噛み合わせチェック&矯正法/健康カプセル! ゲンキの時間

今回のテーマは、「噛み合わせ」


割り箸を使った、噛み合わせチェック法。

健康との関係。

よくするメリット。

平岡歯科 平岡孝将 院長が教えてくれる<家庭でできる お手軽 噛み合わせ矯正法>。



2014年6月29日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ズレを正して全身パワーアップ!~ “噛み合わせ”の極意」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 噛み合わせ




噛み合わせ


ササミ
噛むことがブームだという、三宅さん。

番組でも以前、噛むことが認知症予防につながると、紹介されました。

でも、実は、それ以外にも、健康効果が得られるらしい。


カギになるのは、「噛み合わせ」だといいます。

噛み合わせに隠されたパワーとはどういうものか、一緒に見ていきましょう。




まずは、問題から。

<Q:噛み合わせを悪くする行動とは、次の3つのうち、どれでしょう?>

 (a) あぐらでの食事
 (b) テレビを見ながらの食事
 (c) 立ったままの食事



エノキ
立ったままは、さすがにあり得なさそう。

あぐらかな。


ササミ
正解は、「(b) テレビを見ながらの食事」

ポイントは、顔の角度にあります。

横を向きながら噛み続けると、徐々にアゴがずれて、噛み合わせが悪くなるんです。

解決法は、定期的に席を入れ替え、同じ方向を見ないようにすればいい。





噛み合わせといえば、一番気になるのが、自分の噛み合わせが正しいかどうか。

番組では、こんなチェック法が紹介されていました。



<噛み合わせチェック法>

柱やポールなど、垂直な物の前に立ち、つま先とかかとをそろえ、目を閉じる。

すると、噛み合わせが悪い人は、身体が揺れたり、中心からズレたりする。



噛み合わせチェック法





健康との関係


割り箸1本でも、噛み合わせチェックはできます。


<割り箸 噛み合わせチェック>

直立して、割りばしの中心を、軽くくわえる。

左右どちらかに下がっていれば、噛み合わせが悪いことになります。



割り箸 噛み合わせチェック


街の人に、割りばしチェックをやってもらったところ、10人中 7人に問題が発覚しました。




東京都千代田区 東京歯科大学 水道橋病院。

スポーツ歯学研究室主任の、石上恵一 教授に、話をうかがいます。

歯の噛み合わせによって、どんなことが起こるのでしょうか?


ます、噛み合わせが悪いと、左右の噛む筋肉のバランスが悪くなります。

そして今度は、それを補正するために、頭の位置がズレる。

姿勢のバランスをとる時に頭の位置がズレれば、全体のバランスもズレることに。

これが、肩こりや腰痛などを、引き起こしてしまう。



<噛み合わせの悪さの原因>

・頬杖(ほおづえ)
・うつぶせ寝



<噛み合わせがよくなるメリット>

まず、筋力のパワーアップにつながる。

姿勢やボディバランスでも変化が出て、安定するようになるそう。

噛み合わせがよくなると、歯から脳へ送られる情報量がアップ。

脳がより活性化する。

それにより、脳から筋肉へ、より強く動かす指令が出ます。


番組の実験では、バランス力が大幅に改善したり、ドライバーの飛距離が伸びる効果も出ていた。




簡単改善法


続いて訪れたのは、東京都渋谷区にある「平岡歯科」。

院長の平岡孝将 先生は、阪神の西岡選手や、ゴルファーの倉本昌弘選手など、トップアスリートも診てきた、噛み合わせ治療のプロなんです。

平岡先生が、家庭でもできる噛み合わせ改善のトレーニングを教えてくれました。



<家庭でできる お手軽 噛み合わせ矯正法>


(1) 肩の力を抜いて、正面を向いて立ち、軽く口を開ける。

(2) その状態のまま、30度ほど上を向く。

(3) ゆっくりと口を閉じ、1ヵ所でも歯が当たったところで、ストップ。

(4) その状態をキープして、頭を元に戻す。



ポイントは、1ヵ所でも歯が触れ合ったところでストップすること。

他の歯が触れ合うまで閉じると、理想の噛み合わせが崩れてしまいます。



平岡先生は、こう説明してくれた。

「統計的に言うと、ほとんどの人が、あごが前にズレている」

「ですので、力を抜いて上を向くと、あごが後ろに下がるんです」

筋肉がリラックスした状態で上を向くと、正常な位置にあごが戻る。


噛み合わせを正して、ストレッチや散歩など身体を動かすと、自然と筋肉がその状態を記憶。

無理にキープし続ける必要は、やがて なくなるとのこと。




完全図解 顎関節症とかみ合わせの悩みが解決する本 東京医科歯科大学 顎関節治療部部長が書いた (健康ライブラリー)



噛み合わせが人生を変える (小学館101新書)






[歯に関する記事]

 → 「噛んで脳を活性化/ためしてガッテン」
 → 「歯の健康、唾液の中和力と無痛治療/カラダのキモチ」
 → 「噛むクセ症候群はメモ用紙で治す/ためしてガッテン」
 → 「悪い歯ぎしり 口破壊型と全身破壊型/ためしてガッテン」



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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間


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荒巻ケンコー

 

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50歳代に突入し、健康の話題を口にすることが多くなりました。老眼が始まったり、白髪もチラホラ。筋肉痛は、2~3日遅れる。

老化は止められないけど、緩やかにしたい。できるだけ健康でいたい。できれば、生活を楽しみたい。そういう気持ちで、情報を集め、分かりやすく記録に残しています。

おいしい食材や簡単料理にも、興味あり。


過去の病気 : 腰痛(椎間板ヘルニア 手術暦あり)
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