【シワ たるみ 改善体操】 あなたは何タイプ?
肌を脅かす、冬の2つの敵。
それは、「乾燥」と「肌冷え」。
さらには、「姿勢」や「筋膜」も影響する。
簡単チェックでタイプ分けし、体操で改善しましょう。
2019年2月17日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 10歳若返る! ~ シワ・たるみ 撃退術」からのメモ書きです。

□ 冬の2つの敵

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

美容から、「しわ たるみ 二重あご」について。
気になる「ほうれい線」や「マリオネット・ライン」。
「目尻のシワ」や「頬のたるみ」。
これ、どうにかならないだろうか?
というわけで、「老け顔改善」について学んでいきます。
一人目の専門家(シワ消し職人)は、この方。
東京銀座スキンケアクリニックの 三浦麻由佳 院長です。
冬の肌には、「2つの敵」がいるという。
第一の敵 : 「乾燥」
空気が乾燥するこの時期は、角質層の水分保持機能が低下し、硬くなって、キメが乱れることで、小じわが できやすくなるのだ。
三浦先生によれば、季節によって、スキンケアの方法は、変えた方がいいのだそう。
夏は、「化粧水」 や 「乳液」 など、さっぱりしたもの。
冬はそれに加え、「クリーム」「ワセリン」といった、保湿力が高いものを使用するとよい。
また、ファンデーションは、保湿力が高いリキッドに、さらに乳液を混ぜると、効果がアップする。
冬は、日中も化粧の上から 崩れない程度に、「化粧水」 をスプレーし、保湿を維持しましょう。
<男性の注意点>
男性は、脂性(あぶらしょう)だと思う人が多い。
しかし、髭剃りの際、皮脂まで取れてしまい、より乾燥しやすくなる傾向があるので、要注意。
(T字カミソリを使う人、皮脂が一緒に取れてませんか?)
皮脂は、水分の蒸発を防ぐために大切なものです。
髭剃り後は、クリームを塗るなどしましょう。
まだ、大敵がいますよ。
第二の敵 : 「肌冷え」
皮膚には、「TRPV4(トリップ ブイ フォー)」という、たんぱく質があるんです。
この TRPV4 には、温度センサーの役割があると言われてきました。
さらに 新たな研究で、33℃ で活性化し、皮膚のバリア機能を高める効果があると、分かってきたのだ。
肌の温度が 33℃ → 皮膚のバリア機能が回復。
肌の温度が 28℃ → 回復力が低下する。
では、具体的に、どういう対策をすればいいのでしょうか?
<肌冷え対策>
外出時は、マスクで 保湿・保温すること。
室内では、蒸しタオルなどで、温めるとよい。
女性の場合、化粧の前と化粧落としの後、蒸しタオルで温めると効果的。
男性なら、髭剃りの前後がいい。
(床屋さんで、やってくれますよね)
□ タイプ別の体操

続いては、運動生理学からのアプローチを。
二人目の専門家は、この方。
首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科の 竹井仁 教授です。
(テレビでおなじみの先生だ)
先生は、顔だけでなく、全身のバランスに注目。
例えば、猫背姿勢が、顔にも影響を与えるのだという。
竹井先生といえば、「筋膜リリース」ですよね。
「筋膜」は、全身で複雑につながっています。
例えるなら、まるで、全身タイツのよう。
猫背の場合だと、首の後ろが縮み、首の前が 下に引っ張られる格好に。
筋膜がつながっているとすると、つまり、こんな感じに。

ちょっと大袈裟かもしれないけど、怖いですよね。
たるむのは、重力のせいだけでなく、筋膜の引っ張りもあると。
下に引っ張られる → 無理に目を開けようとする → 額にシワが。
また、「モダイオラス(車軸点)」といって、顔の 上部の筋肉と下部の筋肉をつなぐ点が、下に引っ張られて、下がってしまいます。
竹井先生が言いたいのは、こう。
顔の体操をするときは、姿勢が良くないと、意味がない。
さらに、シワや たるみは、習慣や癖で、できやすい場所があるのだとか。
これにより、4つのタイプに分類される。
それがこれだ。
ほうれいブル : ほうれい線
でこジワサル : おでこのシワ
アゴなしセイウチ : アゴのたるみ
目だるみタヌキ : 目周辺のたるみ
(な…なかなかキツイ、言い方ですね)
<老け顔動物セルフチェック>
(1) 片側だけで噛む癖がある。
(2) 口呼吸になっている。
(3) パソコンやスマホを見る時間が長い。
(4) 会話が少ない。
(5) 太っている。
(6) やわらかいものばかりを食べる。
(7) 目を大きく開くことができない。
(8) よく眉間にシワを寄せている。
みなさん、どれに当てはまりますか?
(1) と (2) に該当する人は、口や頬がたるみやすい → ほうれいブル。
(3) と (4) に該当する人は、目がたるみやすい → 目だるみタヌキ。
(5) と (6) に該当する人は、アゴがたるみやすい → アゴなしセイウチ。
(7) と (8) に該当する人は、おでこの筋肉がうまく使えていない → でこジワサル。
ということで、ここからは対策編です。
まずは、4つのタイプに共通する体操から。
<猫背改善 筋膜リリース>
(1) 姿勢を正して、アゴを引きます。
腕を肩の高さに上げ、左右の人差し指を、くっつける。
(2) そのまま、ヒジを支点にして、手の平が前を向くように、肩甲骨を引き上げて、10秒キープする。
(3) アゴを引いたまま、舌を 前に 斜め上に突き出し、10秒キープ。
(4) 次に、姿勢はそのままで、口角を耳の方向に引き上げ、10秒キープ。
(5) さらに、口角は上げたまま、目を見開いて、10秒キープ。
(6) 最後に、顔全体を大きく開いて、10秒キープする。


単に変顔をしているわけではありません。
良い姿勢で、顔の体操をすることで、下に引っ張られたものを、上に持ち上げてるんです。
頭皮あたりが持ち上げられている感じ、しませんか?
続いては、口や頬がたるみやすいタイプに。
<ほうれいブル 改善体操>
(1) 背筋を伸ばし、アゴを引きます。
(2) アゴの真ん中に、両手の 人差し指・中指・薬指を当てる。
(3) 唇の下側に沿って、口角の横まで、指を滑らせて持ち上げ、30秒キープ。

続いては、目がたるみやすいタイプ用。
<目だるみタヌキ 改善体操>
(1) 両手の 4本の指で、眉の下側、目の下の順に、数回 さすりましょう。

次は、アゴがたるみやすいタイプ用。
<アゴなしセイウチ 改善体操>
(1) アゴの下のくぼみに、両手の 人差し指・中指・薬指を 置く。
(2) そのまま、アゴの下を滑らせ、エラに向かって、ゆっくり、指で数回さすりましょう。

最後は、額の筋肉がうまく使えないタイプ用。
<でこジワサル 改善体操>
(1) 姿勢を正して、アゴを引きます。
(2) 右の手の平を おでこに、左の手の平を 後頭部に当てる。
(3) 右手で おでこを 引っ張り上げながら、目を大きく開き、左手は 後頭部を引き下げて、30秒キープ。

回数の目安は、4つの体操とも、それぞれ 3セットを、朝昼晩に分けて行うとよい。
余裕が出てきたら、キープする時間を延ばしましょう。
□ 耳のシワが病気のサイン?

3人目の専門家は、東海大学医学部 基礎診察学系 健康管理学の 山田千積 講師です。
山田先生によると、シワやたるみと言っても、身体の中で 良くないことが起きているケースがあるのだとか。
先生が注目したのは、「糖化(とうか)」。
糖化とは、体内のたんぱく質と 摂取したブドウ糖が 結合すること。
進行すると、「AGE(最終糖化物質)」という悪玉物質に変化するのだ。
皮膚のたんぱく質である「エラスチン」が 糖化されると、シワや たるみの原因になる。
そして怖いのが、血管も糖化のダメージを受けること。
血管が糖化すると、動脈硬化へと つながってしまうんです。
耳たぶのシワは、動脈硬化のシグナル。
耳には動脈が多く、動脈硬化で血流が滞ると、栄養が届かず、斜めのシワができやすくなる。

<糖化しやすい生活習慣>
・ カロリーオーバー。
・炭水化物や糖質の摂りすぎ。
気になる人は、生活習慣を見直しましょう。
<糖化対策>
・ ビタミンB1とビタミンDを摂る。
食材では、ビタミンB1が豊富な「豚肉」。
ビタミンDが豊富な「鮭」や「キノコ類」がおススメ。
今の季節だと、これらを食材とした「鍋」にするとよい。
野菜もたくさん食べられるし、湯気が 保湿・保温になります。

糖化予防には、「ベジタブルファースト」もおススメ。
食事の際、最初に野菜を食べるようにしましょう。
血糖値の急上昇も、予防できますよ。
早食いを控え、よく噛みましょうね。

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【動物で笑顔に】 アニマルセラピーの世界
毎年恒例、若干、寝込んでおりました。
何とか閲覧はしてたのですが、更新がご無沙汰人ってしまいましたね。
花粉が本格的に飛び出したら、春先にまた、寝込むでしょう。
(なんじゃそら)
リハビリ投稿ということで、本日はこれになります。
ただカワイイだけじゃない、アニマルセラピーの力。
動物と触れ合うことで起こる、変化とは?
2018年8月26日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 癒し効果に寿命も延びる! ~ アニマルセラピー」。

□ 動物と癒し

さあ、今回のテーマは何でしょう?

ズバリ、「アニマルセラピー」について。
動物による癒し。
その言葉はよく耳にしますが、具体的に、何がどうなるのでしょう?
どのような、良い影響があるのでしょうか?
その秘密に、迫っていきましょう。
なんと、米国では、医師から出される処方箋に、「ペットを飼いましょう」と書かれることがあるのだとか。
そして日本でも、その力が注目されているのだ。
日々お疲れの人も、家に帰ってペットと触れ合うことで、笑顔に。
その時、身体では、何が起こっているのでしょう?
キーワードとなるのが、「オキシトシン」。
動物と触れ合うことで、これが上がるというのです。
オキシトシンとは、動物などと触れ合うことで、人が「心地よい」と感じると、脳から分泌されるホルモンのこと。
そもそも、出産時の陣痛を促したり、母乳の分泌を促したりする作用のある、ホルモンなんです。
【オキシトシン】
視床下部で生合成され、脳下垂体後葉から分泌されるホルモン。出産時の子宮収縮作用や乳の分泌促進作用がある。
oxytocin 。
(大辞泉より)
以上のような特徴から、「オキシトシン」は 「母性ホルモン」とも呼ばれます。
しかも、男女ともに分泌されることが、近年、判明したのだ。
その瞬間というのが、「動物と触れ合う時」なんですね。
オキシトシンの特徴は、もう1つあります。
それが、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌を抑えること。
動物と触れ合う → オキシトシンが分泌 → コルチゾールを抑制。
ストレスは万病のもとですから、アニマルセラピーには大きな効果があることになる。
何もないと、無表情だったり、眉間にしわが寄ったり、いやなことを考えてしまったり。
でも、動物と触れ合うことで、笑顔になったり、いやなことを忘れたりと、いいことがある。
対人だと、あれこれ考えてしまう人も、動物相手では、無心になれますしね。
相手が無垢だけに、こっちも無垢に近づくというわけ。
オキシトシンは、高齢になっても減りません。
そう、年齢に関係なく、分泌するのだ。
だから、高齢者にも効果アリ。
でも、ここで疑問が…。
<動物に興味がない人は?>
結論から言えば、増える人もいれば、増えない人もいる。
その差が出るポイントが、これです。
「感情を抑えず、動物と接すること」
例えば…
我を忘れてじゃれ合う → 増える。
緊張してぎこちなくなる → 増えない。
ということは、大事なのは「慣れ」になりますね。
最初は ぎこちなくても、慣れてくれば、自然と接することができる。
硬かった表情も、自然とほぐれてきて、やがて、笑顔に。
これが大事なんです。
このような特徴があるので、ある老人ホームでは、動物が大活躍。
みんなのアイドル的存在になっているのだ。
ワンちゃんなら、気兼ねなく話しかけられますよね。
あいさつ代わりに、タッチ。肌のふれあいだ。
まるで、いつも孫がいるよう。
ケンカだって止めちゃうほどのパワー。
オキシトシンが増えると、愛情や信頼感が増し、人と人との絆が深まるのだそう。
そのおかげで、コミュニケーションが増えて、人と人とがつながる機会も増えて、認知症やうつ病の予防にもつながる。
□ ドクネット
東邦大学 名誉教授で 精神科医の 有田秀穂 先生に、教えていただきます。
有田先生は言います。
「動物と触れ合って分泌されるオキシトシンには、いろいろな健康効果があります」
「子育てが終わった人たちには、動物が代わりになるので、おススメです」
<大事なことは?>
オキシトシンの分泌には、「心地よさ」を感じることが、絶対条件。
互いに気持ちよく触れ合うことが、大事です。
<離れている場合は?>
実家に残してきているなど、なかなか会えない場合は、どうなんでしょうか?
そんな時は、動画でも OK!
慣れ親しんだペットと、映像を介して触れ合うことでも、オキシトシンは分泌されます。
大切なのは、「心地よい」と感じることなのだ。
もちろん、写真でもいい。
ぬいぐるみでも、いいそう。
見た目や手触りにより、「心地よさ」を実感できる。
動物が苦手な人にも、おススメです。
□ 介助犬と一緒に

こんな経験をした人がいます。
48歳の女性、Aさん。
27歳の時、倒れてしまいました。
病名は、脳梗塞。
その後、後遺症で、右半身が麻痺してしまった。
車椅子生活になり、気分も沈んでしまったという。
それまで 当たり前にできていたことが、できない。
何をするにも不自由で、それが心身を蝕んでいきました。
あきらめることが増え、生きる希望を失いかけた。
そんな中、転機となったのが、ウイッシュとの出会いでした。
ウイッシュは、介助犬。
賢く、頼りになる存在なのだ。
介助犬とは、手足に障害がある方々の、日々の生活をサポートするため、特別な訓練を受けた犬のこと。
利用者の生活に合わせ、訓練されます。
車椅子を引くこともあれば、重い扉を開けることだってある。
靴だって、脱がせてくれます。
冷蔵庫を開けて、指示したものを持ってくるなんてことも。

もちろん、ウイッシュも大活躍しています。
落としたペンを、拾ってくれる。
立ち上がる時は、支えにだってなる。
それまで、一人ではできなかったことが、できるようになりました。
そして、暮らしだけでなく、気持ちにも大きな変化が。
ウイッシュがいるから、外出しようという気にもなる。
リハビリも、頑張る気になったという。
あきらめかけていた人生から、可能性に満ち溢れた毎日に、世界は変わったのです。
「ホントに、ベストパートナー。人生を良く、明るく楽しく過ごしていくための同志ですね」と、Aさんは笑いました。
介助犬は、(落ちたものを拾うなど)遊び感覚で利用者をサポートするので、利用者側に 精神面での負担(うしろめたさ)が少ないそうです。
現在、活躍している介助犬の数は、75頭(2018年現在)。
ちなみに、利用できる人は、このようになります。
<介助犬の対象者>
・ 18~50歳代。
・ 障がい者手帳を持っている。
・ 本人が自立と社会参加を目標にしている。
□ おまけ


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【味噌汁】 選び方と3つの食材
血糖値が気になる、血圧を下げたい。
そんな人にも おススメの、味噌スープがある。
おみその種類によって、それぞれ効能があるのだ。
具材からは、足りない栄養を補いたい。
最後には、「冷製 チーズケーキ風 味噌汁」も紹介します。
2019年2月3日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 血糖値 血管 疲労に効く! ~ 激ウマみそ汁で お悩み解消」。

□ みそワールド

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

ズバリ、「味噌汁」について。
日本人には馴染み深い「味噌汁」ですが、今、その健康効果が見直されているんです。
そのポイントを、紹介しましょう!
ワカメに豆腐、大根にタマネギ、ネギ、ナス、ジャガイモ、ナメコ、シジミ。
各家庭によって、具も様々ですよね。
ネット上では、時々、論争になることも。
「あさげ」「ゆうげ」など、インスタントの登場で、ぐっと手軽になり、やがて、生みそタイプが主流に。
今では、フリーズドライ製品も、たくさん出ています。
軽い小さなものをパックから取り出し、お湯を注ぐと、お椀の中で 味の小宇宙が 広がってゆく。
でも、気になることも、ありませんか?
・ 血圧が上がらないだろうか?
・ 血糖値は、大丈夫だろうか?
そんな点についても、見ていきましょう。
教えてくれるのは、共立女子大学 家政学部の 上原誉志夫(うえはら よしお) 教授です。
<味噌汁の健康効果>
味噌には、「必須アミノ酸」が 8種類も含まれている。
さらには、「ビタミンE」で、老化防止。
「サポニン」で、動脈硬化予防。
これらの健康効果も、期待できるのだ。
<血糖値>
血糖値が気になる人は、「麦味噌」を。
まだ研究段階ですが、麦麹(むぎこうじ)に含まれる成分に 血糖値を下げる効果があると、考えられている。
また、熟成が進めば進むほど、「メラノイジン」が出ます。
味噌の色も、熟成期間に関係するんですよ。
熟成期間が短いほど白く、長いほど赤黒くなる。

「メラノイジン」とは、発酵や熟成の過程で作られる「褐色成分」のこと。
これに、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果があると考えられているのだ。
血糖値を下げたい人は、麦味噌で熟成期間が長いものが おススメ。
[ 全国の麦味噌 ]
愛媛 麦南予 : 麦麹の自然な甘味を楽しめる。
薩摩 櫻島 : 通常の4倍の麦を使用。
長崎 麦の波 : 麦の香りと深いコクが特徴。
<子どもにも食べやすいのは>
それなら、「米味噌の白」がおススメ。
なぜなら、米味噌は、クセがなく、食べやすいから。
また、白味噌は、まろやかで あっさりしている。
<血圧>
米味噌の白は、血圧にもいいんです。
「GABA」が豊富で、これには血圧を下げる効果が。
また、「米麹」には、塩分を排出する働きがある。
[ 全国の米味噌の白 ]
信州 糀(こうじ)つぶ味噌 : 米麹をたっぷり使用。
岡山 大吟 : 大吟醸のようなフルーティーな風味が楽しめる。
京都 西京味噌 : 塩分が少なく甘みがある。
□ 食材選び

時には、論争になることさえある、味噌汁の食材。
上原先生は、「3つの食材」を推薦します。
<食材(1) 根菜類>
ゴボウやレンコンなど、食物繊維が豊富。
<食材(2) ほうれん草 ワカメ>
これらは、カリウムが豊富。
<食材(3) 肉 魚>
たんぱく質が豊富なものも入れる。
つまり、不足しがちな栄養素「食物繊維」「カリウム」「たんぱく質」を、バランスよく 摂取しようというわけです。
味噌汁には、さらに利点が!
そう、たとえ栄養素が煮汁に溶け出したとしても、汁ごと飲むので、だいじょうブイ!
(古いっ!)
できれば、ダシにも力を入れたい。
おススメは、昆布とカツオの「合わせダシ」。
昆布 : 植物性のグルタミン酸。
鰹節 : 動物性のイノシン酸。
この2つの旨味成分が合わさることで、味に深みが出るのだ。
<ちょっとポイント>
逆と合わせると、補い合う。
植物性の昆布ダシは、お肉などと相性がいい。
動物性のカツオダシは、野菜と相性がいい。
(ほうれん草のおひたしに、かつお節が合うのと、同じ)
これらを踏まえ、2つの味噌汁が完成しました。
[1] 血糖値が気になる人用
味噌 : 麦味噌の赤。
食材 : アサリ、ゴボウ、オクラ、大根、ニンジン。
ダシ : 昆布と鰹節。
[2] 血圧を下げたい人用
味噌 : 米味噌の白。
食材 : ほうれん草、カブ、レンコン、豆腐。
ダシ : 昆布と鰹節。

皆さんも、お好みの味噌汁を、見つけてください。
□ ドクネット
引き続き、共立女子大学 家政学部の 上原誉志夫 教授に、教えていただきます。
<豆味噌は?>
豆味噌は、他の味噌に比べて、亜鉛が豊富。
細胞の新陳代謝を助けてくれます。
大豆イソフラボンも多いので、骨の形成を助けてくれ、骨粗しょう症の予防にもなる。
<いいとこ取りの味噌>
味噌によって期待される健康効果は違うのですが、いちいち選ぶのは面倒くさい。
そんな人のために、万能味噌が誕生!
作り方は簡単、「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」を、それぞれ、「 1:1:1 」で合わせるだけ。
これなら、特定の味噌だけ余ることもなくなりますね。
旨味だって、相乗効果で、UP!
(赤か白かは、問わないとのこと)
□ クッキング

さあ、最後は、作り方だ!
教えてくれるのは、管理栄養士の 柴田真希さん。
使うのは、「米味噌」「麦味噌」「豆味噌」を「 1:1:1 」で混ぜた「合わせ味噌」です。
<血管若返り>
<サバ缶とトマトの味噌汁>
材料 : 2人分
3種の合わせ味噌 : 大さじ1
サバ缶 : 1/2缶
トマト : 1/2個
水 : 300cc
タマネギなど、お好みの野菜も。
(サバ缶とトマトの旨味を活かすので、ダシはとりません)

サバに含まれる「EPA」「DHA」が 動脈硬化を予防し、血圧を安定させてくれる。
また、トマトの「リコピン」にも、動脈硬化を予防する効果が。
さらに、リコピンは、加熱されることで、吸収率がアップするのだ。
<疲労回復>
<カレー風 味噌汁>
材料 : 2人分
3種の合わせ味噌 : 大さじ1
豚肉 : 80g
ニンニク(すりおろし) : 小さじ1
カレー粉 : 大さじ2
ごま油 : 大さじ1/2
だし汁 : 300cc (昆布と鰹節)
長ネギなど、お好みの野菜も。

ご存知の通り、豚肉の「ビタミンB1」には、疲労回復効果がある。
また、ニンニクの「アリシン」が、ビタミンB1の吸収を促進してくれる。
さらに、カレー粉が、新陳代謝を上げてくれるのだ。
最後は、酒粕と豆乳を使った、なんちゃってスイーツ。
<美肌>
<冷製 チーズケーキ風 味噌汁>
材料 : 2人分
3種の合わせ味噌 : 大さじ1
酒粕 : 600g
豆乳 : 300cc
レモン汁 : 大さじ3
砂糖 : お好みの量
イチゴなど、お好みの果物も。
(1) やわらかくした酒粕と味噌、砂糖、レモン汁を混ぜ合わせ、少しずつ豆乳を加える。
(例:耐熱容器に、細かく ちぎった酒粕を入れ、少量の豆乳を加えて、ラップをして、10秒ずつ 様子を見ながら チンして、ペースト状にしておくとか)
(2) 仕上げに、イチゴなど、お好みの果物をトッピングしてください。

酒粕には、「ビタミンB2」や「たんぱく質」など、肌の生成に必要な成分が、豊富。
また、豆乳には、女性ホルモンに似た働きをする「イソフラボン」がたっぷり。
トッピングに「ビタミンC」が豊富なフルーツを使えば、さらにいい。
味噌パワーで、健康に!
好みの具材で、楽しんじゃいましょう!
□ まとめ
<味噌選び>
・ 血糖値が気になる人は、麦味噌で 熟成期間が長いものを。
・ 血圧を下げたい人は、米味噌の白を。
・ 面倒な人は、3種類の味噌を合わせる。
<3種の食材>
・ 食物繊維が多い、根菜類(ゴボウ、レンコンなど)。
・ カリウムが豊富な、ほうれん草やワカメ。
・ たんぱく質が豊富な、肉や魚。
それぞれの味噌の栄養成分の比較。
(大さじ1 18g あたり)



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【ヒートショック】 室温は 18℃ 以上に
寒い季節は、お風呂場での事故が増えます。
その原因となるのが、温度差。
血管のダメージを少なくするには、どうすればいいのでしょうか?
神戸大学で研究されている、腸内細菌と動脈硬化の関係。
血栓のもとを溶かしてくれる食材も、紹介します。
2019年 1月 20日 放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」(第340回)より、「~ 忍び寄る 心筋梗塞&脳梗塞 ~ ヒートショックの恐怖」からのメモ書きです。

□ 寒暖差に要注意

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

ズバリ、「ヒートショック」について。
高齢になると怖いのが、「脳梗塞」や「心筋梗塞」ですよね。
その「月別死亡者数」を見ると、10月から増え始め、1月と2月にピークを迎えています。
そう、この季節が、一番危険なのだ。
その原因の一つと考えられているのが、本日のテーマ。
「ヒートショック」
【ヒートショック】
急激な温度変化が身体に及ぼす影響。血圧の急変動や脈拍が速くなるなど。(大辞林)
温度の急変で体がダメージを受けること。冷凍倉庫で作業した後、急に真夏の炎天下に出たときや、暖房の効いた部屋から寒い廊下に出たときなどに起こる。脈拍や血圧が上昇して、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす要因となりうる。(大辞泉)
ヒートショックは、決して他人事ではないんです。
入浴中の死亡者数は、年間 1万9千人。
これは、交通事故死亡者数の約4倍なんですよ。
お風呂の脱衣所、寒いですよね。
浴室も、最初は 冷え冷え。
服を脱ぐわけだから、なおさらです。
暖房の効いた部屋から、脱衣所や浴室へ。しかも、裸になる。
この寒暖差が、危険のもと。
気を失ってしまうケースだって、あるのだ。
<メカニズム>
急な寒さを感じる → 体から熱を逃さないように 血管が収縮 → 血圧が上昇。
健康な人でも、血圧はこのように変動します。
(あくまで一例ですが)
暖かいリビング「130」→ 脱衣所「154」→ 入浴中「131」
暖かい場所から 寒い場所に行って、血管が収縮して、血圧が上昇。
湯船につかって 温められ、血管が緩んで、血圧が下降。
このように、血圧が急変動してしまうのだ。
そのせいで、血管に大きな負担がかかってしまうんですね。
さらには、毎日のことなので、負担の蓄積は大きくなる一方。
この血管のダメージが、大病につながってしまうのでした。
怖いのは、お風呂場だけではありません。
「廊下」や「トイレ」も、要注意。
だって、廊下やトイレには、暖房器具を置いてないでしょ。
それだけ、寒暖差があるということなんです。
□ 18℃の壁

血管のダメージを少なくしようと思えば、温度差が小さい生活をするのがよい。
では、部屋の温度は、どのくらいにすればいいのでしょう?
こんな研究結果があります。
室温が「18℃未満」の家で生活を続けると、心筋梗塞などのリスクが高まるというのだ。
さらに、夜中の 0時に 18℃を下回る家に住む人は、18℃以上に住む人に比べ、10年後に 6.7倍も 高血圧を発症しやすいというデータも。
血管のことを考えるなら、室温は 18℃ 以上に。
血管のダメージを少なくするには、温度差をなくすのが肝要。
なので、トイレや廊下にも 暖房器具を置く方がいいようです。
また、洗濯物を干したり、新聞を取りに行くなど、ちょっと外に出る場合には、ちゃんと上着を羽織るなどして、温かくした方がよいのだ。
温度差を侮らない!
□ 血液の問題

万病のもとといえば、ストレス。
そう、ストレスも、血管にとって怖い存在なんです。
ストレスが血圧に影響するのは、よく知られていること。
その際、「フィブリン」という血栓のもとが生まれることがある。
このフィブリンが、血液の流れを悪くするんですね。

通常、フィブリンは 1時間ほどで、徐々に消えます。
しかし、常に イライラやプレッシャー 恐怖など ストレスがあると、血栓になってしまう可能性だってある。
<対策>
イライラしたら、深呼吸。
それで自律神経が整い、血圧を下げると共に、フィブリン発生の予防になります。
ゆっくり、深い呼吸を心がけましょう。
また、ストレス源が特定できているなら、それを避けるのも、選択肢の一つです。
(可能なら、ということになりますが)
対策が期待できる食材もあります。
それが、「納豆」。
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」が、直接フィブリンを溶かしてくれるのだ。
□ ドクネット

帝京大学 医療技術学部の 川杉和夫 教授に、教えていただきます。
<お風呂の温度は、何℃がいいの?>
川杉先生によれば、「お風呂の温度が高ければ高いほど、血栓ができる可能性が高まる」のだとか。
血管内には、血栓を溶かす「t-PA」と、血栓を大きくする「PAI-1」(パイワン)が、分泌されます。
熱いお風呂に入ると、この「PAI-1」が増加してしまうんです。
「PAI-1」は血栓を作るだけでなく、「t-PA」の働きを妨害するので、よくないのだ。
お湯の温度設定は、41℃以下に。
入浴時は、足元から かけ湯をしましょう。
<水風呂や交代浴>
サウナで、水風呂。そんな人も、いるかもしれませんね。
でも、いきなり水風呂に入ると、一気に血管が収縮してしまいます。
それだけ、リスクが高まるので、あまりよくない。
□ 腸内細菌との関係

神戸大学 大学病院 研究科 内科学講座 循環器内科学分野の 山下智也 先生に、お話を伺いました。
「腸内細菌が、動脈硬化に、関与している可能性がある」と、先生は言います。
腸内にいる細菌は、「数百種類」。数でいえば、「約100兆個」にもおよぶ。
そのうち、ある細菌が 心筋梗塞や脳梗塞に深く関与していることを、山下先生は突き止めたのだ。
いわゆる悪玉菌と呼ばれる「リポポリサッカライド」が、血管に炎症を起こし、動脈硬化を悪化させている可能性がある。
では、対策として、何をすればいいのでしょう?
そのカギとなるとが、「バクテロイデス」という菌。
この菌が、動脈硬化を予防している可能性があるのだ。
バクテロイデスを増やすには、食物繊維を多く摂ればいい。
食物繊維を摂ることは、便通をよくするだけでなく、心筋梗塞の予防にも つながるんですね。
山下先生たちは、現在、腸内細菌「バクテロイデス」を使って動脈硬化を治療する方法を、研究中です。
これからに、期待しましょう。

脱衣所やお風呂場は、暖かく。
できれば、トイレや廊下も。
温度差に注意しましょう!

食物繊維も、忘れずに!

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tag : 健康カプセル!ゲンキの時間 動脈硬化 高血圧



【ショウガ緑茶】 で高血圧予防/ ゲンキの時間
冬の薬味の代表、生姜を大特集!
殺菌、冷え改善、高血圧予防。
高知県いの町で、食べ方を教えてもらいました。
緑茶を加えることで、冬の最強ドリンクになるぞ。
2018年12月23日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」より、「~ 血管力・冷え・疲労に効果アリ! ~ 薬味で健康的に年越し大作戦」(第338回)からのメモ書きです。

□ 生姜の健康効果

さあ、今回のテーマは何でしょうか?

食材から、「冬の薬味」について。
中でも、冬の薬味といえば、「ショウガ(生姜)」ですよね。
冷え性改善を期待している人も、多いのでは?
<ショウガに期待される健康効果>
(1) 殺菌作用。
(2) 冷え性改善。
(3) 高血圧改善。
ショウガは、お寿司の「ガリ」や、焼き魚の「はじかみ」に使われます。
これは、おいしいだけでなく、殺菌作用を期待してのもの。

<ショウガのおいしい食べ方>
地元の農家では、皮ごと、ショウガをすりおろします。
というのも、皮と身の間に、「ジンゲロール」や香り成分が多いから。
効率よく栄養成分を摂取する方法を、知ってか知らずか、昔ながらに やってたんですね。
・ ショウガは、洗えば、皮ごと食べられる。
・ すりおろす時も、皮ごと。
「冷ややっこ」や、「カツオのたたき」にのせたり。
「生姜の佃煮」もあります。
これは、ショウガを醤油やみりんなどで、3時間煮たもの。

すでに知っている方も多いかもしれませんが、ショウガは生で食べるだけでなく、加熱するのもポイント。
生の時は、「ジンゲロール」という成分。
それが加熱することで、「ショウガオール」という成分に変わるのだ。
このショウガオールが、冷え性に効くんですね。
100℃で 60分 蒸した場合、生のショウガ 1g あたりの相当量が、こう変わるというデータがある。
生のショウガ : ジンゲロール 664.3 ショウガオール 14
加熱したショウガ : ジンゲロール 619.9 ショウガオール 50
(単位は μg/g)
ショウガオールは、胃腸の血行を促進し、熱を身体の深部に蓄えるという働きがある。
これで冷えが改善されるんです。
ショウガをたくさん食べる生姜農家の人たちは、冷え性知らず。
さらに期待される効果があります。
それが、「血管拡張作用」。
つまり、血圧を下げてくれるのだ。
ジンゲロールやショウガオールには、血管を広げる作用があるんですね。
寒い季節は、血圧も上がりがちです。
そんな時におススメなのが、この飲み方。
<しょうが緑茶>
(1) 生のショウガを、皮ごと、すりおろす。
(2) 100℃に沸騰したお湯は使用せず、80℃以下に冷ましたお湯を使います。
それで、緑茶を淹れてください。
(3) 緑茶の中に、すりおろしたショウガを、約 5g 入れる。
(後述しますが、チューブのショウガを使う場合は、約 7.5g)

飲む目安は、1日に3杯。
また、半分を食前に、半分は食後に飲むと、なおよい。
緑茶の中の「エピガロカテキンガレート」は、ウーロン茶や紅茶には ほとんど含まれていない成分。
この成分の血圧を下げる効果が、すごいのだ。
エピガロカテキンガレートは、血液中の「血管を締める酵素」の働きを抑えてくれるんです。
ただし、注意点がある。
エピガロカテキンガレートは、80℃を超えると、壊れてしまうんですね。
お湯の温度には、気をつけましょう。
□ ドクネット

食品医学研究所の 平柳要 所長に、教えていただきます。
<しょうが緑茶に期待される効果は?>
・ 血圧を下げる。
・ 食後の血糖値を下げる。
・ 脂質異常の改善。
ショウガのジンゲロールとショウガオールには、悪玉コレステロールを減らす働きがある (イランの研究)。
また、緑茶のエピガロカテキンガレートにも、悪玉コレステロールを減らす効果が。
<チューブのショウガでもいいの?>
多少効果は落ちるが、チューブでも大丈夫。
ただし、チューブの場合は、「約 7.5g」に増やすこと。
<ニンニクは?>
ニンニクにも、殺菌効果がある。
ニンニクの辛味成分は、ネギの辛味成分と同じ。
ビタミンB1 の吸収をよくしてくれるので、疲労回復にも効果が。
豚肉と相性が良い。
□ 高知県のショウガ

高知県は、いの町。
ここは、ショウガの生産量が、日本一なんです。
なんと、「いの生姜焼き街道」なるものが、あるんですよ。
このプロジェクトには、ショウガ料理を出すお店が、たくさん参加しているのだ。
定番から、変わり種まで、様々な料理が提供されています。
「豚の生姜焼き定食」
「十八穀米豚しょうが焼き揚げカレー」
「しょうが福むすびセット」
「しょうが焼きピザ」
こんなスイーツもあります。
その名も、「ジンジャーケーキセット」。
生地に、刻みショウガが入ってるんですね。

次に向かったのは、高知特産の大生姜の畑。
ショウガは、根になる。

食用には、根ショウガ、葉ショウガ、芽ショウガが、あります。
また、ショウガを魔除けに使う地方も、あるのだとか。
(強い香りがあるからだろうか?)
□ 年末のお悩み別 ベスト薬味

最後は、年末におなじみの悩みを、薬味で解決しようという試みです。
<食べ過ぎた時>
→ 「大根」。
大根に含まれる「アミラーゼ」または「ジアスターゼ」という消化酵素が効く。
この大根に「唐辛子」を組み合わせることで、さらに消化を助けてくれる。
辛み成分「カプサイシン」が、胃腸を刺激し、活発にしてくれるんです。
大根と唐辛子で、「もみじおろし」を作れば、最高!
鍋にも合いますね。
<年末疲れに>
→ 「ネギ」。
ネギの辛味やニオイ成分に、血行を良くし、疲労物質の代謝を早める働きがある。
そのネギに合わせたいのが、「そば」。
というのも、そばには、疲労回復に効果的な「ビタミンB1」が豊富なんです。
ビタミンB1は、ネギの成分と合わさることで、より吸収されやすくなる。
そばは 食物繊維も豊富なので、腸にもよさそうだ。


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