「不元気症候群 LOH 症候群 テストステロン/ためしてガッテン」

問題なく暮らせていた人が、ある日突然、気力も食欲も出なくなる。

ちょっとしたことで、疲れやすくなった。

それは単に加齢によるものだけではなく、ひょとすると不元気症候群かも。

しかも、元気が失われるだけではなく、がんの死亡率が3.5倍、血管障害や心臓病の死亡率が2.5倍、さらに背骨の骨折が2倍と、リスクが高まるという話まで。

強く症状が出る人は、座っていることさえ困難になるといいます。


11月17日放送の「ためしてガッテン」より、「600人を襲う! 謎の不元気症候群」からのメモ書きです。





加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)診療の手引き―日本泌尿器科学会公認日本Men’s Health医学会公認 男性ホルモン低下によ





LOH 症候群

社会問題となっている、自殺率。その原因の多くは うつ症状とされていますが、必ずしもそうとはいえないらしい。

最近では、“LOH 症候群”が原因という人も、かなりいるのではないかと分かってきた。

LOH(ロー)症候群とは、いったいどんなものなんでしょう?



ある男性は、漠然と元気がない感じがするようになり、理由は分からないけど元気のない状態が続くようになったと振り返ります。

気持ちが前に出ない。まだ40代なのですが、まるでもっと歳をとったかのような状態に。

そして、10代のころから続けてきたギターの演奏さえ、する気力がなくなってしまった。

病院を転々とした男性ですが、どこでも診断は同じ。軽いうつ病だと言われる。

睡眠薬や抗鬱剤を処方されるのですが、症状は一向に改善されません。

その時の状態を男性は、まるでアリ地獄のようだったと語ります。どんどん深みにはまっていく感じ。



別の男性は、急激な体の衰えを感じるようになったといいます。筋力が落ちて、力が全然出ないようになった。

ちょっと歩くと疲れて、全然歩けない。妻から見ても、お尻や背中の筋肉が下がって、こけて見えるようになった。

以前は毎日1時間以上歩くことを日課にしていましたが、そのうち、ほとんど歩けないような状態に。

しまいには、座っていることさえできないほどに身体は衰えていったといいます。



1番初めに紹介した男性は、藁をもすがる気持ちで受診した病院で、「これはLOH 症候群かもしれない」と告げられました。

そこで専門の治療をはじめたところ、それまで何をやってもダメだった症状が、劇的に改善された。


2番目の男性も、治療をはじめて2か月足らずで、元気が戻ってきた。

今では、毎日のウォーキングも再開できるほどに。



推定されるLOH 症候群の方々は、600万人ともいわれます。

2人に共通する症状は、何だか元気が出ないというもの。

それを放っておくうちに、1人目の人は、不眠、抑うつ、肩こり、激太りという症状に。また、2人目の人は、衰弱、筋肉痛、頭痛、激やせ、という症状に、それぞれなっていきました。

病院で診断されたのは、1人目の人は、うつ。2番目の人は、がんや脳血管障害が疑われました。

しかし、根本原因は分からず、ひどくなる症状に悩まされ続けることに。

そんな中、LOH 症候群だと分かり、治療開始。それにより、症状は改善されたといいます。




LOH 症候群の原因

LOH 症候群に関係するのが、“男性ホルモン”。正式名称、“テストステロン”です。

卵巣で作られるというテストステロンですが、その代表的な働きは、性機能、体毛、筋肉、さらには、認知機能やストレス耐性、脂肪蓄積抑圧の効果まで。血管機能や骨の形成にも、関係するといいます。

(ちなみに、男性よりも量が少ないものの、女性にもテストステロンはあるとのこと)


上記のようなものを司るテストステロンが減少すると、以下のような状態になってくる。

・内臓脂肪の増加
・認知力の低下
・抑うつ
・筋力低下
・性機能低下
・骨減少
・睡眠障害
・疲労感



最新の研究では、がん、心臓病、骨折などのリスクが高くなることも分かってきているらしい。

ある研究では、テストステロンの低い男性は死亡率が高い、という報告も。




どんな時にテストステロンは低下する?


[結婚]

結婚すると、テストステロンは下がるのだそうです。

元来動物のオスは、メスを勝ち取るため、戦いに勝利する力強さや攻撃性を具えてきた。その攻撃性は、テストステロンに由来するそうです。

結婚すると女性を勝ち取る必要がなくなるため、テストステロンが減ると考えられているそう。



[ジェットコースター]

これは、上がる人も下がる人も、出るそう。

というのは、興奮する人もいれば、ストレスを感じる人もいるから。

通常、身の危険(ストレス)を感じると、テストステロンは減少するそうです。



ストレスで、テストステロンが減少する。

こういうことがあるので、社会で責任が重くなる40代50代の人で、テストステロンが低下している場合も。

慢性的なストレスがテストステロンを減少させ、うつ症状や体調不良が現れる。

それがさらにストレスになり、負のスパイラルが形成されてしまいます。


うつの原因はストレスとされますが、ストレスによってテストステロンが減少、これにより脳のストレス耐性が低下。こうなると、些細なことでもストレスに感じるようになり、余計にストレスが蓄積してしまう。そして、よりテストステロンが、減少します。


逆に、テストステロンの低下を防ぐポイントとしては、

・やりがいがある
・意欲的にできる
・存在を認めてくれる
・仲間や同僚の支えがある


そういう状況があると、ホルモンの低下は少ないそうです。




テストステロンの治療

治療の基本は、減っているテストステロンを足す男性ホルモン補充療法

基本的には、筋肉にテストステロンを注射するそうです。

個人差はあるものの、早い人では1回注射しただけでよくなるといいます。今まで風景がモノクロに見えていた人が、カラーになったという人まで。


男性ホルモン補充療法には注意点もあって、

・必ず専門医の判断のもとで行う
・前立腺がんのある方は行えない



テストステロンの低下に気づき治療をはじめれば、重いうつへの移行を防げる場合もあるそうなので、早期発見が大切になるようです。




LOH 症候群の予防。男性ホルモンアップの秘策


[運動]

毎日の運動が、効くようです。

ある人たちは、ゆっくりスクワットしたり、イスに座ってヒザを胸に近づけたりと、毎日テレビを見ながら続けられるような運動を3ヶ月行ったところ、効果が出たらしい。

この運動は1日15分を目安にということで、NHK朝の連続テレビ小説の名を借りて、「テッパン体操」というらしい。ちなみにその前は、「ゲゲゲ体操」。


[脳を使う]

活発に会話をしたり、交流したりと、脳をなるべく使うことが、脳のテストステロン濃度を維持していくのによいらしい。

テストステロンは主に精巣で作られますが、脳の中でも合成されるのだそうです。

活発に脳を使うことでテストステロンの合成が高められれば、認知機能やストレス耐性の維持も、期待できます。


[たまねぎ]

たまねぎに含まれる含硫アミノ酸が、テストステロンの合成を誘導するのだそうです。

1日たまねぎ1/2個が目安。

ただし、食べ方にコツがあります。

たまねぎをカットして時間が経つと、酵素が含硫アミノ酸を分解してしまう。しかもこの(含硫アミノ酸を分解する)酵素は熱に弱いので、切ってすぐに加熱するのがよいそう。そうすると、含硫アミノ酸が分解されずに残ります。

ただし、含硫アミノ酸は水に溶け出しやすいそうなので、煮る場合は煮汁ごといただく。




他にも、ストレスがかからないように心がけたり、十分な睡眠をとることも大切なのだそうです。




LOH 症候群 チェックシート


以下の17項目について、チェックしていきます。

判定は、

  なし :1点
  軽い :2点
 中程度 :3点
  重い :4点
非常に重い:5点


[01] 総合的に調子が思わしくない
[02] 関節や筋肉の痛み
[03] ひどい発汗
[04] 睡眠の悩み
[05] よく眠くなる、しばしば疲れを感じる

[06] いらいらする
[07] 神経質になった
[08] 不安感
[09] からだの疲労や行動力の減退
[10] 筋力の低下

[11] 憂うつな気分
[12]「絶頂期は過ぎた」と感じる
[13] 力尽きた、どん底にいると感じる
[14] ひげの伸びが遅くなった
[15] 性的能力の衰え

[16] 早朝ぼっ起の回数の減少
[17] 性欲の低下



判定


17~26点:なし
27~36点:軽度
37~49点:中等度
50点以上:重度


50点以上の方は、専門医に相談を。



 番組HP → 600万人を襲う!謎の不元気症候群 : ためしてガッテン - NHK





ホルモン力が人生を変える (小学館101新書 23)



男の更年期―お医者さんに行く前に読む本







更年期、更年期障害という言葉はよく耳にしますが、今回のガッテン、そして、その前のカラダのキモチを見るまで、男性にも更年期があることを知りませんでした。

特に、自律神経失調症的なものや、不安感やイライラ、うつの症状などは、心療内科や精神科に相談される方も多いのではないかと思いますが、男性ホルモンの低下によって生じている場合もあるようです。

気になる人は、検査するのもいいかも。

ホルモンによる影響が大きければ、治療で改善されるかもしれません。




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tag : ためしてガッテン 更年期 心身の健康


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荒巻ケンコー

 

管理人 : 荒巻ケンコー

50歳代に突入し、健康の話題を口にすることが多くなりました。老眼が始まったり、白髪もチラホラ。筋肉痛は、2~3日遅れる。

老化は止められないけど、緩やかにしたい。できるだけ健康でいたい。できれば、生活を楽しみたい。そういう気持ちで、情報を集め、分かりやすく記録に残しています。

おいしい食材や簡単料理にも、興味あり。


過去の病気 : 腰痛(椎間板ヘルニア 手術暦あり)
現在の病気 : 花粉症。  

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