「酒かす(酒粕)でコレステロールを減らす/ためしてガッテン」
昔ながらの日本の食材で、コレステロールを減らせる?
そのカギは、“レジスタントプロテイン”?
ダイエットにもなって、肌までしっとり?
“かす”という不要物のような名前ですが、実は、すごく有用らしい。
それは、“酒かす”。
酒かすには、どんな効果が?
11月24日放送の「ためしてガッテン」より、「日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果!」からのメモ書きです。

□ 酒かすでコレステロールが下がる
いつものように、実験です。
男女12人に、1日50gの酒かすを甘酒状に水に溶いて、飲んでもらう。
3週間続けた結果は?
中には、肌の保湿量が増える人や、体重が減る人も。
でも、みんながみんなそうなったのではなく、美肌効果もダイエット効果も、平均としては現れませんでした。
ところが、効果が顕著に見られたものも。
それは、“コレステロール値”!
動脈硬化にも関係するという悪玉コレステロールのLDLコレステロールが、平均で8.2減っていたのです。12人中、11人、下がっていた。
それも、高めの人ほど、下がっていました。
□ レジスタントプロテイン
コレステロールを下げるのに貢献した酒かすの要素は、“レジスタントプロテイン”というものらしい。それは、消化されにくいたんぱく質。
酒かすを食べると、その中に含まれるレジスタントプロテインは消化されにくいので、そのまま小腸へ。そこで食品の脂質をガッチリとキャッチして、そのまま排出してくれる。
余分な脂やコレステロールを、体外に運び出してくれるんですね。
これによって、LDLコレステロールの値が下がったと思われます。
また、この効果で、お通じも改善されるそう。
実験に参加した人の中にも、便秘に悩まされていた人が今までにないくらい改善されたという話も。
便に含まれる脂質の量が増えるので、やわらかい、そして出やすい、便になるそうです。
□ 酒かすのほうがいい!
酒の原料であるお米にも、レジスタントプロテインは含まれているそう。
でも、酒かすじゃないとダメだという理由が?
お米が発酵してアルコールの状態になったものが、“もろみ”。
そのもろみを絞ったものが、“清酒”です。
その絞りかすが、“酒かす”。
お米が もろみになる時に活躍するのが、麹(こうじ)と酵母。
でも、その時に、レジスタントプロテインに、ある変化が起きるのだとか。
まず麹が、でんぷんを分解し、ブドウ糖にする。そこで酵母が、ブドウ糖をアルコールに変化させる。
この時、酵母は、たんぱく質も分解し、うまみ成分のアミノ酸を作ります。
でも、レジスタントプロテインはというと、分解されずに酒かすの中に残る。また、他のものが分解されるので、レジスタントプロテインは、むき出しの状態に。
つまり、お米の状態の時より凝縮された、より働きやすいものとなっている。働きやすいうえに、濃いのです。
また、酒かすには、他のものも含まれる。
レジスタントプロテインの他に、発酵中に増えた酵母がたっぷり含まれるので、ビタミンB2 が米の26倍、ビタミンB6 は47倍、含まれる。うまみ成分のアミノ酸にいたっては、583倍にも激増する。
これはもう、“かす”なんて言ってられません。
□ 酒かすをおいしく食べる方法
酒かすはアルコールが含まれるだけあって、苦手な方も多いですよね。
アルコール臭と発酵臭が苦手な人は、少なくないかも。
でも、それを何とかする方法が。
酒蔵の看板娘である酒かす料理名人の女性が、その方法を教えてくれました。
その方程式は、“酒かす+油+塩=チーズ”になるというもの。
他にも、“酒かす+粉+豆乳=和風ホワイトソース”や“酒かす+豆乳+果物=ヨーグルトドリンク”という式も。
下の番組HPでは、“酒かすクラッカー”や“酒かすホワイトパスタ”、“酒かすフルーツヨーグルト”のレシピが紹介されています。
また、中国秘伝の調味料と言われる“チュウニャン”を再現したデザートも。
番組HP → 日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果! : ためしてガッテン - NHK
また、下記のHP でも、酒かす名人がレシピを紹介してくれています。
番組HP → 自然酒五人娘 発芽玄米酒むすひ 香取 蔵元 寺田本家
左サイドバーの、酒粕レシピをチェック!

□
酒かすは、粕汁くらいしか口にしないかな。
それも、冬に何回か食べるくらい。
でも、コレステロールを下げたり、便通をよくしたりと、効能があるんですね。
焼いて食べるのって、おいしいんだろうか?
昔の人は、そうしてたそうだけど。

そのカギは、“レジスタントプロテイン”?
ダイエットにもなって、肌までしっとり?
“かす”という不要物のような名前ですが、実は、すごく有用らしい。
それは、“酒かす”。
酒かすには、どんな効果が?
11月24日放送の「ためしてガッテン」より、「日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果!」からのメモ書きです。

□ 酒かすでコレステロールが下がる
いつものように、実験です。
男女12人に、1日50gの酒かすを甘酒状に水に溶いて、飲んでもらう。
3週間続けた結果は?
中には、肌の保湿量が増える人や、体重が減る人も。
でも、みんながみんなそうなったのではなく、美肌効果もダイエット効果も、平均としては現れませんでした。
ところが、効果が顕著に見られたものも。
それは、“コレステロール値”!
動脈硬化にも関係するという悪玉コレステロールのLDLコレステロールが、平均で8.2減っていたのです。12人中、11人、下がっていた。
それも、高めの人ほど、下がっていました。
□ レジスタントプロテイン
コレステロールを下げるのに貢献した酒かすの要素は、“レジスタントプロテイン”というものらしい。それは、消化されにくいたんぱく質。
酒かすを食べると、その中に含まれるレジスタントプロテインは消化されにくいので、そのまま小腸へ。そこで食品の脂質をガッチリとキャッチして、そのまま排出してくれる。
余分な脂やコレステロールを、体外に運び出してくれるんですね。
これによって、LDLコレステロールの値が下がったと思われます。
また、この効果で、お通じも改善されるそう。
実験に参加した人の中にも、便秘に悩まされていた人が今までにないくらい改善されたという話も。
便に含まれる脂質の量が増えるので、やわらかい、そして出やすい、便になるそうです。
□ 酒かすのほうがいい!
酒の原料であるお米にも、レジスタントプロテインは含まれているそう。
でも、酒かすじゃないとダメだという理由が?
お米が発酵してアルコールの状態になったものが、“もろみ”。
そのもろみを絞ったものが、“清酒”です。
その絞りかすが、“酒かす”。
お米が もろみになる時に活躍するのが、麹(こうじ)と酵母。
でも、その時に、レジスタントプロテインに、ある変化が起きるのだとか。
まず麹が、でんぷんを分解し、ブドウ糖にする。そこで酵母が、ブドウ糖をアルコールに変化させる。
この時、酵母は、たんぱく質も分解し、うまみ成分のアミノ酸を作ります。
でも、レジスタントプロテインはというと、分解されずに酒かすの中に残る。また、他のものが分解されるので、レジスタントプロテインは、むき出しの状態に。
つまり、お米の状態の時より凝縮された、より働きやすいものとなっている。働きやすいうえに、濃いのです。
また、酒かすには、他のものも含まれる。
レジスタントプロテインの他に、発酵中に増えた酵母がたっぷり含まれるので、ビタミンB2 が米の26倍、ビタミンB6 は47倍、含まれる。うまみ成分のアミノ酸にいたっては、583倍にも激増する。
これはもう、“かす”なんて言ってられません。
□ 酒かすをおいしく食べる方法
酒かすはアルコールが含まれるだけあって、苦手な方も多いですよね。
アルコール臭と発酵臭が苦手な人は、少なくないかも。
でも、それを何とかする方法が。
酒蔵の看板娘である酒かす料理名人の女性が、その方法を教えてくれました。
その方程式は、“酒かす+油+塩=チーズ”になるというもの。
他にも、“酒かす+粉+豆乳=和風ホワイトソース”や“酒かす+豆乳+果物=ヨーグルトドリンク”という式も。
下の番組HPでは、“酒かすクラッカー”や“酒かすホワイトパスタ”、“酒かすフルーツヨーグルト”のレシピが紹介されています。
また、中国秘伝の調味料と言われる“チュウニャン”を再現したデザートも。
番組HP → 日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果! : ためしてガッテン - NHK
また、下記のHP でも、酒かす名人がレシピを紹介してくれています。
番組HP → 自然酒五人娘 発芽玄米酒むすひ 香取 蔵元 寺田本家
左サイドバーの、酒粕レシピをチェック!

□
酒かすは、粕汁くらいしか口にしないかな。
それも、冬に何回か食べるくらい。
でも、コレステロールを下げたり、便通をよくしたりと、効能があるんですね。
焼いて食べるのって、おいしいんだろうか?
昔の人は、そうしてたそうだけど。

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