お風呂OK 汗NG? インフルエンザ対策/健康カプセル! ゲンキの時間
テーマは、「インフルエンザ」。
クシャミや咳で、ウイルスはどのくらい飛ぶの?
飛沫感染、接触感染の予防法は?
予防接種を打つなら、いつ?
お風呂に入っていいの?
汗は、かかせたほうがいい?
2013年12月1日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~感染ルートを回避せよ~ インフルエンザウイルスの恐怖」からのメモ書きです。


□ 飛沫感染と接触感染

今回のテーマは、「インフルエンザ」です。
さあ、箇条書きで、サクサク進みますよ。
・インフルエンザの感染者数は、1シーズンで約1000万人。
・そのうち、インフルエンザが原因の死亡者数は、年間 約1万人。
・流行しはじめるのは、12月から。
・1月から3月にかけてピークを迎える。
<インフルエンザの特徴>
(1) 高熱(38℃以上)
(2) 寒気
(3) 咽頭痛、関節痛、筋肉痛
38℃以上の熱が急に出たら、要注意。
・感染経路は主に2つ。
・1つは、飛沫感染(ひまつかんせん)。
・感染者の咳やクシャミから飛び出した しぶきを吸って、感染する。
・もう1つは、接触感染。
・ウイルスが、主に手を介して感染する。
・ウイルスが感染力を維持する時間は、紙や布の場合、8~12時間。
・金属やプラスチックだと、24~48時間。
・咳の飛沫は、およそ1~2メートル。
・1回で約10万個のウイルスが放出する。
・クシャミの飛沫は、約1メートル。
・1回に約200万個のウイルスが放出される。
・人前で、咳やクシャミはしないこと。
・できるだけ感染させないようにするのが、エチケットです。
・ウイルスが体に入ると、どうなるか?
・免疫力が低下していると、ウイルスの増殖を防ぐことができません。
・その場合、1個のウイルスが、8時間後には1000個になる。
・さらに24時間後には、100万個以上に増殖。
・感染して1~2日で、高熱やノドの痛みといった症状が現れる。

咳やクシャミって、怖ろしいんですね。
みんなで、咳エチケットを守らないと。
□ 飛沫感染の予防法

飛沫感染を予防するには、どうしたらいいんでしょう?
・基本であり、一番大事なのが、咳の出ている人が、マスクをして、飛沫を外に出さないこと。
・ただし、マスクの付け方で、効果は変わります。
・隙間があると、上下から飛散してしまう。
<マスクの正しい付け方>
・山折り谷折りにして、鼻にフィットさせて、隙間をなくす。
・アゴまでしっかり、覆うようにする。
(こちらも参考に → 「マスクの効果、ウイルスカット率が0%から90%に!/ためしてガッテン」)

せっかく、つけるんだから、隙間をなくして、効果的に!
□ 接触感染

ウイルスは目に見えませんが、いろんなところに付着してるかも。
実験では、このような所についてましたよ。
・書類、マウス、キーボードなどのデスク周り。
・トイレのドアノブと、電気のスイッチ。
・コピー機。
・共有ファイル。
ドアノブやコピー機を介して、ウイルスが付着する可能性が。
ウイルスが付いた手で、無意識に、顔や口のまわりを触ることも多々ある。
そんな接触感染の予防法は、「念入りで こまめな 手洗い」。
<手洗いの注意点>
・指先、指の間、親指まわりは、念入りに洗うこと。
念入りに洗う目安は、ハッピーバースデイの歌、2回分です。
<飛沫感染の予防法>
・ドアノブや電気のスイッチなど、人がよく触れる場所には、要注意。
・濡れタオルやアルコールで拭き取ることも、効果的です。
□ ドクネット
国立国際医療研究センター 国際医療協力局、和田耕治 先生の解説。
・インフルエンザは、合併症も怖い。
・肺炎や脳症など、命に関わる病気を引き起こす場合も。
・インフルエンザが発症するかしないかは、個人の免疫力の差に依存している。
・そして、ストレスや睡眠不足、身体が冷えることでも、免疫力は低下する。
<正しい対処法>

家族がインフルエンザにかかった時、どうしたらいいでしょう?
・ワクチンは、接種してから効果が出るまで、2週間以上かかると言われている。
・なので、家族が感染してから行くのでは、遅すぎる。
・ワクチンを接種するなら、インフルエンザが流行する前に。
・インフルエンザ患者がお風呂に入っても、問題ない。
・身体についたウイルスを洗い流すのは、感染予防につながる。
・ただし、長時間の入浴や湯冷めには注意すること。
・本人が寒くて布団をかけるのは大事だけれど、暑いのに布団をかけ、無理やり汗をかかせるのは、あまりよいことではない。
・そもそも、体はウイルスと戦うことで熱が出るため、その間は、汗をかいても、熱はあまり下がらない。
・また、体温が上がりすぎると、脳や身体に負担がかかる場合があるので、危険。
・患者が快適に過ごせる温度が、最もいい。
・脱水は回復を遅らせるので、こまめな水分補給を忘れずに。
・インフルエンザ患者の服を洗濯機で一緒に洗っても、問題ない。
・洗濯機で洗うことは、ウイルス自体の感染力を弱める効果が。
・ただし、洗う前の服にはウイルスが付着しているので、触った後は手洗いすること。
・看病の際、高齢者や妊婦の方は、重症化の危険性が高いので、感染者に近づけないようにする。
<ワクチン接種の費用>
・成人で、2000円から3500円(程度)。
・12歳以下の子どもは、2回の接種が必要なため、6000円程度。
(病院によって、値段が変わります)
・特に、65歳以上の人は、重症化を防ぐためにも、ワクチン接種がオススメ。
・ただし、持病やアレルギーなどによって受けられない場合もあるので、かかりつけのお医者さんとよく相談してください。
インフルエンザの対処法で一番大切なのは、感染した人が外に出ないこと。
自宅できちんと療養すること。
熱が下がっても、2日間ぐらいは感染の可能性がある。


[感想]

油断すると爆発的に広がってしまう、インフルエンザ。
ふだんからの予防が大切です。

外から帰ってきたら、手洗いと うがいをする習慣を。

咳やクシャミが出るようなら、マスクをつける。
高熱が出たら、病院へ。
お医者さんの指示に従って、休養を。

「まあ、いいか」は、危険です。


クシャミや咳で、ウイルスはどのくらい飛ぶの?
飛沫感染、接触感染の予防法は?
予防接種を打つなら、いつ?
お風呂に入っていいの?
汗は、かかせたほうがいい?
2013年12月1日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~感染ルートを回避せよ~ インフルエンザウイルスの恐怖」からのメモ書きです。


□ 飛沫感染と接触感染

今回のテーマは、「インフルエンザ」です。
さあ、箇条書きで、サクサク進みますよ。
・インフルエンザの感染者数は、1シーズンで約1000万人。
・そのうち、インフルエンザが原因の死亡者数は、年間 約1万人。
・流行しはじめるのは、12月から。
・1月から3月にかけてピークを迎える。
<インフルエンザの特徴>
(1) 高熱(38℃以上)
(2) 寒気
(3) 咽頭痛、関節痛、筋肉痛
38℃以上の熱が急に出たら、要注意。
・感染経路は主に2つ。
・1つは、飛沫感染(ひまつかんせん)。
・感染者の咳やクシャミから飛び出した しぶきを吸って、感染する。
・もう1つは、接触感染。
・ウイルスが、主に手を介して感染する。
・ウイルスが感染力を維持する時間は、紙や布の場合、8~12時間。
・金属やプラスチックだと、24~48時間。
・咳の飛沫は、およそ1~2メートル。
・1回で約10万個のウイルスが放出する。
・クシャミの飛沫は、約1メートル。
・1回に約200万個のウイルスが放出される。
・人前で、咳やクシャミはしないこと。
・できるだけ感染させないようにするのが、エチケットです。
・ウイルスが体に入ると、どうなるか?
・免疫力が低下していると、ウイルスの増殖を防ぐことができません。
・その場合、1個のウイルスが、8時間後には1000個になる。
・さらに24時間後には、100万個以上に増殖。
・感染して1~2日で、高熱やノドの痛みといった症状が現れる。

咳やクシャミって、怖ろしいんですね。
みんなで、咳エチケットを守らないと。
□ 飛沫感染の予防法

飛沫感染を予防するには、どうしたらいいんでしょう?
・基本であり、一番大事なのが、咳の出ている人が、マスクをして、飛沫を外に出さないこと。
・ただし、マスクの付け方で、効果は変わります。
・隙間があると、上下から飛散してしまう。
<マスクの正しい付け方>
・山折り谷折りにして、鼻にフィットさせて、隙間をなくす。
・アゴまでしっかり、覆うようにする。
(こちらも参考に → 「マスクの効果、ウイルスカット率が0%から90%に!/ためしてガッテン」)

せっかく、つけるんだから、隙間をなくして、効果的に!
□ 接触感染

ウイルスは目に見えませんが、いろんなところに付着してるかも。
実験では、このような所についてましたよ。
・書類、マウス、キーボードなどのデスク周り。
・トイレのドアノブと、電気のスイッチ。
・コピー機。
・共有ファイル。
ドアノブやコピー機を介して、ウイルスが付着する可能性が。
ウイルスが付いた手で、無意識に、顔や口のまわりを触ることも多々ある。
そんな接触感染の予防法は、「念入りで こまめな 手洗い」。
<手洗いの注意点>
・指先、指の間、親指まわりは、念入りに洗うこと。
念入りに洗う目安は、ハッピーバースデイの歌、2回分です。
<飛沫感染の予防法>
・ドアノブや電気のスイッチなど、人がよく触れる場所には、要注意。
・濡れタオルやアルコールで拭き取ることも、効果的です。
□ ドクネット
国立国際医療研究センター 国際医療協力局、和田耕治 先生の解説。
・インフルエンザは、合併症も怖い。
・肺炎や脳症など、命に関わる病気を引き起こす場合も。
・インフルエンザが発症するかしないかは、個人の免疫力の差に依存している。
・そして、ストレスや睡眠不足、身体が冷えることでも、免疫力は低下する。
<正しい対処法>

家族がインフルエンザにかかった時、どうしたらいいでしょう?
・ワクチンは、接種してから効果が出るまで、2週間以上かかると言われている。
・なので、家族が感染してから行くのでは、遅すぎる。
・ワクチンを接種するなら、インフルエンザが流行する前に。
・インフルエンザ患者がお風呂に入っても、問題ない。
・身体についたウイルスを洗い流すのは、感染予防につながる。
・ただし、長時間の入浴や湯冷めには注意すること。
・本人が寒くて布団をかけるのは大事だけれど、暑いのに布団をかけ、無理やり汗をかかせるのは、あまりよいことではない。
・そもそも、体はウイルスと戦うことで熱が出るため、その間は、汗をかいても、熱はあまり下がらない。
・また、体温が上がりすぎると、脳や身体に負担がかかる場合があるので、危険。
・患者が快適に過ごせる温度が、最もいい。
・脱水は回復を遅らせるので、こまめな水分補給を忘れずに。
・インフルエンザ患者の服を洗濯機で一緒に洗っても、問題ない。
・洗濯機で洗うことは、ウイルス自体の感染力を弱める効果が。
・ただし、洗う前の服にはウイルスが付着しているので、触った後は手洗いすること。
・看病の際、高齢者や妊婦の方は、重症化の危険性が高いので、感染者に近づけないようにする。
<ワクチン接種の費用>
・成人で、2000円から3500円(程度)。
・12歳以下の子どもは、2回の接種が必要なため、6000円程度。
(病院によって、値段が変わります)
・特に、65歳以上の人は、重症化を防ぐためにも、ワクチン接種がオススメ。
・ただし、持病やアレルギーなどによって受けられない場合もあるので、かかりつけのお医者さんとよく相談してください。
インフルエンザの対処法で一番大切なのは、感染した人が外に出ないこと。
自宅できちんと療養すること。
熱が下がっても、2日間ぐらいは感染の可能性がある。
[感想]

油断すると爆発的に広がってしまう、インフルエンザ。
ふだんからの予防が大切です。

外から帰ってきたら、手洗いと うがいをする習慣を。

咳やクシャミが出るようなら、マスクをつける。
高熱が出たら、病院へ。
お医者さんの指示に従って、休養を。

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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 健康の新常識 インフルエンザ
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