睡眠不足や高血圧の薬で? 熱中症対策マニュアル2015/健康カプセル! ゲンキの時間


今回のテーマは、「熱中症」


対策していたのに?

 → 睡眠不足が原因に。体温調節機能が乱れ、体温が上昇。

 → 食事量が減って、塩分不足に。

 → 高血圧の薬で。


家での注意点。

 → お酒を飲む時。

 → 寝室。

 → 最上階は注意。


エアコンと乾燥。「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」。

温度差疲労とは?


ドクネット:昭和大学病院 医学部 救命救急センター長 三宅康史 先生。



2015年8月2日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~意外な落とし穴発見!~ 熱中症対策マニュアル2015」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 熱中症対策マニュアル2015




睡眠不足で


ササミ
暑い日が続きますね。

NHKの画面では、「熱中症に注意」というテロップがよく流れてます。

各地で続く、猛烈な暑さ。

熱中症で搬送されたというニュースも、よく目にします。


今回はその、「熱中症」について。

約40%は、家の中で発症。

どんな予防法があるのでしょうか。



まずは、対策をしていたのに熱中症になった人の経験から。



【体験談(1)】

51歳の男性、Aさん。

2年前の6月に、車を運転していて、調子が悪くなってしまいました。

クーラーを入れていたのに、どうしてなんでしょうか。

ペットボトルの麦茶で、水分補給もしていたといいます。


営業の仕事をして、午後4時に帰社。

すると、めまいがして、少し吐き気も。

このままでは倒れてしまうと、感じたそうです。


クーラーも水分補給も、OK。

なのになぜ、熱中症に?




東京都品川区にある昭和大学病院。

医学部 救命救急センター長の 三宅康史 先生に、解説していただきます。


「いくつかポイントがありますけれども、熱中症になった当日の問題ではなくて、睡眠時間そのものが最も大きなポイントになると思います」



Aさんの熱中症の原因は、「睡眠時間」にありました。

深夜まで働いた上に、通勤に2時間半かかるため、午前5時に起床。

平日の睡眠時間は、4時間あるかどうか。

慢性的な睡眠不足だったんですね。



睡眠不足と熱中症は、どう関係するんでしょう?


三宅先生に教えていただきます。

「睡眠不足になりますと、体温調節機能が乱れてしまって、体温の調節がうまくいかない。それで、熱中症に陥ってしまいます」


人間の体には体温調節機能が備わっています。

体温が上がると、血管が拡張し、多くの血液を流し、熱を身体の外に放出しようとする。これを、「放射熱」といいます。

同時に、体温が上がったら汗をかき、その汗が蒸発する時に、身体の熱を奪うことで、体温は下がる。これを、「気化熱」という。


睡眠不足になって、体温調節機能を司る自律神経が乱れてしまうと、熱の放出がうまくできなくなり、体温が上昇。熱中症になってしまうんです。


熱中症と睡眠不足



他にも、問題点がありました。

仕事内容に対し、昼間の水分補給が 麦茶 500mlなのは、少なすぎるというのです。

Aさんは、長い時間、車を運転していました。

運転中、エアコンをかけていると、かなり乾燥するそう。

なので、知らず知らず、水分が失われてしまうそうなのです。

本当は、2リットル近くの水分が必要だった。



[Aさんのケース]

 主な原因:睡眠不足

必要な対策

 ・2リットルの水分を摂る。
 ・睡眠時間の確保。
 ・涼しい場所で睡眠。





食欲低下で


【体験談(2)】

キャディの49歳女性、Bさん。

昨年の7月に、熱中症になってしまいました。


夏は特に汗をかくため、Bさんは 水やスポーツドリンクなど 約 2リットルの水分を摂るように心がけていました。

吸汗速乾素材という熱を逃す素材の上に長袖の制服を着て、帽子も被っています。

熱中症対策は万全なように見えますが、これでなぜ、熱中症に?

睡眠時間も、6~7時間とっていたのに。



一番大きな問題は、「食事量が減っていること」

それにより、「塩分不足」になっていたのです。


Bさんの昼食は、ゼリーのみでした。仕事中は食欲がないため、あまり食べていなかったそうです。

汗の中には、塩分も含まれています。たくさん汗をかくと、水分だけでなく、塩分も失われてしまうんですね。

塩分には筋肉の収縮を調節する役割があるため、体内の塩分が不足すると、手足がつるなど、筋肉の痙攣(けいれん)を引き起こすことがあります。

これを、「熱痙攣(ねつけいれん)」という。

Bさんの場合も、熱中症になる前日、足がつったような感じになっていました。


スポーツドリンクには、水分、塩分、糖分が入っています。

けれど、三度の食事に比べると、量が足りません。(もちろん、個人個人が置かれている状況によって、摂取すべき量は違ってきますが)



[Aさんのケース]

 主な原因:塩分不足

必要な対策

 ・三度の食事を摂る。
 ・スポーツドリンクだけに頼らない。





高血圧の薬で


【体験談(3)】


59歳の男性、Cさん。

2年前、趣味の剣道中に、熱中症になりました。

剣道歴、30年。

しっかり食事も摂り、睡眠時間も十分。

水分もちゃんと摂っていました。

これでなぜ、熱中症に?



この男性の場合、高血圧という既往歴があって、血圧を下げる薬を飲んでたんです。

3種類の血圧降下剤を、毎朝、服用していた。

血圧を下げる薬を飲んでいると、血の巡りが悪くなり、放射熱の作用が少なくなる場合があります。

さらに、血圧を下げるための利尿剤も、脱水症状を引き起こす原因に。


高血圧の薬は、飲まなければなりません。

それでいて熱中症を防ぐには、どうしたらいいんでしょう?


三宅先生は、こう言います。

「お薬そのものを、自分でコントロールするわけにはいきません」

「担当の先生とよく相談して、ケースバイケースで、対策を立てていただきたい」



さらに、薬の他にも、気をつけてほしいポイントが。

なんと、剣道そのものが、熱中症を起こしやすいスポーツなのだそう。(防具が重くて、暑いから)

まめに水分を摂ることが、重要になります。




ドクネット


昭和大学医学部 救命救急センター長の 三宅康史 先生に、引き続き、お話をうかがいます。



熱中症にならないためには、室温を下げるのが重要。

エアコンを適度に使うことが、大切です。

ただ、乾燥しやすいという面も。

身体の表面から、水分が失われてしまいます。


「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」という用語がある。

これは、発汗以外の皮膚および呼気からの水分喪失のこと。

1日で、皮膚から約600ml、呼気から約300mlを失っている。


長時間エアコンの効いた部屋の中にいると、いつもより多く水分を失うのだそう。

涼しくても、水分補給を怠らないこと。

油断大敵です。




<温度差疲労>

暑い炎天下と、クーラーの効いた部屋の中。これを何度も何度も出入りすると、調子が悪くなることがある。

特に、温度差が5℃以上あると、自律神経系に、かなり悪影響を与えてしまいます。
 



家の中での対策


ササミ
東京消防庁によると、熱中症患者のおよそ40%が、住宅内で発症しているとのこと。

家の中にいるからといって、安心できません。

では、どのような対策が必要なのでしょうか?


曙光会 コンフォガーデンクリニックの 木下朋雄 先生と共に、見ていきましょう。




<お酒・アルコール>

お酒は利尿作用があるため、脱水になりやすく、熱中症のリスクがアップする。

飲み過ぎに注意すると共に、飲む場合は、別での水分補給が必要になる。

しかも、高齢になると、身体の水分量が少なくなるため、熱中症の危険がさらにUPする。



<カーテン>

カーテンの素材にもよりますが、カーテン無しの時より、カーテン有りの時の方が、窓際の温度が上がることがある。

直射日光を受けると 熱を吸収し、その熱で 夜間の室温を上げてしまうことも。


室温が高くなる場合は、夏の間だけでも、寝室を別の部屋に変えるなどの工夫を。



<最上階に注意>

屋根が太陽の熱であつくなり、その熱が天井に こもり続けるため、最上階は非常に危険。


対策(1) 「すだれ」や「よしず」で、外からの熱をカット。

対策(2) エアコンを使う。




平成25年度の熱中症死亡者数のうち、全体の約80%は 65歳以上の高齢者。

暑さそのものを感じにくいという傾向があるようです。




<熱中症対策>

・こまめな水分補給。
・適切な塩分を摂る。

・十分な睡眠時間の確保。
・食事をちゃんと摂る。

・涼しい環境。
 (すだれ、よしず → 窓が熱くならないように、窓の外に)
 (クーラーの活用)
 (部屋をかえる)



トイレは熱がこもりやすく、温度が上がりがち。

換気するなどして、対策を。


入浴の前後でも、コップ1杯の水分補給。


パジャマは、汗を吸収するものがよい。(綿素材など)


部屋に温度計を置き、目に見えるようにしておく。




熱中症対策マニュアル





[感想]


エノキ
いや~、ホントに暑いですよね。

外を歩くだけでも、体調悪くなる時、あるもんな~。

まるで、熱風で ゆでられてるみたいになる。

ササミ
暑くて眠れないと、余計に熱中症のリスクが増します。

エアコンをうまく使って、体調を管理したいですね。




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[熱中症に関する記事]

 → 「熱中症対策SP 2つの危険な時期」
 → 「熱中症とドライボディ 筋肉を増やす楽々ストレッチ」



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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 暑さ対策 熱中症


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