【健康嗜好品】 生姜ココア クルミ 緑茶のポリフェノール効果/ゲンキの時間


嗜好品で、健康増進!

高血圧や動脈硬化を予防する。


◆ ココアの効果的な飲み方。

 (1) 豆乳はちみつココア。

 (2) 生姜ココア。


◆ 青魚に負けない、血液サラサラ効果。

クルミに含まれる α-リノレン酸が体内に入ると、EPAやDHAに変わる。


◆ 緑茶と脳卒中。

カテキンが、血圧を上昇させる酵素の働きを抑える。

90℃以上のお湯で、淹れるべし。



ドクネット:戸田中央総合病院 嗜好品外来 心臓血管センター内科 椎名一紀。

 愛知学院大学 心身科学部 健康栄養学科 大澤俊彦。

 食品医学研究所 平柳要。



2017年9月10日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「カカオポリフェノールで健康増進! ココアの効果的な飲み方とは?」からのメモ書き。

今回は、後編です。




ゲンキの時間 カカオポリフェノール




ココアの効果的な飲み方


ササミ
高血圧や動脈硬化の予防改善につながる、カカオポリフェノール。

実は、それを、飲み物で効果的に摂る方法があるのだとか。


それが、「ココア」

血圧、動脈硬化、脳の血流が改善するのではないかと、期待されています。



そんなココアの効果を、さらに高める飲み方があるらしい。



 <ココアの効果的な飲み方>



<生姜(しょうが)ココアの作り方>


(1) ピュアココア 5g を、200ml のお湯で溶きます。

(2) そこに、皮ごとすりおろした生姜を、小さじ1杯(約5g)加える。

(生姜は、チューブの場合は、約7.5g で)



生姜ココア


ピュアココアとは、砂糖などを加えてないココアパウダーのことです。


甘味が欲しい時は、ハチミツを入れてください。



これを教えてくれたのが、食品医学研究所の 平柳要 先生。

先生曰く、これは「最強の組み合わせ」。

生姜に含まれるショウガオール(辛味成分)には、血液サラサラ効果があります。

そして、ココアに豊富なカカオポリフェノールには、血管拡張作用がある。

そのため、継続することで、しなやかな血管を保てる効果があるのだとか。




<豆乳はちみつココアの作り方>


(1) ピュアココア 5g を、10ml の熱湯で溶きます。

(2) そこに、温めた豆乳 120ml を加える。

(3) はちみつ 小さじ2杯を入れて、よく混ぜ、お召し上がりください。



豆乳はちみつココア


平柳要 先生の解説。

豆乳のイソフラボン、はちみつのケルセチンは、共に、血管をしなやかにするポリフェノール。

血圧が気になる方には、おススメなのだそう。



(ハチミツは、1歳未満の乳児には食べさせないでください)
 



血液サラサラ食材


ササミ
嗜好品外来では、他にも勧めてるものが…。

それには、血液をサラサラにする青魚と同じような効果があると言います。

ゆえに、青魚が苦手な人や、摂る機会が少ない人に、勧めているそうです。


その食材とは、「クルミ」


クルミには、α-リノレン酸が含まれています。

この植物性の脂肪酸が体内に入ると、EPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸に変わるのだそうです。


「EPA」は、血中の血小板が固まるのを防ぎ、血栓を予防してくれます。

「DHA」は、赤血球を柔軟にし、毛細血管内での赤血球の流れを、スムーズにしてくれる。


クルミに多く含まれる α-リノレン酸は、体内に入ると、10~15%が、オメガ3脂肪酸(EPAやDHAなど)に変化するんですね。

クルミ5個分で、およそ塩サバ1枚とほぼ同等の オメガ3脂肪酸が摂れる計算になります。


<オメガ3脂肪酸>


 クルミ5個:約2700mg

 塩サバ1枚:約2680mg


大魚が苦手な人には、うってつけ。
 



緑茶と脳卒中


ササミ
緑茶も、おすすめ嗜好品の一つらしい。


椎名先生の解説。

「緑茶を1日に 4~5杯 飲む人は、それ以下の人に比べ、脳卒中や心筋梗塞になる人が少ない」


緑茶摂取頻度と脳卒中発症リスクのグラフ。


緑茶摂取頻度と脳卒中発症リスク


お茶を全く飲まない人を100%とすると、1日に4杯以上飲む人は、そのリスクが80%にまで抑えられています。


これは、お茶に含まれる「カテキン」というポリフェノールが、血圧を上昇させる酵素の働きを抑えるためだと考えられている。


カテキンを多く抽出するには、90℃以上の比較的熱めのお湯で淹れるのがコツ。

また、粉茶にして茶葉ごと飲めば、多くのカテキンが摂取できます。




ドクネット


引き続き、戸田中央総合病院 心臓血管センター 内科の 椎名一紀 先生に、教えていただきます。


<はちみつ>


ハチミツは、ケルセチンをはじめとする、ポリフェノールの宝庫。

吸収が早く、すぐに脳のエネルギーとなるため、朝の摂取は効果的です。


ただし、摂り過ぎは、禁物。

そのまま舐める場合は、1日に大さじ1杯が目安だとか。

また、1歳未満の乳児には、食べさせないでください。




<嗜好品外来は、どんな人でも行けるの?>


生活習慣病が気になる人であれば、どなたでも受診可能だそうです。

特に、健康診断を受けて血圧が少し高いだとか、悪玉コレステロールの数値が高めの人などは、受診してみてはどうかと。

上の血圧が、140~160mmHg 以下なら、嗜好品で改善する可能性があるらしい。

ただ、160mmHg を超える人は、対象外となるケースも。






<おススメ嗜好品と摂取量の目安>


1日の摂取目安量です。


ダークチョコレート:20~30g

クルミなどのナッツ類:30g

赤ワイン:1~2杯

緑茶:4~5杯



嗜好品外来ですすめる食材


ただし、基本は、バランスの良い食生活だといいます。

嗜好品だけに頼るのは、やめましょう。





病気にならない!  生姜ココア健康法






[関係する記事]

 → 【ワインと健康】 レスベラトロールと長寿遺伝子

 → 【血管若返り】 NOを増やす運動と食事

 → 「緑茶でがん予防 掛川市の深蒸し茶」




tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 生活習慣病 高血圧 動脈硬化





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【嗜好品外来】 高血圧にダークチョコレート/ゲンキの時間


健康とは真逆のイメージがある嗜好品(しこうひん)ですが、中には、意外なものも。


◆ 血圧を下げる。

◆ 善玉コレステロールが増える。

◆ 血管内の炎症を抑え、動脈硬化のリスクが低下。


ダークチョコレートは、カカオ含有量が多く、ポリフェノールが豊富。

70%以上のものを、1日に 20~30g 食べよう。



ドクネット:戸田中央総合病院 嗜好品外来 心臓血管センター内科 椎名一紀。

ゲスト:的場浩司。

ゲンキスチューデント:春香クリスティーン。

ゲンキリサーチャー:X-GUN (西尾季隆&さがね正裕)。



2017年9月10日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 賢く食べて健康増進! ~ 知らなきゃ損する嗜好品」からのメモ書き。

今回は、前編になります。




ゲンキの時間 嗜好品外来




嗜好品外来とは?


エノキ
さあ、今回のテーマは何でしょうか?

ササミ
「嗜好品」です。

「健康のためには控えましょう」と言われるイメージがありますが、逆もあるようですよ。

健康のために摂った方がいい嗜好品も、あるんです。





番組出演者が好む嗜好品は、何なのでしょうか?


渡辺満里奈さんは、ワイン。

春香クリスティーンさんは、チョコレート、マシュマロ、ジュース。

三宅裕司さんは、お酒。仕事終わりのビールと日本酒は、最高です。

ゲストの的場浩司さんは、甘いもの・スイーツ大好きで有名。特に、プリンが大好きだそうです。





まずは恒例の、基礎クイズから。


Q)嗜好品の説明について、次の空欄を埋めてください。


嗜好品とは( A )摂取を目的とせず、味やにおい( B )を楽しむための物。

ちなみに、「嗜好品」という言葉を初めて使ったとされる人物は、( C )である。











答えは、「A:栄養」「B:刺激」「C:森鴎外」

1888年、森鴎外は、日本食に関する演説を行い、そこで初めて、「嗜好品」という言葉を使ったと言われています。




【嗜好品】

栄養のためでなく、味わうことを目的にとる飲食物。酒・茶・コーヒー・タバコなど。

(大辞林)







X-GUN の二人が向かったのは、埼玉県は戸田市にある、戸田中央総合病院。

ここには、「嗜好品外来」があるんです。

担当するのは、心臓血管センター内科の 椎名一紀 先生。


「例えば、血圧が少し高めの方とかですね、コレステロールが少し高めの方。だけども、薬を飲むほどではないという方に、そういった生活習慣病が進行するのを予防する意味で、いろんな嗜好品を使ってみるという」

「そういう楽しんで健康増進、ていうのが、目的なんですよ」


嗜好品外来は、およそ2年前、日本で初めて開設されました。

前述のとおり、嗜好品は本来、栄養摂取を目的とせず、味やにおい、刺激などを楽しむ、食品や飲料のこと。

しかし、近年、一部の嗜好品が健康増進につながることが、判明したんです。

こちらの外来では、主に「高血圧」や「動脈硬化」の予防や改善を目的に、嗜好品を勧めているのだそう。



X-GUN の二人も、受診することになりました。

流れは、こんな感じ。


 「問診票記入」→「血液検査」→「CAVI検査」


まずは、「問診票」に、運動などの生活習慣や、普段よく食べる食材などを、詳細に記入します。

続いて、「血液検査」と、動脈の硬さなどを調べる「CAVI(キャヴィ)検査」を行い、その結果から、血管年齢を算出。

状態によっては、心電図、頸動脈エコー、脳のMRIなどの検査を行うケースも。


嗜好品外来


これらの検査結果から、それぞれの患者さんに合った、おススメの嗜好品を見つけるのだそう。




さて、X-GUN のふたりは、どんな嗜好品を勧められるでしょうか?


西尾さんは、糖尿病の治療を、すでに行っています。

なので、かかりつけ医師の治療を優先。

残念ですが、嗜好品での治療は、適応外でした。


では、さがねさんは、どうでしょう?

検査結果を見ると、血圧が高め。

正常範囲だけど、少し高い。

これを、「正常高値(せいじょうこうち)」と言うのだそう。

嗜好品で血圧を下げるには、ちょうどいいかもしれません。


さがねさんは食生活に偏りがあるので、まず、食事の内容を見直すよう、アドバイス。

そのうえで、血圧を比較的よく下げるという食品が、勧められました。

それが、「ダークチョコレート」


椎名先生が勧めるチョコレートには、条件があります。

どうも、原料のカカオに関係しているようですよ。


それは、「カカオの含有量が高いチョコレート」




ダークチョコレートの健康効果


ササミ
カカオの含有量が高いチョコレートとは、どんなものなのでしょう?


X-GUN の二人が向かったのは、神奈川県は足柄上郡にある、カカオ専門の加工工場。

「大東カカオ中井工場」だ。


さっそく、原料となるカカオを見せてもらうことになりました。


西アフリカや中南米など、熱帯地域で収穫される、カカオ豆。

もととなる種子は、白い果肉に包まれています。

それをバナナの葉などに包んで、1週間ほど発酵させる。

すると、あの茶色いカカオ豆になるんです。


工場では、世界中から入荷するカカオ豆を、まず、麻袋から取り出します。

それを殺菌した後、熱風を吹きかけて、焙煎する。

この焙煎したものを すりつぶすと、「カカオマス」になります。

カカオ100%に近い状態ですね。


カカオ加工工場


市販されているチョコレートは、このカカオマスに、砂糖やミルクを入れて、加工したものです。

カカオマスの割合は、だいたい、30~40%だという。


今回、特別に、カカオマス100%のチョコレートを、試食させてもらうことに。


うわ~っ、口に入れた途端、X-GUN 二人の顔が歪みました。

相当、苦いようです。

絶句するぐらい。


工場の人のお話。

「基本的には、カカオマスが多ければ多いほど、苦いです」

「で、ポリフェノールが豊富」


嗜好品外来で勧めている「カカオの含有量が多い」チョコレートは、「カカオポリフェノールが多い」チョコレートのこと。


椎名先生の解説。

「チョコレートに含まれるポリフェノールがですね、心臓や血管に良い効果があると言われています」

「で、ポリフェノールを多く含むのは、カカオの含有量が70%以上のもの」

「摂る量に関しては、1日 20~30g ぐらいですね」




さて、実際の効果は、どうなんでしょう?


嗜好品外来に通う患者さんの話を、聞いてみましょう。




[体験談]


74歳の女性、Aさん。

通院歴は、1年半です。


嗜好品外来は、食べ物で血圧に良いものを教えてもらうために、受診しました。

もともと、血圧が高めだったんですね。


勧められたのは、チョコレート。

Aさんは、カカオマス70%以上のものを、毎日 20~25g 摂取しています。

朝食後と夕食後に、5g のものを2個程度。1日に、4~5個だという。

そうすることで、間食も控えるようになったのだとか。


1年後、上の血圧は、こんなに変化したそうです。


 140以上 → 127


140以上はザラで、高い時は 150~160以上だった上の血圧が、「127」に。

下も、「67」まで下がったのだそう。



さらには、Aさんにチョコレートを勧められた友人たちにも、変化が。


78歳女性、Bさん。

150~160 あった上の血圧が、今は、上が「110」で、下が「72」に。

(これは、有酸素運動と減量を同時に行った結果です)


71歳女性、Cさんも、血圧の数値が落ち着いてきたそうです。



高血圧の予防・改善につながる、カカオポリフェノール。


実は、3年前、このカカオポリフェノールの効果を検証する大規模な実証実験が、日本で行われたんです。(愛知県蒲郡市)

参加者の数は、347人。

カカオマス 70%以上のチョコレートを、毎日 25g 摂取しました。

それ以外は普段通りに生活し、4週間後の健康状態を調査したんです。


この実験の指揮を執ったのが、この方。

愛知学院大学 心身科学部 健康栄養学科の 大澤俊彦 先生。


「高血圧群に入る人を対象にしましたら、ぐ~んと数値が大きく下がったんですね」

「だけど、正常血圧に近い人は、ほとんど差がない」


参加者のうち、高血圧気味だったのは、82人。

この人たちは、4週間 カカオポリフェノールを摂取したことで、平均「6」血圧が下がりました。


カカオポリフェノールと血圧


その理由を、大澤先生は、こう推測します。

「血圧が下がるというのは、いろんな考え方があるんですが、その中で、一酸化窒素 NO が、血管をしなやかに、滑らかにするという効果が、あるんです」

「これを、遺伝子レベルで、カカオポリフェノールは高めて、それによってですね、血管がしなやかに、滑らかになるんですね」



<カカオポリフェノールの効果>


(1) 血管壁をやわらかくする一酸化窒素(NO)を活性化させる働きがある。

(2) 動脈硬化の予防になる善玉コレステロールを、増やす。

(3) 血管内の炎症を抑え、動脈硬化のリスクを低下させる。






糖尿病、肥満を解消 おいしい!高カカオチョコ健康レシピ (主婦の友ヒットシリーズ しあわせMOOK)






後編に続きます。




tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 生活習慣病 動脈硬化 高血圧





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【天然甘味料】ネイチャスイートソース/ゲンキの時間


ダイエットやメタボ対策の天敵といえば、砂糖(糖質)ですよね。

今回は、ヘルシーな「天然甘味」に注目。


 (1) メープルシロップ

 (2) ハチミツ

甘いのに低カロリーで、血糖値が上がりにくく、高血圧予防や免疫力アップの効果が。



 (3) 甘酒(別名 飲む点滴)

米麹にはペプチドが多く含まれ、夏バテや胃もたれに最適。

酒粕に含まれるレジスタントプロテインは、悪玉コレステロールを減らしてくれる。

飲むのは常温で、きな粉をプラスし、美肌を目指す。



ドクネット:東京女子医科大学 内科学(第二)講座 市原淳弘 主任教授。

ゲンキスチューデント:IMALU。

ゲンキリサーチャー:ザ・たっち(たくや&かずや)。

ゲスト:藤原紀香。



2017年5月28日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 甘いのに健康で美しくなれる! ~ 世界が注目! ネイチャースイートソース」からのメモ書きです。




ゲンキの時間 天然甘味 ネイチャスイートソース




メープルシロップとハチミツ


ササミ
今、世界中の健康志向の方々が注目しているアイテムがあるのだという。

それが、「ネイチャースイートソース」

甘いのに、こんな特徴があるといいますよ。


 ・低カロリー。

 ・血糖値が上がりにくい。

 ・高血圧予防や免疫力UPの効果。


でも、こんな夢のような話、本当にあるんだろうか?




ネイチャースイートソースが世界で注目されるようになったのは、WHOが2015年に糖質の摂取基準を厳しくしたのが、きっかけの一つと言われています。



そこで、恒例の基礎クイズ。


Q)WHOが定めている砂糖の摂取制限は、1日にティースプーン何杯分でしょうか?

 A:約3杯。

 B:約5杯。

 C:約8杯。











答えは、「B:約5杯」

重さでいうと、「25g程度」

肥満や病気を予防するため、それまで 50g未満だった摂取制限を、25g未満に変更したんです。





最初に紹介するのは、暮らしに身近な、2つのネイチャースイートソース。


向かったのは、埼玉県秩父市にある とある施設です。

何やら液体を煮詰めているようですよ。


実は、カエデの樹液を煮詰めて、メープルシロップを作っているのだ。


秩父地方は「冷温帯」と呼ばれ、夏と冬の寒暖差が、40℃近くあるんです。

その環境が、メープルシロップの原料となる「カエデの木」の育成に適しているらしい。

なので、メープルシロップと共に、カエデの木の生産量も、日本トップクラス。


MAPLE BASE 井原愛子さんのお話。

「メープルシロップはですね、冬の寒い時期、2月から3月にかけて、秩父の山奥で採取したカエデの樹液をですね、エバポレーターという機械で煮詰めて、だいたい 1/40 ぐらいになるまで煮詰めまして、メープルシロップを作ります」


秩父のメープルシロップ


煮詰めることで、砂糖を使わなくても、自然由来の甘味が生まれるのだ!






もう一つの暮らしに身近なネイチャースイートソースが、こちら。

おなじみの「ハチミツ」です。


はちみつ


(ハチミツは、1歳未満の乳児には食べさせないでください)



メープルシロップとハチミツ。

それぞれの主な効果は、次の3つ。


 <メープルシロップ&ハチミツの健康効果>

 ・低カロリー。

 ・血糖値が上がりにくい。

 ・高血圧予防、免疫力UP。




実際、どれほど低カロリーなんでしょうか。

管理栄養士の柴田真希さんに、教えてもらいます。


100gあたりのカロリーを比較すると、こうなります。


<カロリー>

 砂糖:384kcal。

 メープルシロップ:257kcal。

 ハチミツ:294kcal。



砂糖より、カロリーが低いですね。



では、甘さはどうでしょうか?

糖度計で、比較します。

(砂糖は、15gに水3ccを加えて、測定)


 <糖度>

 砂糖:67.6。

 メープルシロップ:56.8。

 ハチミツ:70.2。



低カロリーなのに、甘さはバッチリ あるようですね。

ハチミツにいたっては、砂糖よりも甘い。

つまり、より少量ですみます。




では、血糖値の上昇については、どうなるでしょうか?


比較するのは、「GI値」

GI値とは、食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを測った値です。

数値が低ければ低いほど、血糖値の上昇がゆるやかになり、肥満はもちろん、糖尿病などの病気予防に、つながる。


 <GI値>

 砂糖:109。

 メープルシロップ:46。

 ハチミツ:88。




メープルシロップもハチミツも、砂糖と同じぐらい甘いのに、カロリーは低い。

しかも、血糖値は上がりにくいと。


まさに、「罪悪感のない甘み」です。




<病気予防>


メープルシロップは、高血圧を予防するカリウムが豊富。

塩分を、身体の外に排出してくれます。

(腎臓に病気がある方は、カリウムの摂取に注意しましょう)



では、ハチミツはどうでしょうか?

専門家に話を伺いましょう。

京都産業大学 総合生命科学部の 竹内実 先生です。

「私たちの研究室で、ハチミツに免疫作用を活性化するという研究の成果が出てきました」


そう、ハチミツは、免疫力UPの効果が期待できるのだ。


免疫細胞の一つ、「好中球」。

ゆっくりと動いていた好中球ですが、そこにハチミツを垂らすと、動きが活発に。

ハチミツを加えた途端、運動速度が5倍になったそうです。





こんなにすごい、メープルシロップとハチミツ。

2つのソースを賢く摂る方法は、砂糖の代わりに、料理に使うこと。



<メープルシロップのメリット>

 ・料理にコクが出る。



糖とアミノ酸を加熱することによって、香気成分が生まれ、料理にコクが出る。


メープルシロップには、樹液だからこその香気成分が含まれており、ハチミツよりもコクが出るのが特徴。

それだけでなく、肉じゃがなどを作る際に、砂糖の代わりに使えば、カロリーも抑えられるので、おススメです。




<ハチミツのメリット>

 ・肉料理をやわらかくする。



ハチミツに含まれるブドウ糖と果糖は、肉の繊維に入り込み、焼いた時、たんぱく質が固まるのを防ぎます。

また、肉を分解する「プロテアーゼ」という酵素も入っているので、よりやわらかくなるんです。


というわけで、おススメは、ステーキ。

ステーキの両面にハチミツを薄く塗り、15~20分後に焼くと、やわらかくなるそうですよ。




甘酒の効果


ササミ
次に紹介するネイチャースイートソースは、日本生まれ。

別名「飲む点滴」とも言われます。


向かったのは、東京都は千代田区にある「天野屋」。

創業171年、江戸時代から続く老舗だという。


迎えてくれたのは、大女将の天野寿美子さんと、女将の天野史子さん。

お二人とも、肌がすごくきれいです。

若々しいうえに、病気知らずだという。

これも、飲む点滴と呼ばれる日本のネイチャースイートソースの効果なのだろうか。


その正体は、「甘酒」でした。


広く飲まれるようになったのは、甘酒売りが登場した江戸時代。

当時の庶民の暮らしを描いた「守貞謾稿(もりさだまんこう)」にも、その様子が知らされています。

その頃から、疲労回復などに効果があるといわれ、庶民の健康を支える飲み物だったらしい。



では、天野屋では、甘酒をどのように作っているのでしょう?


まず、蒸籠(せいろ)で、お米を蒸します。

その後、同量の米麹(こめこうじ)と混ぜ合わせる。


甘酒には、米麹から作るものと、酒粕(さけかす)から作るものがあり、天野屋では、米麹の甘酒を提供しています。

酒粕のものとは違い、砂糖を一切使わないのが、特徴の一つ。


蒸しあがった米と米麹を、1対1の割合で混ぜ合わせ、その後、60℃の温蔵庫に入れ、約10時間発酵。

これで終わりではなく、甘さを引き出すため、常温に出して、2~3日ならします。


完成した甘酒のもとに水を加えれば、米麹の甘酒の完成だ。


米麹の甘酒




そんな甘酒の具体的な健康効果を、専門家に教えてもらいましょう。

東京都は新宿区にある、東京女子医科大学病院。

内科学(第二)講座 主任教授の 市原淳弘 先生です。


「甘酒というのはですね、ビタミンB群、アミノ酸、ブドウ糖、オリゴ糖、これら栄養素を、たくさん含むんですね」

「しかもですね、発酵していますので、吸収しやすくなっているんです」

「ですので、飲む点滴と呼ばれているんです」


 栄養を吸収しやすい=飲む点滴


様々な栄養が詰まっていて、しかも吸収しやすい、甘酒。

中でも、砂糖を使わない米麹の甘酒には、より多くの健康効果があります。


これからの暑い時期、夏バテや胃もたれが増えてきますよね。

そんな時、飲む点滴が、非常に効果を発揮してくれるのだ。




<甘酒の消化に関する実験>


2つのシャーレに、食べ物に見立てたデンプンを入れ、その中央にくぼみを作ります。

1つには 米麹で作った甘酒を、もう1つには 酒粕で作った甘酒を、垂らす。

保温庫で、約24時間保管。

結果を分かりやすくするため、それぞれに、ヨウ素液を垂らしました。

すると、こんな結果に。


米麹の方は、デンプンが分解され、色がついていません。

これは、体内に置き換えれば、食べ物が消化されたということ。

つまり、消化酵素が多いことを意味しています。


でも、なぜ、そうなったのでしょうか?


米麹の甘酒には、「ペプチド」という成分が含まれているんです。

そのペプチドの作用の1つに、消化酵素の作用があって、胃もたれや夏バテに最適なんですね。

さらに、血圧の上昇を抑える効果が期待できるため、高血圧を気にする人にもおススメ。




一方、酒粕の甘酒には、どうなメリットが?


カギとなるのは、酒粕の甘酒に多く含まれる、「レジスタントプロテイン」です。

レジスタントプロテインは、脂を吸着して、体外に排出してくれるのだ。


つまり、酒粕の甘酒を飲めば、肥満の解消や、様々な病気の原因となる悪玉コレステロールを減らす効果が、期待できると。

(ただし、肥満解消のためには、砂糖の摂り過ぎに注意してくださいね)



最後に、ザ・たっちが聞きました。

「ちなみに、先生は、甘酒は作る派ですか? 買う派ですか?」


すると、市原先生が答えた。

「私は丑年(うしどし)ですから、買う派です」


 牛=COW(カウ)=買う


バンザーイ! バンザーイ!




ドクネット


引き続き、東京女子医科大学 内科学(第二)講座の 市原淳弘 主任教授に、教えていただきます。


甘酒の飲み方には、ポイントがあるようですね。


 常温で飲む。


米麹の甘酒は、温めすぎると、ペプチドの効果がなくなる恐れが。

また逆に、温度を下げ過ぎると、ペプチドの作用が鈍る。

(冷蔵庫から出して、常温にして飲みましょう、とのこと)




<おススメ ちょい足しレシピ>


 米麹の甘酒+きな粉


きな粉を加えると、食物繊維が豊富になり、腸内環境を良くする効果が期待できます。

さらに、女性ホルモンに似た「イソフラボン」も摂取することができる。

市原先生いわく、「美しさや健康を維持するためには、最も適した組み合わせじゃないでしょうか」。


きな粉+甘酒



(甘酒にはカロリーや糖分が含まれているため、飲み過ぎに注意してください)

(また、酒粕の甘酒には 1%未満の微量のアルコールも含まれているので、飲用には注意してください)






夏でもおいしい麹甘酒で健康になる (ホーム・メディカ・ブックス・ビジュアル版)






三宅裕司さんと藤原紀香さんが出演する舞台、「熱海五郎一座 『消えた目撃者と悩ましい遺産』」(6/2~27 新橋演舞場)のチケットが発売中とのこと。




[関係する記事]

 → 「酒かす(酒粕)でコレステロールを減らす」

 → 「酒粕が悪玉(LDL)コレステロールを減らす」

 → 【オクラ】ネバネバにする方法&アレンジレシピ




tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 食べ物 コレステロール 生活習慣病





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