男 先生のお話。

「原因はなかなか分かんないんですけど、よく言われているのが、筋力が弱い、骨の形が(男性と)違う」

「骨の形は治せませんけど、筋力はつけることができるので、筋力をつけることで、ある程度の予防ができるんじゃないかと思います」




筋肉のバランス


ササミ
3人目は、この方。

40代に入った頃から、両ひざに痛みを感じ出したという。

階段の昇り降りでも、痛みが。

正座も苦手だという。


 ・階段の昇り降りで、痛い。

 ・ヒザが深く曲げられない。


この2つがそろうと、「変形性膝関節症」の初期段階の疑いが。



様々な筋力を測定した結果、以下のことが分かりました。

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は強いのだけれど、他の筋肉が弱い。

つまり、脚の筋肉のバランスが悪いようです。

原因は、「筋力のアンバランス」だった。


この人は、太ももの表にある「大腿四頭筋」は強かったんですが、裏側の「ハムストリングス」が弱かったんです。


脚の筋肉は、大きく分けて、4つある。


 ・外転筋(外)。

 ・ハムストリングス(裏)。

 ・大腿四頭筋(前)。

 ・内転筋(内)。


この中の1つでも弱いと、正しくヒザを支えられなくなってしまい、ひざ痛を引き起こしてしまうことがあるのだ。


自己流のトレーニングや、スポーツの癖が、筋力のアンバランスを招いてしまうようです。


変形性膝関節症は、十分な筋力をつければ、進行を遅らせることが可能。

バランスよく筋力を鍛えることが、大事です。



そんな時は、ゴムバンドを使ったトレーニングを。


<THE 机もヒッパレ>

フィットネス用のゴムバンドを、机の脚と自分の脚にくくりつけ、机の脚を引くように、引っ張る。

ハムストリングスを意識しながら、行いましょう。

10回1セットで、1日に3セットが目安。



THE 机もヒッパレ




トレーニングで、ひざ痛予備軍の脱出を目指しましょう!
 



ドクネット


慶応義塾大学 医学部 スポーツ医学総合センター 松本秀男 教授に、教えていただきます。



筋力がアンバランスだと、ヒザに均等に力がかからないようですね。

そうすると、半月板を痛めたり、変形性膝関節症が進んだりする。


サッカー、ゴルフ、野球など、片脚だけを頻繁に使う競技は、アンバランスになりやすい。

なので、反対側の脚の筋力を鍛えないといけません。




<脚の筋力 バランスチェック 片脚立ち>

手をやや広げて、脚を少し上げましょう。

1分以上キープできれば、問題なし。

脚を地面についたり、大幅にふらついたりしたら、アウト。



バランスチェック 片脚立ち

 



ひざ痛とホルモンの関係


ササミ
これまで、肥満の人が ひざ痛になりやすいのは、主に体重が原因だと考えられてきました。

ところが、体重以外にも、ひざ痛の犯人がいたんです。


高知大学 医学部 整形外科の 池内昌彦 先生に、教えてもらいましょう。


なんと、ひざ痛を起こすホルモンがあるのだという。

その名も、「アディポカイン」


アディポカインは脂肪から分泌され、高血圧や動脈硬化にも関係すると考えられている悪名高きホルモンなのだ。

内臓ホルモンから多く分泌されるので、一見 太ってない人でも、内臓脂肪が多い人は 注意が必要。


しかし、朗報も。

悪いホルモンとは逆に、ひざ関節によいホルモンの存在も分かってきました。

それが、「マイオカイン」

マイオカインが 脂肪を分解することで、アディポカインの分泌量が減り、ヒザの痛みの改善につながります。


マイオカインは、有酸素・無酸素運動を問わず、筋肉を鍛えるほど、分泌量が増えるそうです。

つまり、脚の筋トレは、一石二鳥なのだ。


現在はまだ研究段階ですが、これからに期待です。
 



ヒザ軟骨の再生


ササミ
最後は、再生医療について。


神奈川県は伊勢原市にある、東海大学医学部付属病院。

ここでは、今までの常識を覆す研究をしている。


外科学系 整形外科の 佐藤正人 教授に、教えていただきます。

それは、「ヒザの軟骨の再生」


ヒザの軟骨がすり減って起こる、変形性膝関節症。

軟骨は、すり減って一度なくなると、二度と再生しないというのが、今までの常識でした。

ところが、この軟骨が再生するというのです。


使うのは、軟骨再生シート(細胞シート)。


軟骨再生シート



まず、患者さんの正常な軟骨組織を採取。

そこから細胞を取り出し、培養します。

その培養した細胞を、厚さわずか0.2ミリのシート状に加工し、軟骨がすり減った部分に、貼り付ける。

すると、シートが特殊なタンパク質を出し続け、軟骨を作る細胞が活性化。

軟骨が再生するという仕組みです。




<軟骨再生シートを使った治療>

・あと 1~2年で、先進治療として認可される見込み。

・現在、臨床研究の受付はしていません。



注意!

現在、受付は終了しているので、この件で大学へ問い合わせするのは、ご遠慮ください。






3万人のひざ痛を治した! 痛みナビ体操



つらい膝の痛みは毎日のちょっとしたことでたちまち軽くなる!






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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 腰痛・関節痛


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