ビジョントレーニングで疲れ目改善/健康カプセル! ゲンキの時間

今回のテーマは、「目の常識と非常識」


目が輝いている人と死んでいる人の差は?

カギは、瞳孔にあった。


梶田眼科 梶田院長が教えてくれる、ドライアイ改善法。

飯田覚士さん直伝、ビジョントレーニング。

眼瞼下垂症について。



2014年10月5日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~口ほどに物を言う不健康のシグナル~ 目の常識・非常識」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 目の常識・非常識




目の愛護デー


ササミ
昔、10月10日といえば、体育の日でした。

今、10月10日は、目の日、「目の愛護デー」。

縦に並べると、眉と目になりますよね。ちょうど、顔を横にした感じ。


目の愛護デー





目の輝き


Q1:目が輝いている人と、目が死んでいる人、その差は何なのでしょう?


東京都 二子玉川 カタリストBA 感性分析Lab。

夏目総合研究所の所長、菊池光一さんが教えてくれました。

菊池さんによると、瞳孔は興味があるものを見ると、大きくなるのだという。

ゲンキリサーチャーのペナルティ・ヒデさんも、風景画像に比べ、グラビア画像を見た時の方が、瞳孔は大きくなっていました。


さらに、梶田眼科 院長の梶田雅義 医学博士は、こう説明してくれた。

「感情が高ぶると、瞳孔が大きくなって、目の黒い部分が大きくなりますので、光が反射して輝いて見えるんですね」


年齢や目の形にもよりますが、目の輝きに一番影響するのは、感情の高ぶりなんだそう。

瞳孔が大きくなり、目が輝いて見える。



Q1:目が輝いている人と、目が死んでいる人、その差は何なのでしょう?

答えは、瞳孔の大きさ。

興味あるものを見ていたり、ウキウキしていると、瞳孔が大きくなって、輝いて見える。

逆に、興味がなかったり、気分が沈みがちだと、瞳孔は小さいままで、あまり輝きません。




目の疲れ解消


ササミ
目のお悩みといえば、疲れ目ですよね。


梶田先生は、こうおっしゃっています。

「メガネが合っていなかったり、老眼で見えづらくなっているのに無理をして見ていたりすると、目の疲れの原因になります」

「また、ドライアイも、疲れ目の原因に」


ドライアイとは、涙の量が不足することで、眼球表面の状態が悪くなる病気

目が乾燥したり、表面に傷ができて、痛み、かゆみ、異物感、充血などの症状が出ることも。

原因の1つとなるパソコンやスマートフォンの利用者が増え、ドライアイの患者数は今や、約2200万人だと言われている。



ここでクイズ。

Q2:1年間で自然に分泌される涙の量は、次の内のどれ?

 (a) コップ1杯(約200ml)
 (b) ペットボトル1本(約2リットル)
 (c) ポリタンク1個(約20リットル)




答えは、(a)のコップ1杯(約200ml)。


このように、分泌される涙の量は限られています。

では、この少ない涙を蒸発させないようにするには、どうすればいいのでしょう。

梶田先生が教えてくれましたよ。



<ドライアイ改善法>

(1) 目をギュッと閉じて、パッと開ける。これを繰り返す。

(2) 蒸しタオルで、目を温める。


そうすることで、目の周りから油分が分泌し、涙が蒸発しにくくなる。
 



ビジョントレーニング


次に、ヒデさんが訪れたのは、ボクシングジム。

第9代 WBA世界スーパーフライ級王者 飯田覚士さんが、出迎えてくれましたよ。


飯田さんのジムでは、「ビジョントレーニング」というものを、子どもたちに教えています。

これは、目で見たものを うまく頭で判断して、体を動かしていく、トレーニング。それにより、集中力がついたり、運動神経が高まったりするそう。


梶田先生も、こうおっしゃっています。

「目も筋肉によって動かされるので、目が疲れるからといって休ませておくと、だんだん疲れやすい目になってしまうんです」

「目の筋肉を動かすことで、疲れも起こりにくくなりますし、機能を高めておくことができるんですね」



さっそく、ヒデさんも、ビジョントレーニングに挑戦。


まずは、能力チェックから。

チェックに使うのは、「スープリュームビジョン2(Supreme Vision 2)」というマシーンです。

次々に光るボタンを、モグラたたきのように押していく。

広い視野や動体視力、判断スピードなどの能力が求められるのだという。





このチェックで、ヒデさんは9歳の女の子に完敗しちゃいました。

Jリーグのチームにスカウトされたこともあるヒデさんが負けるということは、やはり、普段からのトレーニングが大切なようですね。


そこで、子どもたちと一緒に、ヒデさんもトレーニングを体験することに。


<ビジョンサーキット>

上下左右や前後を見ることで、目の筋肉を動かします。

かけ声に従って、顔は固定したままで、上下左右を見る。

また、立てた親指を前後に動かし、それを見たりする。




その後も、目と体の動きを連動させる体操、視線を動かしてカードを見つけるゲームなどを、体験。

40分間、みっちりトレーニングしました。


そして再び、スープリュームビジョン2で、チェックします。

すると、驚くことに、10ポイントもアップしていました。




眼精疲労も改善!

<ビジョントレーニング>



[トレーニング1]

 親指を立て、顔は動かさずに、指先を見ながら、横向きに「8」の字を描く。


ビジョントレーニング 8の字

 8秒で1周、これを2回。
 次に、反対周りを2回。



[トレーニング2]

 親指の先を見つめながら、8秒間で近づけて、8秒間で離す。


ビジョントレーニング 目の焦点

 これは、目の焦点を合わせる筋肉のトレーニング。

 やってみると、目の筋肉の動きを感じます。




ビジョントレーニングは、寝起きや集中したい時、目が疲れた時に行うと、効果的だそう。
 



ドクネット


ドクネットに登場してくれたのは、飯田橋眼科クリニックの深川和己 医学博士。


勝手に涙が出る人もいますよね。

深川先生によると、涙が出る時は 目が乾いている時が多い。

目が乾くと目の表面が傷つくので、反射的に涙が多く出ます。


さらに、涙を鼻に流す管が、年齢と共に狭くなる。

これにより、涙があふれやすくなることも。
 



眼瞼下垂症


まずは、チェックから。


 (1) まぶたが重い。
 (2) 上の方が見えにくいことがある。
 (3) おでこにシワがよる。
 (4) 頭痛や肩こりがある。
 (5) 夕方になると目の奥が痛む。


これらの症状がある人は、ある病気かも。


東京都 立川市 今井皮フ形成外科クリニックの今井由典 院長に、話をうかがいました。

この病気は、まぶたに関係するらしい。


<チェック(1)>

舌を出した状態で、1~3グラムの重りを、まぶたに乗せる。

<チェック(2)>

まぶたをテープで固定する。テープを外した時、どう感じるか?



これらは、「眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)」のチェック。

眼瞼下垂症とは、挙筋腱膜(きょきんけんまく)という まぶたを上げる筋が、瞼板(けんばん)という軟骨から緩んだり剥がれたりすることで、まぶたが垂れ下がる病気。

原因は、老化や目をこすりすぎることらしい。



眼瞼下垂症の人は、奥歯を噛みしめて目を開ける傾向があります。

なので、舌を見ると、くっきりと歯の跡がついていることも。

緩んでしまったものを、無意識に いろんなところで力を入れて、目を開けようと頑張ってしまいます。

これが、頭痛や肩こりの原因に。

また、常に目を開けようとするため、不眠症や自律神経失調症を引き起こすことも。



視野にも、問題が出ます。

眼瞼下垂症の程度によって、上の視野が狭くなってしまう。


上の視野が狭くなると、どんな弊害があるのでしょうか?

保谷伊藤眼科 院長の伊藤修 医学博士に、教えていただきました。


眼瞼下垂で上の方が見えにくくなると、あごを上げることで補おうとします。

そうすると、今度は下の方が見えにくくなり、事故を起こす危険性が。

足元が見えにくくなって、転倒の危険が高まってしまう。



<症状を軽くするために>

(1) まぶたをこすらない。

(2) パソコンをまっすぐ見るんじゃなくて、下目にしてみる。



残念なことに、緩んだ まぶたが自然に戻ることはありません。

症状がひどい場合は、手術をするしかないそうです。


<眼瞼下垂症の手術>

まぶたの皮膚を切って、緩んだ挙筋腱膜と瞼板を縫い合わせる。

日帰りで受けられ、費用は約5万円だそう(保険適用で、3割負担の場合です)。


コンタクトレンズを使用する人や、アレルギーでよく目をこする人は、再発しやすいという話も。




ここでまたクイズ。

Q3:眼瞼下垂症に隠れていることのある病気は、次のうちのどれ?

 (A) 心筋梗塞
 (B) 糖尿病
 (C) がん




答えは、(C)の がん。

肺がんが神経を侵すことで、まぶたが垂れることがある。

脳梗塞の可能性もあるので、しっかり調べることが大切だとのこと。




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[感想]


ササミ
目の輝きが、瞳孔と関係してるなんて。

でも、感情とつながってるのには、納得かも。

エノキ
ビジョントレーニング、やってみましたが、焦点を合わすやつとか、けっこうきますね。

それだけ同じところを見ている時間が長いのかな。

何だか、目のストレッチしている感じがしました。




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 → 「50代の2人に1人? 白内障」
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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 眼科


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荒巻ケンコー

 

管理人 : 荒巻ケンコー

50歳代に突入し、健康の話題を口にすることが多くなりました。老眼が始まったり、白髪もチラホラ。筋肉痛は、2~3日遅れる。

老化は止められないけど、緩やかにしたい。できるだけ健康でいたい。できれば、生活を楽しみたい。そういう気持ちで、情報を集め、分かりやすく記録に残しています。

おいしい食材や簡単料理にも、興味あり。


過去の病気 : 腰痛(椎間板ヘルニア 手術暦あり)
現在の病気 : 花粉症。  

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