【認知症予防】 写経とお香で/健康カプセル! ゲンキの時間


今回のテーマは、「鎌倉に学ぶ、健康の秘訣」


しらすおろしは、食べ合わせが悪い?

新鮮な鎌倉野菜で、血液サラサラ。


砂浜で行うスポーツ、ビーチアルティメット。

和菓子の健康効果。


脳を若返らせる方法は、写経。

お香(聞香体験)。においと脳の関係。



ゲンキリサーチャー:ザ・たっち(たくや&かずや)。



2016年5月15日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 血液サラサラ&脳に効く! ~ 鎌倉ぶらり健康の旅」「鎌倉歩く血液健康&脳活性化」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 鎌倉の健康法




しらすと食べ合わせ


ササミ
各地にある健康のヒント。

今回は、鎌倉ですよ。


明治時代、日本近代医学の父と言われるベルツは、「鎌倉は健康に良い土地」だと紹介。保養地として、注目されることとなりました。

沖を流れる黒潮からの穏やかな気候と、自然豊かな風土が、心身を癒すのに最適だと、考えられています。


それ以外にも、鎌倉には、健康に良いものがたくさん。

血液サラサラに、認知症予防。

さてさて、何が、どういう理由で、効くのでしょうか?



健康の秘訣を求め、ザ・たっちの二人は、小町通りへ。

多くの人で にぎわってますが、そんな中で見つけたのが、こんな看板。

「クロワッサンたいやき」

しかも、しらすたっぷりと書いてある。


どうやら、パイ生地のたい焼きみたいですね。

割ってみると、ホントに、しらすがたっぷり。


クロワッサンたいやき


意外な組み合わせですが、これがおいしいらしい。

まるで、おかず?




鎌倉の名物といえば、「しらす」

小町通りには他にも、「しらすミルフィーユ」「しらすたこ焼き」などが、あるんだって。


専門家に、しらすの健康効果について、聞いてみましょう。

白澤抗加齢医学研究所の、白澤卓二 所長。

「しらすは小魚なので、生命を維持するための栄養素を丸ごと食べることができる完全食なんですね」

「お魚なので、DHA・EPAがとても豊富に含まれているんです」


DHAやEPAには、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにしてくれる働きが。


そんな栄養満点なしらすなのに、悪い食べ合わせがあるそうですよ。

「しらすおろしの食べ合わせは、あまりよくない」


ゲッ! あんなにおいしいのに、ショック!


しらすには、身体の修復などを担うアミノ酸の「リジン」という重要成分が含まれているんです。

けれど、生の大根には、その吸収を妨げる働きが。

(煮た大根なら、OK)


食べ合わせが悪いというよりは、せっかくの栄養がもったいないという感じかな。

しらすの栄養成分を活かすなら、組み合わせに注意しましょう。


しらすと食べ合わせ





鎌倉野菜で 血液サラサラ


ササミ
続いて訪れたのは、おしゃれなレストラン。

イタリア料理の専門店「オステリアジョイア(Osteria Gioia)」です。

ここは、地元でも大人気のお店なのだ。


人気の秘密は、自家製野菜。

朝、畑で収穫したものを、調理して提供している。


鎌倉で作られる野菜は、普通のものとはちょっと違うのだとか。

「鎌倉野菜」といって、昔 海だったこともあって、ミネラル分が多い。

栄養価も高く、味わいも濃いのだという。


朝採った野菜が、ランチに。

ザ・たっちも、試食します。


採れたて野菜を使った、日替わりランチ。

(メニューは、その日採れる野菜によって変わる)


鎌倉野菜のランチ



ビタミンなど野菜の栄養素は、収穫してから時間がたつほど、減少します。

なので、収穫後、食べるまでの時間が短いほど、豊富な栄養素が摂取できる。


<葉物野菜を常温に置いた時のデータ>

 ビタミンA:4日で約75%減少。

 ビタミンC:1日で約50%減少。




また、旬の野菜は、栄養分が高くなる。

旬の時期と、それ以外の時期を比べると、野菜によっては 5倍近く栄養素が違うものまである。


<野菜100g中のビタミンC量>

旬の時期とそれ以外の時期の変化。


 ほうれん草:85mg ⇔ 18mg。

 ブロッコリー:168mg ⇔ 87mg。

 ジャガイモ:40mg ⇔ 7mg




「旬で新鮮な野菜は、抗酸化作用が高く、血液サラサラ効果もアップ!」


野菜は まとめ買いするのではなく、こまめに買うのがいいようです。




ビーチアルティメット


ササミ
食べた後は、運動です。


おや、砂浜で、何かやってますねぇ。

鎌倉スポーツアカデミーの 小島博之 代表が、教えてくれました。


今やっているのは、「ビーチアルティメット」

ビーチアルティメットとは、敵と味方のチームに分かれ、フライングディスクを投げてパスをつなぎ、相手の陣地でキャッチすると得点が入るという競技です。

バスケットボールとアメフトを合わせたようなルール。


砂浜で行う、ビーチアルティメット。

海の近くはリラックス効果が高く、休日のストレス解消に もってこいなのだ。



しかも、こんな効果も。


砂浜での運動は、芝生の約1.5倍のエネルギーが消費される。

運動効果バツグンなのです。

また、砂浜がクッション代わりになり、ヒザや腰への負担が少ない。


砂浜のジョギングでも、同じ健康効果が得られますよ。
 



和菓子パワー


ササミ
続いては、鎌倉で食べられる 血液サラサラのおやつ。


訪れたのは、和菓子の体験教室。

創作 和菓子作家の 御園井裕芙子さんに、お話を伺います。


ここは、鎌倉創作和菓子「手毬(てまり)」の工房。

伝統的な和菓子の製法と現代のセンスを取り入れた、華やかでおいしい和菓子を作っているお店です。

こちらでは、和菓子作りを体験することもできる。(要予約)


手毬 手作り和菓子体験


見た目も、美しいですね。



実は、この和菓子にも、健康の秘訣が。


黒あんの原材料となる「小豆」は、良質な たんぱく質を含むだけでなく、美肌効果のあるビタミンB群や、中性脂肪を抑える働きのある「サポニン」を含んでいます。

さらに、ねりきりの原材料になる「白いんげん豆」は、脂質・糖質の吸収を抑制する作用があり、ダイエットや血液サラサラに効果的。

和菓子は、おやつに、もってこいなのです。
 



脳を若返らせる方法


ササミ
次に向かったのは、長谷寺だ。


鎌倉のお寺の中でも、歴史あるのが、長谷寺。

日本三長谷の一つですね。(他は、奈良県桜井市と長野市)


奈良時代に創建されたと伝わる、長谷寺。

本尊の十一面観音は、木造で日本最大級だという。

庭園には、四季折々、様々な花が彩っている。


元々人気のある長谷寺ですが、パワースポットも人気なのだとか。

赤い鳥居をくぐって、洞窟へ。

洞窟の壁面には、何体もの童子が彫られています。

この童子たちには それぞれ違う御利益があり、ロウソクに自分の名前を書いて、16体の中から御利益を授かりたい童子に、お供えをする。

「弁天窟」という場所です。



長谷寺にある健康の秘訣を求めて、書院へ。

ここに、脳を若返らせる方法がありました。


それは、「写経(しゃきょう)」

長谷寺では、誰でも写経体験ができるのだそう。(受付時間は、9時から15時。写経用紙は、有料です)


写経の脳トレ効果


実は、近年の研究で、写経に健康効果があることが発見された。


杏林大学 医学部 精神神経科学教室の 古賀良彦 名誉教授に、教えていただきます。

「実は、写経はですね、認知症の予防効果があるんですよ」


高齢者を対象に、160種類の脳トレ効果を実験。

すると、最も脳を活性化させたのが、写経だったのです。


写経の要素は、「読む」「書く」「唱える」。

しかも、内容を理解しようとする。

つまり、脳をとってもバランスよく、活性化してくれるのです。


脳を若々しく保つには、ぜひ 写経を!
 



お香のチカラ


ササミ
最後に訪れたのは、お香のお店。


「鬼頭 天薫堂」は、常時100種類以上を置いているという、お香の専門店。

なんと、お香の体験も、できるそうですよ。


和室には、着物の女性が待っていました。

お香の文化を今に受け継ぐ、御家流香道師範 実践女子短期大学 非常勤講師の 小畑洋子さん。


さっそく、「もんこう体験」を。

「聞香」と書いて、もんこう。(ききこう、ぶんこう、とも)

香りを聞く体験です。


聞香とは、数種類のお香のかおりを嗅ぎ分けて当てる、伝統的なお遊び。


そして、においを嗅ぎ分ける能力には、健康と密接な関係があったのだ。


鼻の奥にある嗅覚をつかさどる神経細胞は、年を取ると再生しにくくなるため、加齢によって嗅覚は落ちやすいんです。

また、脳の機能が低下することで、問題が起きるケースも。

嗅覚の神経細胞は、脳と直接つながっているため、脳腫瘍やアルツハイマー型認知症の初期症状で、においを感じにくくなることがあります。


そういったことを防ぐためにも、普段から、においの嗅ぎ分けを訓練することは大切。


ということで、三宅さんらスタジオの3人も、聞香を体験することになりました。

やるのは初心者向けの「三柱小鳥香(さんちゅうことりこう)」

3つの香炉のかおりを聞いて、組み合わせを鳥の名前で答えます。


聞香体験



結果は、三宅さんと英玲奈さんが正解!

香りは、伽羅(きゃら)、真南蛮(まなばん)、伽羅で、「どばと」でした。



普段から香りを意識して生活することは、嗅覚の衰えを予防し、脳の活性にもつながります。





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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 認知症


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荒巻ケンコー

 

管理人 : 荒巻ケンコー

50歳代に突入し、健康の話題を口にすることが多くなりました。老眼が始まったり、白髪もチラホラ。筋肉痛は、2~3日遅れる。

老化は止められないけど、緩やかにしたい。できるだけ健康でいたい。できれば、生活を楽しみたい。そういう気持ちで、情報を集め、分かりやすく記録に残しています。

おいしい食材や簡単料理にも、興味あり。


過去の病気 : 腰痛(椎間板ヘルニア 手術暦あり)
現在の病気 : 花粉症。  

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