睡眠力アップ! マットレス&つぶやき入眠法/健康カプセル! ゲンキの時間
今回のテーマは、「睡眠力を高める方法」。
睡眠不足の原因となる「ストレス」や「いびき」の解消法。
バスタオルを使った、マットレスの調整。
「あ~!」と、心の中でつぶやくだけ。
頭の中に浮かんだことを消す、つぶやき入眠法。
イビキや睡眠時無呼吸症候群に効く、舌と口のトレーニング。
2013年10月13日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~眠れる寝具に無呼吸解消!~ 簡単実践!睡眠力アップ術」からのメモ書きです。

□ 睡眠力の低下

今回のテーマは、「睡眠」。
睡眠総合ケアクリニック代々木の井上雄一 医学博士は、おっしゃいました。
「日本は今、24時間社会になって、不規則なスケジュールで働く人が増えています」
「全体的に見ると、眠るのが下手」
「睡眠力が低下しているということが言えると思います」
平均睡眠時間の国際比較を見ると、日本は9か国中 8番目。
1位のフランスが、8時間50分。
2位のアメリカが、8時間38分。
3位のオーストラリアが、8時間32分。
4位のカナダが、8時間29分。
5位のイギリスが、8時間23分。
日本は、7時間50分です。
さらに、日本人の5人に1人が、睡眠に問題を抱えているという報告も。

ああ。
やっぱり、うまく眠れない人って、多いんですね。

それだけに、いろんな睡眠グッズが売られているようですよ。
時計みたいなのは、「スリープトラッカー」。
起きやすいタイミングで目覚められるというグッズです。
例えば、6時から7時の間で起床したいと設定しておけば、その間で一番眠りの浅い時間を感知し、アラームで起こしてくれるんです。
ぬいぐるみの呼吸でリラックスできるという、「ハグ&ドリーム」というのもあります。
これにより、眠りに誘われるってわけ。
ロンドンオリンピックでも使用されたというマットレスは、「エアウィーヴ」。
エアというだけあって、空気の力を利用して、しっかりと体を支えてくれるんですよ。
まずはその、マットレスから、いってみましょうか。
□ マットレスの調整

睡眠に関心が高い人が多い割に、マットレスについて考える人は少ないようです。
でも、そのマットレスに、睡眠力アップの秘訣があるようですよ。
今回のゲンキリサーチャー、麒麟の川島さんが訪れたのは、東京都は中央区の「西川リビング」。 布団を開発・販売している会社です。
快眠マイスターの吉村光彦さんに、話をうかがいました。
体型とマットレスが合っていないと、あまりよくないようですね。
<マットレスが原因かもしれない身体の不調>
・首や肩まわりの張り。
・背中の痛みや違和感。
・腰の重さや痛み。
・適度な睡眠時間でも 疲れがとれない。
・目覚めてすぐ体がだるい。
これらの不調は、寝姿勢から くるようです。
人間にとって、自然な立ち姿が、一番身体に負担が少ない姿勢だといわれる。
それをそのまま横にしたのが、理想の寝姿勢ということになります。
首と腰のあたり、背骨が描く2つのS字カーブを保つことが大切なのだとか。
布団だと、長年使っていると、どうしても硬くなってしまいます。
逆にマットレスだと、スプリングがゆるくなり、やわらかくなってしまう。
そのため、理想の寝姿勢を支えられなくなるんですね。
では、マットレスが合っているか合ってないのか、見分けるにはどうしたらいいのでしょう?
吉村さんは、大きな定規みたいな棒を取り出しました。
それを寝ている人の腰のあたりに差し込むと、棒はスムーズに動いた。
これは、マットレスと身体に隙間ができている証拠です。

これは、マットレスが硬いことを示している。
お尻と背中で身体を支えるため、腰周辺に隙間が生まれているんですね。
これだと、背中などの筋肉が緊張し、うまく休めません。
家で調べたい場合は、30センチの定規を使うとよいそうです。
ベッドに寝た状態で、腰回りに定規を入れた時、身体に当たらないと、マットレスが硬いということになります。
逆に、定規が入らない場合は、マットレスがやわらかすぎるということ。
腰が沈み込んでしまっている。
これでは腰周辺に、負担が集中してしまいます。
横から見れば、一目瞭然。

背骨のラインが、曲がっていますね。
では、マットレスをよみがえらせるには、どうしたらいいのでしょうか?
意外な、そして、どのご家庭にもある物が、助けてくれるんです。
と、その前に、まず大事なのは、自分の体型を知ること。
フルボディ・トレーサーという機械で、計測します。
これにより、首や背中、お尻の凹凸が分かる。
でも、家では、どうしたらいいんだろう?
そういう時は、まず、壁に背を向けて立ちます。
壁と背中にできた隙間をチェックし、背骨が作るS字カーブの深さを確認しましょう。
<マットレスの調整>
用意するのは、バスタオル。
S字カーブが浅い場合は、1枚。
S字カーブが深い場合は、2枚。
それぞれ用意します。
[マットレスが硬い場合]
腰周辺の隙間を、バスタオルで埋めます。
バスタオルを四つ折りにして、マットレスの下に敷く。
(*マットレスが厚い場合は、シーツの下に敷いてください)
また、S字カーブに合わせて、バスタオルの数を変えるなど、調節してください。
(カーブが深い場合は、2枚重ねにするなど)


[マットレスがやわらかい場合]
沈み込んだお尻を、持ち上げるようにします。
バスタオルの二つ折りを2枚重ねて、マットレスの下の、お尻から背中にかけて敷く。
(*マットレスが厚い場合は、シーツの下に敷いてください)
S字が浅い人は背中まで沈むので、何枚か重ねて、上の方まで敷きます。

実は、もう一つ、大事なことがあります。
それは、「寝返り」。
吉村さんによると、ひと晩に20~30回の寝返りが理想的だと言われているそうです。
眠れない人の場合、100回ぐらい寝返りを うっていることもあるそう。
同じ姿勢で眠っていると、部分的に、身体が圧迫されます。
そうすると血行が悪くなり、心臓への血流量も減り、負担がかかってしまう。
無意識に行っている寝返りですが、体内の血液循環をよくする働きがあるんですね。
硬いマットレスの場合、寝返りの回数が増えるそう。
逆に、やわらかいマットレスの場合は、寝返りが極端に減ってしまう。
ここでも、身体に合ったマットレスが、大切になるようです。
□ ドクネット
ここで再び、睡眠総合ケアクリニック代々木の、井上雄一 先生が登場。
グッスリ眠れないと、ホルモンの分泌が悪化したり、免疫機能が低下する。それが病気につながったり、症状の悪化につながることも。
日本人の睡眠時間は、短くなってきている。そしてそれは、大人も子どもも同じ。
夜10時以降に就寝する幼児の割合は年々増加しており、3歳児では50%を超えているそうです。
親の睡眠習慣が、子どもに影響を与えてしまうんですね。
□ つぶやき入眠法

疲れているのに眠れないこと、ありませんか?
明日の予定とか、不安に感じていることなどが、次々と頭に浮かんでしまう。
これを簡単に消す方法があるんです。
教えてくれたのは、もりしたクリニック院長、森下克也 医学博士。
やり方は、簡単。
頭の中で「あ~!」と言うだけ。
これが、「つぶやき入眠法」。
心の中で「あ~!」とつぶやくだけで、頭の中の独り言が消え、落ち着いて眠りに誘われます。
人間は基本的に、頭の中で2つ同時のことを 同時にしゃべることができない。
ストレスなどで考えすぎて眠れないのは、脳の言語中枢が働いているため。
これは起きている時と同じ、脳が覚醒している状態です。
しかし、「あ~!」と心の中でつぶやくことで、脳の意識はこのひと言にまとまり、他のつぶやきが消え、言語中枢が休止し、自然と入眠することができます。
□ 舌と口のトレーニング

睡眠力を下げるものといえば、「いびき」もそう。
「睡眠時無呼吸症候群」という病気の可能性だってあります。
<睡眠時無呼吸症候群>
10秒以上の無呼吸状態が、1時間に5回以上。
あるいは、ひと晩に30回以上起こること。
こうなると、睡眠が浅くなり、昼間 睡魔に襲われ、知らず知らずのうちに、居眠りをしていることも。
日中、眠気で集中力が低下し、転倒など、事故の危険性が高まってしまいます。
イビキ解消のために訪れたのは、神奈川県鶴見区の鶴見大学歯学部。
斉藤一郎 教授に、話を伺いました。
すると、意外な答えが返ってきた。
なんと、イビキの解消には、舌や口のトレーニングが効くというのです。
現代人は、咀嚼(そしゃく)の機会が少なくなって、1日の咀嚼時間が30分を切ったといわれる。
なので、徐々に舌や口の筋力が低下しているのだそうです。
舌は、厚さ5センチもある筋肉のカタマリ。
舌の筋力が低下すると、自らの重みを支えきれなくなり、気道を塞いでしまって、イビキの原因になってしまいます。
さらに、口の周りの筋力が低下することによって、唾液分泌が減少して、口が渇いて、目が覚めてしまう。
口周りの筋力の低下により、あごが垂れ下がり、寝ている間、口が閉じられなくなってしまうのだとか。
このようなことがあるので、舌や口を鍛えるには、すごく意味があるんですね。
<舌のトレーニング>
舌先を上あごの前につけ、舌を弾いて、音を出す。
(明瞭な音が出ない場合は、舌が衰えている証拠だそうです)
<唇周辺のトレーニング>
「イー」と「ウー」と、10セット行う。
<舌と口周辺のトレーニング>
「べ」「ロ」「タ」「カ」「ク」と言ってみる。
口を大きく開けて、舌をしっかりと動かすように、意識する。
1日20回行う。
□ 睡眠障害
生活習慣や睡眠環境を正しても、なかなかよくならず、日中に強い眠気を感じてしまう。
そういう場合、睡眠障害の可能性があります。
睡眠障害は、90種以上あるのだそう。
そんな中、最近注目されているのが、夜中になると足がムズムズいたり痛くなったりして じっとしていられなくなる 「むずむず脚症候群」。
これは、400万人が罹患(りかん)しているのだとか。
睡眠時無呼吸症候群の次に、多いそうですよ。
むずむず脚症候群の原因は、脳の神経細胞が弱まること。
鉄分不足や遺伝、加齢などによって、症状が出るそうです。
気になる人は、睡眠専門医に相談してください。


[感想]

マットレスとは、盲点でしたね。
心地よい睡眠に、影響を与えてたんだ。

タオルで簡単に調整できるのは、助かります。
腰に隙間ができていないか、お尻が沈んでないか、チェックしてみます。

腰痛対策にも、なりそうですね。
[睡眠に関する記事]
→ 「簡単スッキリ快眠法と時計遺伝子」
→ 「睡眠時無呼吸症候群に絆創膏とリュック」
睡眠不足の原因となる「ストレス」や「いびき」の解消法。
バスタオルを使った、マットレスの調整。
「あ~!」と、心の中でつぶやくだけ。
頭の中に浮かんだことを消す、つぶやき入眠法。
イビキや睡眠時無呼吸症候群に効く、舌と口のトレーニング。
2013年10月13日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~眠れる寝具に無呼吸解消!~ 簡単実践!睡眠力アップ術」からのメモ書きです。

□ 睡眠力の低下

今回のテーマは、「睡眠」。
睡眠総合ケアクリニック代々木の井上雄一 医学博士は、おっしゃいました。
「日本は今、24時間社会になって、不規則なスケジュールで働く人が増えています」
「全体的に見ると、眠るのが下手」
「睡眠力が低下しているということが言えると思います」
平均睡眠時間の国際比較を見ると、日本は9か国中 8番目。
1位のフランスが、8時間50分。
2位のアメリカが、8時間38分。
3位のオーストラリアが、8時間32分。
4位のカナダが、8時間29分。
5位のイギリスが、8時間23分。
日本は、7時間50分です。
さらに、日本人の5人に1人が、睡眠に問題を抱えているという報告も。

ああ。
やっぱり、うまく眠れない人って、多いんですね。

それだけに、いろんな睡眠グッズが売られているようですよ。
時計みたいなのは、「スリープトラッカー」。
起きやすいタイミングで目覚められるというグッズです。
例えば、6時から7時の間で起床したいと設定しておけば、その間で一番眠りの浅い時間を感知し、アラームで起こしてくれるんです。
ぬいぐるみの呼吸でリラックスできるという、「ハグ&ドリーム」というのもあります。
これにより、眠りに誘われるってわけ。
ロンドンオリンピックでも使用されたというマットレスは、「エアウィーヴ」。
エアというだけあって、空気の力を利用して、しっかりと体を支えてくれるんですよ。
まずはその、マットレスから、いってみましょうか。
□ マットレスの調整

睡眠に関心が高い人が多い割に、マットレスについて考える人は少ないようです。
でも、そのマットレスに、睡眠力アップの秘訣があるようですよ。
今回のゲンキリサーチャー、麒麟の川島さんが訪れたのは、東京都は中央区の「西川リビング」。 布団を開発・販売している会社です。
快眠マイスターの吉村光彦さんに、話をうかがいました。
体型とマットレスが合っていないと、あまりよくないようですね。
<マットレスが原因かもしれない身体の不調>
・首や肩まわりの張り。
・背中の痛みや違和感。
・腰の重さや痛み。
・適度な睡眠時間でも 疲れがとれない。
・目覚めてすぐ体がだるい。
これらの不調は、寝姿勢から くるようです。
人間にとって、自然な立ち姿が、一番身体に負担が少ない姿勢だといわれる。
それをそのまま横にしたのが、理想の寝姿勢ということになります。
首と腰のあたり、背骨が描く2つのS字カーブを保つことが大切なのだとか。
布団だと、長年使っていると、どうしても硬くなってしまいます。
逆にマットレスだと、スプリングがゆるくなり、やわらかくなってしまう。
そのため、理想の寝姿勢を支えられなくなるんですね。
では、マットレスが合っているか合ってないのか、見分けるにはどうしたらいいのでしょう?
吉村さんは、大きな定規みたいな棒を取り出しました。
それを寝ている人の腰のあたりに差し込むと、棒はスムーズに動いた。
これは、マットレスと身体に隙間ができている証拠です。

これは、マットレスが硬いことを示している。
お尻と背中で身体を支えるため、腰周辺に隙間が生まれているんですね。
これだと、背中などの筋肉が緊張し、うまく休めません。
家で調べたい場合は、30センチの定規を使うとよいそうです。
ベッドに寝た状態で、腰回りに定規を入れた時、身体に当たらないと、マットレスが硬いということになります。
逆に、定規が入らない場合は、マットレスがやわらかすぎるということ。
腰が沈み込んでしまっている。
これでは腰周辺に、負担が集中してしまいます。
横から見れば、一目瞭然。

背骨のラインが、曲がっていますね。
では、マットレスをよみがえらせるには、どうしたらいいのでしょうか?
意外な、そして、どのご家庭にもある物が、助けてくれるんです。
と、その前に、まず大事なのは、自分の体型を知ること。
フルボディ・トレーサーという機械で、計測します。
これにより、首や背中、お尻の凹凸が分かる。
でも、家では、どうしたらいいんだろう?
そういう時は、まず、壁に背を向けて立ちます。
壁と背中にできた隙間をチェックし、背骨が作るS字カーブの深さを確認しましょう。
<マットレスの調整>
用意するのは、バスタオル。
S字カーブが浅い場合は、1枚。
S字カーブが深い場合は、2枚。
それぞれ用意します。
[マットレスが硬い場合]
腰周辺の隙間を、バスタオルで埋めます。
バスタオルを四つ折りにして、マットレスの下に敷く。
(*マットレスが厚い場合は、シーツの下に敷いてください)
また、S字カーブに合わせて、バスタオルの数を変えるなど、調節してください。
(カーブが深い場合は、2枚重ねにするなど)


[マットレスがやわらかい場合]
沈み込んだお尻を、持ち上げるようにします。
バスタオルの二つ折りを2枚重ねて、マットレスの下の、お尻から背中にかけて敷く。
(*マットレスが厚い場合は、シーツの下に敷いてください)
S字が浅い人は背中まで沈むので、何枚か重ねて、上の方まで敷きます。

実は、もう一つ、大事なことがあります。
それは、「寝返り」。
吉村さんによると、ひと晩に20~30回の寝返りが理想的だと言われているそうです。
眠れない人の場合、100回ぐらい寝返りを うっていることもあるそう。
同じ姿勢で眠っていると、部分的に、身体が圧迫されます。
そうすると血行が悪くなり、心臓への血流量も減り、負担がかかってしまう。
無意識に行っている寝返りですが、体内の血液循環をよくする働きがあるんですね。
硬いマットレスの場合、寝返りの回数が増えるそう。
逆に、やわらかいマットレスの場合は、寝返りが極端に減ってしまう。
ここでも、身体に合ったマットレスが、大切になるようです。
□ ドクネット
ここで再び、睡眠総合ケアクリニック代々木の、井上雄一 先生が登場。
グッスリ眠れないと、ホルモンの分泌が悪化したり、免疫機能が低下する。それが病気につながったり、症状の悪化につながることも。
日本人の睡眠時間は、短くなってきている。そしてそれは、大人も子どもも同じ。
夜10時以降に就寝する幼児の割合は年々増加しており、3歳児では50%を超えているそうです。
親の睡眠習慣が、子どもに影響を与えてしまうんですね。
□ つぶやき入眠法

疲れているのに眠れないこと、ありませんか?
明日の予定とか、不安に感じていることなどが、次々と頭に浮かんでしまう。
これを簡単に消す方法があるんです。
教えてくれたのは、もりしたクリニック院長、森下克也 医学博士。
やり方は、簡単。
頭の中で「あ~!」と言うだけ。
これが、「つぶやき入眠法」。
心の中で「あ~!」とつぶやくだけで、頭の中の独り言が消え、落ち着いて眠りに誘われます。
人間は基本的に、頭の中で2つ同時のことを 同時にしゃべることができない。
ストレスなどで考えすぎて眠れないのは、脳の言語中枢が働いているため。
これは起きている時と同じ、脳が覚醒している状態です。
しかし、「あ~!」と心の中でつぶやくことで、脳の意識はこのひと言にまとまり、他のつぶやきが消え、言語中枢が休止し、自然と入眠することができます。
□ 舌と口のトレーニング

睡眠力を下げるものといえば、「いびき」もそう。
「睡眠時無呼吸症候群」という病気の可能性だってあります。
<睡眠時無呼吸症候群>
10秒以上の無呼吸状態が、1時間に5回以上。
あるいは、ひと晩に30回以上起こること。
こうなると、睡眠が浅くなり、昼間 睡魔に襲われ、知らず知らずのうちに、居眠りをしていることも。
日中、眠気で集中力が低下し、転倒など、事故の危険性が高まってしまいます。
イビキ解消のために訪れたのは、神奈川県鶴見区の鶴見大学歯学部。
斉藤一郎 教授に、話を伺いました。
すると、意外な答えが返ってきた。
なんと、イビキの解消には、舌や口のトレーニングが効くというのです。
現代人は、咀嚼(そしゃく)の機会が少なくなって、1日の咀嚼時間が30分を切ったといわれる。
なので、徐々に舌や口の筋力が低下しているのだそうです。
舌は、厚さ5センチもある筋肉のカタマリ。
舌の筋力が低下すると、自らの重みを支えきれなくなり、気道を塞いでしまって、イビキの原因になってしまいます。
さらに、口の周りの筋力が低下することによって、唾液分泌が減少して、口が渇いて、目が覚めてしまう。
口周りの筋力の低下により、あごが垂れ下がり、寝ている間、口が閉じられなくなってしまうのだとか。
このようなことがあるので、舌や口を鍛えるには、すごく意味があるんですね。
<舌のトレーニング>
舌先を上あごの前につけ、舌を弾いて、音を出す。
(明瞭な音が出ない場合は、舌が衰えている証拠だそうです)
<唇周辺のトレーニング>
「イー」と「ウー」と、10セット行う。
<舌と口周辺のトレーニング>
「べ」「ロ」「タ」「カ」「ク」と言ってみる。
口を大きく開けて、舌をしっかりと動かすように、意識する。
1日20回行う。
□ 睡眠障害
生活習慣や睡眠環境を正しても、なかなかよくならず、日中に強い眠気を感じてしまう。
そういう場合、睡眠障害の可能性があります。
睡眠障害は、90種以上あるのだそう。
そんな中、最近注目されているのが、夜中になると足がムズムズいたり痛くなったりして じっとしていられなくなる 「むずむず脚症候群」。
これは、400万人が罹患(りかん)しているのだとか。
睡眠時無呼吸症候群の次に、多いそうですよ。
むずむず脚症候群の原因は、脳の神経細胞が弱まること。
鉄分不足や遺伝、加齢などによって、症状が出るそうです。
気になる人は、睡眠専門医に相談してください。


[感想]

マットレスとは、盲点でしたね。
心地よい睡眠に、影響を与えてたんだ。

タオルで簡単に調整できるのは、助かります。
腰に隙間ができていないか、お尻が沈んでないか、チェックしてみます。

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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間
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