「心拡大に心肥大 心臓弁膜症/ためしてガッテン」
心臓が巨大化する?
大きくなると怖いのは、突然死。
そして厄介なのが、自覚症状がないことだといいます。
いったい、体の中で何が起こっているのでしょうか?
4月27日放送の「ためしてガッテン」より、「心臓が突然、止まる! 200万人に潜む異常音」からのメモ書きです。

□ 心臓が大きくなる条件
・心臓に一定の条件が加わると、その条件に適応して、心臓が大きくなるという。
・その条件の一つは、妊婦であること。
・赤ちゃんに血液を送るため、お母さんの血液量はおよそ40%増えます。
・そのため、心臓も大きくなる。
・出産間近の9ヶ月をピークに大きくなり、出産後ほどなくして元に戻ります。
・もう一つの条件は、スポーツ選手であること。
・例えば、カヌー選手。
・カヌーはとても心臓に負荷のかかるスポーツ。
・100m走を5分間続けるのと同じくらいだといいます。
・スポーツ心臓といって、心臓に負担のかかるスポーツを毎日やっていると、心臓が負荷に適応して大きくなる。
・ただしこれも、競技を止めれば元に戻るそうです。
・上の二つの条件は、元に戻るタイプ。
・でも、スポーツをしているわけでもなく、また妊婦さんでもないのに、心臓が大きくなる場合が。
□ 心拡大
・人間の心臓の謎に迫る鍵となるのが、ホヤの仲間。
・その名も、“カタユウレイボヤ”。
・ホヤと人は、もともと共通の祖先から派生したといいます。
・兄弟のような位置関係。
・学問的には、クラゲより人間の方が、ホヤに近いらしい。
・そんなホヤですが、人間にあってホヤに無いものが。
・それは、“弁”。
・弁があることで、血液が全身に勢いよく送られ、人間は活発に動けます。
・その弁と心臓の巨大化には、どんな関係があるのでしょう?
・弁はもともと、血液の逆流を防ぐもの。
・逆に弁に異常があると、血液が逆流してしまいます。
・こうなると、全身に血液を送り出す左心室にたまる血液量が減ってしまう。
・そのままだと十分な量を全身に送り出せないので、心臓は容量を大きくすることでカバーしようとします。
・ところが、度を越してしまうと、心臓が伸びきってしまう。
・大きくなりすぎると、今度は、うまく伸縮できなくなります。
・こうなると、ポンプ機能がうまくいかず、全身に血がうまく送れない。
・そして、生命の危機に。
・このような症状を、“心拡大”といいます。
□ 心肥大
・弁がうまく開かないと、血液をうまく送り出せません。
・なので、心臓はいつもより頑張らないといけなくなる。
・このような状態が続くと、心臓の筋肉が内側に向かって厚くなります。
・そして厚くなりすぎると、心臓自体がうまく動けなくなってくる。
・こうなると、心臓自体の血液量が少なくなったり、心臓が痙攣(けいれん)を起こしたりする。
・これを“心肥大”といいます。
・心臓が内側に向かって大きくなるので、外見では分かりにくい。
・心肥大で大きくなるのは、心室や筋肉の壁の厚みなのです。
・そして、心拡大、心肥大の共通のおおもとは、“心臓弁膜症”。
・心臓の弁の病気です。
□ 聴診器で分かる
・弁の異常を発見する機器として登場したのが、“聴診器”。
・弁膜症は他の心臓病と違い、簡単に見つけることができるらしい。
・どこの弁に異常があるか、聴診器だけで分かる。
・心臓の音とは、主に弁が閉まる時の音。
・閉まった弁に血液がぶつかる音です。
・通常、「ドックン」と聞こえますが、二つの弁が関係している。
・「ドッ」と「クン」で、別の弁です。
・そして弁に異常がある場合、「ドッ」と「クン」の間に雑音が入る。
・異常がある場合、弁が狭くなって、血流がはやくなります。
・心雑音といって、血液が狭くなった弁をこする音がする。
□ 弁に異常が生じるメカニズム
・長年使っていると、弁の表面に傷がつきます。
・その傷から白血球や脂肪細胞が侵入し、炎症が起きる。
・その炎症の後に、カルシウムが沈着し、弁が硬くなって開きにくくなってくる。
・心臓弁膜症になりやすいのは、以下のような人らしい。
・高血圧
・脂質異常症
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・喫煙者
・そして、男性に起こりやすいそう。
・また、高齢も関係する。
・つまり、歳をとると誰でも弁膜症になる可能性がある。
・60歳以上の人は、月に一度は内科で聴診してもらった方がよさそう。
・そこで、おや? と思うことがあれば、心臓超音波検査(心エコー検査)をしてもらいます。
・どちらも負担が少ないのがいいですね。
![NHK ためしてガッテン 2011年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61EWSgkDMGL._SY250_.jpg)

□
心音って、弁が関係してたんですね。
何か、心臓が動く音かと思ってた。
意外でした。
大切な器官ながら目には見えない、心臓。
こうしている間にも、働いてくれています。
そして、適応力が仇になるというのは、最近よく耳にすることですよね。
負担をカバーしようとして頑張りすぎて、思わぬ問題が出てくる。
これって、いろんな部分でありそう。
病気以外にも。
大きくなると怖いのは、突然死。
そして厄介なのが、自覚症状がないことだといいます。
いったい、体の中で何が起こっているのでしょうか?
4月27日放送の「ためしてガッテン」より、「心臓が突然、止まる! 200万人に潜む異常音」からのメモ書きです。

□ 心臓が大きくなる条件
・心臓に一定の条件が加わると、その条件に適応して、心臓が大きくなるという。
・その条件の一つは、妊婦であること。
・赤ちゃんに血液を送るため、お母さんの血液量はおよそ40%増えます。
・そのため、心臓も大きくなる。
・出産間近の9ヶ月をピークに大きくなり、出産後ほどなくして元に戻ります。
・もう一つの条件は、スポーツ選手であること。
・例えば、カヌー選手。
・カヌーはとても心臓に負荷のかかるスポーツ。
・100m走を5分間続けるのと同じくらいだといいます。
・スポーツ心臓といって、心臓に負担のかかるスポーツを毎日やっていると、心臓が負荷に適応して大きくなる。
・ただしこれも、競技を止めれば元に戻るそうです。
・上の二つの条件は、元に戻るタイプ。
・でも、スポーツをしているわけでもなく、また妊婦さんでもないのに、心臓が大きくなる場合が。
□ 心拡大
・人間の心臓の謎に迫る鍵となるのが、ホヤの仲間。
・その名も、“カタユウレイボヤ”。
・ホヤと人は、もともと共通の祖先から派生したといいます。
・兄弟のような位置関係。
・学問的には、クラゲより人間の方が、ホヤに近いらしい。
・そんなホヤですが、人間にあってホヤに無いものが。
・それは、“弁”。
・弁があることで、血液が全身に勢いよく送られ、人間は活発に動けます。
・その弁と心臓の巨大化には、どんな関係があるのでしょう?
・弁はもともと、血液の逆流を防ぐもの。
・逆に弁に異常があると、血液が逆流してしまいます。
・こうなると、全身に血液を送り出す左心室にたまる血液量が減ってしまう。
・そのままだと十分な量を全身に送り出せないので、心臓は容量を大きくすることでカバーしようとします。
・ところが、度を越してしまうと、心臓が伸びきってしまう。
・大きくなりすぎると、今度は、うまく伸縮できなくなります。
・こうなると、ポンプ機能がうまくいかず、全身に血がうまく送れない。
・そして、生命の危機に。
・このような症状を、“心拡大”といいます。
□ 心肥大
・弁がうまく開かないと、血液をうまく送り出せません。
・なので、心臓はいつもより頑張らないといけなくなる。
・このような状態が続くと、心臓の筋肉が内側に向かって厚くなります。
・そして厚くなりすぎると、心臓自体がうまく動けなくなってくる。
・こうなると、心臓自体の血液量が少なくなったり、心臓が痙攣(けいれん)を起こしたりする。
・これを“心肥大”といいます。
・心臓が内側に向かって大きくなるので、外見では分かりにくい。
・心肥大で大きくなるのは、心室や筋肉の壁の厚みなのです。
・そして、心拡大、心肥大の共通のおおもとは、“心臓弁膜症”。
・心臓の弁の病気です。
□ 聴診器で分かる
・弁の異常を発見する機器として登場したのが、“聴診器”。
・弁膜症は他の心臓病と違い、簡単に見つけることができるらしい。
・どこの弁に異常があるか、聴診器だけで分かる。
・心臓の音とは、主に弁が閉まる時の音。
・閉まった弁に血液がぶつかる音です。
・通常、「ドックン」と聞こえますが、二つの弁が関係している。
・「ドッ」と「クン」で、別の弁です。
・そして弁に異常がある場合、「ドッ」と「クン」の間に雑音が入る。
・異常がある場合、弁が狭くなって、血流がはやくなります。
・心雑音といって、血液が狭くなった弁をこする音がする。
□ 弁に異常が生じるメカニズム
・長年使っていると、弁の表面に傷がつきます。
・その傷から白血球や脂肪細胞が侵入し、炎症が起きる。
・その炎症の後に、カルシウムが沈着し、弁が硬くなって開きにくくなってくる。
・心臓弁膜症になりやすいのは、以下のような人らしい。
・高血圧
・脂質異常症
・糖尿病
・メタボリックシンドローム
・喫煙者
・そして、男性に起こりやすいそう。
・また、高齢も関係する。
・つまり、歳をとると誰でも弁膜症になる可能性がある。
・60歳以上の人は、月に一度は内科で聴診してもらった方がよさそう。
・そこで、おや? と思うことがあれば、心臓超音波検査(心エコー検査)をしてもらいます。
・どちらも負担が少ないのがいいですね。
![NHK ためしてガッテン 2011年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61EWSgkDMGL._SY250_.jpg)

□
心音って、弁が関係してたんですね。
何か、心臓が動く音かと思ってた。
意外でした。
大切な器官ながら目には見えない、心臓。
こうしている間にも、働いてくれています。
そして、適応力が仇になるというのは、最近よく耳にすることですよね。
負担をカバーしようとして頑張りすぎて、思わぬ問題が出てくる。
これって、いろんな部分でありそう。
病気以外にも。
tag : ためしてガッテン



「行動修正でダイエットを/カラダのキモチ」
なかなか痩せないのは、なぜだろう?
どうして、太るの?
食欲を抑える裏技は?
4月17日放送の「カラダのキモチ」より、「春から始める! ぷよぷよボディ改造計画」からのメモ書きです。

□ メタボの原因は?
(1) だらだら食べ
・意外と、知らない内にたくさん食べている。
・子供の食べ残しを食べる。
・常に間食する。
・毎食後、デザートを食べる。
・ついお菓子に手を伸ばす。
・書き出してみると、意外と食べているかも。
・だらだら食べは、危険です。
(2) 週末のドカ食い
・ふだんは抑えめの食生活。
・でも、平日に我慢した分、週末にはたくさん食べてしまう。
・日々のストレスが、週末に爆発してしまいます。
・ふだん節制していると、身体は飢餓状態になります。
・それは体がカラカラに乾いたスポンジになるようなもの。
・ドカ食いすると、エネルギーが効率よく吸収されてしまいます。
・これを“ウィークエンド・シンドローム”という。
・別名“週末ドカ食い症候群”。
どうやら、太りやすい生活になっているようです。
・ついつい食べて、カロリー過多。
・ふだん節制した分を、週末に使い果たしてしまう。
□ 行動修正で解消
・痩せるために必要なものは、食事と運動と、もうひとつは何でしょう?
・正解は、“行動修正”。
・ふだんの生活や行動を、見直します。
・コツは、“できることから少しずつ”。
・目標を高く持ちすぎないようにし、少しずつ変えていきます。
・女性Aさんがお医者さんと一緒に決めた行動修正は、以下の通り。
・子供の食べ残しは、食べない。
・家の中で、食べてもいい場所を決める。
(他では、食べない)
・お菓子は、取りにくい場所に保管する。
・また、食べたくなった時に食欲を抑える裏技も。
・食べたくなった時に5分間何かすると、小腹が空いたという欲求は消える。
・オススメは、歯をみがくこと。
・歯をみがくことで、満腹中枢が刺激され、食欲が減退します。
・男性のBさんが勧められたのは、運動。
・内臓脂肪を落とすため、ウォーキングなどの有酸素運動を実施します。
・食事で得たエネルギーを吸収しないように、食後 運動で消費する。
・週末のドカ食いは、ディナーではなくランチに変更。
・ふだん節制しているので、許容範囲とします。
□ 週間自己評価表
・実践できているかどうかは、“週間自己評価表”でチェック。
・自分で5つの目標を設定し、それを3点満点で採点します。
・0点:まったくできず
・1点:不十分であった
・2点:まずまずできた
・3点:たいへんうまくいった
週間自己評価表の例

・こうして、ライフスタイルに組み込んでいきます。
・必要なことを、習慣化する。
・できない項目は、できるものに置き換えてもいいですね。
・しないままだと「0」ですが、できるものに変えると、0点ではなくなります。
・また、十分身についたものについては、レベルアップしてもいい。
・こうして、行動を修正していきます。

→ 「カラダのキモチ 最終回と目次」
□
大事なのは、問題点を意識すること。
そして、実際に生活を変えること。
できることを、無理のない範囲で、継続します。
そのために表に記録するのは、よさそうですね。
エクセルなどで自作すれば、無料です。
どうして、太るの?
食欲を抑える裏技は?
4月17日放送の「カラダのキモチ」より、「春から始める! ぷよぷよボディ改造計画」からのメモ書きです。

□ メタボの原因は?
(1) だらだら食べ
・意外と、知らない内にたくさん食べている。
・子供の食べ残しを食べる。
・常に間食する。
・毎食後、デザートを食べる。
・ついお菓子に手を伸ばす。
・書き出してみると、意外と食べているかも。
・だらだら食べは、危険です。
(2) 週末のドカ食い
・ふだんは抑えめの食生活。
・でも、平日に我慢した分、週末にはたくさん食べてしまう。
・日々のストレスが、週末に爆発してしまいます。
・ふだん節制していると、身体は飢餓状態になります。
・それは体がカラカラに乾いたスポンジになるようなもの。
・ドカ食いすると、エネルギーが効率よく吸収されてしまいます。
・これを“ウィークエンド・シンドローム”という。
・別名“週末ドカ食い症候群”。
どうやら、太りやすい生活になっているようです。
・ついつい食べて、カロリー過多。
・ふだん節制した分を、週末に使い果たしてしまう。
□ 行動修正で解消
・痩せるために必要なものは、食事と運動と、もうひとつは何でしょう?
・正解は、“行動修正”。
・ふだんの生活や行動を、見直します。
・コツは、“できることから少しずつ”。
・目標を高く持ちすぎないようにし、少しずつ変えていきます。
・女性Aさんがお医者さんと一緒に決めた行動修正は、以下の通り。
・子供の食べ残しは、食べない。
・家の中で、食べてもいい場所を決める。
(他では、食べない)
・お菓子は、取りにくい場所に保管する。
・また、食べたくなった時に食欲を抑える裏技も。
・食べたくなった時に5分間何かすると、小腹が空いたという欲求は消える。
・オススメは、歯をみがくこと。
・歯をみがくことで、満腹中枢が刺激され、食欲が減退します。
・男性のBさんが勧められたのは、運動。
・内臓脂肪を落とすため、ウォーキングなどの有酸素運動を実施します。
・食事で得たエネルギーを吸収しないように、食後 運動で消費する。
・週末のドカ食いは、ディナーではなくランチに変更。
・ふだん節制しているので、許容範囲とします。
□ 週間自己評価表
・実践できているかどうかは、“週間自己評価表”でチェック。
・自分で5つの目標を設定し、それを3点満点で採点します。
・0点:まったくできず
・1点:不十分であった
・2点:まずまずできた
・3点:たいへんうまくいった
週間自己評価表の例

・こうして、ライフスタイルに組み込んでいきます。
・必要なことを、習慣化する。
・できない項目は、できるものに置き換えてもいいですね。
・しないままだと「0」ですが、できるものに変えると、0点ではなくなります。
・また、十分身についたものについては、レベルアップしてもいい。
・こうして、行動を修正していきます。

→ 「カラダのキモチ 最終回と目次」
□
大事なのは、問題点を意識すること。
そして、実際に生活を変えること。
できることを、無理のない範囲で、継続します。
そのために表に記録するのは、よさそうですね。
エクセルなどで自作すれば、無料です。



「エコノミークラス症候群にイナバウアー体操/ためしてガッテン」
東日本大震災から40日が経とうとしています。
長引く避難生活で体調を崩す人も少なくありません。
そこで今週のためしてガッテンでは、“エコノミークラス症候群”“肺炎”“不眠”に注目し、楽になれる裏ワザを紹介してくれました。
4月20日放送の「ためしてガッテン」より、「役立ちたい!避難生活が楽になる裏ワザSP」からのメモ書きです。

□ エコノミークラス症候群
・エコノミークラス症候群とは、飛行機の狭い座席に長時間座っている時などに起こる疾患。
・足の血管に血栓ができて、それが心臓や肺の血管に流れ込むことで生じます。
・最悪の場合には、死に至ることも。
・“ロングフライト血栓症”とも呼ばれます。
・2004年の新潟中越地震では、自動車の中で避難生活を送る人に、この症状が相次いだと言われます。
・その対策に使われているのが、“弾性ストッキング”。
・弾性ストッキングは医療の世界で使われるもので、あえて足を圧迫するような編み方がされています。
・足首の部分が細く、上の方では太くなっている。
・つまり、足首の部分に圧迫が強く、上に行くほど弱くなる。
・このため、血液が心臓に向かって流れやすくなります。
・でも、誰もが弾性ストッキングを手に入れられるわけではありません。
・そこでガッテンが、ある体操を教えてくれました。
・それをすると、足がスッキリ軽くなる。
・しかも、足がポカポカ。
・それに加え、血栓の予防にもなります。
・何より、簡単。
・そのヒントをくれたのは、荒川静香さん。
・そして、荒川さんといえば、“イナバウアー”。
[ガッテン流イナバウアー]
・まず、背もたれのあるイスを用意します。
・ない場合は、布団を丸めるなどして、安全に寄りかかれるようにする。
(1) 息を吸いながら、背中を反り返ります。
(イナバウアーのポーズ)
この時、つま先をゆっくり上げる。
(ふくらはぎが伸びる感じ)
(2) 次に、息を吐きながら、元に戻す。
この時、つま先を元に戻す。
・エコーで足の静脈を検査したところ、イナバウアーの後で血流がよくなったことが確認されました。
・また、体操後10分経ってからも、血流が持続されていることが分かった。
・つま先を引っ張り上げると、ふくらはぎが伸びて、筋肉と一緒に、血管が引き伸ばされ、細くなります。
・このため、血液の流れがよくなるんですね。
・しかも、上体を反らして息を吸うと、上体の中の血管も引き伸ばされる。
・こうして、血液が上半身に向かって流れるようになります。
・イナバウアー体操には、ポカポカ効果まで。
・冷え性の人にも、効くようです。
・さらには、むくみ解消にもなる。
□ 肺炎の予防
・避難所で怖いのが、肺炎。
・大きな震災では、問題になります。
・肺炎の原因となるのが、口内細菌(肺炎球菌)。
・避難所の不自由な生活では、どうしても歯や口内が不衛生になりがちです。
・なので、細菌が増えやすい。
・オーラルバイオフィルムという細菌の塊になることも。
・これが気管から肺に入ってしまうと、肺の炎症が生じてしまいます。
・“誤嚥”(ごえん)という言葉があります。
・これは、飲食物などが誤って気管に入ってしまうこと。
・逆に通常は、何か飲むとフタが閉まり、気道に入らないようにしてくれる。
・このフタを動かしているのは脳から出る物質なのですが、避難所で身体を動かさない状態が続くと、脳の血流が悪くなって、脳から出る物質も減ってしまうのだそう。
・したがって、フタの動きが悪くなって、細菌が肺に入りやすくなってしまいます。
・この状態を、何とかしなければならない。
・これに役立つのが、“歯ブラシ”。
・細菌を減らして、しかも、フタの開閉をスムーズにします。
・この方法を、ある歯医者さんが全国の介護施設で実施したところ、肺炎による死亡者数が半分以下になった。
・その方法とは、歯を磨くこと。
・ただし、歯ぐきも一緒に磨きます。
・歯ぐきも一緒に磨くと、脳が活性化するのだとか。
・脳の血流が増えるらしい。
・ポイントは、口の中の粘膜を刺激すること。
・歯ぐきだけでなく、頬の内側や舌の表などを刺激します。
・ただし、強く磨くと出血したりするので、注意。
・歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当て、弱い力で、小刻みに磨きます。
・これが脳の快刺激になる。
・弱い力で、時間は長めに磨くのがコツ。
□ 眠れないを解消する
・避難所では、眠れない人も多い。
・そこで臨床心理の専門家が教えてくれたのが、“タッピング・タッチ”というもの。
・避難所で試してもらったところ、はじめは何も感じないと言っていた人が、数分後にはウトウト。
・夜もよく眠れたそうです。
・タッピングタッチとは、看護や介護の現場で、ストレスや不安を和らげるために使われている方法。
・これをやると、手足がポカポカするらしい。
[タッピング・タッチの方法]
(1) 相手の後ろに座る。
(2) 手のひらを肩甲骨の辺りに当てて、ぬくもりを感じてもらう。
(3) それから、軽く、ポ~ンポ~ンポ~ンと、左右交互にタッチする。
背中から、肩、首、そして、頭へ。
ゆっくり、軽く。
(4) しばらくしたら、今度は、背中から腰の方へ、下がってゆく。
軽く、ポ~ンポ~ンポ~ン。
(5) 手を軽く結んで、ネコの足ふみのように押してみたり。
あるいは、手をゾウの鼻のように伸ばし、腕をブラブラ振って、手の甲を軽く腰のあたりに当てたりも。
→ Tapping Touch
(セルフ・タッピングといって、ひとりでやる方法もあるみたい)
□
ウサギも毛づくろいしてます。
撫でられるのも、大好き。
長引く避難生活で体調を崩す人も少なくありません。
そこで今週のためしてガッテンでは、“エコノミークラス症候群”“肺炎”“不眠”に注目し、楽になれる裏ワザを紹介してくれました。
4月20日放送の「ためしてガッテン」より、「役立ちたい!避難生活が楽になる裏ワザSP」からのメモ書きです。

□ エコノミークラス症候群
・エコノミークラス症候群とは、飛行機の狭い座席に長時間座っている時などに起こる疾患。
・足の血管に血栓ができて、それが心臓や肺の血管に流れ込むことで生じます。
・最悪の場合には、死に至ることも。
・“ロングフライト血栓症”とも呼ばれます。
・2004年の新潟中越地震では、自動車の中で避難生活を送る人に、この症状が相次いだと言われます。
・その対策に使われているのが、“弾性ストッキング”。
・弾性ストッキングは医療の世界で使われるもので、あえて足を圧迫するような編み方がされています。
・足首の部分が細く、上の方では太くなっている。
・つまり、足首の部分に圧迫が強く、上に行くほど弱くなる。
・このため、血液が心臓に向かって流れやすくなります。
・でも、誰もが弾性ストッキングを手に入れられるわけではありません。
・そこでガッテンが、ある体操を教えてくれました。
・それをすると、足がスッキリ軽くなる。
・しかも、足がポカポカ。
・それに加え、血栓の予防にもなります。
・何より、簡単。
・そのヒントをくれたのは、荒川静香さん。
・そして、荒川さんといえば、“イナバウアー”。
[ガッテン流イナバウアー]
・まず、背もたれのあるイスを用意します。
・ない場合は、布団を丸めるなどして、安全に寄りかかれるようにする。
(1) 息を吸いながら、背中を反り返ります。
(イナバウアーのポーズ)
この時、つま先をゆっくり上げる。
(ふくらはぎが伸びる感じ)
(2) 次に、息を吐きながら、元に戻す。
この時、つま先を元に戻す。
・エコーで足の静脈を検査したところ、イナバウアーの後で血流がよくなったことが確認されました。
・また、体操後10分経ってからも、血流が持続されていることが分かった。
・つま先を引っ張り上げると、ふくらはぎが伸びて、筋肉と一緒に、血管が引き伸ばされ、細くなります。
・このため、血液の流れがよくなるんですね。
・しかも、上体を反らして息を吸うと、上体の中の血管も引き伸ばされる。
・こうして、血液が上半身に向かって流れるようになります。
・イナバウアー体操には、ポカポカ効果まで。
・冷え性の人にも、効くようです。
・さらには、むくみ解消にもなる。
□ 肺炎の予防
・避難所で怖いのが、肺炎。
・大きな震災では、問題になります。
・肺炎の原因となるのが、口内細菌(肺炎球菌)。
・避難所の不自由な生活では、どうしても歯や口内が不衛生になりがちです。
・なので、細菌が増えやすい。
・オーラルバイオフィルムという細菌の塊になることも。
・これが気管から肺に入ってしまうと、肺の炎症が生じてしまいます。
・“誤嚥”(ごえん)という言葉があります。
・これは、飲食物などが誤って気管に入ってしまうこと。
・逆に通常は、何か飲むとフタが閉まり、気道に入らないようにしてくれる。
・このフタを動かしているのは脳から出る物質なのですが、避難所で身体を動かさない状態が続くと、脳の血流が悪くなって、脳から出る物質も減ってしまうのだそう。
・したがって、フタの動きが悪くなって、細菌が肺に入りやすくなってしまいます。
・この状態を、何とかしなければならない。
・これに役立つのが、“歯ブラシ”。
・細菌を減らして、しかも、フタの開閉をスムーズにします。
・この方法を、ある歯医者さんが全国の介護施設で実施したところ、肺炎による死亡者数が半分以下になった。
・その方法とは、歯を磨くこと。
・ただし、歯ぐきも一緒に磨きます。
・歯ぐきも一緒に磨くと、脳が活性化するのだとか。
・脳の血流が増えるらしい。
・ポイントは、口の中の粘膜を刺激すること。
・歯ぐきだけでなく、頬の内側や舌の表などを刺激します。
・ただし、強く磨くと出血したりするので、注意。
・歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当て、弱い力で、小刻みに磨きます。
・これが脳の快刺激になる。
・弱い力で、時間は長めに磨くのがコツ。
□ 眠れないを解消する
・避難所では、眠れない人も多い。
・そこで臨床心理の専門家が教えてくれたのが、“タッピング・タッチ”というもの。
・避難所で試してもらったところ、はじめは何も感じないと言っていた人が、数分後にはウトウト。
・夜もよく眠れたそうです。
・タッピングタッチとは、看護や介護の現場で、ストレスや不安を和らげるために使われている方法。
・これをやると、手足がポカポカするらしい。
[タッピング・タッチの方法]
(1) 相手の後ろに座る。
(2) 手のひらを肩甲骨の辺りに当てて、ぬくもりを感じてもらう。
(3) それから、軽く、ポ~ンポ~ンポ~ンと、左右交互にタッチする。
背中から、肩、首、そして、頭へ。
ゆっくり、軽く。
(4) しばらくしたら、今度は、背中から腰の方へ、下がってゆく。
軽く、ポ~ンポ~ンポ~ン。
(5) 手を軽く結んで、ネコの足ふみのように押してみたり。
あるいは、手をゾウの鼻のように伸ばし、腕をブラブラ振って、手の甲を軽く腰のあたりに当てたりも。
→ Tapping Touch
(セルフ・タッピングといって、ひとりでやる方法もあるみたい)
□
ウサギも毛づくろいしてます。
撫でられるのも、大好き。
tag : ためしてガッテン



「ダイエット・メニュー 昼食編│私はこうして痩せました(5)」
朝食編に続き、昼食編です。
今回も、簡単に作れることを意識しました。
作り置きしたり、冷凍しておくのも、いいですね。

まずは、前回と同じく、グループ分けから。
■ 主食
炭水化物のグループ。
(1) ごはん 140g(お茶椀に軽く一杯)
カロリー:235kcal
たんぱく質:3.5g
脂質:0.4g
炭水化物:51.9g
食物繊維:0.4g
(2) うどん1玉 200g(細麺タイプは 180g)
カロリー:210g
たんぱく質:5.2g
脂質:0.8g
炭水化物:43.2g
食物繊維:1.6g
(3) そば1玉 180g
カロリー:238g
たんぱく質:8.6g
脂質:1.8g
炭水化物:46.8g
食物繊維:3.6g
食物繊維が、意外と豊富。
ということは、糖質がやや控えめ。
(炭水化物=糖質+食物繊維)
(4) 中華麺1玉 150g
カロリー:297g
たんぱく質:8.0g
脂質:2.6g
炭水化物:57.6g
食物繊維:2.9g
脂質と炭水化物が、やや高い。
(5) コンビニのおにぎり(鮭)
カロリー:165g
たんぱく質:4.2g
脂質:1.4g
炭水化物:32.9g
(メーカーによって違います)
麺類は、出汁(だし)やスープに気をつけたほうがいいかも。
特に、塩分。
麺類自体の比較は、こちらを。
→ 「うどん、そば、中華麺、麺類比較」
■ たんぱく質
いわゆる肉や魚。
女性やお年寄りの中には、あまり摂ってない人がいることもある。
逆に、若者や成人男性は摂りすぎる場合が多いかな。
(1) ささみ1本 約55g
カロリー:63kcal
たんぱく質:13.5g
脂質:0.6g
炭水化物:0.0g
ささみ2本 約110g
カロリー:125kcal
たんぱく質:27.1g
脂質:1.2g
炭水化物:0.0g
低カロリー、高タンパク質、低脂質。
ダイエットの味方ですね。
(2) 鶏むね肉 80g
カロリー:160kcal
たんぱく質:13.0g
脂質:11.2g
炭水化物:0.0g
(3) 豚もも肉 80g
カロリー:146kcal
たんぱく質:16.4g
脂質:8.2g
炭水化物:0.2g
(4) 鮭(薄目1切れ) 70g
カロリー:93kcal
たんぱく質:15.6g
脂質:2.9g
炭水化物:0.1g
(5) たら(1切れ) 80g
カロリー:62kcal
たんぱく質:14.1g
脂質:0.2g
炭水化物:0.1g
(6) 卵1個 53g
カロリー:80kcal
たんぱく質:6.5g
脂質:5.5g
炭水化物:0.2g
(7) 絹ごし豆腐(3段パック1個) 150g
カロリー:84kcal
たんぱく質:7.4g
脂質:4.5g
炭水化物:3.0g
■ 野菜や食物繊維
意識しないと忘れる、野菜や食物繊維。
市販の弁当だと、かなり少なめになります。
(1) ブロッコリー(ゆで) 40g
カロリー:11kcal
たんぱく質:1.4g
脂質:0.2g
炭水化物:1.7g
食物繊維:1.5g
(2) キャベツ 100g
カロリー:23kcal
たんぱく質:1.3g
脂質:0.2g
炭水化物:5.2g
食物繊維:1.8g
(3) もやし 100g
カロリー:37kcal
たんぱく質:3.7g
脂質:1.5g
炭水化物:2.3g
食物繊維:2.3g
(4) ほうれん草(ゆで) 60g
カロリー:15kcal
たんぱく質:1.6g
脂質:0.3g
炭水化物:2.4g
食物繊維:2.2g
(5) 小松菜(ゆで) 60g
カロリー:9kcal
たんぱく質:1.0g
脂質:0.1g
炭水化物:1.8g
食物繊維:1.4g
(6) にんじん 30g
カロリー:11kcal
たんぱく質:0.2g
脂質:0.0g
炭水化物:2.7g
食物繊維:0.8g
(7) ミニトマト 3個 45g
カロリー:13kcal
たんぱく質:0.5g
脂質:0.0g
炭水化物:3.2g
食物繊維:0.5g
生でいただけるものはいいとして、調理が必要なものは作り置きしておくといいです。
小松菜は冷凍しておくと、そのまま食べることができます。
ほうれん草はダメで、茹でる必要あり。
ブロッコリーは電子レンジを使うと簡単。
野菜は特徴を理解し、組み合わせて使います。
例えば、ビタミンCには、キャベツやブロッコリー。あるいは、トマト。
ビタミンAには、ニンジン、小松菜、ほうれん草など。
食物繊維が足りない時には、キノコや もやしを使います。
エノキは冷凍保存も可能。


さて前回同様、これらを組み合わせて、メニューを考えてみます。
■ 昼食A
そば:180g(だしは自作、だしの素+だし醤油+スリムアップシュガーで薄味に)
ささみ:1本 55g。
野菜:キャベツ50g+もやし50g+にんじん20g(面倒な時はこれを出汁で煮込んで、そばを入れる)
卵:1個53g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:427kcal
たんぱく質:32.0g
脂質:8.8g
炭水化物:53.4g
食物繊維:6.2g
食塩:1.3g
キャベツともやしで、食物繊維を。
ささみで、たんぱく質を。
にんじんで、ビタミンAを。
■ 昼食B
ごはん:かるく1杯 140g
鮭:1切れ 70g
絹ごし豆腐:150g
ほうれん草(ゆで):60g
ブロッコリー(ゆで):40g
ミニトマト:3個 45g
もやし:100g(茹でるか、チンする)
即席みそ汁

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:533kcal
たんぱく質:36.8g
脂質:10.7g
炭水化物:70.7g
食物繊維:7.4g
食塩:3.5
ほうれん草のおかげで、ビタミンA がたっぷり。
ビタミンC は、ブロッコリーとトマトで。
食物繊維をもやしで摂ってますが、豆腐を納豆に入れ替えることでも、強化できます。
食塩が気になる場合は、味噌汁をなくす。
■ 昼食C
ごはん:かるく1杯 140g
鶏むね肉:40g
豚もも肉:40g
野菜炒め:キャベツ100g+にんじん20g+タマネギ30g
+ピーマン25g+えのき50g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:455kcal
たんぱく質:21.9g
脂質:10.5g
炭水化物:67.5g
食物繊維:5.8g
食塩:1.8g
肉類はお好みで。
キャベツをモヤシにして、食物繊維を強化する方法も。
テフロンのフライパンを使い、油を使ってません。
(使ってもいいと思うけど)
■ 昼食D
できるだけ作らず、スーパーで買えるもので。
鮭おにぎり:1個
玉子焼き:パックで売っているもの 100g
納豆:1パック
野菜の惣菜:1パック(にんじん、れんこん、だいこん、しいたけ他)
ミニトマト:3個 45g
わかめスープ

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:588kcal
たんぱく質:27.1g
脂質:16.5g
炭水化物:81.7g
食物繊維:7.8g
食塩:2.6g
おにぎりを2個にすると、
カロリー:754kcal
たんぱく質:31.2g
脂質:17.9g
炭水化物:114.7g
食物繊維:3.2g
惣菜だと、どうしても塩分が高めに。
■ 昼食E
サンドイッチ風。
食パン:8枚切を2枚 90g
ゆで卵:1個 53g(細かく刻み、マヨネーズハーフで和える)
ボンレスハム:薄切り2枚 20g
きゅうり:20g
トマト:30g
(キュウリやトマトをスライス)
ブロッコリー:ゆでたもの 40g
ミックスベジタブル:100g
低脂肪乳:200g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:547kcal
たんぱく質:30.8g
脂質:16.4g
炭水化物:69.5g
食物繊維:7.0g
食塩:2.2g
低脂肪乳抜きだと、
カロリー:455kcal
たんぱく質:23.2g
脂質:14.4g
炭水化物:58.5g
食物繊維:7.0g
食塩:2.0g
野菜ジュースという手もありますが、糖質が高くなるので、今回は止め。
ミックスベジタブルの代わりに、ニンジンとキャベツをチンするという手も。
レタスをのせる程度だと、実はあまり食物繊維がありません。
■ 昼食F
思い切って、カップめんで。
スープヌードル:1個
ささみの缶詰:1個 80g
キャベツ:100g
もやし:100g
にんじん:25g
(野菜を電子レンジでチン)

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:399kcal
たんぱく質:24.3g
脂質:15.0g
炭水化物:43.3g
食物繊維:4.8g
食塩:5.1g
カップめんは、カルシウムとビタミンB がけっこうあります。
(種類によりますが)
ただ、やっぱり、脂質と塩分が高くなる。
なので、野菜はカップめんのスープでいただきます。
椀に野菜を小分けにとり、そこに麺とスープを入れ、食べる。
それを何度か繰り返します。
(食べ方は、それぞれの好みで)
■ 昼食G
最後は、丼物。
(親子丼)
ごはん:140g(お茶椀1杯くらいに控える)
鶏むね肉:40g
卵:1個 53g
タマネギ:30g
みりん:10g
しょう油:10g
だし汁:80g
(調味料は好みで)
小松菜:ゆで 70g
ブロッコリー:ゆで 35g
キャベツ:千切り 70g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:476kcal
たんぱく質:21.3g
脂質:11.9g
炭水化物:67.3g
食物繊維:5.1g
食塩:1.8g
ご飯を200gにすると、
カロリー:577kcal
たんぱく質:22.8g
脂質:12.1g
炭水化物:89.6g
食物繊維:5.3g
食塩:1.8g
ごはんの量で変わってきますね。
鶏肉の代わりに豆腐を使い、竹輪やシメジを入れ、豆腐丼という手もあります。
丼だけだと食物繊維が足りないので、野菜やキノコを摂りましょう。


前回にも書きましたが、これらはあくまで例です。
自身の好みやライフスタイルに合わせ、自分で決めるのがいいと思います。
手をかけられる人はかければいいし、それが難しい人は工夫で乗り切る。
目標は、続けること。
無理のない範囲で、続けられることを、ずっとやります。
そうすれば、たまに羽目を外しても、問題になりにくい。
不足しがちな野菜ですが、前述のとおり、作り置きする手も。
冷凍できるものは冷凍し、そうでないものは茹でるなどしてタッパーで保存。
それぞれの栄養の特徴を把握し、組み合わせます。
ダイエット7があると作る前にシュミレーションできるので、助かりますね。
次回は、おやつについて。
また、間が空きます。
今回も、簡単に作れることを意識しました。
作り置きしたり、冷凍しておくのも、いいですね。

まずは、前回と同じく、グループ分けから。
■ 主食
炭水化物のグループ。
(1) ごはん 140g(お茶椀に軽く一杯)
カロリー:235kcal
たんぱく質:3.5g
脂質:0.4g
炭水化物:51.9g
食物繊維:0.4g
(2) うどん1玉 200g(細麺タイプは 180g)
カロリー:210g
たんぱく質:5.2g
脂質:0.8g
炭水化物:43.2g
食物繊維:1.6g
(3) そば1玉 180g
カロリー:238g
たんぱく質:8.6g
脂質:1.8g
炭水化物:46.8g
食物繊維:3.6g
食物繊維が、意外と豊富。
ということは、糖質がやや控えめ。
(炭水化物=糖質+食物繊維)
(4) 中華麺1玉 150g
カロリー:297g
たんぱく質:8.0g
脂質:2.6g
炭水化物:57.6g
食物繊維:2.9g
脂質と炭水化物が、やや高い。
(5) コンビニのおにぎり(鮭)
カロリー:165g
たんぱく質:4.2g
脂質:1.4g
炭水化物:32.9g
(メーカーによって違います)
麺類は、出汁(だし)やスープに気をつけたほうがいいかも。
特に、塩分。
麺類自体の比較は、こちらを。
→ 「うどん、そば、中華麺、麺類比較」
■ たんぱく質
いわゆる肉や魚。
女性やお年寄りの中には、あまり摂ってない人がいることもある。
逆に、若者や成人男性は摂りすぎる場合が多いかな。
(1) ささみ1本 約55g
カロリー:63kcal
たんぱく質:13.5g
脂質:0.6g
炭水化物:0.0g
ささみ2本 約110g
カロリー:125kcal
たんぱく質:27.1g
脂質:1.2g
炭水化物:0.0g
低カロリー、高タンパク質、低脂質。
ダイエットの味方ですね。
(2) 鶏むね肉 80g
カロリー:160kcal
たんぱく質:13.0g
脂質:11.2g
炭水化物:0.0g
(3) 豚もも肉 80g
カロリー:146kcal
たんぱく質:16.4g
脂質:8.2g
炭水化物:0.2g
(4) 鮭(薄目1切れ) 70g
カロリー:93kcal
たんぱく質:15.6g
脂質:2.9g
炭水化物:0.1g
(5) たら(1切れ) 80g
カロリー:62kcal
たんぱく質:14.1g
脂質:0.2g
炭水化物:0.1g
(6) 卵1個 53g
カロリー:80kcal
たんぱく質:6.5g
脂質:5.5g
炭水化物:0.2g
(7) 絹ごし豆腐(3段パック1個) 150g
カロリー:84kcal
たんぱく質:7.4g
脂質:4.5g
炭水化物:3.0g
■ 野菜や食物繊維
意識しないと忘れる、野菜や食物繊維。
市販の弁当だと、かなり少なめになります。
(1) ブロッコリー(ゆで) 40g
カロリー:11kcal
たんぱく質:1.4g
脂質:0.2g
炭水化物:1.7g
食物繊維:1.5g
(2) キャベツ 100g
カロリー:23kcal
たんぱく質:1.3g
脂質:0.2g
炭水化物:5.2g
食物繊維:1.8g
(3) もやし 100g
カロリー:37kcal
たんぱく質:3.7g
脂質:1.5g
炭水化物:2.3g
食物繊維:2.3g
(4) ほうれん草(ゆで) 60g
カロリー:15kcal
たんぱく質:1.6g
脂質:0.3g
炭水化物:2.4g
食物繊維:2.2g
(5) 小松菜(ゆで) 60g
カロリー:9kcal
たんぱく質:1.0g
脂質:0.1g
炭水化物:1.8g
食物繊維:1.4g
(6) にんじん 30g
カロリー:11kcal
たんぱく質:0.2g
脂質:0.0g
炭水化物:2.7g
食物繊維:0.8g
(7) ミニトマト 3個 45g
カロリー:13kcal
たんぱく質:0.5g
脂質:0.0g
炭水化物:3.2g
食物繊維:0.5g
生でいただけるものはいいとして、調理が必要なものは作り置きしておくといいです。
小松菜は冷凍しておくと、そのまま食べることができます。
ほうれん草はダメで、茹でる必要あり。
ブロッコリーは電子レンジを使うと簡単。
野菜は特徴を理解し、組み合わせて使います。
例えば、ビタミンCには、キャベツやブロッコリー。あるいは、トマト。
ビタミンAには、ニンジン、小松菜、ほうれん草など。
食物繊維が足りない時には、キノコや もやしを使います。
エノキは冷凍保存も可能。


さて前回同様、これらを組み合わせて、メニューを考えてみます。
■ 昼食A
そば:180g(だしは自作、だしの素+だし醤油+スリムアップシュガーで薄味に)
ささみ:1本 55g。
野菜:キャベツ50g+もやし50g+にんじん20g(面倒な時はこれを出汁で煮込んで、そばを入れる)
卵:1個53g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:427kcal
たんぱく質:32.0g
脂質:8.8g
炭水化物:53.4g
食物繊維:6.2g
食塩:1.3g
キャベツともやしで、食物繊維を。
ささみで、たんぱく質を。
にんじんで、ビタミンAを。
■ 昼食B
ごはん:かるく1杯 140g
鮭:1切れ 70g
絹ごし豆腐:150g
ほうれん草(ゆで):60g
ブロッコリー(ゆで):40g
ミニトマト:3個 45g
もやし:100g(茹でるか、チンする)
即席みそ汁

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:533kcal
たんぱく質:36.8g
脂質:10.7g
炭水化物:70.7g
食物繊維:7.4g
食塩:3.5
ほうれん草のおかげで、ビタミンA がたっぷり。
ビタミンC は、ブロッコリーとトマトで。
食物繊維をもやしで摂ってますが、豆腐を納豆に入れ替えることでも、強化できます。
食塩が気になる場合は、味噌汁をなくす。
■ 昼食C
ごはん:かるく1杯 140g
鶏むね肉:40g
豚もも肉:40g
野菜炒め:キャベツ100g+にんじん20g+タマネギ30g
+ピーマン25g+えのき50g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:455kcal
たんぱく質:21.9g
脂質:10.5g
炭水化物:67.5g
食物繊維:5.8g
食塩:1.8g
肉類はお好みで。
キャベツをモヤシにして、食物繊維を強化する方法も。
テフロンのフライパンを使い、油を使ってません。
(使ってもいいと思うけど)
■ 昼食D
できるだけ作らず、スーパーで買えるもので。
鮭おにぎり:1個
玉子焼き:パックで売っているもの 100g
納豆:1パック
野菜の惣菜:1パック(にんじん、れんこん、だいこん、しいたけ他)
ミニトマト:3個 45g
わかめスープ

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:588kcal
たんぱく質:27.1g
脂質:16.5g
炭水化物:81.7g
食物繊維:7.8g
食塩:2.6g
おにぎりを2個にすると、
カロリー:754kcal
たんぱく質:31.2g
脂質:17.9g
炭水化物:114.7g
食物繊維:3.2g
惣菜だと、どうしても塩分が高めに。
■ 昼食E
サンドイッチ風。
食パン:8枚切を2枚 90g
ゆで卵:1個 53g(細かく刻み、マヨネーズハーフで和える)
ボンレスハム:薄切り2枚 20g
きゅうり:20g
トマト:30g
(キュウリやトマトをスライス)
ブロッコリー:ゆでたもの 40g
ミックスベジタブル:100g
低脂肪乳:200g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:547kcal
たんぱく質:30.8g
脂質:16.4g
炭水化物:69.5g
食物繊維:7.0g
食塩:2.2g
低脂肪乳抜きだと、
カロリー:455kcal
たんぱく質:23.2g
脂質:14.4g
炭水化物:58.5g
食物繊維:7.0g
食塩:2.0g
野菜ジュースという手もありますが、糖質が高くなるので、今回は止め。
ミックスベジタブルの代わりに、ニンジンとキャベツをチンするという手も。
レタスをのせる程度だと、実はあまり食物繊維がありません。
■ 昼食F
思い切って、カップめんで。
スープヌードル:1個
ささみの缶詰:1個 80g
キャベツ:100g
もやし:100g
にんじん:25g
(野菜を電子レンジでチン)

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:399kcal
たんぱく質:24.3g
脂質:15.0g
炭水化物:43.3g
食物繊維:4.8g
食塩:5.1g
カップめんは、カルシウムとビタミンB がけっこうあります。
(種類によりますが)
ただ、やっぱり、脂質と塩分が高くなる。
なので、野菜はカップめんのスープでいただきます。
椀に野菜を小分けにとり、そこに麺とスープを入れ、食べる。
それを何度か繰り返します。
(食べ方は、それぞれの好みで)
■ 昼食G
最後は、丼物。
(親子丼)
ごはん:140g(お茶椀1杯くらいに控える)
鶏むね肉:40g
卵:1個 53g
タマネギ:30g
みりん:10g
しょう油:10g
だし汁:80g
(調味料は好みで)
小松菜:ゆで 70g
ブロッコリー:ゆで 35g
キャベツ:千切り 70g

これで主要な栄養素は、以下の通り。
カロリー:476kcal
たんぱく質:21.3g
脂質:11.9g
炭水化物:67.3g
食物繊維:5.1g
食塩:1.8g
ご飯を200gにすると、
カロリー:577kcal
たんぱく質:22.8g
脂質:12.1g
炭水化物:89.6g
食物繊維:5.3g
食塩:1.8g
ごはんの量で変わってきますね。
鶏肉の代わりに豆腐を使い、竹輪やシメジを入れ、豆腐丼という手もあります。
丼だけだと食物繊維が足りないので、野菜やキノコを摂りましょう。


前回にも書きましたが、これらはあくまで例です。
自身の好みやライフスタイルに合わせ、自分で決めるのがいいと思います。
手をかけられる人はかければいいし、それが難しい人は工夫で乗り切る。
目標は、続けること。
無理のない範囲で、続けられることを、ずっとやります。
そうすれば、たまに羽目を外しても、問題になりにくい。
不足しがちな野菜ですが、前述のとおり、作り置きする手も。
冷凍できるものは冷凍し、そうでないものは茹でるなどしてタッパーで保存。
それぞれの栄養の特徴を把握し、組み合わせます。
ダイエット7があると作る前にシュミレーションできるので、助かりますね。
次回は、おやつについて。
また、間が空きます。



「魚のさばき方 コツはナイフを使う/ためしてガッテン」
何と、はじめて魚をさばくような人でも、15分で上手にさばけるようになる方法があるそうです。
それって、本当?
3月2日放送の「ためしてガッテン」より、「出た! 魚さばき必勝法」からのメモ書きです。

□ どうして、うまくいかない?
・魚をさばくのが苦手な人を観察すると、どうも強引に包丁を入れているみたい。
・これだと身が傷みやすいし、時間がかかって、熱を持ってしまいます。
・でも、どうして、包丁が入りにくいのだろうか?
・それは、骨に当たるから。
・骨の節に包丁が当たって、スムーズにいきません。
・ただ、骨にもいろいろあるようす。
・魚には、ヒレを支える骨があります。
・これを、“担鰭骨”(たんきこつ)と言う。
・どうも、この骨を意識しないと、うまくさばけないらしい。
(そんな骨あるなんて、意識してませんでした)
(でも、思い返すと、確かにありますよね)
□ 魚のさばき方
・ヒレを支える骨があるのは分かったけど、具体的にどうすればいいのだろう?
・そこで、あるアイテムを使います。
・それは、“ステーキナイフ”。
・まず、ナイフで身をはがす感覚をつかみ、慣れてきたら、包丁でやるようにすればいいらしい。
・ステーキナイフだと、包丁より安全だし。
[やり方] 三枚おろし
(1) 胸ビレの横に包丁を入れて、頭を切り落とします。
まずは片側をやって、裏返して反対側を。
やや斜めに入れる感覚かな。
(2) 内臓をとったら、塩水で洗い、水分を拭き取ります。
(こうすることで、生臭くなりにくいらしい)
(3) ここでヒレを支える骨に沿って、包丁を斜めに入れる。
やり方は、以下の通り。
まず、しっぽを手前にして、魚を縦に置きます。
背ビレを探して、背ビレの下あたりから斜めに包丁を入れ、ヒレにそって切り取り線を入れる。
これは、皮を切る程度で、OK。
ここでついに、ステーキナイフが登場します。
背骨につながる骨に沿ってナイフを入れ、背骨まで身をはがす。
この時、骨に当たる音がします。
(4) 続いて、お腹側。
しっぽをむこう側にして、縦に置く。
下側のヒレに沿って包丁を入れ、切り取り線を入れる。
次に、ステーキナイフに持ち替え、骨に沿ってナイフを入れる。
これで両側から、背骨までナイフが入りました。
(5) この時、ろっ骨の根元に、骨と骨のつなぎめのような部分があるそう。
この骨の付け根に包丁を入れ、切り離します。
すると、身がキレイに離れる。
あとはシッポの部分を残すのみになるので、板前さんがやるように、背骨に沿って包丁を入れ、身を全部切り離します。
これで二枚におろせました。
裏側も同じようにやれば、三枚おろしの完成。
□ さしみの切り方
(その前に、おろし終った まな板は、すぐに水で洗った方がいいそうです)
(1) 三枚におろした身の、ろっ骨周りを切り落とす。
(2) 続いて、小骨を骨抜きで抜く。
なければ、ピンセットでもOK。
頭がついていた方向に、引き抜きます。
それが面倒なら、骨の部分を切り落としてしまう方法も。
切れ端は、焼いて食べたり、お吸い物のダシにしたりする。
(3) 続いて、皮むき。
皮むきが苦手な人は、真ん中から包丁を入れ、皮に当たったら横にスライスして、皮をはぐ。
皮を引っぱる時、まな板の端を利用すると、やりやすいようです。
(4) 切り分ける時は、斜めに包丁を入れ、引きながら切ります。
三枚におろした際、残った骨は、骨せんべいとして、焼いたり揚げたりして、いただけます。
カルシウム豊富だ。
□ YouTubeの動画
YouTube で魚のさばき方をUPしてくれている方々がおられます。
魚屋さんも、切り取り線を入れているみたい。
1分21秒あたり。
こちらは、1分47秒あたりで、切り取り線を入れています。
刺身は、斜めに大きくスライス。
こちらも、背ビレと胸ビレの骨を避けるように、切り取り線を入れています。
皮は、手で一気に剥いでいる。
![NHK ためしてガッテン 2011年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61EWSgkDMGL._SY250_.jpg)

□
魚は切り身で買う派なんですが、さばけるとカッコイイですよね。
今回放送を見て、意外なコツに気づかされました。
そうか、ヒレの骨を避けるように、切り取り線を入れるのか。
魚屋さんとか、サラッとやってるから、気づかなかった。
何でも、強引なのはよくないのかな。
それとプロは、やりやすいコツを持っている。
そのコツを知ると、やりやすくなるのか。
刺身というとハマチが好きですが、アジもいいですよね。
アジの刺身と飲み口のいい冷酒。
いいなあ。

それって、本当?
3月2日放送の「ためしてガッテン」より、「出た! 魚さばき必勝法」からのメモ書きです。

□ どうして、うまくいかない?
・魚をさばくのが苦手な人を観察すると、どうも強引に包丁を入れているみたい。
・これだと身が傷みやすいし、時間がかかって、熱を持ってしまいます。
・でも、どうして、包丁が入りにくいのだろうか?
・それは、骨に当たるから。
・骨の節に包丁が当たって、スムーズにいきません。
・ただ、骨にもいろいろあるようす。
・魚には、ヒレを支える骨があります。
・これを、“担鰭骨”(たんきこつ)と言う。
・どうも、この骨を意識しないと、うまくさばけないらしい。
(そんな骨あるなんて、意識してませんでした)
(でも、思い返すと、確かにありますよね)
□ 魚のさばき方
・ヒレを支える骨があるのは分かったけど、具体的にどうすればいいのだろう?
・そこで、あるアイテムを使います。
・それは、“ステーキナイフ”。
・まず、ナイフで身をはがす感覚をつかみ、慣れてきたら、包丁でやるようにすればいいらしい。
・ステーキナイフだと、包丁より安全だし。
[やり方] 三枚おろし
(1) 胸ビレの横に包丁を入れて、頭を切り落とします。
まずは片側をやって、裏返して反対側を。
やや斜めに入れる感覚かな。
(2) 内臓をとったら、塩水で洗い、水分を拭き取ります。
(こうすることで、生臭くなりにくいらしい)
(3) ここでヒレを支える骨に沿って、包丁を斜めに入れる。
やり方は、以下の通り。
まず、しっぽを手前にして、魚を縦に置きます。
背ビレを探して、背ビレの下あたりから斜めに包丁を入れ、ヒレにそって切り取り線を入れる。
これは、皮を切る程度で、OK。
ここでついに、ステーキナイフが登場します。
背骨につながる骨に沿ってナイフを入れ、背骨まで身をはがす。
この時、骨に当たる音がします。
(4) 続いて、お腹側。
しっぽをむこう側にして、縦に置く。
下側のヒレに沿って包丁を入れ、切り取り線を入れる。
次に、ステーキナイフに持ち替え、骨に沿ってナイフを入れる。
これで両側から、背骨までナイフが入りました。
(5) この時、ろっ骨の根元に、骨と骨のつなぎめのような部分があるそう。
この骨の付け根に包丁を入れ、切り離します。
すると、身がキレイに離れる。
あとはシッポの部分を残すのみになるので、板前さんがやるように、背骨に沿って包丁を入れ、身を全部切り離します。
これで二枚におろせました。
裏側も同じようにやれば、三枚おろしの完成。
□ さしみの切り方
(その前に、おろし終った まな板は、すぐに水で洗った方がいいそうです)
(1) 三枚におろした身の、ろっ骨周りを切り落とす。
(2) 続いて、小骨を骨抜きで抜く。
なければ、ピンセットでもOK。
頭がついていた方向に、引き抜きます。
それが面倒なら、骨の部分を切り落としてしまう方法も。
切れ端は、焼いて食べたり、お吸い物のダシにしたりする。
(3) 続いて、皮むき。
皮むきが苦手な人は、真ん中から包丁を入れ、皮に当たったら横にスライスして、皮をはぐ。
皮を引っぱる時、まな板の端を利用すると、やりやすいようです。
(4) 切り分ける時は、斜めに包丁を入れ、引きながら切ります。
三枚におろした際、残った骨は、骨せんべいとして、焼いたり揚げたりして、いただけます。
カルシウム豊富だ。
□ YouTubeの動画
YouTube で魚のさばき方をUPしてくれている方々がおられます。
魚屋さんも、切り取り線を入れているみたい。
1分21秒あたり。
こちらは、1分47秒あたりで、切り取り線を入れています。
刺身は、斜めに大きくスライス。
こちらも、背ビレと胸ビレの骨を避けるように、切り取り線を入れています。
皮は、手で一気に剥いでいる。
![NHK ためしてガッテン 2011年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61EWSgkDMGL._SY250_.jpg)

□
魚は切り身で買う派なんですが、さばけるとカッコイイですよね。
今回放送を見て、意外なコツに気づかされました。
そうか、ヒレの骨を避けるように、切り取り線を入れるのか。
魚屋さんとか、サラッとやってるから、気づかなかった。
何でも、強引なのはよくないのかな。
それとプロは、やりやすいコツを持っている。
そのコツを知ると、やりやすくなるのか。
刺身というとハマチが好きですが、アジもいいですよね。
アジの刺身と飲み口のいい冷酒。
いいなあ。



