「ゆで卵を簡単にむく方法/ためしてガッテン」
みんな大好き、卵料理!
でも、卵を食べるとコレステロール値が上がるという話も聞きますが、実際はどうなんでしょう?
とはいえ、卵は良質なたんぱく質源である上に、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含む、“完全栄養食”と呼ばれるほどです。
できることなら、毎日でも食べたい。
卵料理の定番に“ゆでたまご”がありますが、時々、非常に むきづらい時がありますよね。
身がくっついて、イライラする。
むけた姿も、ボロボロ。
ところが、同じゆで卵を、ツルン! と むく方法があるそうです。
しかも、味までおいしくなる?
それって、どんな方法?
というわけで、9月29日放送のNHK「ためしてガッテン」では、「10秒で8個むけるワザ 新発想! 激ウマゆで卵」と題して、ゆで卵に関する魔法の技を紹介してくれました。

□ 今までの工夫
番組が調査したところ、一般の方々がしている“卵をむきやすくしている工夫”は、以下の通り。
1位:ゆでたあと冷水につける
2位:水からゆでる
3位:塩を入れてゆでる
他にも、酢を入れるとか、ゆでる前に冷蔵庫から出して常温になじませる、ゆでながら転がすという意見も。
でも、こうしても、気持ちよくむける時もあれば、そうでない時もありますよね。
では、どうしたらいいんでしょう?
□ なぜ、むけない?
あるご家庭で、上のような方法を試したところ、うまく むけませんでした。
そこで出かけたのが、とある ゆで卵工場。
ラインにたくさんのゆで卵が流れ、しかも、ツルン! と機械によってきれいに むかれています。
その数何と、1日50万個。
工程はというと、卵を蒸しあげ、機械でむきます。
試食させてもらったところ、味もおいしい。
これはいい♪ ということで、養鶏場で高級な卵を分けてもらい、工場の機械に入れてもらいました。
ところが、結果は、さんざん。Σ( ̄ロ ̄lll)
カラはきれいにむけず、味もイマイチ。<(T◇T)>
何で、こーなるの?
□ おいしい ゆで卵のポイント
工場に秘訣を尋ねると、思ってもみない答えが。
鮮度を管理するというのですが、新鮮なものを使うのではなく、あえて鮮度を落とすというのです。
??????? (・-・)・・・ん?
でも、確かに、新しい卵を使うと、ゆで卵はむきにくくなると聞きますよね。
それが関係するのか。
工場では、入荷した新鮮な卵を、冷蔵庫の中で寝かせていました。
上の高級卵の例は、あまりに新鮮すぎて、失敗したらしい。
ちなみに、卵の賞味期限ですが、生食を前提としているそうです。
なので、加熱して食べる分には、多少期限を過ぎていても大丈夫なのだそう。
□ 新しい卵と古い卵の差
卵の表面には、無数の穴が開いています。
その数、およそ、1万5千個。
これは気孔と呼ばれる穴で、いわば、卵が呼吸するための穴。
卵はこの穴を通して、二酸化炭素を外に出しているのだそう。
新しい卵と古い卵の差も、ここにありました。
新しい卵には二酸化炭素が残っていて、古い卵では、二酸化炭素が外に放出されているのです。
この差がどう出るかというと、新しい卵だと、白身の部分がガスを含んだまま固まってしまって、スカスカ、ボソボソになってしまいます。
一方、古い卵ではガスが抜けているので、しなやかな状態に。
二酸化炭素は酸性なので、白身をボソボソにしてしまうそうです。
□ 卵がむきにくくなる理由
卵のカラの下には、卵殻膜(らんかくまく)という部分があります。
いわゆる“薄皮”ですね。
新しい卵の場合、白身の部分に二酸化炭素が多く残っているので、加熱すると膨張します。その結果、卵殻膜(薄皮)を突き破って、固まってしまうんですね。
だから、むきにくくなる。薄皮ごとツルンとは、いかなくなります。
また、時には、カラを突き破ってしまうことも。
ゆででいる途中で卵が割れるのは、二酸化炭素が膨張しているからだったのです。
でも、できることなら、新鮮な卵で、プリンプリン、ツルンツルンのゆで卵を食べてみたい!
そんな方法、あるの?
□ これでガスを抜け!
おいしくてきれいにカラがむける、そんなゆで卵を作るには、二酸化炭素を抜く必要があることが分かりました。
工場だと、冷蔵庫で保存して、その間に、二酸化炭素が抜けるのを待ちます。
でも、すぐにガスを抜く方法はないんでしょうか?
卵には、とがった方(先端)と丸い方(お尻側)があります。
その丸い方には、“気室”という空洞がある。
その部分だと、割っても、中身は薄皮で守られます。
二酸化炭素を抜くのに、この部分を使うんですね。
つまり、新鮮な卵でゆで卵を作る時は、卵の丸い方(お尻側)に、小さくヒビを入れてやればいい。
(注意:ただし、ヒビは小さく。そして、すぐに加熱調理すること)
そうすると、ゆでている間に、ヒビから二酸化炭素が出ていきます。
これだと、1秒で、新鮮な卵で、おいしい ゆで卵が作れる!
□ 黄身が黒ずむのはなぜ?
黄身には、もともと鉄分が含まれます。
そして、白身には、硫化水素が含まれる。
この二つが結び付いたときに、黄身は変色してしまうんですね。
ちなみに、白身の硫化水素は、加熱すると発生するそうです。
8分間ゆでた卵を、以下のようにしてみました。
(1) すぐにむく
(2) 10分後にむく
(3) 20分後にむく
結果はというと、黄身の色はそれぞれ…
(1) きれいな黄色
(2) ちょっと灰色がかる
(3) 黒ずむ
どうも、10分以上加熱すると、白身で硫化水素が発生するようなのです。
だから、アツアツのまま放置するのは、よくないみたい。
でも、対処法があります。
・水で冷やす
・カラつきでいいので、冷水にお酢を小さじ1杯ほど入れる
お酢を入れたほうが、効果的らしいですね。
□ 味付き卵の謎?
どうして、カラがついたまま、味付け卵ができるのでしょうか?
駅やコンビニで売っている、味付け卵。
あれって、黄身まで塩味がしますよね。
作り方が気になります。
さすがに作り方は企業秘密のようでしたが、ヒントを教えてくれました。
それは、“大きな圧力をかけて、殻の中に塩味を染み込ませる”。
味を染ませるには、圧力がヒントに。
でも、圧力鍋で作ると危険だし、どうやったらいいんでしょう?
そこで番組は、逆転の発想をしたようです。
外から圧力をかけるのではなく、中の圧力を下げる。
その方法とは、
・アツアツのゆで卵を、冷たい塩水につける方法。
熱い卵を急に冷やすと、白身だけが収縮し、卵の中の圧力が、外よりも低くなるそうなのです。
そうすると、気孔から塩水が、ギュッと吸い込まれる。
白身は食塩水を吸い込みながらさらに収縮するので、味が短時間で染み込むんですね。
具体的な方法は、こう。
・濃い食塩水(水100mlに塩35g)を冷やしておく
・熱いゆで卵を殻つきで入れる
・10~30分程度つければ完成!
(卵の個数が少ない方が、つけ汁の温度が上がらなくていいそうです)
□ とろ~り、煮卵の作り方!
上の方法を利用して、おいしい煮卵を。
・ちょうどよい濃さの調味液を作り、冷やしておく
・作りたてのゆで卵を、なるべく熱いうちにむき、液につける
・1~2時間つければ完成!
(アツアツでむくときには、やけどに注意!)
(液の濃さや、つける時間は、お好みで調整)
□ 卵とコレステロール
卵を食べるとコレステロール値が上がるという話も聞きますが、実際はどうなんでしょう?
ほとんどの人は、卵を毎日食べても、コレステロール値は上がらないそうです。
もともと、コレステロールの7割は、体内で作られている。なので、食事でたくさんコレステロールを摂った時は、体内で作る量を減らすことで、血液中のコレステロールを一定に保っているのだそう。
そのため、医師に止められている人を除いては、高コレステロール血症の人でも、1日1個程度なら、毎日食べても問題はないそうです。
そして、毎日食べても大丈夫か気になる人は血液検査で知ることができるそうなので、病院で尋ねてみてください、とのことでした。


□
むきにくい卵には昔から悩まされていましたが、こういうわけだったんですね。
なるほど。
そういえば、昔は、卵の鮮度にはそれほど気を使ってませんでした。
田舎の方だと、お店で常温で、それも結構な期間、置かれていたように思います。
(↑昔、それも田舎だからかも、しれませんが)
生食による食あたりなんかで問題になった時期があったように思いますが、生食には気をつけなければならない一方で、加熱だとそうでもないんですね。
それでも冷蔵庫で保存したり、あと季節にも注意したいですけど。
今回の方法、新鮮な卵を使うときは、試そうかな。
そして、煮卵にも、チャレンジするか…
あ、ところで、ゆで卵を作る時には火に注意!。
くれぐれも、火から離れて、忘れないように!

でも、卵を食べるとコレステロール値が上がるという話も聞きますが、実際はどうなんでしょう?
とはいえ、卵は良質なたんぱく質源である上に、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含む、“完全栄養食”と呼ばれるほどです。
できることなら、毎日でも食べたい。
卵料理の定番に“ゆでたまご”がありますが、時々、非常に むきづらい時がありますよね。
身がくっついて、イライラする。
むけた姿も、ボロボロ。
ところが、同じゆで卵を、ツルン! と むく方法があるそうです。
しかも、味までおいしくなる?
それって、どんな方法?
というわけで、9月29日放送のNHK「ためしてガッテン」では、「10秒で8個むけるワザ 新発想! 激ウマゆで卵」と題して、ゆで卵に関する魔法の技を紹介してくれました。

□ 今までの工夫
番組が調査したところ、一般の方々がしている“卵をむきやすくしている工夫”は、以下の通り。
1位:ゆでたあと冷水につける
2位:水からゆでる
3位:塩を入れてゆでる
他にも、酢を入れるとか、ゆでる前に冷蔵庫から出して常温になじませる、ゆでながら転がすという意見も。
でも、こうしても、気持ちよくむける時もあれば、そうでない時もありますよね。
では、どうしたらいいんでしょう?
□ なぜ、むけない?
あるご家庭で、上のような方法を試したところ、うまく むけませんでした。
そこで出かけたのが、とある ゆで卵工場。
ラインにたくさんのゆで卵が流れ、しかも、ツルン! と機械によってきれいに むかれています。
その数何と、1日50万個。
工程はというと、卵を蒸しあげ、機械でむきます。
試食させてもらったところ、味もおいしい。
これはいい♪ ということで、養鶏場で高級な卵を分けてもらい、工場の機械に入れてもらいました。
ところが、結果は、さんざん。Σ( ̄ロ ̄lll)
カラはきれいにむけず、味もイマイチ。<(T◇T)>
何で、こーなるの?
□ おいしい ゆで卵のポイント
工場に秘訣を尋ねると、思ってもみない答えが。
鮮度を管理するというのですが、新鮮なものを使うのではなく、あえて鮮度を落とすというのです。
??????? (・-・)・・・ん?
でも、確かに、新しい卵を使うと、ゆで卵はむきにくくなると聞きますよね。
それが関係するのか。
工場では、入荷した新鮮な卵を、冷蔵庫の中で寝かせていました。
上の高級卵の例は、あまりに新鮮すぎて、失敗したらしい。
ちなみに、卵の賞味期限ですが、生食を前提としているそうです。
なので、加熱して食べる分には、多少期限を過ぎていても大丈夫なのだそう。
□ 新しい卵と古い卵の差
卵の表面には、無数の穴が開いています。
その数、およそ、1万5千個。
これは気孔と呼ばれる穴で、いわば、卵が呼吸するための穴。
卵はこの穴を通して、二酸化炭素を外に出しているのだそう。
新しい卵と古い卵の差も、ここにありました。
新しい卵には二酸化炭素が残っていて、古い卵では、二酸化炭素が外に放出されているのです。
この差がどう出るかというと、新しい卵だと、白身の部分がガスを含んだまま固まってしまって、スカスカ、ボソボソになってしまいます。
一方、古い卵ではガスが抜けているので、しなやかな状態に。
二酸化炭素は酸性なので、白身をボソボソにしてしまうそうです。
□ 卵がむきにくくなる理由
卵のカラの下には、卵殻膜(らんかくまく)という部分があります。
いわゆる“薄皮”ですね。
新しい卵の場合、白身の部分に二酸化炭素が多く残っているので、加熱すると膨張します。その結果、卵殻膜(薄皮)を突き破って、固まってしまうんですね。
だから、むきにくくなる。薄皮ごとツルンとは、いかなくなります。
また、時には、カラを突き破ってしまうことも。
ゆででいる途中で卵が割れるのは、二酸化炭素が膨張しているからだったのです。
でも、できることなら、新鮮な卵で、プリンプリン、ツルンツルンのゆで卵を食べてみたい!
そんな方法、あるの?
□ これでガスを抜け!
おいしくてきれいにカラがむける、そんなゆで卵を作るには、二酸化炭素を抜く必要があることが分かりました。
工場だと、冷蔵庫で保存して、その間に、二酸化炭素が抜けるのを待ちます。
でも、すぐにガスを抜く方法はないんでしょうか?
卵には、とがった方(先端)と丸い方(お尻側)があります。
その丸い方には、“気室”という空洞がある。
その部分だと、割っても、中身は薄皮で守られます。
二酸化炭素を抜くのに、この部分を使うんですね。
つまり、新鮮な卵でゆで卵を作る時は、卵の丸い方(お尻側)に、小さくヒビを入れてやればいい。
(注意:ただし、ヒビは小さく。そして、すぐに加熱調理すること)
そうすると、ゆでている間に、ヒビから二酸化炭素が出ていきます。
これだと、1秒で、新鮮な卵で、おいしい ゆで卵が作れる!
□ 黄身が黒ずむのはなぜ?
黄身には、もともと鉄分が含まれます。
そして、白身には、硫化水素が含まれる。
この二つが結び付いたときに、黄身は変色してしまうんですね。
ちなみに、白身の硫化水素は、加熱すると発生するそうです。
8分間ゆでた卵を、以下のようにしてみました。
(1) すぐにむく
(2) 10分後にむく
(3) 20分後にむく
結果はというと、黄身の色はそれぞれ…
(1) きれいな黄色
(2) ちょっと灰色がかる
(3) 黒ずむ
どうも、10分以上加熱すると、白身で硫化水素が発生するようなのです。
だから、アツアツのまま放置するのは、よくないみたい。
でも、対処法があります。
・水で冷やす
・カラつきでいいので、冷水にお酢を小さじ1杯ほど入れる
お酢を入れたほうが、効果的らしいですね。
□ 味付き卵の謎?
どうして、カラがついたまま、味付け卵ができるのでしょうか?
駅やコンビニで売っている、味付け卵。
あれって、黄身まで塩味がしますよね。
作り方が気になります。
さすがに作り方は企業秘密のようでしたが、ヒントを教えてくれました。
それは、“大きな圧力をかけて、殻の中に塩味を染み込ませる”。
味を染ませるには、圧力がヒントに。
でも、圧力鍋で作ると危険だし、どうやったらいいんでしょう?
そこで番組は、逆転の発想をしたようです。
外から圧力をかけるのではなく、中の圧力を下げる。
その方法とは、
・アツアツのゆで卵を、冷たい塩水につける方法。
熱い卵を急に冷やすと、白身だけが収縮し、卵の中の圧力が、外よりも低くなるそうなのです。
そうすると、気孔から塩水が、ギュッと吸い込まれる。
白身は食塩水を吸い込みながらさらに収縮するので、味が短時間で染み込むんですね。
具体的な方法は、こう。
・濃い食塩水(水100mlに塩35g)を冷やしておく
・熱いゆで卵を殻つきで入れる
・10~30分程度つければ完成!
(卵の個数が少ない方が、つけ汁の温度が上がらなくていいそうです)
□ とろ~り、煮卵の作り方!
上の方法を利用して、おいしい煮卵を。
・ちょうどよい濃さの調味液を作り、冷やしておく
・作りたてのゆで卵を、なるべく熱いうちにむき、液につける
・1~2時間つければ完成!
(アツアツでむくときには、やけどに注意!)
(液の濃さや、つける時間は、お好みで調整)
□ 卵とコレステロール
卵を食べるとコレステロール値が上がるという話も聞きますが、実際はどうなんでしょう?
ほとんどの人は、卵を毎日食べても、コレステロール値は上がらないそうです。
もともと、コレステロールの7割は、体内で作られている。なので、食事でたくさんコレステロールを摂った時は、体内で作る量を減らすことで、血液中のコレステロールを一定に保っているのだそう。
そのため、医師に止められている人を除いては、高コレステロール血症の人でも、1日1個程度なら、毎日食べても問題はないそうです。
そして、毎日食べても大丈夫か気になる人は血液検査で知ることができるそうなので、病院で尋ねてみてください、とのことでした。


□
むきにくい卵には昔から悩まされていましたが、こういうわけだったんですね。
なるほど。
そういえば、昔は、卵の鮮度にはそれほど気を使ってませんでした。
田舎の方だと、お店で常温で、それも結構な期間、置かれていたように思います。
(↑昔、それも田舎だからかも、しれませんが)
生食による食あたりなんかで問題になった時期があったように思いますが、生食には気をつけなければならない一方で、加熱だとそうでもないんですね。
それでも冷蔵庫で保存したり、あと季節にも注意したいですけど。
今回の方法、新鮮な卵を使うときは、試そうかな。
そして、煮卵にも、チャレンジするか…
あ、ところで、ゆで卵を作る時には火に注意!。
くれぐれも、火から離れて、忘れないように!




「ラーメン バトン/FC2バトン」
FC2ブログバトンの"ラーメン バトン"に参加しました。


- Q1 ズバリ、スープはの味は何が好き?
- A1 特にこだわらないけど、しいて言うなら、味噌か塩。
- Q2 麺のタイプは太麺?細麺?
- A2 どちらかといえば、細麺。
- Q3 ラーメンに乗ってたらうれしいトッピングは?
- A3 野菜がいい。
- Q4 最近いつラーメン食べた?
- A4 外で食べたのは、ずいぶん前。
- Q5 インスタントラーメンには野菜をいれる?
- A5 袋ラーメンだと、絶対に入れる。キャベツ、ニンジン、もやしなど。あと、卵や肉もいい。
- Q6 ごはんとラーメンは一緒に食べられる?
- A6 昔は食べたけど、今は無理。炭水化物倍増!
- Q7 屋台のラーメンを食べた事はある?
- A7 軽トラックのを買ったことはある。屋台に座って食べた経験はなし。
- Q8 麺は固め?やわらかめ?
- A8 やわらかめ。猫舌 → 冷ます → やわらかくなる。
- Q9 つけ麺ブームに関して、何か言いたい事はある?
- A9 まだ食べてない。昔、インスタントでもつけ麺、あったけどね。
- Q10 スープは全部飲む派?
- A10 残せない性分。
- Q11 ラーメンに胡椒は、かけますか?
- A11 食堂にあるようなオーソドックスなタイプなら、かけるかも。
- Q12 インスタントでもこれを入れるだけでお店の味!という調味料はありますか?
- A12 調味料は入れないな~。野菜入れるけど。



「肩こり解消術/あさイチ」
日本人に多い、肩こり。
中には、手がしびれる人も。
その解消法が紹介されていました。
「あさイチ」より、「今日からできる!肩こり解消術」のメモ書きです。
□ 整形外科からのアプローチ
姿勢と肩こりの関係は、よく言われますよね。
猫背だと肩甲骨がずっと前方に引っ張られる状態になって、それが筋肉の緊張を生んでしまい筋肉が疲れて疲労がたまるといった、悪循環のスタートになるのだそうです。
逆に、肩こりになりにくい姿勢は、頭と肩の位置が前に出すぎず、背筋がまっすぐに伸びている姿勢だそうです。
今、どうなってます?
首が前に出ていたり、背中が丸まっていたら、要注意。
頭(約6㎏ らしい)を支える筋肉が、かたくなって、疲労をため込んでいるかも。
□ 正しい姿勢で
熊本大学医学部付属病院では、背筋をまっすぐに伸ばして胸を張るように作られたバンドを、使っているのだそう。
これにより、9割近くの人に改善が見られたそうです。
何でも、2ヶ月ほど装着すると、肩こりを生みやすい前屈みの姿勢が矯正されるそう。
(これは市販のものではなくて、整形外科で診断を受けたうえで必要とされる方に処方されるものらしいです)
でも、先生が言うには、これだけではダメらしい。
まず姿勢を覚えて、装具なしでもいい姿勢が維持できるような筋肉をつける必要がある。
そこでやるのが、“壁に向けての腕立て伏せ運動”。
・腕をまっすぐに伸ばした位置で、壁の前に立つ。
・足は肩幅。
・脇を締めて、肘を下に曲げるようにして、腕立てをする。
これを1セット20回、1日5セットを目安に行う。
この運動で、肩甲骨を固定する“前鋸筋”が鍛えられる。
ここを鍛えると、肩甲骨の動きがスムーズになって、よい姿勢が保てるのだそう。
ちなみに、正しい姿勢とは、肩の位置と耳の位置が、垂直にまっすぐなっている状態。
また、頭の位置として、耳たぶと上唇が、水平にまっすぐになっている状態なのだそう。

□ 運動療法からのアプローチ
まずは、チェック。
お腹の上に左手を置いて、その上に右手を置きます。
この状態で、腕を回すのではなくて、肩だけを円を描くように回す。

→ この時、スムースに円を描ければいいのですが、円にならなかったり、ゴキゴキつっかえていたら、筋肉が固まっているのかも。
こんな時は、肩の周りの筋肉を伸び縮みさせて、コリを解消します。
・胸を張るような感じで、肘を真横に引く。
・そこから、両手を前に押し出す。
・この時、肩甲骨を後ろに押し出すようにする。
(前後に引っ張り合うイメージ)

また、逆の動きも。
・胸を張るようにして、肘を真横に引く。
・この時、お腹は出さずに、胸を張り出す。
・また、息を吸いながら胸を開き、
息を吐きながら、肩甲骨を伸ばす。

この運動は、3回くらいでいいそうです。
やりすぎると逆に、筋肉痛になるからと。
簡単な運動ですから、デスク上でも どうでしょう?
人が近くにいる場合は、テレビでやってたんだよ、とか言って。
□ 心理学からのアプローチ
肩こりと生活実態の調査をしたところ、肩こりがあると答えた人には、多くの共通点があったそうです。
そして、一番多かったのが、よく眠れていないという答え。
次に、腹が立つことが多いや生活に大きな変化があったというもの。
実験でも分かったのですが、肩こりのある人は、ストレスを感じやすいようです。
あるいは、我慢して溜め込むタイプの人は、肩こりになりやすい。
そこでやっているのが、“笑いヨガ”というもの。
これは、体のリズムを整えるヨガと笑いを効果的に組み合わせ、ストレスを発散して、肩こりを解消しようという試みです。
みんなで集まって、大いに笑い合う。
エクササイズとして笑うのも、実際に笑うのも、同じような効果があるらしいですよ。
□ その他
・パソコンを使っている時に、こらない姿勢は?
→ 胸が開く位置に腕を持ってくる
→ つま先とひざが垂直になるように座る
→ 背筋はまっすぐに
→ 頭を前に出さないようにする
猫背に注意!
・強いマッサージに頼るよりは、ストレッチを。
・寝返りしやすいように、枕を調節する。
→参考:「快眠のコツは枕と寝返り?/本当は怖い家庭の医学」
・歯の噛み合わせで、肩こりになることも。
→ あごを左右に動かしたときに、動かしにくいところがないか。
→ 一番いいのは、歯科でチェックしてもらう。
・急激に強い痛みが出た時は、他の病気も疑う。
→ 心筋梗塞や内臓の問題で、肩や背中に強い痛みが出ることがあるらしい。
→ また、手にしびれがある時などは、首のトラブルかもしれない。
→ こんな時は、お医者さんに相談した方がいい。
・冷湿布か、温湿布か?
→ 湿布本来の目的は、痛みを和らげる薬品を皮膚からしみ込ませること。
なので、冷たくするとか温かくするのは、おまけみたいなものらしい。
温湿布は刺激が強すぎて肌が荒れるという人は、冷湿布をした上から温めてもいいそうです。
・首をボキボキと鳴らさない。
→ やりすぎると、首の骨の変形を促す場合がある。


□
肩こりはないんですが、腰痛の影響か、背中がこることがあります。
どうしても同じ姿勢を長時間続けてしまうことが多いので、困りますね。
首や肩、背中を伸ばさないと。
ちょっと立ち上がって、伸びをしたりとかね。
姿勢もチェックしないといかんなぁ。
あとは、風呂上がりのストレッチか…
→ 「顔のたるみ チェックと対策 眼瞼下垂症/カラダのキモチ」
中には、手がしびれる人も。
その解消法が紹介されていました。
「あさイチ」より、「今日からできる!肩こり解消術」のメモ書きです。
□ 整形外科からのアプローチ
姿勢と肩こりの関係は、よく言われますよね。
猫背だと肩甲骨がずっと前方に引っ張られる状態になって、それが筋肉の緊張を生んでしまい筋肉が疲れて疲労がたまるといった、悪循環のスタートになるのだそうです。
逆に、肩こりになりにくい姿勢は、頭と肩の位置が前に出すぎず、背筋がまっすぐに伸びている姿勢だそうです。
今、どうなってます?
首が前に出ていたり、背中が丸まっていたら、要注意。
頭(約6㎏ らしい)を支える筋肉が、かたくなって、疲労をため込んでいるかも。
□ 正しい姿勢で
熊本大学医学部付属病院では、背筋をまっすぐに伸ばして胸を張るように作られたバンドを、使っているのだそう。
これにより、9割近くの人に改善が見られたそうです。
何でも、2ヶ月ほど装着すると、肩こりを生みやすい前屈みの姿勢が矯正されるそう。
(これは市販のものではなくて、整形外科で診断を受けたうえで必要とされる方に処方されるものらしいです)
でも、先生が言うには、これだけではダメらしい。
まず姿勢を覚えて、装具なしでもいい姿勢が維持できるような筋肉をつける必要がある。
そこでやるのが、“壁に向けての腕立て伏せ運動”。
・腕をまっすぐに伸ばした位置で、壁の前に立つ。
・足は肩幅。
・脇を締めて、肘を下に曲げるようにして、腕立てをする。
これを1セット20回、1日5セットを目安に行う。
この運動で、肩甲骨を固定する“前鋸筋”が鍛えられる。
ここを鍛えると、肩甲骨の動きがスムーズになって、よい姿勢が保てるのだそう。
ちなみに、正しい姿勢とは、肩の位置と耳の位置が、垂直にまっすぐなっている状態。
また、頭の位置として、耳たぶと上唇が、水平にまっすぐになっている状態なのだそう。

□ 運動療法からのアプローチ
まずは、チェック。
お腹の上に左手を置いて、その上に右手を置きます。
この状態で、腕を回すのではなくて、肩だけを円を描くように回す。

→ この時、スムースに円を描ければいいのですが、円にならなかったり、ゴキゴキつっかえていたら、筋肉が固まっているのかも。
こんな時は、肩の周りの筋肉を伸び縮みさせて、コリを解消します。
・胸を張るような感じで、肘を真横に引く。
・そこから、両手を前に押し出す。
・この時、肩甲骨を後ろに押し出すようにする。
(前後に引っ張り合うイメージ)

また、逆の動きも。
・胸を張るようにして、肘を真横に引く。
・この時、お腹は出さずに、胸を張り出す。
・また、息を吸いながら胸を開き、
息を吐きながら、肩甲骨を伸ばす。

この運動は、3回くらいでいいそうです。
やりすぎると逆に、筋肉痛になるからと。
簡単な運動ですから、デスク上でも どうでしょう?
人が近くにいる場合は、テレビでやってたんだよ、とか言って。
□ 心理学からのアプローチ
肩こりと生活実態の調査をしたところ、肩こりがあると答えた人には、多くの共通点があったそうです。
そして、一番多かったのが、よく眠れていないという答え。
次に、腹が立つことが多いや生活に大きな変化があったというもの。
実験でも分かったのですが、肩こりのある人は、ストレスを感じやすいようです。
あるいは、我慢して溜め込むタイプの人は、肩こりになりやすい。
そこでやっているのが、“笑いヨガ”というもの。
これは、体のリズムを整えるヨガと笑いを効果的に組み合わせ、ストレスを発散して、肩こりを解消しようという試みです。
みんなで集まって、大いに笑い合う。
エクササイズとして笑うのも、実際に笑うのも、同じような効果があるらしいですよ。
□ その他
・パソコンを使っている時に、こらない姿勢は?
→ 胸が開く位置に腕を持ってくる
→ つま先とひざが垂直になるように座る
→ 背筋はまっすぐに
→ 頭を前に出さないようにする
猫背に注意!
・強いマッサージに頼るよりは、ストレッチを。
・寝返りしやすいように、枕を調節する。
→参考:「快眠のコツは枕と寝返り?/本当は怖い家庭の医学」
・歯の噛み合わせで、肩こりになることも。
→ あごを左右に動かしたときに、動かしにくいところがないか。
→ 一番いいのは、歯科でチェックしてもらう。
・急激に強い痛みが出た時は、他の病気も疑う。
→ 心筋梗塞や内臓の問題で、肩や背中に強い痛みが出ることがあるらしい。
→ また、手にしびれがある時などは、首のトラブルかもしれない。
→ こんな時は、お医者さんに相談した方がいい。
・冷湿布か、温湿布か?
→ 湿布本来の目的は、痛みを和らげる薬品を皮膚からしみ込ませること。
なので、冷たくするとか温かくするのは、おまけみたいなものらしい。
温湿布は刺激が強すぎて肌が荒れるという人は、冷湿布をした上から温めてもいいそうです。
・首をボキボキと鳴らさない。
→ やりすぎると、首の骨の変形を促す場合がある。


□
肩こりはないんですが、腰痛の影響か、背中がこることがあります。
どうしても同じ姿勢を長時間続けてしまうことが多いので、困りますね。
首や肩、背中を伸ばさないと。
ちょっと立ち上がって、伸びをしたりとかね。
姿勢もチェックしないといかんなぁ。
あとは、風呂上がりのストレッチか…
→ 「顔のたるみ チェックと対策 眼瞼下垂症/カラダのキモチ」



「糖尿病診断の新基準/カラダのキモチ」
糖尿病の診断基準が、7月から改定されたといいます。
ぼんやりしたイメージだと、血糖値が高い=糖尿病、という感じがしますが、それだけではない?
日本人のおよそ5人に1人がかかっているといわれる、糖尿病。
その恐ろしさは、自覚症状がないところにあります。
なのに、心筋梗塞や脳梗塞など、合併症が進んでいってしまう。
9月5日放送の「カダラのキモチ」では、この糖尿病検査の新基準について、紹介。高血糖の怖さについても。
題して、「まだ大丈夫が危ない! 診断基準改定 糖尿病最前線」からのメモ書きです。

□ 今までの診断基準
血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度。
中でも一般的なのが、“空腹時血糖値”です。
前日の夕食後から絶食し、翌朝、採血して測定します。
空腹時血糖値の判定基準は、
・110mg/dl 未満が、正常型
・110~125mg/dl が、境界型
・126mg/dl 以上が、糖尿病型
とされていました。
でも、空腹時血糖の検査だけでは、落とし穴があるかもしれないといいます。
その落とし穴とは?
□ 血糖値は変動する
血糖値は、体温や血液と同じように、その時々によって変動しているそうです。
例えば、朝起きたばかりの時は血糖値は低く、その後 食事をすると上がりはじめ、30分~60分でピークに。
血糖値はこのような上下を、食事のたびに繰り返すそうなのです。
そのため、検査のタイミングで、糖尿病の判定は変わってしまうんですね。
しかも、血糖値は、食事の内容や体調によっても、変動するといいます。
ちなみに、糖尿病を診断する血糖値検査には、以下のようなものが。
・空腹時血糖値
・随時血糖値
・ブドウ糖負荷後2時間値
上記の理由から、今までは、1度の検査では、糖尿病だと判定できませんでした。
だから、以下のような流れがあった。
・健康診断などで、糖尿病型と診断
↓
・後日、再検査
2回以上診断して初めて、糖尿病だと確定できた。
でも、今年7月からは、違うといいます。
□ 新基準 ヘモグロビンA1c
今年7月からは、ヘモグロビンA1c という新しい指標が、診断基準に加わりました。
これにより、場合によっては、1日で糖尿病と診断できることに。
ヘモグロビンA1c とは、別名 糖化ヘモグロビンともいい、ヘモグロビンにブドウ糖がくっついたもの。
ざっくりいうと、ヘモグロビンが砂糖まみれになった割合が、ヘモグロビンA1c であると。
高血糖になると、多くのブドウ糖がヘモグロビンとくっつくため、ヘモグロビンA1c の値が高くなります。
また、この数値は、過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映するため、食事などで変動しません。
以前から、ヘモグロビンA1c は補助診断として使われていたのですが、この7月からは、6.1%として、新しい診断基準に入っている。
糖尿病の新診断基準
・ヘモグロビンA1c … 6.1%以上
かつ、以下のどれかを一つでも満たせば、糖尿病と診断される。
・空腹時血糖値 … 126mg/dl以上
・随時血糖値 … 200mg/dl以上
・ブドウ糖負荷後2時間値 … 200mg/dl以上
□ インスリン抵抗性
肥満は糖尿病につながりやすいといいます。
太って内臓脂肪が増えると、インスリンの効きを悪くする悪いホルモンの分泌が増えるのだというのです。
それは、“インスリン抵抗性”という病態。
通常、血液中のブドウ糖が増えると、すい臓は、インスリンというホルモンを分泌します。
このインスリンが細胞にある鍵を開け、ブドウ糖を筋肉や脂肪などの組織に取り込む働きをしているため、血糖値は一定に保たれています。
しかし、肥満によって脂肪細胞が増えると、インスリンの働きを悪くするホルモンが分泌され、血糖値が下がらなくなってしまう。
これが、インスリン抵抗性というもの。
肥満から糖尿病を発症する、主な原因とされています。
□ 日本人は糖尿病になりやすい?
日本人はインスリンの分泌が弱い民族だといわれているのだそう。
欧米人に比べるともともとインスリンの分泌量が少ないため、血糖値を下げにくい体質なのだとか。
我々のご先祖が食べていた食事(日本食)では、多量のインスリンの分泌は必要なかったんですね。
だから、そういう身体になっている。
ところが、だんだんと欧米型の食事が浸透してきたため、身体の方がついていけなくなってしまった。
□ 高血糖の怖さ
血糖が上がると、全身の血管が障害されて、最終的には、命に関わることも。
高血糖の状態が長く続くと、血液中のブドウ糖が血管にこびりつきます。すると、細い血管が詰まり、糖尿病の3大合併症の原因になってしまう。これを、“細小血管障害”といいます。
ちなみに、合併症には、以下のようなものが。
・足先のしびれや、感覚障害 → 糖尿病神経障害
・糖尿病網膜症
・糖尿病腎症
そして、動脈硬化も。
特に、食後に血糖値が高く上がってしまう人が動脈硬化になりやすいのではないか、といわれているのだそう。
というのも、血糖値の急激な変動が食事のたびに繰り返されると、血管が強いダメージを受け、心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まるのです。
このように恐ろしい糖尿病ですが、大事になるのが、早期発見と早期治療。
番組で紹介されたある人は、会社の健康診断で糖尿病と判明。しかし、自覚症状がないため、生活習慣を改めることはありませんでした。
ところが、40歳を過ぎたころに、異変が生じます。
街を歩いていた時、突然、脚がうっ血したような状態になり、歩けなくなってしまったのです。
慌てて病院に行ったところ、空腹時血糖値は 261mg/dl 、ヘモグロビンA1c は 11% もありました。
重度の糖尿病で、すい臓が疲れ果てていたのです。
すぐに入院し、インスリン治療を開始。
さらに、糖尿病の基礎知識や合併症の危険性を学びました。
これにより、意識が変わりました。
退院後、食事と運動で、血糖のコントロールを開始。
ご飯の量も毎回計量し、おかずも、野菜中心のメニューに。
さらに、食後に、エアロバイクを30分こぎます。
このような生活改善で、血糖値もヘモグロビンA1c も、ほぼ正常値になりました。
ただし、インスリン治療は、今も続けているそうです。
繰り返しになりますが、糖尿病は、早期発見と早期治療が第一。
自覚症状がないから大丈夫だとは思わずに、年に1回の健康診断と、正常値を超えた場合の病院の受診は、徹底した方がよさそう。
そして、暴飲暴食や運動不足など、生活習慣を改めることが大事です。
一生おいしくものを食べるということを考えると、少しくらいの努力も、しょうがないですね。
ある程度自己管理できれば、おいしくものを食べられるということで。
→ 「カラダのキモチ 最終回と目次」
□
何年も前だと、実は、血糖値の値はオーバーしていました。
再検診を受けたこともあります。
幸い糖尿病の診断は受けませんでしたが、生活を改善するように助言されました。
でも、自覚症状がないこともあって、そのまま。
ただ、別の理由で、食事の管理と運動をはじめました。
おかげで今は、健康診断で引っかかることはなくなりました。
糖尿病の心配もないようです。
あのままの生活を続けていたら…
時々、そう思います。
もう、歳も歳なので、危なかったかも。
健康には、ちょっとした手間や努力が必要なんですね…
ぼんやりしたイメージだと、血糖値が高い=糖尿病、という感じがしますが、それだけではない?
日本人のおよそ5人に1人がかかっているといわれる、糖尿病。
その恐ろしさは、自覚症状がないところにあります。
なのに、心筋梗塞や脳梗塞など、合併症が進んでいってしまう。
9月5日放送の「カダラのキモチ」では、この糖尿病検査の新基準について、紹介。高血糖の怖さについても。
題して、「まだ大丈夫が危ない! 診断基準改定 糖尿病最前線」からのメモ書きです。

□ 今までの診断基準
血糖値とは、血液中のブドウ糖濃度。
中でも一般的なのが、“空腹時血糖値”です。
前日の夕食後から絶食し、翌朝、採血して測定します。
空腹時血糖値の判定基準は、
・110mg/dl 未満が、正常型
・110~125mg/dl が、境界型
・126mg/dl 以上が、糖尿病型
とされていました。
でも、空腹時血糖の検査だけでは、落とし穴があるかもしれないといいます。
その落とし穴とは?
□ 血糖値は変動する
血糖値は、体温や血液と同じように、その時々によって変動しているそうです。
例えば、朝起きたばかりの時は血糖値は低く、その後 食事をすると上がりはじめ、30分~60分でピークに。
血糖値はこのような上下を、食事のたびに繰り返すそうなのです。
そのため、検査のタイミングで、糖尿病の判定は変わってしまうんですね。
しかも、血糖値は、食事の内容や体調によっても、変動するといいます。
ちなみに、糖尿病を診断する血糖値検査には、以下のようなものが。
・空腹時血糖値
・随時血糖値
・ブドウ糖負荷後2時間値
上記の理由から、今までは、1度の検査では、糖尿病だと判定できませんでした。
だから、以下のような流れがあった。
・健康診断などで、糖尿病型と診断
↓
・後日、再検査
2回以上診断して初めて、糖尿病だと確定できた。
でも、今年7月からは、違うといいます。
□ 新基準 ヘモグロビンA1c
今年7月からは、ヘモグロビンA1c という新しい指標が、診断基準に加わりました。
これにより、場合によっては、1日で糖尿病と診断できることに。
ヘモグロビンA1c とは、別名 糖化ヘモグロビンともいい、ヘモグロビンにブドウ糖がくっついたもの。
ざっくりいうと、ヘモグロビンが砂糖まみれになった割合が、ヘモグロビンA1c であると。
高血糖になると、多くのブドウ糖がヘモグロビンとくっつくため、ヘモグロビンA1c の値が高くなります。
また、この数値は、過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映するため、食事などで変動しません。
以前から、ヘモグロビンA1c は補助診断として使われていたのですが、この7月からは、6.1%として、新しい診断基準に入っている。
糖尿病の新診断基準
・ヘモグロビンA1c … 6.1%以上
かつ、以下のどれかを一つでも満たせば、糖尿病と診断される。
・空腹時血糖値 … 126mg/dl以上
・随時血糖値 … 200mg/dl以上
・ブドウ糖負荷後2時間値 … 200mg/dl以上
□ インスリン抵抗性
肥満は糖尿病につながりやすいといいます。
太って内臓脂肪が増えると、インスリンの効きを悪くする悪いホルモンの分泌が増えるのだというのです。
それは、“インスリン抵抗性”という病態。
通常、血液中のブドウ糖が増えると、すい臓は、インスリンというホルモンを分泌します。
このインスリンが細胞にある鍵を開け、ブドウ糖を筋肉や脂肪などの組織に取り込む働きをしているため、血糖値は一定に保たれています。
しかし、肥満によって脂肪細胞が増えると、インスリンの働きを悪くするホルモンが分泌され、血糖値が下がらなくなってしまう。
これが、インスリン抵抗性というもの。
肥満から糖尿病を発症する、主な原因とされています。
□ 日本人は糖尿病になりやすい?
日本人はインスリンの分泌が弱い民族だといわれているのだそう。
欧米人に比べるともともとインスリンの分泌量が少ないため、血糖値を下げにくい体質なのだとか。
我々のご先祖が食べていた食事(日本食)では、多量のインスリンの分泌は必要なかったんですね。
だから、そういう身体になっている。
ところが、だんだんと欧米型の食事が浸透してきたため、身体の方がついていけなくなってしまった。
□ 高血糖の怖さ
血糖が上がると、全身の血管が障害されて、最終的には、命に関わることも。
高血糖の状態が長く続くと、血液中のブドウ糖が血管にこびりつきます。すると、細い血管が詰まり、糖尿病の3大合併症の原因になってしまう。これを、“細小血管障害”といいます。
ちなみに、合併症には、以下のようなものが。
・足先のしびれや、感覚障害 → 糖尿病神経障害
・糖尿病網膜症
・糖尿病腎症
そして、動脈硬化も。
特に、食後に血糖値が高く上がってしまう人が動脈硬化になりやすいのではないか、といわれているのだそう。
というのも、血糖値の急激な変動が食事のたびに繰り返されると、血管が強いダメージを受け、心筋梗塞や脳梗塞の危険が高まるのです。
このように恐ろしい糖尿病ですが、大事になるのが、早期発見と早期治療。
番組で紹介されたある人は、会社の健康診断で糖尿病と判明。しかし、自覚症状がないため、生活習慣を改めることはありませんでした。
ところが、40歳を過ぎたころに、異変が生じます。
街を歩いていた時、突然、脚がうっ血したような状態になり、歩けなくなってしまったのです。
慌てて病院に行ったところ、空腹時血糖値は 261mg/dl 、ヘモグロビンA1c は 11% もありました。
重度の糖尿病で、すい臓が疲れ果てていたのです。
すぐに入院し、インスリン治療を開始。
さらに、糖尿病の基礎知識や合併症の危険性を学びました。
これにより、意識が変わりました。
退院後、食事と運動で、血糖のコントロールを開始。
ご飯の量も毎回計量し、おかずも、野菜中心のメニューに。
さらに、食後に、エアロバイクを30分こぎます。
このような生活改善で、血糖値もヘモグロビンA1c も、ほぼ正常値になりました。
ただし、インスリン治療は、今も続けているそうです。
繰り返しになりますが、糖尿病は、早期発見と早期治療が第一。
自覚症状がないから大丈夫だとは思わずに、年に1回の健康診断と、正常値を超えた場合の病院の受診は、徹底した方がよさそう。
そして、暴飲暴食や運動不足など、生活習慣を改めることが大事です。
一生おいしくものを食べるということを考えると、少しくらいの努力も、しょうがないですね。
ある程度自己管理できれば、おいしくものを食べられるということで。
→ 「カラダのキモチ 最終回と目次」
□
何年も前だと、実は、血糖値の値はオーバーしていました。
再検診を受けたこともあります。
幸い糖尿病の診断は受けませんでしたが、生活を改善するように助言されました。
でも、自覚症状がないこともあって、そのまま。
ただ、別の理由で、食事の管理と運動をはじめました。
おかげで今は、健康診断で引っかかることはなくなりました。
糖尿病の心配もないようです。
あのままの生活を続けていたら…
時々、そう思います。
もう、歳も歳なので、危なかったかも。
健康には、ちょっとした手間や努力が必要なんですね…


