ハムストリングス&肩甲骨 ストレッチ/健康カプセル! ゲンキの時間

今回のテーマは、「ストレッチ」


カタいと、何が損?

身体への影響は?


1日5分の簡単ストレッチ。

もも裏のハムストリングスを伸ばす。

肩甲骨を回す。



2014年10月19日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~身体がカタいと損をする!?~ 得するストレッチ」からのメモ書きです。

ゲンキリサーチャー:ヴェートーベン 久保&青井。

ゲスト:大和田伸也。

ドクネット:首都大学東京 竹井仁 教授。




ゲンキの時間 得するストレッチ




身体がカタいと何が損?


ササミ
今回のテーマは、「ストレッチ」



さっそく問題です。

Q1:このストレッチは、どの部分を伸ばしているでしょう?

ストレッチ クイズ

 (A) 背中
 (B) もも裏
 (C) ふくらはぎ





答えは、(B)の もも裏



もも裏を伸ばすストレッチといえば、こちらを思い出すかもしれません。


よくあるストレッチ


でも、これだと、腰を痛めることがあるらしい。




このように、意外に知らないことが多い、ストレッチ。


そもそも、身体がカタいと、何が損なのでしょう?


訪れたのは、首都大学東京の荒川キャンパス。

健康福祉学部 理学療法学科 竹井仁 教授に、教えていただきました。



<身体がカタいとは、どういうこと?>

人は筋肉を伸ばしたり縮めたりして、動作を行います。

しかし、柔軟性を失うと、筋肉はカタくなり、縮こまってしまう。

それにより、関節を動かせる範囲は、狭くなってしまいます。

身体がカタいとは、そういうこと。


最大の原因は、運動不足。

デスクワークなど、長時間 同じ体勢でいることも要因です。



<歩きへの影響>


横浜市金沢区の関東学院大学。

モーションキャプチャーで、検証します。

監修してくださるのは、理工学部 理工学科の高橋健太郎 准教授。


身体がカタい人とヤワラかい人では、歩き方に違いがありました。

後ろ足を蹴りだした時の角度が、約40度も違います。

身体がカタい人は、足首やハムストリングスの柔軟性がないため、すり足になっている。

これだと、ちょっとした段差に引っかかって、転倒の可能性が。


歩幅にも、違いがあるようですよ。

カタい人の方が、歩幅が短い。

歩幅が短いと、腕の振りも小さくなり、前屈みに歩いてしまうので、猫背になりがち。

さらに、長い距離を歩くような場合、その疲労度は、柔軟性のない人の方が高くなるのだという。



このように、身体がカタいと、日常生活の動作から、損することになるようです。




身体への影響


柔軟性を失うことで、身体に不調が出ることも。


超音波エラストグラフィで、肩を検査してもらいました。

これは、筋肉のカタさを血流状態から確認できる機械です。


身体がカタく、肩こりに悩む人を検査すると、肩甲挙筋(けんこうきょきん)の血流が悪く、カタくなっていることが分かりました。

肩甲挙筋は、肩甲骨を持ち上げる、深層の筋肉です。

僧帽筋の内側にあるため、一度カタくなると、ほぐしづらい。


やわらかい筋肉は、血流もよく、コリがありません。

一方、カタい筋肉では、血管が圧迫され、血流が悪くなり、コリが発生してしまいます。



身体がカタいだけで、様々な弊害を引き起こす可能性が。

 肩こり、腰痛、
 転倒、疲労、
 老けて見える、
 代謝が落ちて太りやすい
、など。


身体がカタいと、筋肉の働きが偏り、代謝が落ちて、太りやすくなる。




ハムストリングス ストレッチ


ササミ
竹井先生に、1日5分の簡単ストレッチを教えていただきます。

重要になるのは、もも裏にあるハムストリングスという筋肉の柔軟性。


<ハムストリングス ストレッチ>

 (1) イスを支えにしてしゃがみ、床に左足のヒザをつけて、右足を前に出す。

 (2) そこから、右ももの裏が伸ばされるまで、左足とお尻を、後ろにズラしていきます。

この時、前屈みになり、背中から もものラインが、一直線になるようにする。

 (3) 右足は、つま先を立てて、ヒザを軽く曲げてください。

 (4) この状態で、30秒キープ。左右3セットを繰り返す。


ハムストリングス ストレッチ

ハムストリングス ストレッチ



番組では、このストレッチをすることで、立位体前屈の記録が改善されていました。
 



肩甲骨ストレッチ


肩こりや猫背で悩んでいる人は、僧帽筋や肩甲挙筋など、肩甲骨まわりの筋肉がカタくなっています。

竹井先生によれば、肩甲骨をクルッと回すことによって、周りについている筋肉を、一気にストレッチできるのだそう。


<肩甲骨回しストレッチ>

 (1) ヒジを約90度に曲げ、背中で、時計回りに回します。

 (2) この状態で、10秒キープ。

 (3) 続いて、手を替えて、反時計回りに回す。

 (4) これを5セット。


身体を、傾けすぎないこと。

ヒジも、曲げすぎないように、注意する。


肩甲骨回しストレッチ


このストレッチを続けることで、背中回しに、手を組めるようになる。

猫背など、姿勢も、改善されます。



できれば、毎日。

最低でも、2日に1回やるといいそう。

ストレッチを継続することで、カタさが解消されていきます。


ただし、強い痛みには注意。

持病がある場合は、お医者さんに相談してください。




不調リセット





[感想]


エノキ
あたたたた。

意外とカタいところがありますね。

確かに、肩甲骨まわりとか、普段 動かさないもんな~。

ササミ
ストレッチは、毎日続けることで効果を実感できるのが、うれしいところ。

お風呂上りにやるとか、習慣づけることで、だんだんと やわらかくなります。

無理のない範囲で、ぜひ、続けてください。




ゆがみリセット1週間ドリル (日経BPムック 日経ヘルス別冊)






[ストレッチに関する記事]

 → 「タイプ別肩こり解消法」
 → 「お腹へこませプロジェクト」




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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 肩こり ストレッチ


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50歳代に突入し、健康の話題を口にすることが多くなりました。老眼が始まったり、白髪もチラホラ。筋肉痛は、2~3日遅れる。

老化は止められないけど、緩やかにしたい。できるだけ健康でいたい。できれば、生活を楽しみたい。そういう気持ちで、情報を集め、分かりやすく記録に残しています。

おいしい食材や簡単料理にも、興味あり。


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