【性格 typeⅣ】 特別でありたい人 【05】
4つ目の性格タイプは、個性的な人。
フツー(普通)がイヤで、特別な自分でありたい人です。
輝きと闇とが、同居する感じ?
そして、タローマン!

□ 個性的な人

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

性格タイプから、「特別な存在になりたい人」について。
こんにちは。
昨日は あったかいな~と思ったんですが、今日は けっこう寒いです。
ああ雨か~と思ったら、カラッと晴れてみたり。
気候の変化が、目まぐるしいですね。
昨夜は 風も強かったし。
一歩一歩、春に近づいてます。
それはうれしいんですが、目がショボショボ、ゴロゴロしだしました。
花粉の季節がやって来る。
今思うと、それと気づいてない頃が、一番しんどかったかな。
その頃を思えば、今はマシです。
腰痛と同じで、花粉症とも、付き合っていくしかないですね。
気休めにヨーグルトでも食べよかな。
え~「ユニークな人」と聞くと、なんや「おもろい人」みたいな響きがありますね。
でも、辞書引いてみると、ちょっと違うようでございます。
ユニーク(unique)とは「唯一である」とか「他とは異なる」とか「独特」とか「一意性」とか、そういう言葉が出てくる。
他とは違った独特なもの、みたいな感じですかね。
前者、おもしろい人といったニュアンスがある「ユニークな人」なら、周囲に溶け込んでいる感じがします。
でも、後者の、独特という意味の「ユニークな人」なら、また違ってきそう。
後者は何というか、「生きにくさ」みたいなものを感じてしまいます。
<TypeⅣ 10の傾向>
(1) ありのままの自分でいたい。
(2) 平凡でいたくない。普通でいたくない。
(3) 私は周囲に理解されない。
(4) 芸術的なことが好きだ。
(5) ロマンチックなところがある。
(6) 生み出すこと、創造することに興味がある。
(7) いつも正直な自分でいたい。
(8) 時折、何かが欠けていると感じる。
(9) 強い孤独を感じることがある。
(10) 特別な自分でいたい。

性格いうのは、「何かにこだわること」みたいなところがあります。
このタイプの人は、自分を偽らないことや、たったひとつの自分であることに、こだわります。
逆に、合わせるのは嫌い。
周囲に溶け込むことを、自分を偽ることだと思ってしまうようです。
自分を裏切りたくないんですな。
他とは違う、唯一の自分。
みんなとは、感じることや見える風景が、違う。
また、それでいいと思う。
自分に正直に生きたい。
けれど、さみしさも感じる。
「ああ、一緒だね」と笑い合えない。
それでいい、でも、さみしい。
みんなと一緒にいても ―― いや、一緒にいると余計に ―― 孤独になる。
だって、違うから。
それでいい、でも、さみしい。
<TypeⅣ 素敵なところ>
(1) 感性が強い。
(2) 嘘偽りがない。
(3) 芸術性、創造性、独創性などに富む。
(4) みんなと一緒に誰かを非難するなんてことはしない。
<TypeⅣ 困ったところ>
(1) 協調性に欠ける。
(2) 疎外感が常にある。
(3) 定期的に落ち込む。
(4) 場違いさが、ついて回る。
(5) ペルソナを身につけにくい。
誰だって、多少は嘘をつきます。
本当は違うけど、その場に合わせる。
その場にあった、仮面(ペルソナ)をつけます。
ドレスコードに合わせて着る服を選ぶのと、一緒。
でも、このタイプの人は、そういうのが苦手です。
その場に何が相応しいのか? じゃなくて、自分は何を着たいのか? が中心になる。
なのでよく、「もうちょっと空気を読んだら?」と言われたりする。
でも本人は、「自分に正直に生きたい」と思う。
何よりも、自分を裏切りたくない。
空気を読んで周囲に合わせてほしい派。
自分の思いや主張を大事にしたい派。
どちらかだけが正しいわけでもなく、どちらかだけが間違っているのでもないので、余計に難しいですね。
生き方の「好み」みたいなところがあるから。
どちらかだけが勝っていいものじゃあ、ないんだな~。
というか、一方だけが勝ったら、悲惨だ。
「どちらを選んでもいい」となれば、互いに生きやすいんでしょうけどね。
あるいは、「場」を決めて、「ここはどちらかというと みんなと合わせる場」「ここはどちらかというと 自由にする場」などと、区切れればいいのだろうか?
息苦しさを感じない程度であれば。
とはいえ、型にはまらない人は、そこから飛び出さざるを得ないような、運命みたいなものがあるのかもしれない。
そう生まれたというか、宿命というか。
(運命というのは、昔話のモチーフとしても多いですね)
昭和から続く、日本に欠けた、そして求められている性質なのかもしれませんね。
「独自性」とか。
でも、それを育てようとしているかは、疑問。
育てないのに、欲しいな~と思っている感じ?
そういう場を用意しないのに、生まれないかな~と期待している感じ?
そのうち、何でそういう人がいないのか! って怒りだしたりしてね。
育てるでもなく、場を用意するでもなく、大切にするでもなく。
なく、なく、なく、なく。
「欲しいなら、どうすべきか?」っていうシンプルなことが、抜け落ちている感じ。
今の日本の病が、それかも。
□ タローマン
この前、NHK見てたら、岡本太郎さんが特集されていました。
まあ、独特な人ですね。
独自の視点を持った、エネルギーの塊みたいな人。
「芸術は爆発だ!」っていう言葉が流行りましたが、岡本太郎さん自体が「爆発しそうな情熱の塊」みたいに見えました。
大阪万博の「太陽の塔」が有名ですが、そこに込められたメッセージみたいなのも、番組内で語られてました。
「それでいいのか?」「このままでいいのか?」と、世の中がまっすぐ進んでいる時に、疑問を持ち、訴えた。
何なら、「突き破り」「壊そう」とした。
それを有識者たちの前で訴えかけるんですが、周囲にはあまり伝わらなかったようでした。
岡本太郎さんの真剣さ、情熱。
それに対する、周囲の苦笑い。
でも、周囲が悪いのかというと、そうでもないように思います。
残念ながら、岡本太郎さんは 自身の中の思いや情熱を、言葉にするのが苦手やったんやなかろうか。
だから、伝えるのが難しい。
代わりに、岡本太郎さんは、芸術で伝えるという術を持っていました。
そして、苦笑いしていた有識者たちですが、それでも岡本太郎さんに任せた。
そこはすごいじゃないですか。
分からないから否定するじゃなくて、結果、やってもらったんだから。
いろいろ無理な注文も、受けたんやから。
深夜番組で、「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」というのも やってましたな。
各話のサブタイトルが、岡本太郎さんのメッセージになっています。
「でたらめをやってごらん」
「自分の歌を歌えばいいんだよ」
「一度死んだ人間になれ」
「同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ」
「真剣に、命がけで遊べ」
「美ってものは、見方次第なんだよ」
「好かれるヤツほどダメになる」
「孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ」
「なま身の自分に賭ける」
「芸術は爆発だ」
ちょいちょい過激な言葉が…。
ん? 全部?
そういや、ウルトラマンタロウも「ウルトラダイナマイト」って自分で爆発する必殺の大技がありましたな。
水と油は はじき合って、混ざることが無い。
でも、両方大事。
両方、無いと困る。
その両方を使うのが、料理人。
両方の性質を熟知し、適切に使う人。
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