熟睡感を得る方法 睡眠日誌&筋弛緩法/ためしてガッテン
今週のテーマは、「睡眠」。
心地よい睡眠が得られないため、「眠事裁判」まで勃発しました。
居眠り弁護士・イビキ吾郎まで、出て来ちゃったよ。
グッスリ眠れないのは、古い脳が覚醒しているから。
不眠と梅干しの関係は?
国立精神・神経医療研究センターの、三島和夫先生。
眠れないなら、寝室から出る。
バタンキュー直前で、ベッドへ。
眠る前には、筋弛緩法を。
2013年9月25日放送の「ためしてガッテン」より、「ふぁ~ 極上の熟睡感 グッスリ朝まで眠る術」からのメモ書きです。

□ 不眠で悩んでいる人の数
今日のテーマは、「睡眠」です。
街の人たちも、いろいろ悩んでいるようですよ。
・朝起きても、寝覚めがよくない。
・50歳を過ぎてから、まったく熟睡できない。
・夜中3時に、起きてしまう。
・ひどい時は、2時間ぐらい寝付けない。
・夜眠れないので、昼に眠気が襲ってくる。
こうした睡眠に満足感が得られない人は、3000万人もいるそうなのです。

うわ~。
でも、分かるなあ。
「寝た!」ってなる日、少ないもんなあ~。
そこでガッテンが、グッスリ深く眠るための切り札を、教えてくれます。
そのヒントになるのが、梅干しなんだって。

え?
梅干し?

現在、「睡眠時無呼吸症候群」が原因で不眠になっている人が、約300万人いるといわれています。
足がむずむずして熟睡できないという「むずむず脚症候群」の方は、推定200万人。
そして、熟睡感がない、寝つきが悪い、夜中に目覚めるなどの、「満足に睡眠がとれない」という人が一番多くって、なんと、3000万人もの方々が悩んでいます。

ひょえ~!
多いですね~!

そんな中から、ある男性の生活を拝見させていただきます。
□ 眠事裁判とイビキ吾郎
フリーライターの51歳 男性。
7年も前から、不眠に悩んでいます。
普通にベッドに入っても、2時間から3時間は眠れない。
寝ても、2~3時間ぐらいで、目が覚めてしまいます。
こんな調子ですから、朝起きた時が一番疲れていたりする。

ここで、臨時ニュースです。
なんとこの男性、裁判を起こしちゃいました。
名づけて、「眠事裁判」。
何の裁判かといえば、男性がこんなにつらいと訴えているのに、周囲の人たちは「本当は寝てるんじゃないの?」と疑っているというのです。
弁護士は、あの有名なイビキ吾郎(伊吹吾郎)さん。
さあ、眠事裁判の開廷です。
<弁護側の証言(1)>
男性は寝つきが悪く、毎日、2~3時間ぐらいしか眠れていません。
30代までは、寝つきはいい方でした。
旅行に行っても、友達たちの中で一番早くに寝ていた。
顔にイタズラ書きされても起きないくらい、眠りも深かった。
ところが、40代半ばを過ぎたあたりから、眠りが浅くなったといいます。
ひどい時は一睡もできず、そのおかげで、日中に眠気に襲われてしまう。
それで集中力が落ち、仕事の効率も低下してしまうことも、しばしば。
ある日のこと、取材のインタビュー内容を確認してみると、同じ質問を3回も4回もしていた。
あまりに眠れないので、男性は病院に駆け込みました。
睡眠導入剤を処方してもらいましたが、ほとんど効果はありません。
何とかしようと、乱れた生活習慣を改め、規則正しい食事と運動を実践。
ヒツジを数えたりもしましたが、熟睡することはできませんでした。
その夜 数えたヒツジの数は、2万5423頭。
こんなにも、男性は苦しんでいるのです。
<検察側からの異議(1)>
イビキ弁護士の天敵である 立花姫子から、異議が申し立てられました。
弁護人の主張したことは男性の主観であり、単なる思い込みの可能性もあるというのです。
そこでイビキは、動かぬ証拠を提出した。
<弁護側の証言(2)>
提出されたのは、寝室の映像。
男性は夜10時にベッドに入り、本を読みながら、眠気がくるのを待っています。
10時半、寝てみようと本を置き、枕元の電気を消します。
夜11時になったその時、あれ? 女性が乱入?
いえ、奥さんが隣に 寝に来たのです。
ちなみに奥さんは、眠るのにまったく困らないタイプだという。
深夜0時を過ぎました。
ふたりの様子を比べてみます。
男性の方は、いかにも寝苦しそう。
何度も、寝返りを打ってますね。
朝7時、ふたりは起床しました。
男性は、最初は熟睡したそうなのですが、12時半に目が覚めてしまい、結局 4時半まで眠れなかったとのこと。
出た言葉は、「今、気分は最悪です」。
<検察側からの異議(2)>
いかにも苦しそうな男性ですが、それでも検察は納得しません。
ここで新たな証人を連れて来た。
それはなんと、男性の奥さん。
奥さんは、こう証言しました。
傍で夫は、グーグー言いながら、7~8時間は寝ている。
男性は寝てないと主張し、奥さんは寝ていると主張します。
それぞれの証言が食い違うのは、なぜなんでしょう?
本当は眠れているのか? それとも眠れてないのか?
謎は深まります。
実際はどうなのか、専門家に検査してもらうことになりました。
脳波や筋肉の活動を測定し、眠っているのかどうか、科学的に調べてもらいます。
すると、消灯の20分後には、睡眠中であることを表す脳波が出ていました。
6時間の測定中、その8割で眠っていることが確認された。
専門家の先生も、思ったより眠りにつくのが早くてビックリしたと、コメントしたぐらい。
健常者と同じくらいの時間 寝ていたと思うと、証言してくれました。
しかし、これは、どういうことなんでしょう?
脳波的には寝ているのに、本人にはグッスリ寝たという実感がないときている。
男性の不眠は、単なる勘違いなのだろうか?
イビキ吾郎は、悩みます。
イスの上でイビキをかいて眠りながら、大いに悩みました。
グーグー。
と、そこに、イビキの助手が飛び込んできた。
なんと、やはり男性は寝てなかったのだという。
助手が持ってきたのは、不眠の人に共通する ある特徴を世界で初めて明らかにした論文。
「 Functional Neuroimaging Evidence for Hyperarousal in Insomnia 」
発表したのは、アメリカはピッツバーグ大学の エリック・ノフジンガー博士だ。
博士は、熟睡できない人 7名の脳を、精密に調べました。
すると、睡眠中 本来 休んでいるはずの脳の一部が、熟睡できない人では、異常な活動を示していた。
その部分とは、脳の古い部分。
本来眠っているはずの古い脳が、熟睡できない人では、覚醒してしまっているのです。
すべての謎は、「古い脳の覚醒」に。
それが分かって安心したのか、イビキ吾郎は、また眠りにつくのでした。
居眠り弁護士イビキ吾郎、
~フシギな不眠裁判~
<終>
□ 古い脳の覚醒

なんか、突然に始まって、突然に終わっちゃいましたが…。

でも、大事なことが分かりましたね。
まず、人間の脳には、古い部分と新しい部分があります。
進化の過程で新しく獲得した、新しい脳がある。
それが、「大脳新皮質」など。
その内側、さらに奥にあるのが、古い脳です。
この部分は 鳥類や哺乳類でもほぼ共通の構造を持つんですよ。
さて、不眠の男性に話を戻しますが、男性は脳の大部分は休息しているのに、古い脳だけは覚醒状態にあるということらしい。
睡眠中に古い脳が覚醒するとは、どういうことなんでしょう?
スタジオに突然、ネコちゃんの映像が映し出されました。
道で、眠っています。
気持ちよさそうに寝ているのですが、おや、耳だけはピクピク動いてますね。
これは、外敵を警戒しながら眠っている証拠。
古い脳というのは、いわば、本能をつかさどる脳。
例えば、外敵の気配を感じた時、「逃げるか? 戦うか?」というのを、直感的に判断しようとします。
人間も進化する前は、これが必要だったのです。
それが社会性を獲得したので、今となっては必要なくなった。
だけど、なぜか、必要ないはずの古い脳の部分が覚醒してしまう人がいると。
男性は、何度も何度も、異常ともいえる数の寝返りを打ってました。
実は、この寝返りそのものが、ネコでいう耳。
男性の寝ている間の、脳波のグラフ。
縦軸が眠りの深さで、横軸が寝ている時間を表します。
これを見てみると、男性が睡眠中に、何度も覚醒しているのが分かる。
その数は、68回もありました。
そのほとんどは、本人も自覚しないような、数秒から数十秒の覚醒。
男性は、時間としては十分に眠っていたのに、寝ている期間がコマ切れだったんですね。
寝て起きて、寝て起きてを、何度も繰り返しているような格好。
実は、新しい脳を獲得した霊長類は、深く眠らないといけない事情があります。
深く眠ることで、脳の疲労を回復したり、神経細胞を修復しているのです。
なので、十分な睡眠が得られないと、日中、頭が働かなくなってしまう。

なるほど、だんだん分かってきましたよ。
でも、「古い脳の覚醒」や「睡眠の分断(コマ切れ)」は、なぜ起きるんでしょうか?
覚醒させないようにするには、どうしたらいいの?
□ 眠くないなら、寝室から出る
30年以上も不眠に悩んできたという、57歳の会社員。
短い時だと、睡眠3時間ぐらいで、仕事に出かけることも。
そうなると、だるいし頭も冴えないしで、困ってしまいます。
この男性の睡眠中の脳波を、測定させてもらいました。
そこで分かったのが、一晩に66回も覚醒しているという事実。
男性はこれまでにも、様々な秘策を実行してきました。
・音楽を聴く。
・英語の辞書を読む。
・棒を手に持つ。
でも、効果はありません。
それどころか、この秘策の中に、古い脳を覚醒させちゃう原因があるんです。
ちなみに、この男性は、冬山だとグッスリ眠れるそう。
過酷な山の中だと眠れるのに、家だと眠れません。
眠る前のストレスホルモンを測定したところ、ぐっすり眠れる人に対して男性の量は、2倍もありました。
この男性はなぜか、寝床に入ると、強いストレスがかかっているようなのです。
ここでスタジオに、専門家の先生が登場。
国立精神・神経医療研究センターの、三島和夫先生。
って、先生はなぜか、手に梅干しを持ってます。
何で?
三島先生によると、男性がしていた秘策は、梅干しを見ているのと同じなんだそう。
梅干しを見ると、日本人は唾(つば)が出ます。
でも、梅干しを食べない外国の人だと、唾は出ない。
男性は毎日、寝る努力をしていました。
なんと、毎日眠れない経験を繰り返すと、それを見ただけで、古い脳が勝手に覚醒するそうなのです。
男性がやっていた秘策。辞書、棒、音楽、それを見ただけで、目が覚めるようになっていた。
もっと言うと、寝室に向かうだけで 勝手に覚醒反応が出るようになる。
眠れない経験を繰り返す
↓
それに関連するものを見ただけで、古い脳に覚醒反応が出る
「寝室=ストレス」、こんな結びつきが、勝手にできていたんですね。
でも、原因が分かれば、対策も可能。
熟睡感を高めるポイントは、寝床でもんもんとする時間を短くすること。
眠くなるまで起きているのがいい。
逆に、眠くないのに 寝室で横になってはいけない。
<これって本当? 睡眠の常識>
(1) 睡眠時間は、7~8時間必要。
→ ×
そうとは限らない。
8時間たっぷり眠れるのは、せいぜい20代くらいまで。(ただし、個人差あり)
50代60代になると、必要な睡眠時間は減少し、だいたい 6時間台になる。(これも、個人差あり)
なのに、若い時の睡眠時間や8時間睡眠にこだわると、これが熟睡感低下の原因になってしまう。
(2) 横になるだけでも休まる。
→ ×
眠りに問題のない人ならそうだけど、眠れない不安がある人だと、横になる時間が長いほど、古い脳が覚醒してしまう。
眠れない時は、思い切って、寝室から出ること。
条件反射が しみ付いた寝室を出て、別の部屋でリラックスし、眠気がくるのを待つ。
理想は、バタンキューの直前で、寝室へ。
先生によれば、無理に眠ることはないそう。
1日や2日なら、寝ないでも大丈夫。
必要な睡眠は、必ず訪れる。
しっかり眠気が来てから横になれば、眠りの深さも改善されます。

熟睡しようとして早く寝床に入るのは、実は、逆効果でした。
眠気を感じてから寝床に入るのがいい。

ガッテン! ガッテン!
□ 睡眠日誌

次は、熟睡感アップの切り札が登場します。

おお、オラ、わくわくしてきたぞ!
50代後半から ひどい不眠に悩んできた、62歳の男性。
睡眠導入剤の力を借りないと眠れない日々が、続いていました。
ところが、去年の秋、とある方法を試してみたところ、ビックリするような熟睡感が得られた。
今では、気分爽快です。
その方法とは、「睡眠日誌」。

青い部分は、自分でしっかり眠れたと感じている時間。
斜線は、ウトウトした時間です。
白い部分は、ベッドや布団に入っているのだけれど目が覚めている時間。
これを1週間から2週間続けると、だんだんと分かってくることがあります。
それは、何時間寝たいかは別にして、実質何時間くらい眠れているのかが、分かってくる。
例えば、この人の場合は、実質睡眠時間が5.5時間ぐらいだと分かりました。
今の状態だと、5.5時間しか眠れない。
なので、目標とする寝床にいる時間を、実質睡眠時間+30分にします。
この場合は、6時間ですね。
じゃあ、この6時間を、どこに持ってくるか。
それは、起きたい時間から逆算して、入床時刻を決めます。
上の睡眠日誌を見ると、朝7時過ぎからは、あまり眠れていないようです。
逆に、その7時から6時間前の深夜1時には、そこそこ眠れている。
ということで、上の表の場合、寝床にいる時間帯は、深夜1時から朝の7時までと、指導するそうです。
1時前に床に入ってもどうせ眠れないので、それまでは寝室には行かない。
また、しっかり目が覚めて二度寝できなさそうなら、もう、寝室から出てしまう。
眠れないのに長く寝床にいないように、注意する。
そういう つらく悩ましい時間を、減らしましょう。
最初に紹介した男性も、睡眠日誌に挑戦中。
やりはじめて1ヵ月たちましたが、その効果に驚いているそうです。
まず、寝つきがよくなった。
夜も、目が覚めないそうです。
そのおかげで、昼間も行動的に過ごせる。
男性が受けたのは、睡眠外来で行われる「認知行動療法」というカウンセリング。
睡眠日誌を活用し、眠る前の過ごし方を見直します。
(男性が受診したのは、東京医科大学の 岡島義 助教)
このおかげで、男性は、まとまった睡眠がとれるようになりました。
その効果も、睡眠日誌で、実感できます。
□ 筋弛緩法
いきなり登場の、新日本プロレス、中西学 選手。
ニックネームは、人類60億分の1の奇跡、武装ゴリラ、霊長類最強最後の野人など、多彩です。
実は中西選手も、不眠に悩んでいるのだという。
寝なくちゃと思えば思うほど、試合のことが気になって、眠れなくなります。
そんな中西さんが訪れたのが、群馬大学 医学部 保健学科。
そこで看護師さんたちに、秘策を教えてもらいました。
小板橋喜久代 名誉教授らが実践していたのは、「筋弛緩法(きんしかんほう)」というリラクセーション法。
さっそく、中西選手も、仲間に入れてもらいました。
筋肉を緊張させたあと、徐々にゆるめる。
これだけで、効果があるそうです。
中西選手もすっかりリラックスし、眠くなっちゃいました。
その効果は、体にも出ていますよ。
皮膚の表面温度を測定したところ、ポッカポカになっていることが分かった。
筋弛緩法をしたことで、血管が拡張し、血行がよくなったようです。
さらに、血圧にも変化が。
最高血圧が、141から118までダウン。
スタジオに、東京医科大学 睡眠学講座の、中島俊さんが来てくれました。
さっそく、筋弛緩法を教えてもらいます。
<筋弛緩法>
あえて強制的に緊張し、それから力を抜くというのを、繰り返します。
なので、背筋を伸ばしすぎたり、だらけすぎたりしないように、浅くイスに腰かけます。
また、力を抜く時がポイントで、5秒ほど力を入れたあと、操り人形の糸が切れたように一気に力を抜く。
(1) イスに浅く腰掛けます。
(2) 膝の上で手を握り、5秒数えながら力を入れる。
(3) 5秒たったら、糸が切れたように、一気に力を抜く。
(4) 15秒以上、力をゆるめます。
(5) この時、ゆるめている感覚を意識する。
さらに、上半身を使った筋弛緩法があります。
(1) 拳を握って、脇を絞める。
(2) 腕を胸に押し付け、肩を上げ、腹筋や背中の筋肉に力を入れる。
(3) この状態で、5秒数える。
(4) 5秒たったら、一気に力を抜く。
(5) 上げていた肩も、だら~んと。
(6) 15秒以上、力をゆるめます。
(7) この時、ゆるめている感覚を意識する。
血行やリラックス感を、味わいましょう。
筋弛緩法は、寝る30分ほど前にやる。
寝室以外の場所で、行いましょう。
ベッドや布団は、寝るだけの場所にする。
寝床は眠くなってから。
![NHK ためしてガッテン 2013年 11月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61LCe2T3dxL._SX200_.jpg)

□

眠れない経験が続くと、ベッドや布団を見ただけで、条件反射のように、古い脳が覚醒してしまうのか。

眠くなるまで、寝室から出てた方がいいんですね。

今までは逆に、ベッドで寝よう寝ようとしてた。
あれが、いけなかったのか。

睡眠時間も、寝るタイミングも、自然に任せた方がいいみたいですね。
頭で決めつけちゃわないこと。
筋弛緩法も、試してみたい。

よし、これで、のび太に負けないぐらい、すぐに眠れるようになるぞ!
[まとめ]
・睡眠中、
古い脳が覚醒してしまうと、
熟睡感が得られない。
・熟睡感を高めるポイントは、
寝床でもんもんとする時間を
短くすること。
・睡眠日誌の活用で、
睡眠を改善する。
・寝る前には、筋弛緩法を。
次回は、「気づいて! 新型認知症 見分け方&対策 大公開」。
![NHKためしてガッテン増刊 健康プレミアム Vol.05 2013年 09月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51dEXivQPWL._SX200_.jpg)

→ 「ためしてガッテン 2013年のアーカイブ 4月~6月」
【睡眠に関する関連記事】
→ 「簡単スッキリ快眠法と時計遺伝子/健康カプセル! ゲンキの時間」
心地よい睡眠が得られないため、「眠事裁判」まで勃発しました。
居眠り弁護士・イビキ吾郎まで、出て来ちゃったよ。
グッスリ眠れないのは、古い脳が覚醒しているから。
不眠と梅干しの関係は?
国立精神・神経医療研究センターの、三島和夫先生。
眠れないなら、寝室から出る。
バタンキュー直前で、ベッドへ。
眠る前には、筋弛緩法を。
2013年9月25日放送の「ためしてガッテン」より、「ふぁ~ 極上の熟睡感 グッスリ朝まで眠る術」からのメモ書きです。

□ 不眠で悩んでいる人の数

今日のテーマは、「睡眠」です。
街の人たちも、いろいろ悩んでいるようですよ。
・朝起きても、寝覚めがよくない。
・50歳を過ぎてから、まったく熟睡できない。
・夜中3時に、起きてしまう。
・ひどい時は、2時間ぐらい寝付けない。
・夜眠れないので、昼に眠気が襲ってくる。
こうした睡眠に満足感が得られない人は、3000万人もいるそうなのです。

うわ~。
でも、分かるなあ。
「寝た!」ってなる日、少ないもんなあ~。

そこでガッテンが、グッスリ深く眠るための切り札を、教えてくれます。
そのヒントになるのが、梅干しなんだって。

え?
梅干し?

現在、「睡眠時無呼吸症候群」が原因で不眠になっている人が、約300万人いるといわれています。
足がむずむずして熟睡できないという「むずむず脚症候群」の方は、推定200万人。
そして、熟睡感がない、寝つきが悪い、夜中に目覚めるなどの、「満足に睡眠がとれない」という人が一番多くって、なんと、3000万人もの方々が悩んでいます。

ひょえ~!
多いですね~!

そんな中から、ある男性の生活を拝見させていただきます。
□ 眠事裁判とイビキ吾郎
フリーライターの51歳 男性。
7年も前から、不眠に悩んでいます。
普通にベッドに入っても、2時間から3時間は眠れない。
寝ても、2~3時間ぐらいで、目が覚めてしまいます。
こんな調子ですから、朝起きた時が一番疲れていたりする。

ここで、臨時ニュースです。
なんとこの男性、裁判を起こしちゃいました。
名づけて、「眠事裁判」。
何の裁判かといえば、男性がこんなにつらいと訴えているのに、周囲の人たちは「本当は寝てるんじゃないの?」と疑っているというのです。
弁護士は、あの有名なイビキ吾郎(伊吹吾郎)さん。
さあ、眠事裁判の開廷です。
<弁護側の証言(1)>
男性は寝つきが悪く、毎日、2~3時間ぐらいしか眠れていません。
30代までは、寝つきはいい方でした。
旅行に行っても、友達たちの中で一番早くに寝ていた。
顔にイタズラ書きされても起きないくらい、眠りも深かった。
ところが、40代半ばを過ぎたあたりから、眠りが浅くなったといいます。
ひどい時は一睡もできず、そのおかげで、日中に眠気に襲われてしまう。
それで集中力が落ち、仕事の効率も低下してしまうことも、しばしば。
ある日のこと、取材のインタビュー内容を確認してみると、同じ質問を3回も4回もしていた。
あまりに眠れないので、男性は病院に駆け込みました。
睡眠導入剤を処方してもらいましたが、ほとんど効果はありません。
何とかしようと、乱れた生活習慣を改め、規則正しい食事と運動を実践。
ヒツジを数えたりもしましたが、熟睡することはできませんでした。
その夜 数えたヒツジの数は、2万5423頭。
こんなにも、男性は苦しんでいるのです。
<検察側からの異議(1)>
イビキ弁護士の天敵である 立花姫子から、異議が申し立てられました。
弁護人の主張したことは男性の主観であり、単なる思い込みの可能性もあるというのです。
そこでイビキは、動かぬ証拠を提出した。
<弁護側の証言(2)>
提出されたのは、寝室の映像。
男性は夜10時にベッドに入り、本を読みながら、眠気がくるのを待っています。
10時半、寝てみようと本を置き、枕元の電気を消します。
夜11時になったその時、あれ? 女性が乱入?
いえ、奥さんが隣に 寝に来たのです。
ちなみに奥さんは、眠るのにまったく困らないタイプだという。
深夜0時を過ぎました。
ふたりの様子を比べてみます。
男性の方は、いかにも寝苦しそう。
何度も、寝返りを打ってますね。
朝7時、ふたりは起床しました。
男性は、最初は熟睡したそうなのですが、12時半に目が覚めてしまい、結局 4時半まで眠れなかったとのこと。
出た言葉は、「今、気分は最悪です」。
<検察側からの異議(2)>
いかにも苦しそうな男性ですが、それでも検察は納得しません。
ここで新たな証人を連れて来た。
それはなんと、男性の奥さん。
奥さんは、こう証言しました。
傍で夫は、グーグー言いながら、7~8時間は寝ている。
男性は寝てないと主張し、奥さんは寝ていると主張します。
それぞれの証言が食い違うのは、なぜなんでしょう?
本当は眠れているのか? それとも眠れてないのか?
謎は深まります。
実際はどうなのか、専門家に検査してもらうことになりました。
脳波や筋肉の活動を測定し、眠っているのかどうか、科学的に調べてもらいます。
すると、消灯の20分後には、睡眠中であることを表す脳波が出ていました。
6時間の測定中、その8割で眠っていることが確認された。
専門家の先生も、思ったより眠りにつくのが早くてビックリしたと、コメントしたぐらい。
健常者と同じくらいの時間 寝ていたと思うと、証言してくれました。
しかし、これは、どういうことなんでしょう?
脳波的には寝ているのに、本人にはグッスリ寝たという実感がないときている。
男性の不眠は、単なる勘違いなのだろうか?
イビキ吾郎は、悩みます。
イスの上でイビキをかいて眠りながら、大いに悩みました。
グーグー。
と、そこに、イビキの助手が飛び込んできた。
なんと、やはり男性は寝てなかったのだという。
助手が持ってきたのは、不眠の人に共通する ある特徴を世界で初めて明らかにした論文。
「 Functional Neuroimaging Evidence for Hyperarousal in Insomnia 」
発表したのは、アメリカはピッツバーグ大学の エリック・ノフジンガー博士だ。
博士は、熟睡できない人 7名の脳を、精密に調べました。
すると、睡眠中 本来 休んでいるはずの脳の一部が、熟睡できない人では、異常な活動を示していた。
その部分とは、脳の古い部分。
本来眠っているはずの古い脳が、熟睡できない人では、覚醒してしまっているのです。
すべての謎は、「古い脳の覚醒」に。
それが分かって安心したのか、イビキ吾郎は、また眠りにつくのでした。
居眠り弁護士イビキ吾郎、
~フシギな不眠裁判~
<終>
□ 古い脳の覚醒

なんか、突然に始まって、突然に終わっちゃいましたが…。

でも、大事なことが分かりましたね。
まず、人間の脳には、古い部分と新しい部分があります。
進化の過程で新しく獲得した、新しい脳がある。
それが、「大脳新皮質」など。
その内側、さらに奥にあるのが、古い脳です。
この部分は 鳥類や哺乳類でもほぼ共通の構造を持つんですよ。
さて、不眠の男性に話を戻しますが、男性は脳の大部分は休息しているのに、古い脳だけは覚醒状態にあるということらしい。
睡眠中に古い脳が覚醒するとは、どういうことなんでしょう?
スタジオに突然、ネコちゃんの映像が映し出されました。
道で、眠っています。
気持ちよさそうに寝ているのですが、おや、耳だけはピクピク動いてますね。
これは、外敵を警戒しながら眠っている証拠。
古い脳というのは、いわば、本能をつかさどる脳。
例えば、外敵の気配を感じた時、「逃げるか? 戦うか?」というのを、直感的に判断しようとします。
人間も進化する前は、これが必要だったのです。
それが社会性を獲得したので、今となっては必要なくなった。
だけど、なぜか、必要ないはずの古い脳の部分が覚醒してしまう人がいると。
男性は、何度も何度も、異常ともいえる数の寝返りを打ってました。
実は、この寝返りそのものが、ネコでいう耳。
男性の寝ている間の、脳波のグラフ。
縦軸が眠りの深さで、横軸が寝ている時間を表します。
これを見てみると、男性が睡眠中に、何度も覚醒しているのが分かる。
その数は、68回もありました。
そのほとんどは、本人も自覚しないような、数秒から数十秒の覚醒。
男性は、時間としては十分に眠っていたのに、寝ている期間がコマ切れだったんですね。
寝て起きて、寝て起きてを、何度も繰り返しているような格好。
実は、新しい脳を獲得した霊長類は、深く眠らないといけない事情があります。
深く眠ることで、脳の疲労を回復したり、神経細胞を修復しているのです。
なので、十分な睡眠が得られないと、日中、頭が働かなくなってしまう。

なるほど、だんだん分かってきましたよ。
でも、「古い脳の覚醒」や「睡眠の分断(コマ切れ)」は、なぜ起きるんでしょうか?
覚醒させないようにするには、どうしたらいいの?
□ 眠くないなら、寝室から出る
30年以上も不眠に悩んできたという、57歳の会社員。
短い時だと、睡眠3時間ぐらいで、仕事に出かけることも。
そうなると、だるいし頭も冴えないしで、困ってしまいます。
この男性の睡眠中の脳波を、測定させてもらいました。
そこで分かったのが、一晩に66回も覚醒しているという事実。
男性はこれまでにも、様々な秘策を実行してきました。
・音楽を聴く。
・英語の辞書を読む。
・棒を手に持つ。
でも、効果はありません。
それどころか、この秘策の中に、古い脳を覚醒させちゃう原因があるんです。
ちなみに、この男性は、冬山だとグッスリ眠れるそう。
過酷な山の中だと眠れるのに、家だと眠れません。
眠る前のストレスホルモンを測定したところ、ぐっすり眠れる人に対して男性の量は、2倍もありました。
この男性はなぜか、寝床に入ると、強いストレスがかかっているようなのです。
ここでスタジオに、専門家の先生が登場。
国立精神・神経医療研究センターの、三島和夫先生。
って、先生はなぜか、手に梅干しを持ってます。
何で?
三島先生によると、男性がしていた秘策は、梅干しを見ているのと同じなんだそう。
梅干しを見ると、日本人は唾(つば)が出ます。
でも、梅干しを食べない外国の人だと、唾は出ない。
男性は毎日、寝る努力をしていました。
なんと、毎日眠れない経験を繰り返すと、それを見ただけで、古い脳が勝手に覚醒するそうなのです。
男性がやっていた秘策。辞書、棒、音楽、それを見ただけで、目が覚めるようになっていた。
もっと言うと、寝室に向かうだけで 勝手に覚醒反応が出るようになる。
眠れない経験を繰り返す
↓
それに関連するものを見ただけで、古い脳に覚醒反応が出る
「寝室=ストレス」、こんな結びつきが、勝手にできていたんですね。
でも、原因が分かれば、対策も可能。
熟睡感を高めるポイントは、寝床でもんもんとする時間を短くすること。
眠くなるまで起きているのがいい。
逆に、眠くないのに 寝室で横になってはいけない。
<これって本当? 睡眠の常識>
(1) 睡眠時間は、7~8時間必要。
→ ×
そうとは限らない。
8時間たっぷり眠れるのは、せいぜい20代くらいまで。(ただし、個人差あり)
50代60代になると、必要な睡眠時間は減少し、だいたい 6時間台になる。(これも、個人差あり)
なのに、若い時の睡眠時間や8時間睡眠にこだわると、これが熟睡感低下の原因になってしまう。
(2) 横になるだけでも休まる。
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眠りに問題のない人ならそうだけど、眠れない不安がある人だと、横になる時間が長いほど、古い脳が覚醒してしまう。
眠れない時は、思い切って、寝室から出ること。
条件反射が しみ付いた寝室を出て、別の部屋でリラックスし、眠気がくるのを待つ。
理想は、バタンキューの直前で、寝室へ。
先生によれば、無理に眠ることはないそう。
1日や2日なら、寝ないでも大丈夫。
必要な睡眠は、必ず訪れる。
しっかり眠気が来てから横になれば、眠りの深さも改善されます。

熟睡しようとして早く寝床に入るのは、実は、逆効果でした。
眠気を感じてから寝床に入るのがいい。

ガッテン! ガッテン!
□ 睡眠日誌

次は、熟睡感アップの切り札が登場します。

おお、オラ、わくわくしてきたぞ!
50代後半から ひどい不眠に悩んできた、62歳の男性。
睡眠導入剤の力を借りないと眠れない日々が、続いていました。
ところが、去年の秋、とある方法を試してみたところ、ビックリするような熟睡感が得られた。
今では、気分爽快です。
その方法とは、「睡眠日誌」。

青い部分は、自分でしっかり眠れたと感じている時間。
斜線は、ウトウトした時間です。
白い部分は、ベッドや布団に入っているのだけれど目が覚めている時間。
これを1週間から2週間続けると、だんだんと分かってくることがあります。
それは、何時間寝たいかは別にして、実質何時間くらい眠れているのかが、分かってくる。
例えば、この人の場合は、実質睡眠時間が5.5時間ぐらいだと分かりました。
今の状態だと、5.5時間しか眠れない。
なので、目標とする寝床にいる時間を、実質睡眠時間+30分にします。
この場合は、6時間ですね。
じゃあ、この6時間を、どこに持ってくるか。
それは、起きたい時間から逆算して、入床時刻を決めます。
上の睡眠日誌を見ると、朝7時過ぎからは、あまり眠れていないようです。
逆に、その7時から6時間前の深夜1時には、そこそこ眠れている。
ということで、上の表の場合、寝床にいる時間帯は、深夜1時から朝の7時までと、指導するそうです。
1時前に床に入ってもどうせ眠れないので、それまでは寝室には行かない。
また、しっかり目が覚めて二度寝できなさそうなら、もう、寝室から出てしまう。
眠れないのに長く寝床にいないように、注意する。
そういう つらく悩ましい時間を、減らしましょう。
最初に紹介した男性も、睡眠日誌に挑戦中。
やりはじめて1ヵ月たちましたが、その効果に驚いているそうです。
まず、寝つきがよくなった。
夜も、目が覚めないそうです。
そのおかげで、昼間も行動的に過ごせる。
男性が受けたのは、睡眠外来で行われる「認知行動療法」というカウンセリング。
睡眠日誌を活用し、眠る前の過ごし方を見直します。
(男性が受診したのは、東京医科大学の 岡島義 助教)
このおかげで、男性は、まとまった睡眠がとれるようになりました。
その効果も、睡眠日誌で、実感できます。
□ 筋弛緩法
いきなり登場の、新日本プロレス、中西学 選手。
ニックネームは、人類60億分の1の奇跡、武装ゴリラ、霊長類最強最後の野人など、多彩です。
実は中西選手も、不眠に悩んでいるのだという。
寝なくちゃと思えば思うほど、試合のことが気になって、眠れなくなります。
そんな中西さんが訪れたのが、群馬大学 医学部 保健学科。
そこで看護師さんたちに、秘策を教えてもらいました。
小板橋喜久代 名誉教授らが実践していたのは、「筋弛緩法(きんしかんほう)」というリラクセーション法。
さっそく、中西選手も、仲間に入れてもらいました。
筋肉を緊張させたあと、徐々にゆるめる。
これだけで、効果があるそうです。
中西選手もすっかりリラックスし、眠くなっちゃいました。
その効果は、体にも出ていますよ。
皮膚の表面温度を測定したところ、ポッカポカになっていることが分かった。
筋弛緩法をしたことで、血管が拡張し、血行がよくなったようです。
さらに、血圧にも変化が。
最高血圧が、141から118までダウン。
スタジオに、東京医科大学 睡眠学講座の、中島俊さんが来てくれました。
さっそく、筋弛緩法を教えてもらいます。
<筋弛緩法>
あえて強制的に緊張し、それから力を抜くというのを、繰り返します。
なので、背筋を伸ばしすぎたり、だらけすぎたりしないように、浅くイスに腰かけます。
また、力を抜く時がポイントで、5秒ほど力を入れたあと、操り人形の糸が切れたように一気に力を抜く。
(1) イスに浅く腰掛けます。
(2) 膝の上で手を握り、5秒数えながら力を入れる。
(3) 5秒たったら、糸が切れたように、一気に力を抜く。
(4) 15秒以上、力をゆるめます。
(5) この時、ゆるめている感覚を意識する。
さらに、上半身を使った筋弛緩法があります。
(1) 拳を握って、脇を絞める。
(2) 腕を胸に押し付け、肩を上げ、腹筋や背中の筋肉に力を入れる。
(3) この状態で、5秒数える。
(4) 5秒たったら、一気に力を抜く。
(5) 上げていた肩も、だら~んと。
(6) 15秒以上、力をゆるめます。
(7) この時、ゆるめている感覚を意識する。
血行やリラックス感を、味わいましょう。
筋弛緩法は、寝る30分ほど前にやる。
寝室以外の場所で、行いましょう。
ベッドや布団は、寝るだけの場所にする。
寝床は眠くなってから。
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□

眠れない経験が続くと、ベッドや布団を見ただけで、条件反射のように、古い脳が覚醒してしまうのか。

眠くなるまで、寝室から出てた方がいいんですね。

今までは逆に、ベッドで寝よう寝ようとしてた。
あれが、いけなかったのか。

睡眠時間も、寝るタイミングも、自然に任せた方がいいみたいですね。
頭で決めつけちゃわないこと。
筋弛緩法も、試してみたい。

よし、これで、のび太に負けないぐらい、すぐに眠れるようになるぞ!
[まとめ]
・睡眠中、
古い脳が覚醒してしまうと、
熟睡感が得られない。
・熟睡感を高めるポイントは、
寝床でもんもんとする時間を
短くすること。
・睡眠日誌の活用で、
睡眠を改善する。
・寝る前には、筋弛緩法を。
次回は、「気づいて! 新型認知症 見分け方&対策 大公開」。
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→ 「ためしてガッテン 2013年のアーカイブ 4月~6月」
【睡眠に関する関連記事】
→ 「簡単スッキリ快眠法と時計遺伝子/健康カプセル! ゲンキの時間」
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