認知症予防に感トレ 色カルタ&シナプソロジー/健康カプセル! ゲンキの時間
認知症のリスクを減らし、脳の老化を防止する、「感動力トレーニング」。
略して、「感トレ」。
「色カルタ」で、記憶から感動を引き起こす。
共感が、ミソ。
脳を活性化する、「シナプソロジー」。
慌てることが、コツ?
2013年8月25日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~涙は健康を救う!~ 感動力トレーニング」からのメモ書きです。

□ 感トレ

突然ですが、エノキさん、最近、感動してますか?

何ですか? いきなり。

まずは、専門家の先生の話を聞いてください。
杏林大学医学部 精神神経科学教室の古賀良彦 医学博士は、こうおっしゃいました。
「感動しないと、脳がちっとも動いてくれない、ということになります」
「だから、感動するって、とても大事なことなんですね」
脳が感動しなくなると、感情の起伏がなくなり、認知症になるリスクも高まるそうなのです。

えっ! そんなことが…

それを踏まえて、ゲンキの時間では、「感動力トレーニング」が紹介されてました。
名づけて、「感トレ」。
これで、脳の老化を防ぐんだって。
□ 色カルタ
ゲンキリサーチャーのザ・たっち がお邪魔したのは、東京都北区にある東京北社会保険介護老人保健施設「さくらの社」。
そこで見せてもらった感トレは、「色カルタ」。
認知症の方のレクリエーションとして、実施されているそうです。
<色カルタのルール>
読まれたお題からイメージした色の札を取り、選んだ理由を話す。
なので、お手つきはありません。
お題は、例えば、こんな感じ。
・小学生の頃の思い出はの色はどんな色?
・初恋の色はどんな色
・故郷の色はどんな色?
・好きな季節の色はどんな色?
・お母さんの色はどんな色?
・夏の色は?
日本パーソナルカラー協会の三浦南海子さん立会いのもと、ザ・たっちの二人も、色カルタを体験。
<例>
お題が読まれます。
「初恋の色はどんな色?」
↓
かずやは、緑色を選んだ。
その理由を、みんなに話します。
「好きな子の家を調べたら、芝生のある家だった」
「その時の、きれいな芝生の緑色のイメージが強い」
色カルタにどんな意味があるのか、考案者の一人が教えてくれましたよ。
西吾妻福祉病院 病院管理者の折茂賢一郎さん。
「感動というのは、悲しい面もあるし、楽しい面もあるし、その1つ1つが無くなって、自分の内にこもっちゃうのが、認知症の1つの症状」
「そういう面では、感動を与えることができる、感動を探すことができる、そのきっかけとなるのが、色カルタという1つの手法だと思ってます」
(脳の血流状態を見ることができる)光トポグラフィ検査で調べたところ、色カルタをしている時には、脳の血流量が増え、活性化していることが確認できました。
その理由を、古賀良彦 先生は、こう説明してくれた。
「気持ちが動くと、それによって、記憶が強められる」
感情のコントロールに大きく関わっているのが、「扁桃体(へんとうたい)」。
この扁桃体の近くに、記憶をつかさどる「海馬(かいば)」があるんですね。
この関係で、感情が動けば動くほど、記憶が脳に強く刻まれるのです。
また、古賀先生は、こうもおっしゃった。
「思い出すことによって、今度は、記憶が感動を引き起こす」
感動は、外からの刺激だけでなく、記憶を引き出すことによっても、生まれるんですね。
感動力アップのポイントは、記憶でした。
もう1つ、感動力アップのポイントがあります。
それは、「共感」。
他人の体験に共感することで、感情を共有し、感情が生まれます。
□ シナプソロジー
体を使った感トレを行っている企業があります。
メガネの量販店、Zoff(ゾフ)。
そこで行われているのが、「シナプソロジー」。
シナプソロジーとは、ふだんとは違う慣れない動作をすることで、脳の神経伝達物質をやり取りするシナプスの働きを促し機能を高める、トレーニング・プログラム。
例えば、異なる動作を同時に行ったり、言葉を発しながら手足を動かしたりすると、脳は混乱します。
すると、ふだんはつながっていないシナプス同士が、混乱に対応しようと結びつき、脳が活性化すると言われています。
<シナプソロジーのやり方>
4つの動作を覚えます。
「1番」と言ったら、右手で相手の肩を叩く。
「2番」と言ったら、左手で相手の肩を叩く。
「3番」と言ったら、互いにお尻をぶつける。
「4番」と言ったら、互いにハイタッチする。
(動作は、変えてもいい)
言われた数字を大きな声で言いながら、決められた動作をします。
なにも、うまくやる必要はありません。
ワタワタしている時に、一番 脳が活性化するそう。
できないと焦ったり、考えたりすることで、気持ちや感情が動き、脳への刺激となって、活性化するのです。
シナプソロジー普及協会ディレクターの望月美佐緒さんが、スタジオに来てくださいました。
そこで「クロック」というシナプソロジーを紹介してくれた。
<クロック>
自分が時計の文字盤になったつもりで、言われた時間を復唱しながら、両手で示します。
正解しなくても、全然 だいじょうぶ。
むしろ、混乱した方が、シナプソロジー的には、いいんです。
慣れたら、「9時15分前」で、8時45分を示すなど、バリエーションをつける。

さらに応用して、「6時10分の20分後」→ 6時30分なども。
□ おわりに
感動できないというのは、軽度認知障害の始りだったりする。
物事に関心が無くなり、感動できなくなります。
それと関連して、物忘れなど、記憶の力が低下してしまうそうです。
予防するには、日常生活の中で、興味や関心を持つことが大事。
そして、もっと大事なのが、人とコミュニケーションをとること。
それが共感に結びつきます。


[感想]

感動することって、大事なんですね。

ワタワタしたり間違えると恥ずかしがったりするけど、脳的にはそれがいいようですね。

だから、茶化したりしないほうがいいんだ。

和気あいあい、ゲーム感覚でやると、楽しそう。
[まとめ]
・感動しなくなると、
認知症になるリスクが
高まってしまう。
・感動力トレーニングで、
それを予防する。
・色カルタは、
記憶と感動が関係し合い
よい刺激になる。
・シナプソロジーは
普段と違う動作をすることで
シナプスを活性化させる。
[認知症に関する記事]
→ 「軽度認知障害でストップ! 認知症予防/ためしてガッテン」
→ 「治るタイプの認知症と脳脊髄液/ためしてガッテン」
略して、「感トレ」。
「色カルタ」で、記憶から感動を引き起こす。
共感が、ミソ。
脳を活性化する、「シナプソロジー」。
慌てることが、コツ?
2013年8月25日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~涙は健康を救う!~ 感動力トレーニング」からのメモ書きです。

□ 感トレ

突然ですが、エノキさん、最近、感動してますか?

何ですか? いきなり。

まずは、専門家の先生の話を聞いてください。
杏林大学医学部 精神神経科学教室の古賀良彦 医学博士は、こうおっしゃいました。
「感動しないと、脳がちっとも動いてくれない、ということになります」
「だから、感動するって、とても大事なことなんですね」
脳が感動しなくなると、感情の起伏がなくなり、認知症になるリスクも高まるそうなのです。

えっ! そんなことが…

それを踏まえて、ゲンキの時間では、「感動力トレーニング」が紹介されてました。
名づけて、「感トレ」。
これで、脳の老化を防ぐんだって。
□ 色カルタ
ゲンキリサーチャーのザ・たっち がお邪魔したのは、東京都北区にある東京北社会保険介護老人保健施設「さくらの社」。
そこで見せてもらった感トレは、「色カルタ」。
認知症の方のレクリエーションとして、実施されているそうです。
<色カルタのルール>
読まれたお題からイメージした色の札を取り、選んだ理由を話す。
なので、お手つきはありません。
お題は、例えば、こんな感じ。
・小学生の頃の思い出はの色はどんな色?
・初恋の色はどんな色
・故郷の色はどんな色?
・好きな季節の色はどんな色?
・お母さんの色はどんな色?
・夏の色は?
日本パーソナルカラー協会の三浦南海子さん立会いのもと、ザ・たっちの二人も、色カルタを体験。
<例>
お題が読まれます。
「初恋の色はどんな色?」
↓
かずやは、緑色を選んだ。
その理由を、みんなに話します。
「好きな子の家を調べたら、芝生のある家だった」
「その時の、きれいな芝生の緑色のイメージが強い」
色カルタにどんな意味があるのか、考案者の一人が教えてくれましたよ。
西吾妻福祉病院 病院管理者の折茂賢一郎さん。
「感動というのは、悲しい面もあるし、楽しい面もあるし、その1つ1つが無くなって、自分の内にこもっちゃうのが、認知症の1つの症状」
「そういう面では、感動を与えることができる、感動を探すことができる、そのきっかけとなるのが、色カルタという1つの手法だと思ってます」
(脳の血流状態を見ることができる)光トポグラフィ検査で調べたところ、色カルタをしている時には、脳の血流量が増え、活性化していることが確認できました。
その理由を、古賀良彦 先生は、こう説明してくれた。
「気持ちが動くと、それによって、記憶が強められる」
感情のコントロールに大きく関わっているのが、「扁桃体(へんとうたい)」。
この扁桃体の近くに、記憶をつかさどる「海馬(かいば)」があるんですね。
この関係で、感情が動けば動くほど、記憶が脳に強く刻まれるのです。
また、古賀先生は、こうもおっしゃった。
「思い出すことによって、今度は、記憶が感動を引き起こす」
感動は、外からの刺激だけでなく、記憶を引き出すことによっても、生まれるんですね。
感動力アップのポイントは、記憶でした。
もう1つ、感動力アップのポイントがあります。
それは、「共感」。
他人の体験に共感することで、感情を共有し、感情が生まれます。
□ シナプソロジー
体を使った感トレを行っている企業があります。
メガネの量販店、Zoff(ゾフ)。
そこで行われているのが、「シナプソロジー」。
シナプソロジーとは、ふだんとは違う慣れない動作をすることで、脳の神経伝達物質をやり取りするシナプスの働きを促し機能を高める、トレーニング・プログラム。
例えば、異なる動作を同時に行ったり、言葉を発しながら手足を動かしたりすると、脳は混乱します。
すると、ふだんはつながっていないシナプス同士が、混乱に対応しようと結びつき、脳が活性化すると言われています。
<シナプソロジーのやり方>
4つの動作を覚えます。
「1番」と言ったら、右手で相手の肩を叩く。
「2番」と言ったら、左手で相手の肩を叩く。
「3番」と言ったら、互いにお尻をぶつける。
「4番」と言ったら、互いにハイタッチする。
(動作は、変えてもいい)
言われた数字を大きな声で言いながら、決められた動作をします。
なにも、うまくやる必要はありません。
ワタワタしている時に、一番 脳が活性化するそう。
できないと焦ったり、考えたりすることで、気持ちや感情が動き、脳への刺激となって、活性化するのです。
シナプソロジー普及協会ディレクターの望月美佐緒さんが、スタジオに来てくださいました。
そこで「クロック」というシナプソロジーを紹介してくれた。
<クロック>
自分が時計の文字盤になったつもりで、言われた時間を復唱しながら、両手で示します。
正解しなくても、全然 だいじょうぶ。
むしろ、混乱した方が、シナプソロジー的には、いいんです。
慣れたら、「9時15分前」で、8時45分を示すなど、バリエーションをつける。

さらに応用して、「6時10分の20分後」→ 6時30分なども。
□ おわりに
感動できないというのは、軽度認知障害の始りだったりする。
物事に関心が無くなり、感動できなくなります。
それと関連して、物忘れなど、記憶の力が低下してしまうそうです。
予防するには、日常生活の中で、興味や関心を持つことが大事。
そして、もっと大事なのが、人とコミュニケーションをとること。
それが共感に結びつきます。
[感想]

感動することって、大事なんですね。

ワタワタしたり間違えると恥ずかしがったりするけど、脳的にはそれがいいようですね。

だから、茶化したりしないほうがいいんだ。

和気あいあい、ゲーム感覚でやると、楽しそう。
[まとめ]
・感動しなくなると、
認知症になるリスクが
高まってしまう。
・感動力トレーニングで、
それを予防する。
・色カルタは、
記憶と感動が関係し合い
よい刺激になる。
・シナプソロジーは
普段と違う動作をすることで
シナプスを活性化させる。
[認知症に関する記事]
→ 「軽度認知障害でストップ! 認知症予防/ためしてガッテン」
→ 「治るタイプの認知症と脳脊髄液/ためしてガッテン」
- 関連記事
-
-
機能的残気量とは? 呼吸筋ストレッチ体操で改善/健康カプセル! ゲンキの時間 2013/10/08
-
ハラペコ(腹凹)運動 内臓脂肪撃退プロジェクト/健康カプセル! ゲンキの時間 2013/09/17
-
認知症予防に感トレ 色カルタ&シナプソロジー/健康カプセル! ゲンキの時間 2013/08/27
-
「簡単スッキリ快眠法と時計遺伝子/健康カプセル! ゲンキの時間」 2013/05/09
-
「からだ引き締めプロジェクト/健康カプセル! ゲンキの時間」 2013/04/08
-
tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 認知症
<スポンサードリンク>


